Paidy(オンライン後払い決済)のメリットと導入方法

新型コロナウイルスの影響で家での時間が増え、オンラインショップなどの利用が増えた方も多いのではないでしょうか。
それに伴い、オンライン決済でもさまざまなサービスが登場しています。中でも事前登録不要の後払いオンライン決済サービス「Paidy」のが人気を集めています。
今回はそんな「Paidy」について、メリットや利用方法だけでなく、加盟店になるための導入方法なども紹介していきますので、オンラインショップを良く利用する方やECサイトなどを運営している方などもチェックしておきましょう。

後払いオンライン決済サービスPaidy(ペイディー)とは?

株式会社Paidyが提供している「Paidy(ペイディー)」とは、オンラインショップ向けの翌日後払い決済サービスになります。
決済フローとしてはクレジットカードの決済と似ている仕組みになりますが、事前にクレジットカード番号の登録などの面倒な作業が必要なく、クレジットカードを所有していない方でも利用でき、簡単かつ安心して使うことができるオンライン決済サービスになります。

決済に必要になる情報は、郵便番号と住所、メールアドレス、携帯番号などのシンプルな情報になりますので非常にわかりやすく簡単で、幅広い層の方が利用できます。

Paidyを利用できる店舗も拡大しており、SHOPLISTやBUYMAなどのファッションサイトから、食品販売サイト、コジマネットやヤマダウェブコムなどの家電量販店のサイトなどで60万店舗以上で利用することができます。

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Paidy(ペイディー)を使うメリットは?

Paidyのメリットについてユーザーと加盟店目線それぞれで紹介していきます。

消費者にとってのPaidy(ペイディー)のメリット

Paidyの魅力は、郵便番号・住所・メールアドレス・携帯電話番号の入力ですぐに買い物を完了することができる点です。クレジットカード番号の登録も必要ありませんので、クレジットカードの番号の入力に抵抗がある方にもおすすめの、安心して利用できるサービスになります。
また、その月に買い物をした分の支払いは翌月にまとめて1回のみとなりますので、非常にシンプルです。毎月1日の13時に請求が確定し、その後1日から3日程度でPaidyからショートメールが送られてきますので10日までにコンビニ支払や銀行振込、口座振替で支払う場合は翌月12日に自動で引き落とされる仕組みです。
さらにPaidyでは分割払いを行うこともできますので、金額の高い買い物もできますし、翌日の請求金額が高すぎてもう買い物ができないということもありません。

他にも定期的に加盟店でお得に買い物ができるキャンペーンを行なっていますので、キャンペーンなどもチェックしておくことでさらに便利にPaidyを利用できます。

加盟店にとってのPaidy(ペイディー)のメリット

Paidyの支払い方法は非常にシンプルで簡単になりますので、お客様に購入したいと考えてからの離脱率を低くする効果があります。シンプルな支払い方法ですが、売り上げ金額は100%保証されていますので、代金未回収のリスクがなく安心して利用することができます。
返金の場合でも、管理画面から簡単に処理することができますので業務負担を最小限に抑えることも可能です。

さらにPaidyを導入する際、初期費用や月額費用が0円になりますので導入にコストをかけず利用可能です。必要になる費用は決済手数料になりますので、お店が損をすることなく利用できます。

ECサイトと聞くと、ファションサイトや食品の通販サイトをイメージするかもしれませんがPaidyが利用できるのは、物販だけでなく、音楽やゲームなどのデジタルコンテンツや、ホテルやチケットの購入、サブスクリプションなどの毎週や毎月の定期的な支払いにも活用することができます。

Paidy(ペイディー)を使う注意点・懸念点は?

ユーザーは支払い方法を、口座振替を利用している場合は手数料が無料になりますが、コンビニ払いの場合手数料が356円(税込)かかります。支払い金額の中に手数料は入っていませんので注意しておきましょう。また、銀行振込の場合でも振込手数料が必要になり、利用する銀行によって振込手数料が異なりますので事前に確認しておくことをおすすめします。

そして口座振替を利用する際には、事前に申請が必要になります。申し込み方法は、管理画面である「MyPaidy」からお客様情報の[お支払い情報]をタップし[口座振替を申し込む]を選択します。名前と生年月日を入力し注意事項に同意、あとは画面に従って金融機関を選択し口座振替登録の手続きを行います。
情報が登録されるまで2、3日かかる場合もありますので余裕を持って申請をしましょう。

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Paidy(ペイディー)の使い方は?

Paidyを実際に決済に利用する前にアプリなどをダウンロードし審査を行う必要がありますので、その手順を先にお伝えします。審査自体は数秒ですぐに完了します。
【事前準備】
①Paidyのアプリをダウンロード
②アプリを立ち上げ携帯電話番号とめメールアドレスを入力
③[ログイン手続きへ]をタップ
④入力した電話番号へPaidyからSMSが届く認証コードを入力
⑤数秒で審査完了

Paidyを実際に使う際の手順は以下になります。非常に簡単ですぐに決済を完了することができま す。
【利用方法】
①オンラインショップの支払い方法選択画面でPaidyを選択
②電話番号とメールアドレスを入力
③入力した電話番号へPaidyからSMSが届く
④SNSで届いた4桁の認証コードを入力して本人確認完了
⑤支払い回数(一括や分割)を指定
⑥決済完了 請求が翌月にオンラインで行われる
⑦支払い内容は管理画面の「MyPaidy」で確認可能

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Paidy(ペイディー)の導入手続きは?

Paidyを自社のサイトへ導入するには、まず申し込みフォームから必要事項を入力し提出します。
審査期間は10営業日以内を目安として行われ、審査完了後連絡がくる流れです。

また、Paidyの入金サイクルとしては、月末締め翌月20日となります。入金は売上金額から、加盟店手数料と送金などの手数料が差し引いた金額が振り込まれます。

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ネットショップへのPaidy(ペイディー)の実装方法は?

Paidyの通常の決済としては、購入者が決済を開始するために「Paidy Checkout」と呼ばれるアプリを利用して行います。「Paidy Checkout」の流れに従って購入者は注文と決済を行い、その決済が承認されると決済データが作成されます。
次に加盟店は既存の注文システムを使って注文処理と発送を行い、購入者に請求できる段階になるとAPI経由で支払いを回収することができます。
また、API経由で決済のキャンセルや払い戻しを行うことも可能です。

定期購入を行う場合の決済には、本人認証であるトークンを利用することで行うことができます。 詳しくはPaidyのホームページで確認しておきましょう。

まとめ

今回は「Paidy」のメリットや使い方、導入方法なども詳しく紹介していきました。オンライン決済サービスは今後ますます需要が高まり、利用するユーザーそして対応するショップも増えていくことが予想できます。
オンライン決済サービスの利用が増えていく中、さまざまな支払い方法に対応し、簡単に安全に利用できるPaidyは多くの方に選ばれていくでしょう。
オンラインショップを利用して買い物を良くする方や自社にECサイトにオンライン決済サービスの導入を検討している方は今回の記事を参考にぜひ「Paidy」を利用してみてはいかがでしょうか。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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