クックパッドが生鮮食品の受け取りOKの宅配ボックスを開発!

近年では共働きのご家庭も多く、仕事が終わったころにはスーパーの食材は売れ残り...という方も少なくないのではないでしょうか。自宅に宅配ボックスを設置していたとしても、自宅の宅配ボックスへは生鮮食品や冷凍食品等の宅配を行うことはできません。 そうした中、クックパッド株式会社では生鮮食品EC『クックパッドマート』の受け取りができる生鮮宅配ボックス『マートステーション』を開発しました。 ネットで食品を注文し、帰ってくる頃に食材が到着しているということであれば非常に便利なサービスですが、いったいどのようなサービス内容なのでしょうか。 本記事では、クックパッド株式会社が開発した『生鮮食品』の受け取りができる『クックパッドマートステーション』と、今後の宅配ボックスの生鮮食品対応までの課題について解説してまいります。

スマートロックを備えた生鮮宅配ボックス『マートステーション』とは

クックパッドは2019年4月、同社の生鮮食品EC『クックパッドマート』の商品を受け取る専用の宅配ボックスとして、『マートステーション』を順次設置していくと発表しました。 これは自宅配送ではなく地域に設置された生鮮宅配ボックス『マートステーション』に配送することで、新鮮な状態をキープすることができるものです。特に、受取人が帰宅途中などに『マートステーション』へ立ち寄って商品を受け取ることができるため、毎日の食材調達に困ることはありません。 生鮮宅配ボックス『マートステーション』では、スマートフォンのアプリから注文が可能で、アプリから注文をした方のみ、アプリ上から宅配ボックスの開錠可能なコードが送られてくるシステムとなっています。いわゆるスマートロック形式の宅配ボックス・冷蔵庫であるため、セキュリティ面も安心です。 また、同宅配ボックスは駅やコンビニ、ドラッグストアやマンションなど多くの人が利用する場所への設置が可能で、個人・法人問わずあらゆる場所への設置を進めていくためオーナー募集サイトを開設しているといいます。

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生鮮宅配ボックス『マートステーション』のメリット

実際、現在では自宅用の宅配ボックスに生鮮食品等の配達を行うことはできません。その点クックパッドが開発した生鮮宅配ボックス『マートステーション』ではいつ、どんな時でも生鮮食品を希望の場所に届けてもらうことが可能です。 では、ここからは生鮮宅配ボックス『マートステーション』のメリットについて解説していきましょう。

好きな時に好きな食材を受け取ることができる

1つは、宅配ボックスですので好きな時に好きな食材を受け取ることができるという点がメリットとしてあげられます。前述にも申し上げましたが、現状の自宅用宅配ボックスは、冷蔵や冷凍の機能が付いた宅配ボックスは開発されておらず、仮に配達して商品が傷んだ時の責任の所在などの観点から、宅配ボックスに生鮮食品を配達することは認められておりません。 その点、マートステーションのような生鮮食品専用の宅配ボックスを利用することで、いつでも新鮮なお野菜や食材を購入することができるようになります。

スマートロック形式なのでセキュリティーも安心

生鮮宅配ボックス『マートステーション』の開錠方式は、アプリ上に送られてくる専用のコードで開錠する方法です。近年では自宅のセキュリティーを守るというった面でも自宅の鍵をスマートロックに変更する方も増えているほどで、『コードがないと開けられない』といったことから、誰かに盗まれたりする心配もほとんどなくなります。 また、受取人が直接宅配ボックスへ向かえない場合は、スマートフォンのアプリ上からコード等を共有することで共有した相手にも受け取ってもらうことが可能です。

新鮮な食材を購入することができる

そして、何より宅配ボックスは生鮮食品を保存するための宅配ボックスであり、冷蔵機能等がついています。新鮮な食材を新鮮なまま保存しておいてもらうことができるので、受け取りに行くまでに時間が空いても傷んでしまっているといった心配がありません。

生鮮宅配ボックス『マートステーション』のデメリット

ここまでご説明した中ではメリットばかりが多いように思われがちですが、何かを新しく利用する際はデメリットも知っておく必要があります。ここからは生鮮宅配ボックス『マートステーション』のデメリットについて解説していきましょう。

『マートステーション』が設置されている場所でないと受け取れない

1つはスマートステーションが設置されている場所でないと受け取ることができないという点です。仮に隣町に設置されていたとしても、当然取りに行くまでに時間がかかるので便利であるとは言えませんよね。現在は設置場所を増やしていっている段階のようですが、多くの場所に設置されていなければ、多くの人が難なく利用するといったことができません。

スマホの充電が切れていたら利用できない

先ほども申し上げたように、スマートステーションはスマートフォンのアプリで通知される開錠コードを利用して荷物を受け取るシステムです、もし受け取り時にスマホの電源が切れていたとしたら利用することができませんので、受け取る予定がある場合は残りの充電を意識しておくようにしましょう。

クックパッドマートの商品しか注文できない

同宅配ボックスはクックパッド株式会社が開発した製品です。クックパッドマートに売っている生鮮食品を購入し、その食品に限り宅配ボックスで受け取ることができるというわけですので、いろいろなスーパーの食品の宅配をマートステーションで受け取ることができるというわけではありません。

自宅用宅配ボックスの生鮮食品対応への課題

マートステーションのような生鮮食品に対応した宅配ボックスが自宅用にも開発されれば、働くお母さんは非常に便利になりますよね。しかし、先ほども申し上げたように、宅配ボックスは受取人が不在の時に荷物をボックスに配達するシステムになるので、生鮮食品を置きっぱなしにして仮に食品が傷んでしまった場合に宅配業者は責任をとることができないのです。 ですので多くの配達業者がクール便などの生鮮食品を宅配ボックスに配達することができるようになるには、マートステーションのように『鮮度を維持することができる宅配ボックス』『セキュリティ性が高い宅配ボックス』でなければならないのです。また、いつ届けられ、届けられてから何時間たったかなどの確認ができなければればなりません。 今後は置き配などの需要も更に高まることが予想されますので、上記に解説した課題が解決されれば、自宅用の宅配ボックスも生鮮食品に対応するようになるかもしれませんね。

まとめ

本記事ではクックパッドが開発した生鮮食品を宅配することができる宅配ボックス『マートステーション』と、今後自宅用の宅配ボックスが冷凍・冷蔵に対応するための課題について解説いたしました。 共働きのご家庭や、仕事が終わるのが遅くなってしまう方などは、先生食品を届けてくれる宅配ボックスサービスがあると非常に便利ですよね。 お近くにマートステーションがある方はぜひお試ししてみてはいかがでしょうか。  

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Wiz Cloud編集部

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