デリバリーサービスのなかでも出前館と並んで人気サービスと言えるウーバーイーツ。街なかや自宅周辺でウーバーイーツの配達スタッフを目撃する機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。 この配達スタッフに関わるニュースが報道されることもあり、注目される機会も増えています。ウーバーイーツというサービスに注目した際、この配達スタッフへの理解も必要になるでしょう。 そこで今回はウーバーイーツの配達スタッフとはなにか、どのような仕組みなのか、サービスや消費者との関係性について解説していきます。 これからウーバーイーツ導入している飲食店をはじめとして、消費者や配達スタッフとして働くことを検討している方に向けて解説していきます。
目次
ウーバーイーツ配達員とは
ウーバーイーツの配達スタッフとは、ウーバーイーツに掲載している飲食店に入った注文をユーザーにお届けするスタッフを指します。自転車やバイクを利用
ウーバーイーツの配達パートナーは、ご自身で用意した自転車やバイクを利用して飲食店まで商品を受け取りに向かい、受け取った商品をユーザーの指定住所にお届けします。スマホアプリで仕事を受注
配達スタッフは時間や場所を拘束されるわけではなく、スマホアプリを使用して配達案件を受注します。配達パートナーとして登録し、スマホと配達手段さえあれば働けるというわけです。空き時間に仕事ができるので副業としても
配達パートナーは隙間時間を活用してユーザーに注文商品をお届けできればよいため、副業としても人気を集めています。注文が入って自分が受注するまでは拘束されず、自分の時間に合わせてお金を稼ぐことができる仕事と言えるでしょう。ウーバーイーツと配達員の仕組み
ウーバーイーツと配達パートナーの仕組みをご紹介していきます。ウーバーイーツの注文からお届けまでの流れ
配達パートナーはアプリ上で、働ける状態の場合は「オンライン」、働けない状態の場合は「オフライン」にします。飲食店に注文が入った場合は、これを受注して、飲食店へ受け取りに向かいます。飲食店から注文商品を受け取ったら、ユーザーのもとへお届けする流れになります。ウーバーイーツ配達員がどこにいるかでお届け時間も変わる
飲食店の周辺に配達パートナーがいれば、比較的短時間でピックアップし、お届け先に向かうことができますが、周辺に配達パートナーがいない場合には配達パートナーが見つかるまで時間がかかる場合もあります。また、飲食店からユーザーの指定住所の距離によってもお届け時間がかかります。また配達パートナーがユーザーのもとへ向かうルートによっても差が生じるでしょう。
》ウーバーイーツの仕組みを解説!メリットや料金は?
ウーバーイーツでの労働は個人事業主扱い
ここで注意したいのが、ウーバーイーツの配達スタッフは、正社員やアルバイト等ではなく、個人事業主という扱いであるという点です。ウーバーイーツに雇われるわけではありません。そのため、完全歩合のような形態で1回の注文ごとに報酬が計算され、必要な物はすべて自己負担となります。配達手段であるバイクや自転車が用意できないという場合にはレンタルすることも可能です。
》ウーバーイーツの仕組みを解説!メリットや料金は?
ウーバーイーツ配達員の給料
ウーバーイーツの配達パートナーの給料は、報酬制となっています。計算式は以下のとおり収入=基本料金-サービス手数料⁺インセンティブ
基本料金
基本料金は受け取り料金(265円)・受け渡し料金(125円)・距離料金(60円/km)といった3つの要素で構成されます。サービス手数料
サービス手数料は、配達パートナーがウーバーイーツ側に支払う手数料です。基本料金に10%を掛けた料金となります。インセンティブ
特定の条件を満たした際に発生する報酬で、ブーストとクエストという2種類に分類されます。ブースト
ブーストとは、エリアや時間帯によって需要の高さで発生するインセンティブと理解しておきましょう。このブーストの発生は、需要によって異なり、アプリのホーム画面で確認することになります。また、登録完了当初はブーストが付かない可能性があり、明確な期間の提示もないようです。
クエスト
天候や配達回数に応じて発生するインセンティブがクエストとされています。クエストが発生する場合、登録メールアドレスに連絡が入るようです。地域や配達回数によって異なる
上記でそれぞれご紹介したとおり、地域によって基本料金の差やインセンティブの発生にも状況によって異なります。そのため、一概のこの給料が最低限もらえるなどの確実なことは明示できないと言えるでしょう。支給方法
報酬の支給方法については、火曜日以降に前週分の報酬が振り込まれます。日払いではないものの週単位で報酬を受け取れるのはメリットにもなるでしょう。明細についてはウーバーイーツ配達パートナー専用のアプリで確認ができるようになっています。
》ウーバーイーツの仕組みを解説!メリットや料金は?
ウーバーイーツ配達員のメリット
ウーバーイーツ配達パートナーのメリットにはどのようなものが挙げられるのか以下でご紹介していきます。採用面接がない
ウーバーイーツの雇用ではなく、個人事業主であるため、採用の合否などはありません。登録を済ませるだけで働くことができるのです。面接や合否が出るまでの時間がかからないという点は、すぐにでも隙間時間を働きたい方にとっては好都合になるでしょう。自分の都合で働ける
個人事業主であるため、シフトや出勤時間の制約などがありません。そのため、副業で空いた時間を有効活用したいという方や気が向いたときだけ働きたいという場合には働きやすい環境と言えるでしょう。過度な接客や高度な知識が不要
配達スタッフは、商品をユーザーのもとへ安全にお届けすることが仕事です。そのため、飲食店のスタッフのように接客や商品知識は不要になります。こうした部分に不安がある方にとっては気軽に働けるのではないでしょうか。しかし、ユーザーにお届けする際には笑顔や最低限の礼儀・マナーをわきまえておくと好印象となり、ウーバーイーツ自体の利用が増える重要なきっかけにも繋がるでしょう。
服装が自由
配達スタッフ専用の制服などはありません。ご自身の私服で働ける点も自由度が高位と言えるでしょう。しかし、口にする食事を運ぶ仕事であるため衛生面や清潔さは注意したいところです。》ウーバーイーツ導入に関する無料相談はこちら
ウーバーイーツ配達員のデメリット
一方で、配達パートナーとして働くうえでデメリットとなる点もご紹介していきます。収入が安定しない
個人事業主であり、ユーザーの注文や同じ地域の配達パートナーの出勤率によっても受注数が変わってきます。また時間帯によっても注文数の差が発生するでしょう。そのため、必ず毎月10万円稼ぐなどという目安がある場合は注意が必要です。諸費用が自己負担
全て個人負担で行うことになるため、交通費やガソリン代などがかかる場合もあるでしょう。自転車をレンタルする場合にはそのレンタル費用も自己負担となります。受注数が時間や時期によって左右する
空いている時間で働ける自由さはあるものの、時間帯や曜日によって注文数も大きく異なるでしょう。そのため、自分の働きたい時間が必ずしも注文数があってかならず受注できるかどうかという点は確実ではないという点は認識しておかなくてはなりません。天候によって過酷で危険も伴う
天候が悪い場合は、自転車やバイクでのお届けに時間を要したり、そもそも通常時よりも危険が伴います。しかし雨の日は配達パートナーの稼働率も下がる傾向にあり、ユーザーからの注文も増える傾向にあるでしょう。そのため、稼ぎやすいタイミングではあるはずです。》ウーバーイーツ導入に関する無料相談はこちら
ウーバーイーツ配達員として登録する方法
ウーバーイーツの配達パートナーになるためには、登録が必要になります。この登録方法の手順を最後にご紹介します。登録条件
・18歳以上であること・日本で就労が可能なこと
上記2点を満たしていれば、登録することが可能です。外国籍の方でも登録は可能ではありますが、ワーキングホリデーのビザでは登録ができないようになっていますのでご注意ください。
必要書類
配達車両によって異なりますが、身分証明証+プロフィール写真とともに、ナンバープレート写真や自賠責保険の証明書、車検証などが必要になります。詳細は公式サイト等をあらかじめ確認しておきましょう。登録手順
①ウーバーのアカウント作成②必要書類の提出(アップロード)
③銀行口座登録
④配達バッグの購入
⑤審査
⑥完了次第、稼働可能
上記の流れで登録を行います。
2020年以降はパートナーセンターでの登録ができなくなっており、配達バッグの購入もAmazon経由となります。WEB上で完結できる簡単な仕組みになっています。
》Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟店登録方法や開始までの流れを解説!
まとめ
今回はウーバーイーツの配達パートナーに関する情報をご紹介しました。配達スタッフがいなければ成り立たないサービスであるとも言えるため、ウーバーイーツを理解するために重要なポイントです。飲食店側としても配達スタッフの仕組みを理解したうえで、導入の検討を進めていきましょう。
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》UberEats(ウーバーイーツ)店舗側の手数料やコストは?仕組みも解説!
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この記事を書いたライター
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