フリーWi-Fiでやってはいけないこと3選!店舗の無線LANを強化するには?

Wi-Fiを無料で利用することができる「フリーWi-Fiスポット」は、図書館や喫茶店、駅構内や飲食店など、近ごろでは街中のいたるところに設置されるようになりました。

今回は、フリーWi-Fiスポットを利用する際のデメリットや、利用にあたっての注意点などについて、具体的な対策方法も含めてわかりやすく解説を進めていきます。

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フリーWi-Fiスポットとは?

そもそも「フリーWi-Fiスポット」とは、飲食店や公共施設などに設置されている無料のWi-Fiスポット(公衆無線LAN)を指すもので、近ごろでは東京オリンピック開催の影響などもあり、さまざまな場所で見にする機会が増えました。

有線LANなどの「プライベートネットワーク」とは異なり、Wi-Fiによる無線通信は外部からの干渉を受けやすい「オープンネットワーク」となっているため、公共の場所での利用にあたっては、注意すべきポイントがいくつか存在します。

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やってはいけない無料Wi-Fiの危険な使い方

普段は何気なく利用することが多いフリーWi-Fiスポットですが、注意すべきポイントを理解しないまま利用してしまうと、最悪の事態を招いてしまう恐れがあるのです。

ここからは、無料Wi-Fiの危険な使い方3選を順番にご紹介いたしますので、事前にしっかりと確認しておくことで、Wi-Fiに対するセキュリティ意識を高めていきましょう。

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鍵マークのないWi-Fiを利用する

まず1つ目の危険な使い方としては「鍵マークのないWi-Fiを利用する」ということです。

Wi-Fiによる無線通信は、有線LANでの接続方式とは異なり、外部からの不正アクセスを受けやすいという性質があるため、セキュリティの施されていないWi-Fiに接続してしまうと被害に遭うリスクが高くなってしまいます。

無線通信の内容が第三者に筒抜けになってしまうと、SNSアカウントの乗っ取りや決済情報の漏洩など、最悪の場合には深刻な被害を被ってしまうリスクがあるため、フリーWi-Fiにアクセスする場合には必ず鍵マークの有無を確認するようにしましょう。

見覚えのないWi-Fiにアクセスする

2つ目の危険な使い方としては「見覚えのないWi-Fiにアクセスする」ということです。

フリーWi-FiスポットのSSID(Wi-Fiの名前に相当する部分)は多くの場合、どの設備のWi-Fiであるのかが認識しやすいように、施設や店舗の名前などが採用されていることがほとんどです。

SSIDの文字列が意味をなさないものであったり、単なる数字の羅列であったりする場合には、無関係かつ危険なWi-Fiである可能性が非常に高いため、アクセスの前には必ずWi-FiのSSIDも確認するようにしておきましょう。

クレジットカードなどの決済情報を入力する

3つ目の危険な使い方としては「クレジットカードなどの決済情報を入力する」ということです。

通信が暗号化されたWi-Fiの場合であっても、外部からの不正アクセスや情報漏洩などのリスクは決してゼロにはなりません。

特に、公共施設での決済情報の入力などにおいては、スマートフォンやPCの画面を覗き見られてしまうという物理的な覗き見のリスクも潜んでいるため、クレジットカードなどの情報入力などはなるべく控えることをおすすめします。

Wi-Fiセキュリティの強化には専用ルーターがおすすめ

以上のように、飲食店や公共施設などに設置されているフリーWi-Fiスポットの多くは、外部からの不正アクセスやサイバー攻撃に遭うリスクが高い傾向にあるため、取り扱いには厳重な注意を払う必要があります。

利用者側の意識はもちろんのこと、Wi-Fiを開放している店舗側においても、Wi-FiのSSIDをわかりやすいものに変更したりなど、より安全で高品質なWi-Fiを提供するための努力が重要と言えます。

なかでも最も有効なセキュリティ対策としては、Wi-Fiルーターをセキュリティレベルの高い製品に交換するということです。

特に、Wi-Fiルーターの世界シェアトップを誇る「TP-Link」の製品などは、セキュリティ耐性が高く、通信品質も申し分ないことから、フリーWi-Fiスポットへの利用に最適なWi-Fiルーターと言えるでしょう。

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まとめ

今回は、フリーWi-Fiスポットを利用する際のデメリットや、利用にあたっての注意点などについて、具体的な対策方法も含めてわかりやすく解説を進めてまいりました。

外部からの不正アクセスを許してしまうと、通信の内容が傍受されてしまったり、端末に記録されている情報が盗まれてしまったりなどの最悪のケースを招いてしまいます。

Wi-Fiを使う利用者側とWi-Fiを提供する店舗側の双方がセキュリティ意識を高く保っておくことで、被害のリスクを最小限に抑える工夫が重要であると言えるでしょう。

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