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政府や総務省が要請している携帯電話料金の値下げに関して、2020年12月に入り、各キャリアで大きな動きがありました。各キャリアでは格安な新たな料金プランや既存プランの発表を行い、注目を集めています。
発表された既存プランの値下げは、大容量通信プランを中心に行われており、今後Wi-Fiが不要になるのではないかと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は3大キャリアの対応をそれぞれご紹介したうえで、今後のWi-Fiの必要性や役割をご紹介していきます。
先んじてドコモが発表した新たな料金プラン「ahamo」が注目されていますが、既存料金プランの値下げはどのような内容なのか、確認していきましょう。
また、通信量が3GB以下だった場合も自動的に1,500円の割引が入ることもわかっています。
そこでKDDIとしては2021年1月に改めて料金プランについて発表することを示しています。ドコモとSoftBankがすでに既存プランの対応を発表しているため、2021年1月中にはKDDIも具体的な内容を発表して3大キャリアの対応が揃うかたちになるでしょう。
ポイントは4G5G共通で使えるプランであること、既存プランよりもお得に利用できること、通信量が3GB以下の月は1,500円の割引が自動適用される点です。
このプランでは、データ通信が無制限で使用できるようになり、これまでのメリハリプランよりも600円~1,900円も安く利用できるようになっています。動画視聴やオンライン会議でも通信量の心配なく利用できるようになるため、今後スマホユーザーの基本プランとして定着するでしょう。
これまでスマホで無制限で利用できるプランはなかったため、今後通信量のギガ数を気にすることなく使用できるようになっていくでしょう。
そのため、無制限で利用できるとしていても端末による制限や使い方については例外があるということを認識しておきましょう。
こうした場合、今後も自宅や外出先での店舗ではWi-Fiを利用したいというユーザーが一定数いるでしょう。
いくらスマホから通信量をシェアできたとしても、自宅のPCや他のデジタルデバイスに通信量を分ける場合には上限を超える可能性もありますよね。その場合は固定回線の電波を飛ばすWi-Fiが必要になるでしょう。
対応速度が古い状態のままである場合、スマホ回線を使ったほうが快適に繋げられる場合もあり、スマホ接続に切り替える方も出てくるかもしれません。
そのため、Wi-Fi環境を整える場合にはスマホ回線を上回る速度、スマホにはない機能、最新のスペックに対応した機器、接続台数等が重要視されてくるでしょう。
しかし今後はさらにスペックや規格、速度などに注目する必要が出てくるはずです。スマホではできないWi-Fi接続の強みを生かした機器をチェックして、見直してみてはいかがでしょうか。
発表された既存プランの値下げは、大容量通信プランを中心に行われており、今後Wi-Fiが不要になるのではないかと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は3大キャリアの対応をそれぞれご紹介したうえで、今後のWi-Fiの必要性や役割をご紹介していきます。
ドコモが既存プランに関する値下げを発表
NTTドコモは20020年12月18日、既存の料金プランに関して値下げを発表しました。その内容としては既存料金プランの内容を改善したうえで月額最大1,000円の値下げを行う内容。先んじてドコモが発表した新たな料金プラン「ahamo」が注目されていますが、既存料金プランの値下げはどのような内容なのか、確認していきましょう。
5Gギガホプレミアで1,000円値下げ
大容量通信が可能な料金プラン「5Gギガホ」を既存料金から月1,000円値下げした「5Gギガホプレミア」が登場します。このプランでは、通信容量を100GBから「無制限」へ改変しています。また、通信量が3GB以下だった場合も自動的に1,500円の割引が入ることもわかっています。
ギガホプレミア(4G向け)も600円の割引
また、4G向け大容量プランについても月600円の値下げを行います。このプランでは通信量30GBから60GBまで拡大。また、5Gギガホプレミアと同様に通信量が少ない3GB以下だった場合は1,500円の割引が入ることもわかっています。KDDIは改めて2021年1月に発表か
KDDIでは、すでにAmazonプライムと動画配信サービスをセットにした5G向け料金プランの提供を発表しています。しかしドコモのahamoや既存プランの値下げの発表で、この対応には不安な評判が集まっている部分も否めません。そこでKDDIとしては2021年1月に改めて料金プランについて発表することを示しています。ドコモとSoftBankがすでに既存プランの対応を発表しているため、2021年1月中にはKDDIも具体的な内容を発表して3大キャリアの対応が揃うかたちになるでしょう。
ソフトバンクの対応は後手で勝負
一方、ドコモやKDDIの対応のあとに対応を公表したSoftBankに関して、既存料金プランの値下げはドコモを上回るかたちの内容となっています。無制限プランを4G/5G共通で提供
Softbankでは2021年12月22日、既存料金プランの値下げに関して「メリハリ無制限」を発表しました。このプランは4G/5Gの共通プランとして展開され、無制限で通信量を使えるプランとしています。時間帯やテザリングに関して制限があるものの、無制限で使えるプランの登場となりました。ポイントは4G5G共通で使えるプランであること、既存プランよりもお得に利用できること、通信量が3GB以下の月は1,500円の割引が自動適用される点です。
メリハリ無制限のサービス概要
メリハリ無制限は、新たに提供される予定4G・5G共通の料金プランです。基本プラン(音声)とデータプランメリハリ無制限を総称した名前として認識してください。このプランでは、データ通信が無制限で使用できるようになり、これまでのメリハリプランよりも600円~1,900円も安く利用できるようになっています。動画視聴やオンライン会議でも通信量の心配なく利用できるようになるため、今後スマホユーザーの基本プランとして定着するでしょう。
無制限で通信が可能に?
今回の既存料金プランの見直しで、ドコモやソフトバンクでは通信量を無制限に使用できる「無制限」プランの提供ということになりました。これまでスマホで無制限で利用できるプランはなかったため、今後通信量のギガ数を気にすることなく使用できるようになっていくでしょう。
すべてが例外なく無制限というわけではない
しかし、ドコモに関して無制限プランが利用できるのは5G向けのプランのみ。ソフトバンクは4G5Gともに共通のプランで利用できますが、テザリングや家族間のシェアを行う場合はその容量は30GBまでとなっています。この場合、契約しているスマホでは無制限ですが、他端末への共有は制限があるということになります。そのため、無制限で利用できるとしていても端末による制限や使い方については例外があるということを認識しておきましょう。
大容量・無制限通信が可能になるとWi-Fiは不要になるのか
ここで、キャリアとして無制限プランの提供が中心になった場合、自宅や店舗ではWi-Fiが不要になるのかという点を考えた方もいらっしゃるでしょう。そこでWi-Fiが今後も必要とされる現時点で大きな要因をご紹介していきます。すぐに全員が無制限プランに変更するわけではない
無制限プランが登場しても、スマホユーザー全員が無制限プランを選択するかというそうではないでしょう。既存料金プランが安くなったとはいえ、もっと安いプランを使いたいというユーザーやそもそも無制限プランへの変更手続きが面倒という方もいらっしゃるはずです。こうした場合、今後も自宅や外出先での店舗ではWi-Fiを利用したいというユーザーが一定数いるでしょう。
テザリングやシェアには制限がある
ソフトバンクのように、スマホ以外の端末にスマホの通信を共有できるテザリングの通信量を制限している点もポイントです。いくらスマホから通信量をシェアできたとしても、自宅のPCや他のデジタルデバイスに通信量を分ける場合には上限を超える可能性もありますよね。その場合は固定回線の電波を飛ばすWi-Fiが必要になるでしょう。
速度の問題
4G回線と固定の光回線を比較しても、固定回線のほうが安定して通信できるというイメージの方が多いのではないでしょうか。通常の4G回線では100Mbps~300Mbps程度が一般的です。5G自体の基地局も現時点ではスポット的な状態であるため、通信の安定といった面においても固定回線やWi-Fiは今後も必要と言えるでしょう。Wi-Fiは同時に複数台を繋げることができる
Wi-Fiでは、1台の機器で同時に複数台のデバイスを繋げることができます。特に企業や飲食店においてはは従業員のPCやお客様の端末に繋げる環境を整えるうえでも、Wi-Fiは必須と言えるでしょう。今後もWi-Fiは必要でも機能性が重要に?
上記の理由を踏まえただけでも、自宅やオフィス、店舗において今後もWi-Fi自体は必要と言えるでしょう。しかし、今後のWi-Fiにはスマホ回線を上回るような機能や速度対応があることが求められるようになってくるかもしれません。スマホの通信が無制限やそれに近い容量で対応できることによって、Wi-Fi接続の速度や機能が求められる可能性があるからです。対応速度が古い状態のままである場合、スマホ回線を使ったほうが快適に繋げられる場合もあり、スマホ接続に切り替える方も出てくるかもしれません。
そのため、Wi-Fi環境を整える場合にはスマホ回線を上回る速度、スマホにはない機能、最新のスペックに対応した機器、接続台数等が重要視されてくるでしょう。
まとめ
今回は携帯電話料金値下げについて、3大キャリアの対応として最新情報をご紹介しました。そのうえで、Wi-Fiは今後も屋内通信環境を構築するために必要な存在だと言えるでしょう。しかし今後はさらにスペックや規格、速度などに注目する必要が出てくるはずです。スマホではできないWi-Fi接続の強みを生かした機器をチェックして、見直してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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