そこで今回は、無料版・有料版のビジネスチャットツールを比較していきながら、おすすめのビジネスチャットツールをご紹介していきます。
ビジネスチャットツールとは?
ビジネスチャットとは、文章でのやりとりが即時にできるコミニュケーションツールのことを言います。ビジネスシーンにおける従来の連絡方法などは、電話やメールが主流でした。
しかし、メールの場合はメールマナーが必要となり、気軽に送ることが出来ないうえに、きちんと確認されてなかったり、また見落とされるという懸念点もあります。
しかし、ビジネスチャットが登場して以降、リアルタイムでの閲覧・返信が可能となりました。メールよりも気軽に送ることができるようになり、大幅に業務効率を上げることができるようになっています。
チャットの機能
ビジネスチャットにはグループチャット機能があり、複数人と同時にチャット内で会話することができるため、アドバイスや内容共有もすぐに行うことができます。
また、ファイルの共有はもちろん、タスク管理もビジネスチャット内で行えるため、チャットツール1つでさまざまな業務を管理することができるでしょう。
無料で使えるビジネスチャットツール
ビジネスチャットツールには、無料で使えるものと有料のものがあります。
まずは使ってみたいという場合、無料のもので試してみるのも良いでしょう。しかし無料の場合、利用制限や容量制限もあるため、注意が必要です。
小人数での使用であれば、十分に無料版でも対応できるため、はじめてのチャットツールとして利用する場合は無料版でも問題ないでしょう。
無料版と有料版、おすすめは?
無料版の場合、機能制限がある場合が多く、有料版の場合、ツールによっては制限がないものもあります。外部とのやり取りが多いのであれば、有料版の導入が必要かもしれませんが、無料版でも十分対応できる場合もあります。
また、他の業務で使っているツールが使えるかどうかも確認が必要ですので、さまざまなチャットツールを比較し検討してみましょう。
Slack
製品概要
世界150ヵ国以上の企業で導入されているビジネスチャットツールで、個人だけでなく個別に指定メンバーによるチャンネルも作成可能。。外部ツールと連携することで、Slackのチャンネル上にアラートや重要情報がアップされるため、業務効率を上げることができます。ビジネスシーンでの利用が多いGoogleドライブやDropboxなど外部のサービスと連携ができるようになっている点も使いやすい点でしょう。
特徴
・シンプルなデザインで使いやすい
・個別にチャンネルを解説できる・通話機能(音声・画面)を搭載・ドラッグ&ドロップでファイル共有が可能
・セキュリティ面も安心
費用
中小企業向け | スタンダード 850円/1人あたりの月額 (年払いの場合) 960円/1人あたりの月額 (月払いの場合) |
---|---|
大規模な企業・高度な管理ツールが必要な企業向け | プラス 1,600円/1人あたりの月額 (年払いの場合) 1,800円/1人あたりの月額 (月払いの場合) |
規制の厳しい業界・ 非常に大規模で複雑な組織を持つ企業向け |
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Chatwork
製品概要
純国産のビジネスチャットツールchatworkは、個別にもグループ設定も可能なチャットツール。企業内部だけでなく、外部の方とも利用できる便利なサービスであり、海外での提供も始まっているツールです。
デザインや使い勝手もシンプルなため、効率的に情報共有が可能。
パソコンやスマートフォンなどのマルチデバイスで利用できるのも特徴でしょう。
特徴
・国産なので使いやすく見やすい
・マイチャットは自分のみ使用可能で、メモとしても最適
・送信後でも編集や送信取り消しが可能
・期日と担当者を指定できるタスク管理
・高いセキュリティ性
費用
個人向け | パーソナル:月額400円/1ユーザー |
---|---|
組織向け | ビジネス:月額500円/1ユーザー 月間契約の場合は600円/月 |
管理機能強化 | エンタープライズ:月額800円/1ユーザー 月間契約の場合は960円/月 |
LINE Works
製品概要
多くの人が利用している「LINE」の使い勝手そのままに、仕事で活用できる機能が備わった、ビジネス版LINEと言えるのが「LINE WORKS」です。
自分だけでなくメンバーのスケジュール管理ができるカレンダー機能や、出欠確認・意見調査に使えるアンケート機能、業務のやりとりが効率的に進められるチャットボット機能などが備わっています。
誰もが使い慣れたデザイン・仕様なので、新しく落とし込む必要なく、使いこなせないという問題が解消されます。ビジネスチャットツールの中では珍しい「既読機能」があるため、読んでいることが相手にわかり、何かしらのアクションを行わなくてはならない気持ちが働きます。
特徴
・誰もが使っている「LINE」と同じデザイン、操作性
・ビジネスで使える豊富な機能
・セキュリティ性の高さ
費用
プラン | 料金 | |
---|---|---|
初めての方向け | フリー | 無料 |
小規模企業向け | ライト | ・年契約:1人 300円/月 ・月契約:1人 360円/月 |
グループウェア向け | ベーシック | ・年契約:1人 500円/月 ・月契約:1人 600円/月 |
管理機能強化したい企業向け | プレミアム | ・年契約:1人 1,000円/月 ・月契約:1人 1,200円/月 |
Microsoft Teams
製品概要
Microsoft社が提供する「Microsoft Teams」は、同じくMicrosoftが提供する「Office 365」の有料プランに含まれるチャットツールです。なお無料版でも基本的な機能であれば、利用することが可能です。
「Microsoft Teams」は、組織やプロジェクトごとにチャットルームを作成し、チャットや通話、ファイルの共有などが可能。Microsoft Office系ソフトとの連携が充実しており、Office365のほかWordやExcelなどのソフトを利用している企業にとっては、非常にメリットのあるサービスといえます。
また「Microsoft Teams」の大きな特徴として、最大1,000人まで参加が可能なオンライン会議機能と、ソフトバンクの「Uni Talk」を使った電話システムがあります。
特徴
・Microsoft Office系ソフトとの連携がスムーズ
・最大1,000人が参加できるオンライン会議
・月額800円で固定電話番号が利用可能
費用
プラン | 料金 | |
---|---|---|
初めての方向け | Microsoft Teams | 無料 |
中規模企業向け(チャットメイン) | Microsoft 365 Business Basic | 年契約:1人 540円/月 |
中規模企業向け(生産性向上) | Microsoft 365 Business Standard | 年契約:1人 1,360円/月 |
大規模企業向け(フルサポート) | Office 365 E3 | 年契約:1人 2,170円/月 |
Workplace
製品概要
「Workplace」は、世界中で利用されているSNS「Facebook」が提供しているビジネスチャットツールです。基本的な使い方やインターフェースは、Facebookに似ているので、普段からよくFacebookを活用する方であれば、スムーズに導入が可能です。
ただし個人で利用するのとは少し違い「Workplace」には、ビジネスに特化した機能が充実しています。社員同士の繋がりや、人の広がりを重視したコンセプトで、企業内の人間関係を深めていくような機能が豊富です。
本来であれば、特定のグループやチームの会話の中でしか話が広がらなかったものが、Workplaceでは、参加していないグループの話題も、一部ニュースフィードのように流れてくるので、そこでリアクションするなどして発展していく仕組みです。
特徴
・元々Facebookユーザーなら導入しやすい
・G-Suite、Office 365、Zoomなどと連携が可能
・46の言語へ即時に翻訳
・ライブ動画の配信機能あり
費用
プラン | 料金 | |
---|---|---|
チームおよび組織全体向け | アドバンス | 月額$4/人 |
複雑な組織 | エンタープライズ | 月額$8/人 |
※アドバンスプランは、30日間無料体験が可能。
無料版がおすすめのユーザー
無料版の場合は人数制限があるため、基本的に個人間でのやり取りがメインの方で、対応人数が少ない方や、まずは試してみたい方が対象になります。また、コストをなるべくかけたくない場合も無料版を利用するのが良いでしょう。
有料版がおすすめのユーザー
有料版の場合は、企業規模でチャットツールを取り入れたい方や、やり取りが多い場合が対象になります。
有料版を導入するメリット
有料版のメリットは、ユーザーの利用制限がないことや、機密性が高くセキュリティ面でも安心な点です。有料版は特にビジネスシーンに対応しているため、長くチャットツールを使っていきたい場合も長い目でみると、有料版の方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
手軽にリアルタイムでコミュニケーションを取ることで、業務の効率化を図ることができます。リモートワークが推奨されている今、どこにいても円滑なコミュニケーションがとれるチャットツールで業務の効率化を図ってみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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