一人暮らしやご家庭の場合、マンションでWi-Fiを使いたいけど、結局どれがいいのかわからないという方も多いはず。マンション向けのWi-Fiルーターには様々な種類があります。そのため、最適なWi-Fiルーターを選ぶには、「一人暮らし」「二人暮らし(カップル)」「ファミリー(親子)」と、それぞれの生活スタイルに合わせて製品を比較してみるべきでしょう。
今回は、上記のようにマンションでの暮らし方に合わせたWi-Fiルーターを紹介しています。
一人暮らしでもWi-Fiが必要?
マンションにてインターネットを使う場合、個別にインターネット回線を契約するのが一般的です。マンションの場合、インターネット回線は月額4,000円前後で使えることが多いのですが、各部屋でインターネットを使えるようにするためには、Wi-Fi(ルーター)を設置して電波を飛ばす必要があります。一人暮らしの場合、部屋数が少ない場合でもWi-Fiを設置している場合が多いのではでないでしょうか。有線LANだと部屋が配線がまとまらず、またWi-Fiを置くことで複数の端末につなぐことができますよね。
スマホの通信量を節約するためにも、自宅の中ではWi-Fiに繋ぐことをおすすめします。
》自宅のWi-Fiをもっと強化したい!Deco M3に注目
一人暮らしでインターネット完備物件ならWi-Fiがおすすめ
最近では、物件そのものにインターネット回線などの環境が完備されている場合もありますよね。無料でインターネットが利用できるようになっているため、非常にお得でしょう。そんな場合にも、Wi-Fiが活躍。無料の回線にWi-Fiを繋いで、複数端末で使えるようにできるからです。インターネットが無料の場合にも、Wi-Fiを用意することで、より便利な生活が送れるようになるでしょう。
一人暮らしやマンション向けWi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターには、明確にマンション向け・戸建て向けなどの区別はありません。そのため、自分自身でよく商品を比較し、部屋に最適なルーターを選ぶ必要があります。
マンション向けWi-Fiルーターは、次の3つの基準で選び分けることができます。
- Wi-Fi規格
- ビームフォーミング
- MU-MIMO
Wi-Fi規格
Wi-Fi(無線LAN)には、通信規格という標準が存在します。「IEEE802.」という複雑な文字列で始まり、その後に必ず英数字3~4つを追記するルールです。この通信規格は、Wi-Fiの通信速度の決め手にもなるため、非常に重要な要素となります。
通信規格は常に最新のものが発表されるため、通信速度はより高速になっていきます。以下で古いもの順にお伝えしていきましょう。
" loading="lazy">表の上にある通信規格ほど古いもので、それだけ通信速度が遅くなります。反対に、表の下にある規格ほど最新に近く、より通信速度も速くなります。
ビームフォーミング
ビームフォーミングとは、Wi-Fiルーターが接続する機器を自動的に判別する機能のことです。
ビームフォーミング機能のないWi-Fiルーターは、周囲360度に均等に電波を飛ばします。そのため、力が分散されて、遮蔽物や障害物があると電波が妨害されるのです。この場合、通信速度が著しく遅くなったり、途中で回線が切断してしまうことがあります。
一方、ビームフォーミング機能があると、機器に向かって集中的に電波を発するため通信品質が安定しやすくなるのです。また、遮蔽物があっても電波が妨害されません。
MU-MIMO
Wi-Fiルーターのなかには、「MIMO」や「MU-MIMO」という機能が搭載されていることがあります。
MIMOは、1代目の端末の通信が終わらない限り、2台目以降の通信が開始できません。2台目以降は待ち状態となるため、通信速度が著しく低下することがあります。
一方、MU-MIMOは、複数の接続機器があっても、それぞれ同時に通信を行います。2台目以降の機器でも、待ち時間なしで平行して通信を行えるのです。そのため、接続する機器が複数でも高い通信品質を維持することができます。
できるだけMU-MIMO搭載のWi-Fiルーターを選びましょう。
》メッシュWi-Fiが人気?その特徴を簡単解説!
一人暮らし~家庭用のおすすめWi-Fiルーター
Wi-Fiルーターは製品によって性能が大きく異なります。性能が高くなるほど費用も大きくなるため、できるだけ自分の生活スタイルに合わせて、適切なスペックのルーターを選ぶべきでしょう。
ここでは、一人暮らし・二人暮らし・ファミリー向けと3つのタイプに合わせて、おすすめのマンション向けWi-Fiルーターを紹介していきます。
一人暮らし用におすすめのWi-Fiルーター
マンションで一人暮らしの方におすすめなのは、「TL-WR902AC」というWi-Fiルーターです。
イーサーネットまたはWISP経由でWi-Fiネットワークを構築できるため、持ち運びに便利で、トラベルルーターとしても最適です。サイズは小型のメモ帳と同じほどですが、「IEEE802.11ac」の通信規格を持ち、最大733Mbpsという高速通信を行えます。
もちろん、自宅でスマホやPC用のWi-Fiるーたーとして活用するときも、遅延やストレスなく十分に活躍してくれるでしょう。
二人暮らし用におすすめのWi-Fiルーター
マンションで二人暮らし、カップルで住む場合は、「Archer A10」というWi-Fiルーターがおすすめです。
二人暮らしの場合、スマホやタブレットなどWi-Fiに接続する機器が増えるでしょう。そのため、一人暮らしのときより高性能のWi-Fiルーターが必要です。Archer A10は、最大2533Mbpsと、上記で紹介したルーターの約3.5倍のスピードを誇ります。
ビームフォーミング、MU-MIMOなどマンション向けルーターに必要な機能のほとんどが揃っています。
ファミリー用におすすめのWi-Fiルーター
夫婦や子供と一緒にマンションに住む場合、二人暮らしのときよりさらに高性能なWi-Fiルーターが必要です。「Archer C3150」は、最大3,167Mbpsの速度を誇り、二人暮らしのときに紹介したルーターより通信品質も安定しています。
また、MU-MIMOやビームフォーミングにも対応可能です。
まとめ
無料ご相談フォーム
商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。
この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!
この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!
人気記事ランキング
関連記事
スポンサーリンク