注目の宅配ボックスはメリットだけじゃない!?戸建て住宅に宅配ボックスを設置するメリットデメリット

今や分譲マンションなどでは当たり前のように設置されるようになった宅配ボックスですが、近年では戸建て住宅の方も個人で宅配ボックスを設置する方が増えてきました。 こうした宅配ボックスの普及は、宅配業者の再配達問題を軽減させるなどの効果があったり、ユーザー側も不在時に荷物を受け取ることができるとしてメリットがあるとされているからだといいます。 しかし、実は宅配ボックスはメリットばかりではありません。 今回は、戸建て住宅への宅配ボックス設置を検討している方に向けて、宅配ボックスのメリットデメリットをご解説していきたいと思います。

戸建て住宅に宅配ボックスを設置するメリット

まずは、戸建て住宅に宅配ボックスを設置するメリットからご説明していきましょう。

不在時でも荷物が受け取れる

前述のように戸建て住宅に宅配ボックスを設置するメリットは不在時もしっかり荷物が受け取れるというところにあります。宅配ボックスがなければ、もちろん不在表をもって再配達を依頼することになるわけですが、特に共働きのご家庭などは在宅可能な時間が遅く、再配達を依頼したい時間には営業所がしまっているというパターンも考えられるでしょう。 普段からインターネットショッピングを活用する機会が多い方も、留守中に注文した商品が渡独ので配送時間を気にせずに注文をすることができます。

景観に合わせて設置スタイルやサイズを選べる

戸建て住宅のご家庭の中には、デザインや景観などを凝った家も多く、宅配ボックスを設置することで、せっかくの景観を台無しにしてしまうのではとご不安に思われている方も少なくないのではないでしょうか。しかし、宅配ボックスは景観に合わせた多種多様なスタイルやサイズを選ぶことができますので安心です。 景観にマッチする宅配ボックスやおしゃれなタック杯ボックスを選択すると良いかもしれませんね。

宅配物を受け取った時にその日時を記録できる

中には、宅配物を受け取った時に、日にちや時間を記録できる機能がついた宅配ボックスもありますので、親御さんが外出中にお子様が宅配ボックスの中身を受け取ったことなどを確認できたり、防犯対策としても役立てたりすることができます。 特に、宅配ボックスの中身を狙った犯罪がゼロであるというわけではありませんので、こうした犯罪に合わないためにも、戸建て住宅には日時記録機能や開閉の記録機能がついていると良いです。

宅配業者を装った不審者をシャットアウト

例えばお子様を家に一人でお留守番をさせているときに、宅配業者を装った不審者が訪れて、ドアをあけてしまったらどうしようと心配になったことはありませんか?宅配ボックスを設置すると、『宅配ボックスに入れておいてください』と返事をすれば、業者は荷物をボックスに入れ、備え付けの印鑑を使って印を押して帰ってくれるはずですので、不審者もシャットアウトすることができます。

電気工事不要

宅配ボックスは、工事が必要なものから、簡単における電気工事などが不要なものまで様々にあります。例えばパナソニックのコンボシリーズの宅配ボックスは手動で簡単に使える製品のため電気工事が不要で簡単に取り付けが可能です。分譲マンションなどの宅配ボックスのイメージですと、液晶モニターがあったりと電源が必要のように見えてしまいますが、戸建て住宅の宅配ボックスはもっと気軽に取り付けることができます。 新築の戸建て住宅であれば、建築の時点で一緒に工事をするという方法もありますが、後付けする場合は大掛かりな工事が必要ないもののほうがうれしいですよね。

戸建て住宅に宅配ボックスを設置するデメリット

ここまで、戸建て住宅に宅配ボックスを設置するメリットをご紹介してきましたが、実は戸建て住宅に宅配ボックスを設置するのはメリットだけではなくデメリットも存在します。

宅配ボックスに入れられないものがある

不在時にも荷物の受け取りができるとされている宅配ボックスですが、その宅配ボックスの中に何でも入れてよいというわけではありません。というのも冷凍、冷蔵が必要な生ものや貴重品、代金引換、着払いなどの荷物は、どの宅配業者も宅配ボックスに入れないという決まりになっているからです。 特に真夏は外気温が高い分、食材が傷むスピードも速く、食中毒の危険性もより一層高まります。もし宅配ボックスに入って時間が経ったものを住人が食べて食中毒になってしまった場合、宅配業者の責任問題にも発展しかねません。そうした事態を避けるためにも、冷凍、冷蔵の生ものは宅配ボックスに入れないという決まりになっているのです。 また、代金引換などはそもそも受取人がその荷物の支払いをしないと受け取ることができないため、宅配ボックスに入れることができません。 あまり家に帰れない方などは、生ものを注文しない、代金引換を利用しないなどして、もし生ものを頼む必要があったりした場合は所定の時間にきちんと在宅していると良いでしょう。

サイズによっては場所の確保が必要

頻繁に大きい荷物を注文する方、もしくは大きめの宅配ボックスの設置を検討している方は、サイズに合わせた場所の確保が必要になります。それに伴う動線の確保ももちろん考えなければなりませんので、スペースに合わせた宅配ボックスのサイズを選定するか、大きめの荷物は在宅時に受け取るようにするなど検討する必要があります。

宅配業者さんに認知してもらえず、使ってもらえない

宅配業者の中には、それまでチャイムを鳴らして荷物を届けていた戸建て住宅に突然宅配ボックスが設置されても、それを認知されるのに時間がかかって、しばらく利用してもらえないということもあるかもしれません。また、一つの会社で一人が担当というわけではありませんので、チャイムがなって対応するたびに宅配ボックスの案内をしなければならないなんてこともあるでしょう。

まとめ

このように、戸建て住宅に宅配ボックスを設置することは決してメリットばかりではありません。とはいえ、共働きのご家庭も多い昨今、いざというときや忙しい方にとって宅配ボックスは強い味方になってくれます。 宅配ボックスはなんとなく、外出の多い夫婦や単身向けであると認知されがちですが、比較的ファミリー層や、高齢者や子供など、誰かしらが常に在宅しているといった戸建て住宅の方からも需要が拡大してきています。その理由としては、先述のように『防犯』の面で安心できるからです。 今回ご紹介したメリットとデメリットをしっかり抑えて、デメリットはそれなりの対策をとりながら、今後は暮らしやすさや安全のために戸建て住宅にお住まいの方々も宅配ボックスを設置してみてはいかがでしょうか。

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Wiz Cloud編集部

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