楽天モバイルの新料金プランと他社プランを比較!デメリットや注意点も紹介

携帯大手各社が2021年春より携帯電話の料金改定に向け、ぞくぞくと値下げプランを打ち出しており、注目を集めています。そんな中、楽天モバイルからも新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が2021年1月に発表となりました。

本記事では、楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の詳細について解説するとともに、大手携帯電話キャリアの値下げプランとの比較、楽天モバイルを契約する際のデメリットや注意点などについてもお伝えします。

楽天モバイル新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」について

携帯電話大手各社によ携帯電話値下げプランの発表が相次ぐ中、楽天モバイルでは新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を4月1日から提供スタートすることが決まりました。
楽天モバイルの新料金プランについては、データ利用量に応じて4段階に自動的に変動するプランとなります。データ使用量が1GB未満の場合は0円、1GBから3GBまでは1,078円(税込)、3GBから20GBの場合は2,178円(税込)、20GB以上使用する場合は3,278円(税込)となります。

新プランと旧プランはどう違う?

それでは、楽天モバイルの新プランと旧プランには、いったいどのような違いがあるのでしょうか。料金や月額料金などのプラン内容を比較してみましょう。

楽天モバイルの旧プランと新プランは、定額制か従量制かという点が大きく異なります。旧プランは、データをいくら使っても月額料金が3,278円(税込)でしたが、新プランでは使用量に応じて料金が発生する仕組みに変わりました。そのため、新プランはデータをあまり使わない方は料金が割安となり、データをたくさん使う方も20GB以上は無制限のため、安心して利用できるプランになっています。

そのほかでは、Rakuten Linkアプリを利用することで、国内通話かけ放題となる点や、4Gと5G通信のどちらも対応している点などについては、プラン内容の変更はありません。

新プランと旧プランの比較表

楽天モバイルの新プランと旧プランの違いについては、以下の表をご覧ください。

 

楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT 

提供開始時期

2021年4月1日

実施中

月額料金(税込)

~1GB

0円

3,278円

1~3GB

1,176円

3~20GB

2,178円

20GB~

3,278円

50GB

3,278円

データ容量超過後送度

最大1Mbps

最大1Mbps

 

通話オプション

かけ放題

申し込み方法

・店舗

・オンライン

・店舗

・オンライン

5G通信

キャリアメール

×

×

最低利用期間

×

×

契約事務手数料

契約解除料

MNP転出手数料

0円

0円

いつから申し込み開始?既存ユーザーは?

楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のプラン開始時期については、2021年4月1日から開始となります。申し込み方法は、これまでどおり店舗とオンライン契約から選択が可能です。

なお、楽天モバイル既存ユーザーについては、プランが自動的にアップグレードされるので、その際のプラン変更の手間や料金などは発生しません。

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楽天モバイル新料金プランと他社プランとの比較

つづいては、楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」とドコモやソフトバンク、auなどの大手携帯キャリアが展開している新料金プランとの比較をしたいと思います。


 

楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

ドコモ

au

ソフトバンク

提供開始時期

2021年4月1日

実施中

2021年3月

2021年3月

月額料金(税込)

~1GB

0円

3,278円

2,728円

3,278円

1~3GB

1,176円

3~20GB

2,178円

20GB~

3,278円

550円/1GB

24時間データ使い放題220円/24時間

550円/1GB

50GB

3,278円

データ容量超過後送度

最大1Mbps

最大1Mbps

最大1Mbps

最大1Mbps

最大1Mbps

申し込み方法

・店舗

・オンライン

オンライン

オンライン

オンライン

5G通信

2021年夏頃

キャリアメール

×

×

×

×

最低利用期間

なし

なし

未発表

未発表

楽天モバイルの新料金プランと他社の値下げプランを比較した場合、楽天モバイルは以下の強みが挙げられます。

・3,280円でデータ無制限で使うことができる
・低容量から20GB未満のニーズにも対応している
・Rakuten Linkアプリを利用すると24時間かけ放題が無料
・オンライン以外に店舗での契約やサポートもできる
・海外ローミングもできる

楽天モバイルは、データ使用容量が20GB以下の場合であれば、使った分に応じて課金される従量課金タイプの料金体系となっています。その他の値下げプランについては、20GBまでは使っても使わなくても一律料金のため、あまりデータを消費しないという方にとっては、損だという見方もできます。20GB未満で十分足りるという方は、楽天モバイルはおすすめといえるでしょう。さらに専用のアプリを使用することで無料で24時間のかけ放題が可能になる点も他社にはない魅力と言えるでしょう。

また楽天モバイルは、店舗でのサポートが受けられる点も大きな特徴です。他社の携帯電話値下げプランの場合であれば、オンラインのみとなっているため店舗でのサポートを受けられたり、実機を触って試したりということができないため、不便と感じる方もいらっしゃるでしょう。楽天モバイルは、このようなサポート面においても安心して利用できるのはうれしいポイントですね。

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楽天モバイルを契約するときの注意点とデメリット

今回、楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が発表されたことで、他社から新プランへの切り替えを検討している方も少なくないでしょう。ここでは、楽天モバイルを契約する前に知っておきたい注意点やデメリットについていくつかご紹介します。

楽天モバイルで販売しているのは限定端末のみ

楽天モバイルを契約する場合、動作確認ができる端末であれば、持ち込みで使用することは可能です。しかし新たに楽天モバイルで端末を購入する場合、楽天モバイルでの端末の取り扱いは限られています。最新モデルの端末や国産メーカーの端末は取り扱いが少ないため、その点は注意が必要といえるでしょう。もし販売されていない端末を使用したいという場合は、SIMフリー端末を購入してSIMカードのみで契約するといいでしょう。

iPhoneの場合、XR以上しか使えない

楽天モバイルでiPhoneを使いたい場合、XR以降の端末しか使用できないので注意が必要です。もちろん、通話し放題となるRakuten LinkアプリもXR以降の端末しか使うことはできません。
また、iPhone XR以降の端末の場合でも、海外ローミングは利用不可となります。海外でiPhoneを使用してデータ通信や国際電話をよく使用するという方は楽天モバイルは不向きといえるでしょう。

まとめ

今回は、楽天モバイルの新料金プランの詳細と大手携帯電話キャリアの値下げプランの比較、楽天モバイルのデメリットや契約する際の注意点などについて詳しく解説しました。楽天モバイルの新プランは、従量課金制の料金体系となっているため、データをあまり使用しない人でもお得に利用することができます。またオプションを契約せずにアプリを使うだけで通話かけ放題になる点もうれしい内容となっています。
現在、スマホの料金を安くしたい方は、ぜひ楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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