チャイルドケアウェブとは?乳幼児の発達調査をリアルタイムで更新!

この記事の目次
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質の良い保育の仕組みチャイルドケアウェブとは

出典:チャイルドケアウェブHP
「チャイルドケアウェブ」とは、保育の質向上を目指す保育サポートシステムで、CHS子育て文化研究所有限会社より提供されています。インターネット上のサービスで、全国30,000人を超える乳幼児の発達調査結果をリアルタイムで収集し、様々な分析を行っています。保育のあり方は年齢や月齢、発達の個人差に合わせて指導のあり方を工夫しなければなりません。 チャイルドケアウェブは子どもの様子を客観的に捉え、適切な指導を行うヒントを与えてくれるシステムです。経験に頼りがちな保育をエビデンスに裏付けされた保育にシフトさせれば、保育士の専門性をより引き出してくれるでしょう。スポンサーリンク
課題を抱える保育園にぴったり
保育の現場で働いている人は、自分が一人ひとりの子どもに適切な保育ができているのか、疑問を抱いている人も少なくないかと思われます。自信をもって子どもと向き合い続けるには、日々の学びが必要不可欠となります。小さな子どもは発達の段階により、差異が見受けられがちですよね。一人ひとりの子どもの行動を知るには、子どもの発達を知る必要があるでしょう。 チャイルドケアウェブなら、多くの子どものデータが揃えられています。子どもの行動の意味を知り、理解を深めるための情報が豊富なので助かりますね。また保育計画を作成するツールなども用意されています。チャイルドケアウェブを利用することにより、保育の質向上につなげられます。課題を抱える保育園にぴったりのサービスだと言えるでしょう。スポンサーリンク
チャイルドケアウェブの利用料金
チャイルドケアウェブの利用料金は以下のようになっています。初回利用登録料
50,000円/1施設 ※初回のみかかる費用です。利用登録・職員への導入研修、交通費を含めたセット料金です。月額利用・情報管理料
園の規模により異なります。詳しくはお問合せください。 ※利用料金は『利用者数』ではなく、『定員数』に従った固定料金です。何台PCを利用しても、いくつアカウントを発行しても利用料金は変わりません。スポンサーリンク
チャイルドケアウェブの機能
発達記録
「心身の発達」および「身体の発育」両方を多角的に捉えるために、「バッテリーアセスメント」という手法を基盤にした発達調査項目がオリジナルで構成されています。バッテリーのためには多くの参考文献や資料が活用されており、一部を抜粋すると以下の通りです。- 乳幼児精神発達診断法0才~3才まで(津守真・稲毛教子)
- 乳幼児精神発達診断法3才~7才まで(津守真・稲毛教子)
- 遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
- 新版K式発達検査
- S-M社会生活能力検査
- 健康診断成育記録(医師会)
5領域+3領域
チャイルドケアウェブが考える発達領域は、保育所保育指針の5領域+3領域とされており、最近では「5領域」を基準とするところも増えている中、これら8領域において、発達が捉えるようにされています。- 5領域:健康・環境・人間関係・言葉・表現
- 3領域:運動・感覚・探索/操作
シンプルな記録方法
チャイルドケアウェブは記録方法も簡単かつシンプル。発達調査の項目ごとに「する・できた」「しようとする」「しない」「調査なし」というチェックボックスに、チェックを入れるだけでOKです。たったこれだけの記録で、自動的にその月齢や状態を分析してくれますよ。さまざまな帳票類として瞬時にフィードバックを受けることが可能なので、心情・意欲・態度を捉えた簡単記録が実現できます。日誌・出欠簿
日誌・出欠簿はさまざまな書類と関連付けられます。チャイルドケアウェブは単に業務効率化するだけではなく、情報を活用するための革新的な機能性で構築されています。記録を超える保育日誌
チャイルドケアウェブの保育日誌は、他のさまざまな書類でも活用できます。日誌に記録した保育の過程は、保育を評価するための基礎資料となります。記録された内容を指導案計画作成などに活かすことにより、質の高い書類が作成できるようになるでしょう。また文章検索機能を使って、文章データから読み取る要素を保育に還元できる工夫も施されています。感染症対策
保育園内で感染症を予防するには、正しい知識・情報に基づいた対応が欠かせません。もしも園内で子どもの感染症が確認された場合には、感染症拡大の観点から以下のような事柄を行ってくれます。- 子どもの各種感染症の罹患履歴、予防接種の接種状況を確認
- 感染リスクを考慮した情報を瞬時に提供してくれる
出欠簿
子どもの出欠簿は、あらゆる状況や報告の基礎となります。チャイルドケアウェブなら感染症、アレルギー、その他の病欠といった情報が、クリック一つで記録管理できるようになります。それぞれの症状に応じた詳細情報も瞬時に獲得できるので助かりますね。 さらにこれらの記録情報は、保育日誌に取り込まれるだけではありません。保育所児童保育要録の「養護に関わる事項」「子どもの健康状態等」に自動反映される仕組みとなっています。子どもの発達を理解
一人ひとりの子どもの発達を理解するには、偶発的な体験だけでは難しい面があります。チャイルドケアウェブでは、機能を通して発達に理解を深められるよう工夫が凝らされています。メカニズム
保育の現場で子どもと接していると、日々の成長や変化に驚かされることも少なくありません。 「どうしてこの子は、昨日できなかったことができるようになったの?」「今日は子どものために何をしてあげたらいいのかな?」「どう働きかけたら育ちに繋がっていくんだろう?」など、子どもの成長には目を見張ることばかり。 表面上の「できた/できない」だけで判断していては、子どもの成長・発達を捉えられているとは言えません。発達のメカニズムや背景、つながりを捉えて理解を深めていくことで、より豊かなイメージに広がっていきます。 チャイルドケアウェブでは、発達項目一つ一つの意味やメカニズムが丁寧に検証されています。あらゆる論文を参考にした最新の知見が、ボタン一つでいつでも閲覧可能です。保育原理
乳幼児期は子どもが一人の人間として成長していく上で、基礎を培う大切な時期です。チャイルドケアウェブでは、養育・教育を通して子どもの発達を支えるために、以下のような発達項目が一つ一つ丁寧にまとめられています。- 保育者が行うべき援助や関わり
- 心情・意欲・態度から捉えた子どもの姿
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発達ビュー機能
チャイルドケアウェブの発達ビューは、発達の時期を視ることができる世界唯一のリアルタイムデータです。30,000人を超えるリアルタイムデータ
「発達ビュー機能」は、30,000人を超えるリアルタイムの園児データから発達通過率を算出、グラフ化してくれる機能です。世界で唯一、発達過程に沿ったあらゆる姿がビジュアル的に捉えられるようになっています。- オムツが外れる時期
- 発達が現れる時期
- 発達の幅
- 分布
発達ビューモード・範囲チャート
発達ビューモード
「発達ビューモード」とは、抽出された発達調査項目に対し、全国の月例範囲を一覧で表示してくれる機能です。以下のような事柄が、視覚的に分かりやすく表現されます。- ・各領域の発達が月齢に対してどのように推移していくのか
- ・月齢に対する園児の現在の月齢ポジションを表記、今後の発達の見通しをイメージ的に捉えていく
- ・月齢範囲の表示部分を直接クリックすれば、「範囲チャート」や「発達通過率グラフ」をダイレクトに表示することも可能
範囲チャート
「範囲チャート」は、当該発達項目の月齢範囲をビジュアル表示してくれる機能です。自園の月齢範囲、全国の月齢範囲、それぞれのもっとも通過率が高かったピーク月齢をグラフ表示してくれます。該当する園児の月齢を、赤いラインで示しながら今のポジションを一目で確認できるようになっています。クラスの園児全員のポジションをまとめて表記することも可能なので、クラス全員の月齢ポジション分布を一目で確認することもできます。発達通過率グラフ
「発達通過率グラフ」は、発達通過率をビジュアル表示してくれる機能です。全国・自園の発達通過率のボリュームを、それぞれ棒グラフで表現してくれますよ。通過率が高いピーク月齢に対しては、実際の分布割合もあわせて表記されています。こちらも該当する園児の月齢を赤いラインで示しながら確認できるようになっており、クラスの園児全員のポジションをまとめて表記することも可能です。データをもとにしたカンファレンス
チャイルドケアウェブでは経験的データと科学的データを組み合わせることで、子どもの姿をより立体的に浮かび上がらせます。さまざまなレポート
機能発達、精神発達、身辺自立の状況、遊びから見た子どもの姿など、子ども一人一人の姿を多角的に記録します。以下のような情報が、各種レポートとして生成・提供されますよ。- 姿の発達評価カルテ
- プロフィールチャート
- 身辺自立の状況カルテ
- 興味のある遊びカルテ
受付時間
9:00 – 19:00(土日祝・年末年始を除く)
9:00 – 19:00(土日祝・年末年始を除く)
指導案の自動作成
あらゆる情報を子どもの利益に変えるために、子どもの成長を把握し、可能性を現実に変えていくための具体策の作成にも役立てられます。指導計画
チャイルドケアウェブでは、以下のような事柄に従って指導計画を完全に自動作成してくれます。自動作成された指導計画は、保育士の視点で直接編集が可能なので安心です。- 子ども一人ひとりの記録結果
- 導入園全体の発達統計データ
- 発達の原理
保育課程
指導案の他にも、保育課程に編成した内容を作成・確認できる機能も搭載されています。主に以下のような内容がいつでも確認できます。- 運営方針
- 保育の方針
- 目標
- 子どもの発達過程
- 保育の内容
保育要録の自動作成
チャイルドケアウェブは、子ども一人ひとりの記録結果に従って、保育所児童保育要録の原案を自動で作成してくれます。発育記録や保育レシピ
発育記録
発育記録では、発育データを自動で分析してくれます。身体測定の結果を入力するだけで、以下の事柄を自動で算出してくれますよ。下記を見て、発育曲線に沿っているかどうか、経過を観察することも可能です。- 前月変動および総増減値
- 平均増減値
保育レシピ
保育レシピは園児カルテと連動しています。子ども一人ひとりの発達に応じて、必要な保育レシピ・マニュアル集を自動検索してくれるので助かりますね。1000ページ超の大ボリュームからなり、以下のような情報が提供されています。- 保育運営
- 生活習慣
- 各種遊びの内容
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その他機能
スナップアルバム
日々のひとコマを簡単に記録することができる機能です。デジカメに撮りためたデータも一緒に管理することで、レンタルサーバーのように利用できます。保護者専用ページも充実
保育園の希望に応じて、子どもの成長や保育の内容を保護者へ情報提供することが可能です。この他にもチャイルドケアウェブは、時代に合ったニーズに反応しながら進化を続けています。スポンサーリンク
まとめ
今回は「チャイルドケアウェブ」について紹介しました。 膨大な統計データや参考文献を踏まえた上で保育をサポートしてくれるチャイルドケアウェブ。業務効率化に留まらず、より質の高い保育を実現するために情報を活用できる仕組みとなっています。経験則だけでは判断が難しいことも、膨大かつ客観的なデータと照らし合わせることで、適切な判断が可能となるでしょう。 保育者、保護者、子どもにとって嬉しい機能が充実しているチャイルドケアウェブ。この機会に導入を検討されてみてはいかがでしょうか。 保育士がより子どもたちへの保育に時間をかけられるようになるには、保育ICTシステムの導入で業務を効率化しましょう! 保育ICTシステム、そして「チャイルドケアウェブ」について、気になることがあれば本サイトへご相談ください! 知識豊富なプロに無料でご相談いただけますので、積極的に活用してくださいね- 保育ICTシステム導入の無料相談はこちら
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受付時間
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この記事を書いたライター
ICTキッズ編集部
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