日本を訪れる外国人観光客の数は年々増加しており、その中でも中国からの訪日観光客数は、2019年1年間だけでも950万人を超えるなど、最も多くの観光客が訪れています。また中国企業の日本進出なども進んでいるため、日本における「中国語」の需要は高まる一方です。
このように中国の方とのコミュニケーションをとる機会が増えると、中国語を話す必要も出てくると思います。中国語でスムーズなコミュニケーションがとれるよう活用したいのが、日本語・中国語の翻訳サイトです。
今回は、便利な日中翻訳サイトを紹介するとともに、手軽に持ち運べる自動音声翻訳機についても触れていきます。
このように中国の方とのコミュニケーションをとる機会が増えると、中国語を話す必要も出てくると思います。中国語でスムーズなコミュニケーションがとれるよう活用したいのが、日本語・中国語の翻訳サイトです。
今回は、便利な日中翻訳サイトを紹介するとともに、手軽に持ち運べる自動音声翻訳機についても触れていきます。
目次
無料で中国語日本語翻訳できるサイト10選
では中国語へ翻訳ができる無料サイトをいくつかご紹介します。メジャーなものから中国語に特化したものまでさまざまなので、自分にとって使いやすいものを選ぶとよいでしょう。Google翻訳
翻訳ツールで有名な「Google翻訳」は、翻訳履歴や保存機能もあり、100以上もの言語に対応しているGoogleサービスです。誰でも簡単に操作可能なシンプルな作りなので、初めて使う際も楽ちんです。また中国語は、繁体字・簡体字の両方に対応しており、翻訳スピードが早いのが特徴です。百度翻訳
中国最大手の検索サイト「百度(バイドゥ)」の翻訳サービスである「百度翻訳」は、中国のサイトだけあって、翻訳精度の高さが人気です。翻訳した文章の発音音声や、ピンインの表記などもあるので、中国語学習にも役立つ翻訳サイトです。excite 中国語翻訳
検索サイトexciteの中国語翻訳は、翻訳サイトの中でも翻訳の精度が高い点がメリットのサービスです。さらに翻訳したい原文を表示させたまま、翻訳された中国語が表示されるので、何を翻訳したかわかりやすいのも便利なポイントです。Bing 翻訳ツール
マイクロソフトが手がける検索サイト「Bing」にある翻訳サービスです。簡体字や繫体字中国語のほか、広東語にも対応しています。また中国語への翻訳表現も、自然な文章で意味の通る違和感ない中国語になっているようです。weblio 中国語翻訳
オリジナルのサービスが豊富な翻訳サイト「weblio」は、日本語訳の文体を「だ・である体」や「です・ます体」に選べるという珍しいサイトです。翻訳した言語の音声を再生できる「weblio」ですが、その再生速度を通常スピードから、50%の速さの「ゆっくり」が選べるなど、勉強にも役立つ機能が備わっています。楽訳中国語辞書
翻訳サイトというよりも、辞書サイトに近いのが「楽訳中国語辞書」です。文章としてスムーズな翻訳は、あまり正しくはないようです。単語だけの翻訳であれば、正確に表示されるので、例文などを調べるには適しているサイトといえます。Papago
中国語や韓国語などを中心に翻訳できる翻訳サイト「Papago」は、シンプルな単語や文章であれば高い精度で翻訳が可能です。感嘆句にも対応しており、実際に使える中国語の翻訳ができます。翻訳結果は音声で聞くことができるので、中国語の学習用としても活用できます。So-net 翻訳
大手プロバイダSo-netが提供する翻訳サービス「So-net翻訳」は、Google翻訳やBing翻訳と近い形で翻訳が可能なサービスです。簡体字や繫体字中国語に対応しており、翻訳結果は一文ごとにわけて結果が表示されます。Fresh eye 翻訳
「Fresh eye 翻訳」は、入力フォームに日本語の文章を記入し、それを中国語に翻訳する翻訳サービスです。全文の翻訳結果だけでなく、1文ずつ表示する対訳形式でも表示は可能です。なお簡体字や繫体字を選択できます。楽天 infoseek マルチ翻訳
「楽天 infoseek マルチ翻訳」は、テキスト翻訳、ウェブ翻訳が可能なマルチ翻訳サービスです。辞書の語数も増えてきており、より高い精度の翻訳をおこなうほか、関西弁変換機能や語尾を「ですます調」や「である調」を選択できるなど、さまざまな機能が特徴的な翻訳サービスです。有料だけど中国語日本語翻訳できるサイト
正確に翻訳したいという方は、翻訳サイトやアプリではなく翻訳会社に有料で依頼することができます。代表的な翻訳会社・サービスには、以下のような会社があります。Gengo
1文字5円から中国語を翻訳するサービス「Gengo」は、業界でも最安値価格が人気で、最低文字数や最低金額などの制限もないことから、多くの方に利用されます。有名なメーカーやサービスの商品説明や、カスタマーサポート向けの多言語化を支援しているため、複雑な専門用語などもわかりやすく翻訳してくれます。翻訳会社FUKUDAI
「FUKUDAI」は、専門分野に精通した翻訳スタッフにより、質の高い中国語翻訳サービスを提供しています。日本語ー中国語であれば、100文字あたり700円~1400円ほどから利用でき、最低翻訳料金は8,000円となっています。政府機関からの依頼も行っているなど、専門性の高い分野も対応しています。接客対応に使えるか?
実際、店舗などで中国人観光客へ接客を行う際、翻訳サイトは活用できるのでしょうか。従来までの翻訳サイトであれば、翻訳精度も低かったり、翻訳できる言語数も少なかったりと、あまり使い勝手がいいものではありませんでした。しかし近年はスマホが普及し、翻訳サイトがアプリとして多く登場してきたことや、機械翻訳のシステム向上によって、より手軽に翻訳サイトを使うことができるようになりました。
スマホを片手に翻訳して話ができるので、わざわざパソコンの前で話をしなくても、商品やサービスの目の前に行って、案内や質問に答えることができるようになっています。
接客時の翻訳なら自動音声翻訳機がおすすめ
スマホアプリなどで手軽になってきた翻訳サイトですが、接客時に活用するのであれば「自動音声翻訳機」がおすすめです。最低限の単語などは翻訳アプリでも可能ですが、より正確にスムーズなやりとりを可能にするのが、自動音声翻訳機です。自動音声翻訳機は、今では数多くの種類が登場しており、Wi-Fiに接続してお互いに音声を吹き込むだけで翻訳が可能です。
双方向での翻訳が可能なため、会話が途切れることも少なく、1対1のコミュニケーションができるようになります。
自動音声翻訳機のおすすめは?
たくさんの種類が登場している自動音声翻訳機ですが、店舗などでの接客に使うということであれば、その中でも「KAZNA e-Talk」がおすすめ。オンラインとオフラインで利用できるマルチ翻訳機で、最大112言語に対応しています。中国語への翻訳は、オンライン状態だけでなくオフラインの状態でも翻訳が可能なので、電波の届かない場所でも安心して利用することができます。
さらに「イートーク」には、中国人のほとんどが利用している「アリペイ」や「We Chat Pay」に対応した、QR決済機能もついているので、中国人観光客に向けたインバウンド対策にはピッタリの音声翻訳機といえます。
そのほか、おすすめの自動音声翻訳機については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
自動音声翻訳機の選び方のポイント
自動音声翻訳機と一言で言っても、いくつもの種類が登場しています。自分にぴったりの自動音声翻訳機を選ぶなら、いくつかのポイントを押さえておきましょう。大切なのは、目的や用途、利用場所の環境に併せて選ぶということです。例えば利用する場所にWi-Fiが通っているのであれば、オンライン翻訳がメインのものを選ぶとよいですし、翻訳できる言語数を重視したい場合は、対応言語数が比較的多いものをピックアップするとよいでしょう。
Wi-Fiがなくても、SIMを使ってオンライン翻訳が可能な機器もあるので、自動音声翻訳機の種類が増えた分、選択肢の幅は広がっています。
まとめ
今回は主に中国語に対応した、おすすめの翻訳サイトを紹介しました。また翻訳サイトだけでなく、近年ユーザー数を増やしている自動音声翻訳機についても、ご紹介しています。インバウンド対策として、大きな効果を発揮するであろう自動音声翻訳機を使うことで、よりスピーディーでスムーズなコミュニケーションを可能にします。
中国人をはじめとした外国人観光客に対して、日本らしい丁寧なおもてなしをするなら、この機会に自動音声翻訳機の活用を検討してみてもいいかもしれませんね。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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