クラウドPBXとは?仕組みやメリット・デメリットを構成図付きでわかりやすく解説!【2024年最新】

「クラウドPBXとはどんな仕組みのシステム?」
「クラウドPBXにすると電話番号は引き継げる?」


クラウドPBXとは、従来オフィス内に設置しているPBX(電話交換機)をクラウド上に設置し、インターネット上で利用できるサービスです。

しかし、導入にあたって「クラウドPBXの失敗しない選び方は?」「システムのXの構成図は?」といった疑問を抱いてる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、クラウドPBXについて、仕組みや機能、メリット・デメリットを解説し、おすすめサービスを13選を徹底比較します!

クラウドPBXの選び方やおすすめサービスも紹介しているので、導入を検討している方に必見の内容です!

▶クラウドPBXの仕組みを徹底解説!

クラウドPBXとは?わかりやすく解説!【構成図】

仕組みを構成図

クラウドPBXとは、従来オフィス内に設置している PBX(電話交換機)をクラウド上に設置し、インターネット上で利用できるサービス です。

インターネットがつながる環境さえあれば、内線や外線、電話転送を利用でき、ビジネスフォンと比較して通話料金が安い点が魅力です。

さらに、 ビジネスで信頼性の高い、市外局番を取得できるサービスもあるため、オフィスで使用する電話機として非常におすすめです。

そもそも「PBX(電話交換機)」って何?

PBXとは、電話交換機を意味する「Private Branch Exchange」の略称です。

PBXを設置することで複数の電話回線を集約できるので、「外線と内線との接続」や「内線同士の通話をコントロール」することが可能になります。

クラウドPBXの構成図

構成図

クラウドPBXの仕組み

電話交換機が無い

クラウドPBXは、従来のPBXのように 電話交換機本体をオフィス内に設置する必要がありません

設置場所も取らず工事も不要なので、オフィスレイアウトを気にすることなく、簡単に電話環境を整えられます。

さらに電話機や回線の増減、内線番号の設定も、すべてWEB上の管理画面から行えるので、定期的なメンテナンス費用もかからずコスト削減に効果的です。

  従来のPBX クラウドPBX
電話交換機本体 あり
→オフィス内や建物内に設置
なし
→クラウド上に設置
電話回線の工事
機器の設置
必要
→時間と費用がかかる
不要
電話機や回線数の増減
内線電話の設定
業者に依頼 WEB上の管理画面から
定期メンテナンスなどの
保守サービス
必要
→費用面・工数面ともに発生
不要

▶関連記事:クラウドPBXの仕組みを徹底解説!

スマートフォンで内線通話

クラウドPBXを利用することで、 スマートフォンを子機として登録し、内線電話を受けられます

内線は無料なので、社員のスマホへの通話料を削減できるほか、外出している社員とも連携が取りやすくなるため、業務の円滑化にも繋がります。

▶関連記事:スマホ内線化の方法とは?クラウドPBXの登場でビジネスフォンはどう変わる?

クラウドPBXの機能

基本機能

クラウドPBXには、 転送機能留守電機能など、従来のビジネスフォンで利用できる機能が備わっています。

転送機能は、お客様の要件に応じて、自動で振り分けることができ、人件費の削減や業務の効率化が図れます。

留守電機能は、電話をかけてきたお客様の伝言メッセージを預かる機能です。移動時間や会議などで電話に出られない場合に活用できます。

簡単・スムーズな設定変更

クラウドPBXでは、 内線番号の追加や削除、変更といった設定をブラウザから簡単に行えます

オフィスの移転や部署のレイアウト変更の際にも、サービス提供会社に連絡する必要なく、自分たちで電話環境の設定変更が可能です。

IVR機能

IVR機能とは、 お客様の用件を担当者の代わりに確認する機能です。

「購入に関する問合せは1番、製品の使い方の問合せは2番……」というようにガイダンスを流して、お客様の用件を確認します。

ACD機能

ACD機能とは、 着信を自動的に振り分ける機能のことです。

用件に合わせて該当部署に振り分けたり、オペレーターのスキルに合わせて振り分けたりできます。

通話録音機能

通話録音機能は、 自動で録音できる機能です。

オペレーターへの着信の順番を決めたり、一定時間が経過しても応答がない場合に別のオペレーターに振り分けたりできます。

CRM機能

CRM機能とは、 着信番号からデータを参照し、名前や住所、企業名といったお客様情報を表示できる機能です。

過去に他のオペレーターが電話を受けた場合は、通話メモも確認できるので、お客様一人ひとりに合わせた応対が可能になります。

編集部

クラウドPBXによっては、CRM機能の代わりに「電話帳の共有機能」が付いている場合もあります。

CTI機能

CTI機能とは、 コンピューターと電話が連携して、電話の応対業務を効率化する機能です。

トークスクリプトを共有できたり、架電件数・応答率をレポートにまとめてくれたりするので、電話業務全般を効率化できます。

クラウドPBXの料金相場

クラウドPBXの料金相場
初期費用 1万円~5万円
月額費用 月額利用料金 1回線あたり1,500円~2,500円
オプション費用 0円~3,500円
通話料金 固定電話(市内):約8円/3分
固定電話(市外):約8円/3分
フリーダイヤル:約10円/1分~約10円/3分
スマートフォン:15円~16円/1分

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)は、 1万円~5万円が相場です。

具体的には、サーバーの登録、ネット回線の取得、電話機同士を接続するためのシステム設定などで、初期費用が必要になります。

なお、内線数を増やしたり、スマホとセットで申し込んだりすると、やや高額になるケースが多いです。

クラウドPBXの月額費用(ランニングコスト)

クラウドPBXの月額費用(ランニングコスト)は、「月額利用料金」「オプション費用」「通話料金」が含まれます。

規模や料金プランにもよりますが、トータルで 1,500円~数万円くらいが相場です。

また通話録音やIVR機能、CRM機能などのオプションをいくつ追加するかでランニングコストが変わるので、必要な機能だけを追加しましょう。

▶関連記事:クラウドPBXの価格や料金相場を徹底解説!おすすめ3選の比較から選び方を解説

クラウドPBXとIP-PBX、ビジネスフォンの違いを比較

  クラウドPBX IP-PBX ビジネスフォン
ハードウェア ソフトウェア
初期費用 事務手数料
  • PBX主装置代
  • 設定費用
  • サーバー代
  • ソフトウェア代
  • PBX主装置代
  • 電話回線工事費
  • 電話加入権
運用費用
  • 月額料金
    Lインターネット、PBX
  • 外線通話料
  • 月額料金
    Lインターネット、PBX
  • 外線通話料
  • 機器のメンテナンス、修理費
  • 月額料金
    Lインターネット、PBX
  • 外線通話料
  • サーバーの保守費用
  • 外線通話料
  • 機器のメンテナンス、修理費
使用する回線 インターネット回線 インターネット回線 電話回線
使用できる端末
  • IP固定電話機
  • スマートフォン
  • パソコン
  • タブレット
  • IP固定電話機
  • スマートフォン
  • パソコン
  • タブレット
ビジネスフォン
音声品質 やや高い
Lインターネットの通信状況によって不安定になる場合がある
やや高い
Lインターネットの通信状況によって不安定になる場合がある
高品質で安定
導入・設定時の難易度 低い
L電話機の増減、設定変更が可能
高い
L機器や配線工事が必要
低い
L電話機の増減、設定変更が可能
高い
L機器や配線工事が必要
セキュリティ 高い
Lベンダーが常時監視しているため
高い
L攻撃されにくい
やや低い 高い
BCP対策 停電時やインターネット回線の停止時は利用できない 停電時やインターネット回線の停止時は利用できない
  • 主装置に内蔵バッテリーを持たせておくと、停電時にも利用可能
  • 1つの拠点が多大な被害を受けると業務再開に時間がかかる
メリット
  • 内線を使って無料通話可能
  • 外出先やテレワークでも利用可能
  • 内線を使って無料通話可能
  • ビジネスフォンに比べて外線通話料が安い
  • 外出先やテレワークでも利用可能
03など地域電話番号を取得でき、信頼性が高い
デメリット
  • 110など発信できない番号がある
  • 03などの地域電話番号を使えないサービスがある
  • 110など発信できない番号がある
  • 03などの地域電話番号を使えないサービスがある
  • 社外での通話には通話料がかかる
  • 転送料金がかかり、外線料金も高い
  • 利用が社内に限られる

▶関連記事:【BCP対策にクラウドが最適な理由】メリット、注意点などを徹底解説!

クラウドPBXと従来のビジネスフォンとの違い

従来のビジネスフォンは、PBX(電話交換機)の主装置を社内に設置し、各電話機と接続します。

一方でクラウドPBXは、PBX(電話交換機)をクラウド上に設置し、インターネットに接続してビジネスフォンの機能を利用します。

そのため、 従来のビジネスフォンは社内でしか会社番号を利用できませんが、クラウドPBXは外出先でも会社番号を利用できる上に、社員のスマホも内線化可能です。

編集部

クラウドPBXと比べて、ビジネスフォンは転送料金がかかり、外線料金も高いです。

クラウドPBXとIP-PBX(IP電話)との違い

IP-PBXは、 インターネット回線を利用したIP電話交換機を社内に設置します。

つまりクラウドPBXとIP-PBXは、どちらもインターネット回線を利用しますが、 「物理的な主装置が必要かどうか」において異なります

クラウドPBXは、仮想の主装置をクラウド上に設置する一方、IP-PBXは社内に物理的な主装置を設置する必要があるため、交換機の取付工事が発生します。

クラウドPBXの種類

機器設置型

クラウドPBXは、大きく2種類に分けられており、その一つが「機器設置型」です。

機器設置型とは、 オフィス内に「専用アダプター(VoIPゲートウェイ)」や「IP-PBX」を設置するタイプのクラウドPBXです。

VoIPゲートウェイとは、電話回線とインターネット回線を中継する役割を持つ機器で、IP-PBXとは、インターネット接続ができるPBX(主装置)のことを指します。

完全クラウド型

完全クラウド型とは、 機器設置は完全不要の、PBX(主装置)がクラウド上で完結するクラウドPBXです。

インターネットがつながる環境さえあれば、すぐに利用できるメリットがあります。

その点、電話番号が引き継ぎできるサービスが少なかったり、通話品質が良くなかったりするデメリットもあります。

クラウドPBX構築・利用に必要なもの

クラウドPBX構築・利用に必要なもの
  • クラウドPBXサービスの契約
  • インターネット環境
  • 電話回線の引き込み(任意)
  • 機器の設置(任意)
  • アプリのインストール・設定(任意)

クラウドPBXの利用には、 光回線やWi-Fi、携帯通信などのインターネット環境が必須です。

つまり現在、インターネット環境が整っていれば、すぐにクラウドPBXを導入できます。

インターネット回線にも様々な種類がありますが、回線速度や通信の安定性を考慮すると光回線がおすすめです。

クラウドPBXを利用できる端末

クラウドPBXを利用できる端末
  • スマートフォン(モバイルフォン)
  • パソコン
  • タブレット
  • IP電話機(SIP端末)

スマホやパソコン、タブレットは、専用のアプリをダウンロードすることでクラウドPBXを利用できます。

IP電話機(SIP端末)の場合は、LANケーブルを接続することで利用できます。

特に、スマホやパソコン、タブレットはより手軽にクラウドPBXを利用でき、外回り営業やテレワークに最適です。

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クラウドPBXを導入するメリット

クラウドPBXを導入するメリット

​​​​​​場所を問わず会社番号を受発信できる

クラウドPBXは、インターネットにさえ接続できれば、私用スマホでも会社にかかってきた電話に対応できます。

外出先でも電話対応ができるため、顧客の機会損失を減らし、電話取次業務の効率化も期待できます。

また、私用スマホから会社の番号で発信もできるため、 テレワーク時に電話対応するためだけに出社する必要がなくなります

社員同士の通話は内線扱いになり通話料を削減できる

クラウドPBXは、社員同士の通話は内線扱いになるので、通話料が抑えられてコスト削減が期待できます。

クラウドPBXは、 インターネット回線を利用して使うため、場所を問わずどこででもスマートフォンの内線化が可能です。

また転送電話も無料で利用可能で、毎月発生する通信費を抑えることで、ランニングコストの削減につながります。

電話機や配線工事が不要で初期費用を削減できる

クラウドPBXを導入することで、従来のPBXよりも導入費を抑えることができます。

社内に交換機の設置が必要ないため、 設置工事や配線工事にかかる導入費を大きく抑えられます

編集部

電話機や配線工事が不要なので、インターネット環境が整っていれば、すぐに利用できる点もメリットです!

増設・移設・オフィスのレイアウト変更に柔軟に対応できる

クラウドPBXは、 設定変更をWebブラウザやアプリ上で簡単に行えるので、オフィスの増設、移設、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。

例えば、電話番号や回線数の設定、時間ごとの受信先変更などが可能です。​​​​

また、必要な機能だけを選べるのも特徴の一つで、 機能の削除や追加も業者に依頼する必要がありません。

多機能で拡張性に優れている

クラウドPBXは、 IVRやCRMといった追加機能を自由に組み合わせることが可能なので、コールセンターを拡張したり、テレワークを構築したりするのに最適です。

クラウドPBXは価格が安いだけではなく、ビジネスフォンの基本機能に加えて、クラウドサービスならではの便利な機能も揃っています。

テレワークやコールセンターの電話環境をお得に構築できるので、コストの関係で環境構築が進んでいなかった企業にもおすすめです。

様々な端末を電話機として使える

クラウドPBXは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの様々な端末を電話機として使えます。

そのため、 「外回り営業担当の社員にはスマートフォンを」「オフィスで電話を受ける事務担当の社員にはパソコンを」というように、状況に合わせて端末を割り振りできます。

最近では、クラウドPBXを導入したタブレットをオフィスの受付システムとして利用する企業も多く、コールセンターだけにとどまらず幅広いシーンで利用できます。

電話の取次の負担を削減できる

クラウドPBXは、電話の取次ぎ作業の負担を削減できます。

例えば、外回り営業中の社員宛て着信をオフィスで受けた場合も、 電話を保留にして、担当社員へ取り次いだり転送したりできます

また、テレワーク中の社員と外回り営業中の社員とでオフィスが無人の場合でも、オフィスの電話機とスマホに着信が来るので、電話の取りこぼしを防げます。

クラウドPBXを導入するデメリット

クラウドPBXを導入するデメリット

通話品質がネット環境に左右される

クラウドPBXは、インターネット回線を用いるので、ネット環境によって音質が不安定になりやすいです。

例えば、 地下や高所などの電波が届きにくい環境や、 駅などの人が集中する空間では、音質の乱れが現れる可能性があります。

編集部

なるべく音質を安定させるには、安定したインターネット回線が必要です。

サービスによっては電話番号を引き継げない

現在利用中の電話番号をそのまま継続して利用したい場合、サービスによっては番号を引き継げないこともあります。

電話番号を変更すると、取引先への連絡や、名刺とHPの更新など対応が大変になるため、 電話番号を引き継げるか事前に確認しましょう。

使い方によってはランニングコストが高額になる

クラウドPBXは、主装置の設置や配線工事が不要なので初期費用がほとんどかかりませんが、月額料金は発生します。

人数や利用端末台数が適切でないプランや、使わない機能付きのプランを選ぶと、思っていたよりも割高になることがあります。

自社の規模に最適なプランを選び、ライセンス料も含めて、トータルで計算しましょう。

FAXが使えない場合がある

クラウドPBXを導入すると、 今までのFAX機が使えなくなってしまう場合があります

FAX通信はアナログ回線を利用していることがほとんどのためです。

業務の関係でFAXの利用を続けたい場合は、以下の対処法を試してみてください。

FAXが使えない場合の対処法

  • 専用アダプターを付ける
  • FAX番号だけアナログ回線に戻す
  • インターネットFAX機能を使う

▶関連記事:インターネットFAX16選を徹底比較!おすすめや選び方を解説!

▶関連記事:インターネットFAXのおすすめ比較10選!無料サービスや機能、料金について徹底解説

希望の電話番号を利用できない場合がある

電話番号には「03(東京)」「06(大阪)」「080」「0120」などさまざまな種類が存在しますが、クラウドPBXによって利用できる電話番号は異なります。

そのため、オフィス移転の際に番号の変更ができない可能性があります。 ​事前に電話番号の取り扱い種類を見て、選ぶようにしましょう

クラウドPBXで利用できる電話番号「市外局番」「050」「フリーダイヤル」の違い

  電話番号 特徴
市外局番
(0ABJ番号)
  •  東京の「03」
  • 大阪の「06」など
  • 従来、固定電話機からしか発信できなかった
    →クラウドPBXでは、加入権を購入せずに市外局番を利用できるようになった
  • 市外局番から発信することで、相手先への信頼度が高まる
050
  • 「050」から始まる11桁の番号
  • 固定電話に比べると品質基準はそれほど高くない
  • 通話品質はやや低下する
  • 固定電話に比べ番号取得までの期間が短い
  • 引っ越しや移転の際も番号の継続利用が可能
  • 通話料金が安い
フリーダイヤル
  • 「0120」
  • 「0800」
  • 通話料金をかけずに電話できるため、お客様の企業イメージが良くなる
  • 気軽に商品やサービスについて問い合わせしてもらえる
  • 前半の4桁の番号が固定なので番号を覚えてもらいやすい
  • 外出先でもフリーダイヤルの着信を受けられる

緊急電話がかけられない

クラウドPBXは、 110番や119番といった特殊番号に電話をかけることができません

緊急時にクラウドPBXを使う場合は、地域の交番や警察署に直接電話をかけることになるので、あらかじめ電話番号を控えておきましょう。

サービスによってはセキュリティに不安がある

クラウドPBXのサービス提供会社によって、セキュリティの高さが違うという点に注意する必要があります。

セキュリティ対策が不十分の場合、 クラウドPBXが乗っ取られてしまい、個人情報が流出するといったトラブルが想定されます。

このようなリスクを避けるために、 セキュリティ対策をしっかり行っているサービスを選びましょう 。

▶関連記事:クラウドPBXのメリットとデメリットを徹底解説!PBXの種類や仕組みまで紹介

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クラウドPBXの導入で失敗しないための比較ポイント

クラウドPBXの導入で失敗しないための選び方ポイント

導入できる規模と自社の規模が合っているか

クラウドPBXは、数十名〜数百名の導入を想定したプランを設けているサービスがほとんどです。

数千名規模の企業への導入になると、特注もしくは選べるサービスが減ってしまう可能性もあります。

自社の規模に対して、コストパフォーマンスが高いサービスを選ぶことが重要です。

自社が求める機能が備わっているか

クラウドPBXは基本機能として、 内線や外線、転送が使えます。

サービスによっては、IVRやCTIなど、自社の電話環境をより効率化させるツールを備えている場合もあります。

コールセンターなどで電話を利用したい場合はIVRや録音機能、顧客電話対応を行う場合はSFAやCRMツールとの連携機能がおすすめです。

トータルコストが予算内か

クラウドPBXは、初期費用に加えて、月額もしくは年額でのランニングコストが発生します。

そのため、 オプション費用や通話料なども加味し、トータルコストが予算内か想定してサービスを選びましょう。

なお、使う人数が増えれば増えるほどコストがかさむので、規模の大きい企業であれば、オンプレミス型のほうが運用コストを下げられる可能性もあるでしょう。

通話品質(音質)が高いか

通話の品質や音質は、時にお客様とのトラブルを招く可能性もあるので、 事前に口コミなどを確認して参考にするのがおすすめです。

特に、品質や音質はサービスによって偏りがあるため、あえて事前に試してもらえるようにと、無料トライアル期間を設けている場合もあります。

無料のトライアルは、1度に複数のサービスを試すこともできるので、同時に比較して検討するのもよいでしょう。

管理画面は使いやすいか

クラウドPBXは、設置場所変更や内線設定の変更が発生すると、従来のように業者に依頼して対応してもらう必要がありません。

​​​​​​​設定変更は自社で行う必要があるため、 機械が苦手な人でもメンテナンスが簡単にできるかも重要なポイントです。

​​​​​​​管理画面がシンプルでわかりやすいか、簡単に操作できるかなど、導入前のトライアルで確認しておくことをおすすめします。

電話番号はそのまま使えるか

電話番号が変更になると、取引先への共有や名刺の記載変更など、対応にかなりの負担がかかります。

​​​​​​​​​​​​​​そのため、 現在の電話番号がそのまま使えるかという点も重要なポイントです。

​​​​​​​また新しく発番する際は、03(東京)や06(大阪)など、 自社で使いたい番号を発番できるかという観点で比較しましょう。

API連携できるか

クラウドPBXを導入する前には、 自社で使っている外部システムに連携できるかもチェックしましょう。

​​​​​​​​​​​​​​CTIやCRMなどの外部システムと連携できることで、その都度連絡先を登録したり、別のリストから連絡先を探したりする必要がなくなります。

​​​​​​​​​​​​​​現在の利便性だけでなく、将来機能を拡張したいときもスムーズに対応できるので、汎用性の部分も検討材料になり得るでしょう。

導入実績や口コミが良いか

クラウドPBXを検討する際は、サービスの導入実績や口コミも確認しておきましょう。

​​​​​​​「大手企業での導入実績」「導入企業数の多さ」などは、 メーカーの技術力や信頼性などを測る指標となります

​​​​​​​​​​​​​​また、総務省が実施している通話品質調査結果を公表していると、通話品質における信憑性が高いでしょう。

導入・運用時のサポートが受けられるか

クラウドPBXを選ぶ際は、サポート体制も重視したいポイントです。

​​​​​​​​​​​​​​サービスによって、問い合わせ対応のみの場合もあれば、初期設定や運用サポートまで対応しているところもあります。

​​​​​​​​​​​​​​クラウドPBXは、取引先やお客様とやり取りをする欠かせないツールなので、 不具合時にサポートを受けられるかどうか運用面にも強いサービスを選んだほうが安心です。

セキュリティが高いか

クラウドPBXは、インターネットを通じて受発信を行う仕組みのため、 ネットワーク攻撃やウイルス感染などの危険性があります。

​​​​​​​​​​​​​​安心して電話業務を行うために、通信の暗号化やウイルスチェックなどの基本的な対策に加えて、二段階認証やVPNネットワーク構築などのより強固なセキュリティ対策があるサービスがおすすめです。

【厳選】おすすめクラウドPBXサービス13選を比較!

NTT東日本・NTT東日本や、ソフトバンク・KDDIなどの大手キャリア以外にも、クラウドPBXを提供している事業者は数多く存在します。

以下では、コストパフォーマンスや機能性に優れたクラウドPBXのおすすめサービス13選をご紹介します。

それぞれの仕様や料金体系などを比較し、自社に最も適した製品を見極めましょう。

CLOUD PHONE|中小企業の導入実績豊富!

クラウドフォン

CLOUD PHONE(クラウドフォン)とは、株式会社Wizが運営している、 低コストで電話番号をスピード発番できるクラウドPBXです。

CLOUD PHONEは、従来までのPBXサービスと違い、設備導入費や維持・メンテナンス費も不要な点が魅力です。

余計な設備がいらないうえ、導入後に発生しがちな移転や電話機の追加といった、プラスアルファの運用費も一切かかりません。

さらに、ビジネスフォンよりも機能が豊富で、スマホやパソコンから会社番号に受発信できるため、外出時やテレワークにも対応できます。

▶関連記事:CLOUD PHONE(クラウドフォン)とは?機能や料金、導入におすすめな企業を徹底解説!

クラウドフォン
月額料金
  •  1アカウント:770円
       +
    管理システム:7,150円
       +
    えらべる番号料金
     L050番号:330円
       市街局番:1,100円
       0120番号:2,200円
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 全国14都道府県の市外局番
  • 050番号
  • 0120番号
対応できる導入規模 個人事業主~中小企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • スマホで会社番号受発信
  • スマホで内線通話
  • 外出先への転送電話
  • 通話録音機能
  • 複数の番号契約
  • 複数の番号契約
  • SMSの自動送信
  • IVR機能
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ
クラウドPBXならCLOUD PHONE!

トビラフォンCloud|個人のスマホをビジネスフォンとして活用

トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)

トビラフォンCloudは、電話業務の効率化を目指したい企業におすすめのクラウドPBXです。 業務効率化を進めるオプションが豊富に用意されています。

誰が電話対応中か一目でわかる「ステータス管理」や、誰が何件受電対応したかわかる「利用状況の可視化」を使うことで、従業員の管理が簡単に行えます。

導入規模は中小企業から大企業まで幅広く対応しており、最短翌営業日には導入できるので、クラウドPBXをスピード導入可能です。

トビラフォンCloud
月額料金
  • 2名で利用:3,300円
  • 20名で利用:3万7,400円
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 市外局番
  • 050番号
  • 0120番号
対応できる導入規模 個人事業主~中小企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • ナンバーポータビリティ
  • アプリで電話番号の使い分け
  • 迷惑電話のフィルタリング
  • 発信元の電話番号を特定
  • 紛失時の電話ロックアウト
  • ユーザーの状態表示
    ステータス設定  など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

モバビジ|導入時のコスト0円!

モバビジ(クラウドテレコム株式会社)

モバビジは、 初期費用0円で業界最安値に挑戦している、いつでもどこでも使えるオフィス電話サービスです。

スマートフォンアプリでどこでも会社の電話の発着信が可能で転送不要です。電話機は新品のPanasonic製最新IP電話機がすぐに届きます。

機器が届いたらコールセンターに電話するだけで即利用可能になります。

モバビジ
月額料金 要問合せ
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 0ABJ番号
対応できる導入規模 中小企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 着信、発信
  • 保留転送
  • クラウド電話帳
  • テキストチャット
  • 音声ガイダンス
  • 着信優先機能 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ  
メンテナンス作業の簡単さ

MOT/TEL(モッテル)|多機能なクラウドPBX

MOT/TEL(モッテル) (株式会社バルテック)

MOT/TELは、20端末まで4,980円の定額制で利用できる、 業界最安値レベルの料金体系で人気の高いサービスです。

社員や拠点間の電話料金や設備費用、転送料金なども無料なほか、解約する際の違約金なども発生しません。

現在使っている電話番号が引き継げるほか、電話の利用はスマホにアプリをインストールするだけのため、キャリアに依存することなく誰でも簡単に利用できます。

MOT/TEL(モッテル)
月額料金
  • スタンダード:4,980円
  • ミドル:8,500円
  • プレミアム:3万8,000円
  • プラチナ:9万5,000円
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 050番号
  • 0120番号
  • 0800番号
  • 市外局番
対応できる導入規模 個人事業主~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 内線電話
  • スケジュール設定
  • 保留転送
  • チャット
  • 名刺管理
  • クラウド電話帳
  • ネットFAX
  • IVR
  • 受付システム
  • 出退勤管理 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

ひかりクラウドPBX|安心のNTT品質!

ひかりクラウドPBX(NTT東日本)

ひかりクラウドPBXは、NTT東日本が提供するクラウドPBXです。導入実績は10万件を突破しているので、 安心感のある製品を探している企業におすすめです。

今までのビジネスフォンやPBXと連携できるので、段階的にクラウドPBXを導入することもできます。

ひかりクラウドPBXは、大企業向けのサービスなので、少人数で利用を考えている方には、費用が高く設定されています。

ひかりクラウドPBX
月額料金
  • 10IDパックプラン:1万1,000円~
  • 20IDパックプラン:2万900円~
  • 30IDパックプラン:2万7,500円
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 市外局番
対応できる導入規模 中小企業~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 内線通話
  • 外線の取り次ぎ
  • 複数番号への転送
  • スマートフォンの内線利用
  • ダイヤルイン など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

MiiTel(ミーテル)|スタートアップから大企業までおすすめ

MiiTel(ミーテル) (株式会社RevComm) 

MiiTelは、 営業電話の可視化・効率化に特化したサービスで、売上アップ、セルフコーチング、リモートワーク対応を実現します。

通話機能に加えて、業務効率向上機能、コールセンター機能、外部連携、セキュリティなど、豊富な機能が魅力です。

オペレーターのスキルアップ支援も行っているので、電話業務の基盤を整えたい企業におすすめです。

MiiTel(ミーテル)
月額料金 5,980円
通話品質・音質
利用可能な電話番号 要問合せ
対応できる導入規模 中小企業~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • IP電話
  • 自動録音
  • 文字起こし
  • 通話のスコアリング
  • IVR/待ち呼
  • キューイング
  • SFA/CRM連携 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

BIZTELビジネスフォン| 最短5日でスピード導入可能

BIZTELビジネスフォン(株式会社リンク)

BIZTELビジネスフォンは、 最短5日でスピード導入できるクラウド型IPビジネスフォンサービスです。

​またBIZTELビジネスフォンは、​​​​​​小規模からスタートでき、利用人数の増減に合わせてプランの変更が可能です。

オフィスが大きくなっても使い続けられる拡張性が魅力なので、将来的に会社の規模を大きくしていきたい企業におすすめです。

BIZTELビジネスフォン
月額料金
  • ライト:2万1,000円
  • スタンダード30:8万円
  • スタンダード50:13万5,000円
  • スタンダード70:19万
  • スタンダード90:24万5,000円
  • スタンダード110:30万
  • スタンダード130:35万5,000円
  • スタンダード150:41万
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 市外局番
  • 050番号
  • 0120番号
対応できる導入規模 中小企業~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 代表番号発着信
  • IVR
  • 全通話録音
  • 音声認識・テキスト化
  • CRM連携
  • API連携
  • セキュリティプラス
  • 2段階認証 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

ナイセンクラウド|行政や病院などへの導入実績あり

ナイセンクラウド(アイティオール株式会社)

ナイセンクラウドは、電話の03番号や0120番号はもとより、外出先・拠点・海外、どこでも発信・着信・内線化が可能なクラウド型PBXです。

上場企業から個人事業主様まで、 行政や病院などへの導入実績もあります

電話機やパソコン、NTTドコモ、au、Softbank、Y!mobile、SIMフリーのスマホにも対応しています。

ナイセンクラウド
月額料金
  • ライト:2,000円    
  • ペア:5,000円
  • プロ:1万円
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 050番号
  • 0120番号
  • 0800番号
  • 市外局番
対応できる導入規模 個人事業主~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 留守電のメッセージをメール送信
  • 対象時間別の着信ルール設定
  • 特定番号の着信拒否
  • 電話履歴をWebで確認 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

GoodLine|低価格×高機能!

Good Line

Good Lineは、ロケーションフリーの内線構築が可能な、低価格・高機能のクラウドPBXで利用する会社電話システムです。

工事不要、業者いらずで誰でも簡単に会社電話をWEBから設定変更可能になります。

わかりやすい料金プランのため、自社に合ったプランを選びやすい点がポイントです。

Good Line
月額料金
  • GoodLineSOHO:3,000円
  • GoodLine:1,000円+基本料金
  • GoodCall:4,000円+基本料金
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 050番号
  • 0120番号
  • 0800番号
  • 市外局番
対応できる導入規模 中小企業~上場企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 発信番号設定
  • 着信番号設定
  • 通話保留転送
  • 音声ガイダンス
  • IVR(自動音声応答)
  • 混雑中ガイダンス
  • 全通話履歴・検索
  • クラウド電話帳 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

03plus|発信の回数が多い場合におすすめ

03plus(株式会社グラントン)

03plusは、株式会社グラントンから提供されている機能が豊富なクラウドPBXです。

1IDあたり月額1,000円で10分までの通話が無料になるので、 発信の回数が多い場合におすすめです。

また、30ID以上の法人・地方自治体向けに「03plus エンタープライズ」が用意されています。

03plus
月額料金 980円
通話品質・音質
利用可能な電話番号
  • 約46種類の市外局番
  • 050番号
  • 0120番号
  • 0800番号
対応できる導入規模 個人事業主~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 内線電話
  • パーク保留
  • WEB電話帳
  • クラウドFAX
  • 通話録音
  • 受付アプリ
  • IVR
  • 留守レポ など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

Arcstar Smart PBX|キャリアが違っていても利用可能

Arcstar Smart PBX(NTTコミュニケーションズ株式会社)

Arcstar Smart PBXは、クラウド上にあるIP電話サーバーを使い、PBX機能と内線機能のクラウド化を実現しています。これにより設備費用や保守対応のコストを削減します。

クラウド上にサーバーを置くため、スマホやパソコンなどさまざまな端末で内線電話を利用できます。

電話会社や携帯電話会社に依存する必要がないので、 キャリアが違っていても利用することが可能です。

Arcstar Smart PBX
月額料金
  • 契約基本料:5,500円
       +
    ID利用料:550円
通話品質・音質
利用可能な電話番号 要問合せ
対応できる導入規模 中小企業~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • 内線電話 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

TramOneCloud【旧 UNIVOICE】|高品質な音声が魅力

TramOneCloud【旧 UNIVOICE】(トラムシステム株式会社)

TramOneCloud(旧 UNIVOICE)は、世界の中小企業向け電話システムでNo.1のシェアを誇る、 高品質な音声が魅力のクラウドPBXです。

契約人数の増減は自由なため、個人事業主から中小企業、大企業にも対応しています。

プラットフォームにはAWS(Amazon Web Service)を採用しているので、99.95%の高可用性を実現しています。

TramOneCloud(旧 UNIVOICE)
月額料金
  • Essential:1,200円
  • Professional:1,500円
  • Enterprise:2,500円
通話品質・音質
利用可能な電話番号 どのような番号でも可能
対応できる導入規模 個人事業主~中小企業
電話環境の拡張性・柔軟性
ビジネスツールとしての機能
  • IVR
  • 全通話録音
  • 従来PBX機能
  • コールセンター連携
  • 発番号/着番号識別
  • 会議通話
  • IP多機能電話機 など
柔軟なAPI連携
セキュリティ面の強さ
メンテナンス作業の簡単さ

オフィスリンク|全国のドコモ通信エリアを会社の内線エリアに実現可能

オフィスリンク(株式会社NTTドコモ)

オフィスリンクは、ドコモのスマートフォンおよび携帯電話を内線化し、 全国のドコモ通信エリアを会社の内線エリアに実現できるPBXサービスです。

ドコモネットワークを利用し、インターネット環境に依存しない回線交換の音声品質のため、よりクリアな音声でコミュニケーションを図れます。

企業に合わせて、2つのタイプからPBXの形態を選べます。

企業内の既存PBX設備を活かしたい方は「お客様PBXタイプ」、固定資産(PBXの導入)/保守コストを削減したい方は「仮想PBXタイプ」がおすすめです。

オフィスリンク
月額料金
  • お客様PBXタイプ:9,130円~
  • 仮想PBXタイプ:42,570円~  
通話品質・音質  
利用可能な電話番号  要問合せ
対応できる導入規模  中小企業~大企業
電話環境の拡張性・柔軟性  
ビジネスツールとしての機能
  • 話中転送
  • 応答遅延転送
  • 保留転送
  • コールピックアップ
  • パーク保留 など
 
柔軟なAPI連携  
セキュリティ面の強さ  
メンテナンス作業の簡単さ  

▶関連記事:クラウドPBXおすすめ20選を比較!機能や失敗しない選び方も解説

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クラウドPBXの導入ステップ

  1. STEP.1

    クラウドPBXを利用する環境や目的を確認する

    クラウドPBXでは、利用する人数(内線数)によって料金が変わるので、利用人数をあらかじめ確認しておきましょう。

    また「本社と支社、テレワークとを内線で結びたい」「コールセンター業務の受電に使いたい」など利用目的を明確にすることで、向いているサービスを選びやすくなります。

  2. STEP.2

    自社に合うクラウドPBX業者やプランを選定する

    安さを売りにしているサービスでも、サービス利用中に人数(内線数)を増やすと割高になるものもあります。

    導入直後のコストだけでなく、「将来的に人数(内線数)が増えそうか」「コールセンターの拡張でIVRやCRMなどのオプションを追加する予定はないか」など、将来見込みも加味して料金を比較しましょう。

  3. STEP.3

    デモや無料トライアルを利用して使い勝手を確認する

    導入後に後悔しないためにも、デモや無料トライアルを利用して、通話品質や管理画面の使いやすさを確認しておきましょう。

    実際に現場でもトライアルを実施し、意見を集めるためにアンケートをとるのもおすすめです。

  4. STEP.4

    クラウドPBXを契約して初期設定を行う

    デモや無料トライアルを利用して問題がなければ、クラウドPBXサービスと契約を結びます。

    初期設定の段階でわからない部分があれば、サポートに問い合わせましょう。

クラウドPBXの導入でよくある失敗例と注意点

クラウドPBXの導入でよくある失敗例と注意点

通話の音質が悪く聞こえにくい

クラウドPBXサービスの中には、通話中にノイズが入ったりラグが発生したりなど、通話品質の悪いメーカーもあるので注意が必要です。

​​​​​​​聞き取りにくいまま利用していると、 重要な内容を聞き逃したりスムーズにやり取りができず相手に不快な思いをさせたりすることも考えられます。

​​​​​​​通話の音質は、電話相手と連絡を取る上で最も重要なポイントなので、契約前に評判や口コミをよく調べて、通話品質の悪いメーカーを選ばないようにしましょう。

導入したけれど機能をうまく使いこなせなかった

クラウドPBXのよくある失敗例として、導入したものの、機能をうまく使いこなすことができず、普通の電話と同じようになってしまったケースが挙げられます。

​​​​​​​クラウドPBXサービスの中には、発着信、転送、履歴確認機能に加えて、CRM、IVR機能を標準搭載しているメーカーもあります。

​​​​​​​CRM機能やIVR機能を使いこなせると電話業務の効率化を図れるので、 マニュアルを用意したり少人数研修を開いたりして、社員にしっかりと共有することが大切です。

回線数を増やしたら割高になってしまった

「1回線3端末まで」という小規模事業者向けのクラウドPBXサービスを契約した場合、社員が増えた関係で端末数を増やすと、料金が割高になるケースがあります。

​​​​​​​そのため、 将来的に回線数・端末数を増やす展望がある場合は、回線数・端末数を柔軟に決められるプランを選ぶのがおすすめです。

​​​​​​​なお、「2~3回線で10端末まで」という大規模企業向けのクラウドPBXサービスを選んでしまうと、回線数が少ない時期に損をする恐れもあるので注意が必要です。

利用中にトラブルが起きたのにサポートが受けられない

クラウドPBXサービスの中には、 サポートが用意されてなかったり知識のないスタッフが対応に当たっていたりなど、サポートが不十分なメーカーもあります。

​​​​​​​「電話が繋がらなくなった」「アナウンスが流れない」といったトラブルが起きたにも関わらず、サポートが受けられないと、業務に支障が出てしまいます。

クラウドPBXサービスを選ぶ際は、「サポート付きか」「専門知識を持つスタッフがいるかどうか」という点にも注目しましょう。

編集部

見極めるコツは、IT専門スタッフが在籍しているかが目安です!

▶関連記事:クラウドPBXの失敗例7選!導入成功のための事前確認ポイントを解説

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​​​​​​​まとめ

今回は、クラウドPBXについて、仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説していきました。

​​​​​​​クラウドPBXは、電話回線を利用するPBXよりも安価に電話環境を構築できるメリットがあります。

​​​​​​​​​​​​​​しかし、コスト面ばかりに注目してサービスを選んでしまうと、音質が悪かったりサポートがなかったりなど、導入後に後悔してしまうでしょう。

​​​​​​​自社に最適なサービスを選ぶためにも、コストや機能、音質、サポート体制など、様々な観点から検討することが大切です。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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