デリバリーfoodpanda(フードパンダ)の導入の仕組みと加盟店登録の流れを解説

デリバリーfoodpanda(フードパンダ)の導入の仕組みと加盟店登録の流れを解説
コロナ禍で外出自粛が求められる中、フードデリバリーサービスのニーズがますます加速しています。飲食店においても、デリバリーサービスの導入を本格的に検討している店舗も多いでしょうが、ここ最近ではさまざまなフードデリバリーサービスが登場しており、どのサービスに登録しようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、フードデリバリーサービスの導入を検討している方へ向けて、今注目を集めているアプリ「Foodpanda(フードパンダ)」にスポットを当て、仕組みやメリット、配達エリアを徹底解説します。
デリバリーfoodpanda(フードパンダ)の特徴
デリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」は、ドイツのベルリンに本社を構えるDelivery Hero(デリバリーヒーロー)が運営しています。現在世界では、13ヵ国でサービスを展開していますが、もともとはシンガポールで運営していたサービスを買収したため、ユーザーの多くはアジア系が多い比率となっています。日本においては、2020年9月に14ヵ国目として上陸することとなりました。
デリバリーfoodpanda(フードパンダ)の仕組み
デリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」は、モノや場所、スキルなどの遊休資産をさまざまな人と共有や交換して利用する経済のかたちであるシェアリングエコノミーを活かしてビジネスを運営しています。
これまで出前サービスというと、店舗のスタッフが直接、利用者のもとまで配達するというかたちが一般的でした。しかし、その多くは届ける時間や配達スタッフの雇用などさまざまな負担がかかり、小規模店舗などはとくに出前を始めることは難しいの状況でした。
一方「foodpanda(フードパンダ)」であれば、料理を調理する飲食店と配達する配達員をマッチングするサービスなので、双方に直接的なやりとりは発生しません。以下のように、すばやくムダのない効率的な仕組みが構築されています。
①利用者はアプリで料理を注文
②注文が入り次第、店舗で料理を作る
③近隣にいる配達員が料理を注文者まで届ける
なお、支払いについては、オンラインで注文から決済まで完結できるプラットフォームとなっています。それぞれに手数料や商品の金額、報酬をうまく分配することにより、利用者・店舗・配達員すべてにおいて損をしない仕組みとなっています。
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デリバリーfoodpanda(フードパンダ)のメリット
実際に店舗が「foodpanda(フードパンダ)」を導入することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、3つのメリットについてみていきましょう。
メリット①店舗で配達員を雇用せずデリバリーができる
Foodpandaでは、配達はFoodpandaと契約を結んだ配達員が行うため、店舗で配達員を雇用せず、デリバリーサービスを始められることは大きなメリットです。また自店で出前を始めた場合は認知度を高めるために、ポスティングなどの広告費がかかりますが、デリバリーサービスの加盟店になると、そのような広告の出稿も不要となるのはうれしいポイントといえるでしょう。
メリット②新規顧客の開拓ができる
現在foodpandaでは、事業拡大を目的に広告を積極的に展開しています。とくに配達員が着用しているシャツや配達バックはピンクで統一されているため、街中でも目を引くカラーとなっているため、認知度アップにつながります。日本においては他社のデリバリーサービスと比較してfoodpandaはスタートしたばかりということで、知名度もそう高くはないですが、今のうちに出店することで多くのユーザーの目に触れやすい環境でもあります。
メリット③お得なキャンペーンが豊富
foodpandaは、2020年9月に日本に上陸したフードデリバリーサービスということもあり、他社と比較してもやや遅れて登場したサービスです。そのため、オープンキャンペーンとして認知度を拡大するために、さまざまなキャンペーンを実施しています。初回半額や配達料金無料といったお得なキャンペーンが豊富なため、利用者にお得に料理を注文してもらいやすく、今後のユーザー数の増加も期待できるでしょう。
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デリバリーfoodpanda(フードパンダ)の配達エリア
foodpanda(フードパンダ)の配達エリアは以下のとおりです。
・札幌市
・仙台市
・さいたま市
・千葉市、船橋市(開始予定)
・川崎市、横浜市
・浜松市、静岡市(開始予定)
・京都市(開始予定)
・大阪市
・神戸市、姫路市(開始予定)
・岡山市(開始予定)
・広島市
・福岡市、北九州市
・熊本市(開始予定)
・鹿児島市(開始予定)
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デリバリーfoodpanda(フードパンダ)の出店の流れ
最後にfoodpanda(フードパンダ)に加盟店登録をする場合の出店の流れについてみていきましょう。
《出店の流れ》
①公式サイトへアクセス
②申し込み情報を入力
③必要書類提出
(営業許可証・店舗外観写真・口座情報など)
④審査完了
⑤電子契約
⑥注文受付用のタブレットの受け取り
⑦掲載メニューの登録
⑧営業スタート
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まとめ
今回は、フードデリバリーサービスの導入を検討している方へ向けて、「Foodpanda(フードパンダ)」の仕組みやメリット、配達エリアを徹底解説しました。Foodpandaはまだまだ日本に上陸したばかりということでサービス定着はこれからという印象です。
しかし広告に力を入れていたり、今後のエリア拡大も積極的に行われているため、今後さらに注目の集まるデリバリーサービスとなるでしょう。

この記事を書いたライター
Y.Korematsu
ライター歴3年。通信・電力関連商材のアポインター・外勤営業経験後、ライター職に。POSレジ導入、SNS集客、コスト削減など、店舗サポート記事を多岐にわたり執筆。
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