「大量のメールを配信するのに時間がかかっている」
「無料で試してからシステムの導入を検討したい」
メール配信システムは、大量のメールを一斉に送信できるツールです。顧客や登録ユーザーに対して、情報提供やお知らせ、広告などを効率的に行えます。
しかし、市場には様々なメール配信システムが溢れており、どれを選べば良いかお悩みの企業も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、メール配信システムの比較ポイントを踏まえて、おすすめシステム15製品をランキング形式で徹底比較していきます。
メール配信システムのタイプや基本機能、メリット・デメリットも紹介しているので、メール配信システムの導入を検討している方は必見の内容です!
- 【比較表】メール配信システムおすすめランキング
- メール配信システムとは「大量のメールを一斉に送信できるツール」
- メール配信システムのメリット
- メール配信システムのタイプ【図解】
- メール配信システムの目的と選び方
- メール配信システムの主な機能【一覧表】
- メール配信システムの比較ポイント
- メール配信サービスの提供形態
- おすすめメール配信システム【到達率や大量配信に強み/高機能型】
- おすすめメール配信システム【メルマガの運用改善に強み】
- おすすめメール配信システム【高機能と低価格に強み/国産】
- 無料で使えるメール配信システム
- メール配信システムと「MAツール」の違い
- メール配信市場の最新動向
- メール配信システムを使うデメリット
- メール配信システムを導入する際の注意事項
- メール配信システムを導入した成功事例
- メール配信システムに関するよくある質問
- まとめ:メール配信システムの導入で効果的なマーケティングを実現しよう
【比較表】メール配信システムおすすめランキング
ランキング | サービス名 | 初期費用 (税込) | 月額費用 (税込) | 無料トライアル | 配信数 | 提供形態 | 提供会社 |
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1位 | オレンジメール | 【ビジネス版】 1万4,080円 【エンタープライズ版】 3万3,000円 |
【ビジネス版】
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〇(30日間) | 無制限 | クラウド | 株式会社オレンジスピリッツ |
2位 | 配配メール | 無料 | 要問い合わせ ※プランや登録アドレス数によって変動する |
〇 | 無制限 | クラウド | 株式会社ラクス |
3位 | WiLL Mail | 無料 |
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〇(14日間) | プランによる | クラウド | 株式会社サパナ |
4位 | Cuenote FC |
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〇 | 無制限 |
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ユミルリンク株式会社 |
5位 | WEBCAS e-mail | 【クラウド】
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【クラウド】
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〇(1週間) | プランによる |
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株式会社WOW WORLD |
6位 | blastmail (ブラストメール) |
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〇(7日間) | 無制限 | クラウド | 株式会社ラクスライトクラウド |
7位 | MailChimp | 無料 |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | クラウド | MailChimp |
8位 | アララ メッセージ | 無料 | 9,500円~ ※税表示なし |
〇(30日間) | プランによる | クラウド | アララ株式会社 |
9位 | める配くん |
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〇(2週間) | プランによる | クラウド | 株式会社ディライトフル |
10位 | SendGrid | 無料 |
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ー | プランによる | クラウド | Twilio社/株式会社構造計画研究所 |
11位 | 配配メールBridge | 無料 | 要問い合わせ ※プランや登録アドレス数によって変動する |
〇 | 無制限 | クラウド | 株式会社ラクス |
12位 | コンビーズメールプラス |
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〇(30日間) | 無制限 | クラウド | 株式会社コンビーズ |
13位 | AutoBiz(オートビズ) |
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要問い合わせ | プランによる | クラウド | 株式会社ビズクリエイト |
14位 | BENCHMARK Email | 無料 |
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ー | プランによる | クラウド | 株式会社ベンチマークジャパン |
15位 | acmailer | 無料 | 無料 | ー | 無制限 | オンプレミス (CGIタイプ) |
株式会社シーズ |
メール配信システムとは「大量のメールを一斉に送信できるツール」
メール配信システムとは、 大量のメールを一斉に送信できるツールです。顧客や登録ユーザーに対して、情報提供やお知らせ、広告などを効率的に発信できます。
メール配信システムの機能には、HTMLメールの作成が可能なエディタ搭載、送信スケジュール設定、配信管理、開封率やクリック率などの分析機能、セグメント配信対応などがあります。
また、セキュリティ対策として、送信データの保護やエラー対応機能も搭載されているシステムも多いです。
メール配信システムの必要性
メール配信システムは、企業が効果的なマーケティング戦略を実施する上で重要な役割を担います。
編集部
セグメント配信とは、メール配信リストを居住地や購入履歴などの条件で絞り込み、対象となるユーザーに合わせた内容のメルマガや案内メールを送信する方法です。
メール配信システムの仕組み
メール配信システムには、高性能な「MTA(メール転送エージェント)」というプログラムが搭載されています。
MTAは、送信用サーバである「SMTPサーバ」内のプログラムの1つで、送信元から転送されたメールを正しい宛先に仕分ける役目があります。
またMTAの性能が高いと、 大量配信してもSMTPサーバが耐えられるうえ、MTAの処理速度が上がります。
その結果、メール配信システムは「大量配信」「高速配信」「高い到達率」を実現しています。
メール配信システムを選ぶのが難しい理由
メール配信システムを選ぶ際に多くの方が苦労する理由としては、主に以下の4つが挙げられます。
ユーザー1
メール配信システムの種類が多すぎる
ユーザー2
専門用語が多くてわかりにくい
ユーザー3
自社に必要な機能が何かわからない
ユーザー4
無料と有料の違いがいまいちよくわからない
メール配信システムを選ぶのが難しい理由は、 サービスの種類や提供会社の数が多く、製品ごとに搭載機能や仕様も異なるためです。
そのため、自社に最適なシステムを選ぶには、まず自社のニーズや目的を明確にし、それに合わせた機能やサポート体制を重視しなければなりません。
また、料金プランや契約内容も比較・検討する必要があり、予算内で最適な選択肢を選ぶことが重要です。
メール配信システムのメリット
低遅延で大量にメールを配信できる
メール配信システムのメリットの一つは、大量のメールを瞬時に一斉配信できることです。
企業は幅広いターゲットに対してタイムリーな情報提供やプロモーションを行うことができ、効果的なマーケティングが可能となります。
また、配信システムの自動化機能により、定期的な配信やイベント時の告知などもスムーズに行えます。
到達率が高い
メール配信システムのメリットとして、高い到達率も挙げられます。
メール配信システムには、 メールがスパムと誤認されるのを防ぐ機能や対策が実装されているため、ユーザーの受信トレイに正確に届く可能性が高まります。
また一部のシステムでは、 送信前にメールのスパム判定チェックが可能で、問題があれば事前に修正することができるため、送信メールの到達率を最大限に高めることが可能です。
セグメント配信でメルマガの反応率を高められる
セグメント配信を活用することで、メルマガの反応率を高めることができます。
セグメント配信とは、 メール配信リストを居住地や購入履歴などの条件で絞り込み、対象となるユーザーに合わせた内容のメルマガや案内メールを送信する方法です。
セグメント配信を活用することで、以下のようなマーケティングの効果が向上します。
メール配信業務の効率化になる
メール配信システムを活用することで、メールの大量送信が可能になり、 手間や時間をかけずに多くのユーザーへ情報を届けることができます。
また自動配信機能を利用することで、定期的なメール配信を自動で行えるため、業務負担の軽減が可能です。
さらに送信履歴や開封率の分析も可能なため、過去の配信データを元に効果的な配信スケジュールを設定するなど、様々な角度からメール配信業務を効率化できます。
編集部
送信先アドレスの打ち間違いによる送信ミスや情報漏洩のリスク低減にも繋がります。
専門知識不要でデザイン性の高いメールを作成できる
メール配信システムを使用すると、専門知識がなくてもデザイン性の高いメールを作成することが可能です。
また、 テンプレートが豊富に用意されており、編集も簡単な操作 で行えます。
メルマガの効果を確認し改善ができる
メール配信システムを利用することで、 配信済みのメルマガの効果を確認(効果測定)し、改善点の把握とより効果的なアプローチが可能です。
具体的には、以下のような機能が活用できます。
見込み顧客を発掘できる
メール配信ツールを利用することで、ユーザーの行動履歴を元に、 類似した嗜好を持つ見込み顧客を見つけ出すことができます。
また、メルマガ登録者を自社サイトや購入履歴と連携させて、 購入意欲の高い顧客も特定可能です。
特定の見込み顧客に対して個別のメールも配信できるため、効率的にユーザーの購買行動を促進できます。
他のシステムと連携・連動させられる
メール配信システムは、 顧客管理システム(CRM)や コンテンツ管理システム(CMS)などの他システムと連携・連動させることができます。
顧客管理システム(CRM)と連携することで、より効果的なターゲティングが可能です。
また、コンテンツ管理システム(CMS)やウェブサイトと連動させることで、コンテンツの更新も効率化できます。
編集部
さらに、SNSやアナリティクスツールと連携させることで、集客効果も最大化できます。
▶関連記事:顧客管理システム(CRM)とは?導入メリットやおすすめサービス7選を徹底比較
▶関連記事:CRMツールのおすすめ比較15選!機能・選び方のポイントを徹底解説
誤送信などセキュリティ事故を防止する
メール配信システムは、 メール送信前に確認画面があり、送信先や送信内容を確認できるため、送信ミスを防ぐことが可能です。
また多くのメール配信システムには、送信対象者のセグメント化や権限管理機能が搭載されており、送信範囲の絞り込みや送信権限を制限できるため、誤送信のリスクを軽減できます。
メール配信システムのタイプ【図解】
メールの到達率・大量配信に強みを持つタイプ
メールの到達率や大量配信に強みを持つタイプは、 送信先アドレスの正確な管理や、一斉配信を高速に実行できるのが特徴です。
また、適切な配信間隔を設定することで、送信先のメールボックスに迷惑メールとして認識されず、メールが確実に届くように工夫されています。
メールの到達率・大量配信に強みを持つタイプのメール配信システムは、幅広いユーザーへの一斉送信やプロモーション活動におすすめです。
高機能型
高機能型のメール配信システムは、送信機能のみならず、リスト管理やセグメント機能、さらにはA/Bテストやデータ解析など、 マーケティング活動に必要な機能が網羅されています。
機能性に優れていることから、自社のマーケティング戦略に応じて最適な運用が可能です。
配信特化型
配信特化型のメール配信システムは、 シンプルな操作性と高い配信速度が魅力で、効率的にメール配信を行うことができます。
ただし、高度な分析機能やセグメント機能は限定的となることが一般的です。
メルマガの運用改善に強みを持つタイプ
メルマガの運用改善に強みを持つタイプは、 効果的なマーケティングのために必要な機能が充実している点が特徴です。
例えば、セグメント機能により顧客リストを細かく分類し、ターゲット別に最適なメッセージを送ることができます。
また、開封率やクリック率の分析機能を活用することで、過去の配信データやユーザーの反応をもとに、より効果的なメルマガの作成や運用改善が可能です。
編集部
運用改善を迅速に行い、マーケティング活動の効果を最大限に高めることができます。
高機能・低価格に強みを持つタイプ
高機能・低価格に強みを持つタイプは、コストパフォーマンスに優れたメール配信システムです。
例えば、メールの配信やリスト管理、データ分析などの基本機能に加え、カスタマイズ可能なテンプレートやA/Bテスト機能なども提供されています。
そのため、企業は 限られた予算内で効果的なメールマーケティングを実施することが可能となります。
国産
国産メール配信システムは、 日本語対応のサポート体制が充実しているほか、日本の法規制やビジネス習慣にも対応しており、コンプライアンス面で安心して利用できます。
また、多くの国産システムは利用者の声に応えて機能やサービスが改善・拡充されているため、使い勝手や機能性においても高い評価を得ています。
国産システムの中には、無料プランや低価格帯のサービスが提供されているものもあるため、初期費用や運用費用を抑えたい企業にもおすすめです。
海外
海外のメール配信システムは、大規模なユーザー基盤やアドレスリストを扱うことが可能で、 世界各国のマーケティング事情に対応しているという特徴があります。
また、国際的な標準規格やセキュリティ対策が取られており、グローバル企業でも安心して利用できる点も魅力です。
ただし、言語やサポート体制が日本国内向けに最適化されているわけではないため、企業の英語力や対応力が重要になります。
メール配信システムの目的と選び方
メルマガの効果測定や分析をして運用改善につなげたい
メルマガの効果測定や分析を行いたい場合、 開封率やクリック率、コンバージョン率などの各種指標を簡単に集計・分析できる機能が必要です。
また、リアルタイムでのデータ更新や分析結果を視覚的に表示するダッシュボード機能があると、運用改善に役立ちます。
さらに、A/Bテストやシナリオ設定などの機能もあると、効果測定や分析をさらに深めることができます。
▶メルマガの運用改善に強みを持つタイプのメール配信システムがおすすめ |
デザイン性の高いメールを簡単に作成したい
デザイン性の高いメールを簡単に作成したい場合、 ドラッグアンドドロップ式のエディタや豊富なテンプレートが用意されているシステムがおすすめです。
また、CSSやHTMLが自由に編集できる機能があると、よりカスタマイズ性が高まります。
さらに、画像や動画などのメディアを効果的に使用できるシステムがあれば、視覚的に訴求力のあるメールを作成することが可能となります。
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メール到達率を向上させたい
メール到達率を向上させたい場合、 システムが適切な送信設定やドメイン認証をサポートしているかが重要です。
また、定期的なメールアドレスの整理や認証された送信アドレスの使用ができるシステムが理想的です。
さらに、配信履歴やエラー情報がわかりやすく表示される機能もあると、運用を見直す際に役立ちます。
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迷惑メール対策がしたい
迷惑メール対策を行いたい場合、 配信停止リクエストに迅速に対応できる機能や、送信時のエラーチェック機能が重要です。
また、正確な送信アドレスの管理や、SPFやDKIMといった認証機能が利用できるシステムが望ましいです。
さらに、ユーザーからのフィードバックを受け取れる機能があると、迷惑メール対策をさらに強化することができます。
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大量のメールを短時間で遅延なく送信したい
大量のメールを短時間で遅延なく送信したい場合、 1時間あたりのメール配信数に着目してメール配信システムを選びましょう。
高速配信を掲げる製品の多くは毎時100万通以上、多いものでは1000万通以上のメール配信に対応しており、システムによって異なります。
配信能力を調べる際は、製品のホームページで配信実績を確認するのがおすすめです。
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休眠顧客の掘り起こしを行いたい
休眠顧客にアプローチしたい場合、 セグメント配信機能があるメール配信システムがおすすめです。
休眠顧客を抽出するには、マーケティングメールを活用し、ユーザーが再び関心を持つような内容の提供が必要です。
過去の購買履歴や顧客情報を用いて、セグメントごとに適切なメッセージを伝えることで効果が期待できます。
編集部
ユーザーの関心を引き戻すために、タイムリーな情報提供や限定的な特典を盛り込む工夫も大切です。
▶メルマガの運用改善に強みを持つタイプのメール配信システムがおすすめ |
既存システムと連動させたい
既存システムと連動させたい場合、 API連携機能のあるメール配信システムがおすすめです。
顧客管理システムや売上管理システムとの連携により、メール配信に必要な顧客情報や売上データの取り込みが簡単に行え、セグメント別の配信やターゲティングができます。
なお、API連携機能が無料で利用できるサービスもあれば、オプションとして追加費用がかかるサービスもあるため、事前にサービス料金ページでチェックしておきましょう。
▶高機能・低価格に強みを持つタイプのメール配信システムがおすすめ |
メール配信システムの主な機能【一覧表】
機能名 | 機能内容 |
---|---|
メール作成支援機能 | HTMLやテキスト形式に対応したテンプレートが用意されており、直感的なエディタで編集が可能 |
メール配信支援機能 | 送信日時や送信対象の設定が可能 |
リスト管理機能 | メルマガ登録者のアドレスや属性情報などを一元管理し、セグメントごとの配信設定が可能 |
HTMLエディタ機能 | 直感的な操作でメールのデザインやレイアウトの編集が可能 |
セグメント配信機能 | ユーザーを分析し、個々のニーズに合わせた最適なメール送信が可能 |
属性情報の差し込み機能 | ユーザーから収集したデータをもとに、パーソナライズされたメール編集が可能 |
ステップメール配信機能 | ユーザーの行動や反応に応じて、自動的に複数のメールを順番に送信可能 |
シナリオメール配信機能 | ユーザーの行動パターンや状況に応じて、タイムリーにメール送信が可能 ステップメールの進化版 |
ABテスト機能 | 異なるバリエーションのメールをユーザーに送信し、パフォーマンスを比較 |
効果検証機能・分析機能 | メールマーケティングの効果を測定・分析 |
承認機能 | メール配信前に内容や設定が適切であるかどうかを確認可能 |
エラー解析機能 | メール送信時に発生するエラーや問題を特定 |
カートリマインド機能 (カゴ落ちメール) |
オンラインショップでカートに商品を入れたまま 購入を完了しなかったユーザーに対して、リマインドメールを送信 |
SPF、DKIM、TLSへの対応 | メール送信時のセキュリティ対策 |
API | メール配信システムと他のシステムやツールを連携 |
メール作成支援機能
メール作成支援機能は、ビジネスで効果的なメールを簡単に作成できるようにする機能です。
HTMLやテキスト形式に対応したテンプレートが用意されており、直感的なエディタで編集が可能です。
また、画像やリンクの挿入も容易に行え、効率的にメール作成ができます。
メール配信支援機能
メール配信支援機能は、目的に応じて簡単にメールの配信設定ができる機能です。
送信日時や送信対象を設定でき 、効果的なタイミングで配信が行えます。予約配信も可能です。
また、開封率やクリック率などの効果測定機能が搭載されており、配信改善にも役立ちます。
リスト管理機能
リスト管理機能は、顧客データを効率的に管理する機能です。
メルマガ登録者のアドレスや属性情報などを一元管理し、セグメントごとの配信設定が簡単に行えます。
また、重複やエラーのあるデータの除外や、リストの更新が簡単にできるため、質の高い顧客リストの維持が可能です。
HTMLエディタ機能
HTMLエディタ機能は、直感的な操作でメールのデザインやレイアウトを編集できる機能です。
独自のメールテンプレートを作成できるため、 ユーザーの目を引く魅力的なメールが簡単に作れます。
技術者やデザイナーに作成を依頼する必要もなくなるため、メール作成にかかるコストを大幅に削減できます。
セグメント配信機能
セグメント配信機能は、 ユーザーを分析し、個々のニーズに合わせた最適なメールを送信できる機能です。
ユーザーに適切なタイミングで情報を提供することが可能となるため、高い開封率やクリック率を実現できます。
また、関連する情報が提供されることで、ユーザーの満足度が向上し、購買行動につながりやすくなります。
属性情報の差し込み機能
属性情報の差し込み機能は、ユーザーから収集したデータをもとに、パーソナライズされたメールを編集できる機能です。
例えば、ユーザーの名前や購入履歴を差し込むことで、一人ひとりに合わせたメッセージ作成が可能です。
属性情報の差し込み機能を活用することで、個別にメールを送られているような内容になり、より開封率の向上を見込めることができます。
ステップメール配信機能
ステップメール配信機能は、 ユーザーの行動や反応に応じて、自動的に複数のメールを順番に送信できる機能です。
例えば、会員登録・購入した1日後、3日後、5日後などにフォローメールを送ることや、誕生日など特別なタイミングでクーポンメールを送ることを指します。
ユーザーの関心や興味に沿った情報提供や、購入後のフォローアップに効果的なアプローチができるため、顧客満足度の向上が図れます。
シナリオメール配信機能
シナリオメール配信機能は、 ユーザーの行動パターンや状況に応じて、タイムリーにメールを送信できる機能です。ステップメールの進化版とも言えます。
例えば、「〇〇の使い方」のページに飛んだ場合、その使い方に困っている可能性が高いため、関連したメルマガを送付することができます。
ユーザーアクションや購入履歴などにもとづいて、適切なタイミングと内容のメールが送信されるため、顧客満足度やクリック率の向上を実現できます。
ABテスト機能
ABテスト機能は、効果的なメールマーケティングの運用に欠かせない機能です。
異なるバリエーションのメールをユーザーに送信し、効果を比較できます。
より訴求力の高い最適なデザインや配信内容を見極められる、開封率やクリック率の向上を図れます。
効果検証機能・分析機能
効果検証機能は、 メールマーケティングの効果を測定・分析することができる機能です。
パソコンやスマホなどのデバイス別や時間別の成果を「誰が、いつ、何をクリックしたか」把握でき、そのデータを基に最適な配信方法やタイミングを見つけ出せます。
一部のサービスでは、リアルタイムでのデータ分析やレポート作成機能も搭載されており、迅速な意思決定が可能となります。
承認機能
承認機能は、 メール配信前に内容や設定が適切であるかどうかを確認することができる機能です。
具体的には、予定されているメールの内容や配信日時を複数の担当者が確認し、問題があれば修正を行います。
また、承認履歴の管理や担当者間での連絡機能も充実しているサービスが多く、円滑な業務運営を実現できます。
編集部
承認機能があることで、送信ミスを防げたり、不適切な内容に気づけたりします。
エラー解析機能
エラー解析機能は、 メール送信時に発生するエラーや問題を特定し、その原因を把握し改善するための機能です。
例えば、メールアドレスの誤入力や送信先リストの不備、サーバーのトラブルなどが発生した際に、エラー原因を迅速に特定し対処することが可能です。
また、一斉送信時にエラーメールが大量に発生した場合でも、エラーの種類や件数を分析し、効率的な対応が行えます。
カートリマインド機能(カゴ落ちメール)
カートリマインド機能は、 オンラインショップでカートに商品を入れたまま購入を完了しなかったユーザーに対して、リマインドメールを送信する機能です。
カートリマインド機能があることで、購入意欲があるものの何らかの理由で完了しなかったユーザーを再びショップに誘導し、売上向上が期待できます。
リマインドメールの内容や送信タイミングは自由に設定可能で、効果測定も行えます。
SPF、DKIM、TLSへの対応
SPF(Sender Policy Framework)、DKIM(DomainKeys Identified Mail)、TLS(Transport Layer Security)は、それぞれメール送信時のセキュリティ対策として重要です。
SPFとDKIMは送信元の認証を行い、 なりすましメールの防止に役立ちます。
TLSはメールの暗号化を行い、 通信過程でのデータ漏えいを防ぐことができます。
API
API(Application Programming Interface)は、 メール配信システムと他のシステムやツールを連携させるために必要です。
例えば、顧客管理システムやウェブサイトのフォームとメール配信システムを繋ぐことで、効率的な顧客情報の収集や更新が可能となります。
またAPIを利用することで、自社システムにメール配信機能を組み込むことができるため、業務の効率化を実現できます。
メール配信システムの比較ポイント
メールの処理能力
メール配信システムの選び方の重要なポイントの一つが、メールの処理能力です。
メールの送信スピードやエラー処理の能力が高ければ、大量のメールを迅速に送信することが可能となります。
また 配信システムが安定していることも重要で、障害発生時には迅速な対応やサポートが受けられるサービスを選びましょう。
メールの配信スピード
高速な配信スピードのメール配信システムを選ぶことで、 大量のメールを一斉に送信する際の効率が向上します。
配信スピードの性能はサービスによって大きく異なり、1時間に送信可能なメール送信数が、100万通程度から1,000万通程度など10倍近い差がある場合もあります。
メール送信の手間を省くためにも、メール配信数が多いシステムやメール配信スピードの実績値が高いシステムを選びましょう。
メールの到達率が高いか
メールマーケティングは、相手に届かなければ効果は出ず、改善の余地も見いだせないため、 メールの到達率が高いシステムを選びましょう。
到達率が高いシステムは、スパム対策やセキュリティの充実が図られており、受信者のメールボックスに無事届くことが期待できます。
さらに到達率を維持・改善するために、企業ごとに専用のIPアドレスを用意してもらえるかも重要なポイントです。
料金体系
メール配信システムの料金体系は、 「初期費用(イニシャルコスト)」「月額料金(ランニングコスト)」「オプション費用」で構成されています。
初期費用だけで判断するのではなく、長期的にみてコストパフォーマンスが良いか確認しましょう。
料金体系(相場) | ||
---|---|---|
初期費用 | 5万円程度が相場 | |
月額費用 | 従量課金制 | メール送信件数に応じて料金が変わるタイプ (アドレス件数は多いものの、頻度は少ない場合) |
送信するアドレス件数に応じて料金が変わるタイプ (1週間に複数回送信を考えている場合におすすめ) |
||
オプション費用 | メールマーケテイング機能などが標準装備(追加費用無し)で使用できるか |
提供形態(クラウド型とオンプレミス型)
提供形態は、企業の運用リソースやセキュリティ要件によって選択が異なります。
クラウド型は 導入が容易で運用費用が抑えられる反面、データの管理が外部サービスに依存します。
一方、オンプレミス型は 自社でシステムを管理するためセキュリティを強化できますが、運用に手間がかかることが欠点です。
サービス品質(稼働率)
サービス品質の指標として稼働率が挙げられます。
送りたいタイミングでメンテナンスが行われていたり、定期的にサービスが利用できなかったりすると、機会損失につながる可能性があります。
そのため、高い稼働率を維持しているサービスを選ぶことで、 送りたいタイミングでメールを送ることが可能です。
編集部
サービスのメンテナンスは夜間か昼間か、またその頻度(月に1回など)やサイクルはどの程度かを調べておきましょう。
自社の目的に適した必要な機能を搭載しているか
自社のマーケティング目的に適した機能を持つサービスの選択は、効果的なメール配信活動の実現に欠かせません。
例えば、メール作成エディタや分析機能、セグメント機能、API連携など、自社の業務に合った機能を有するサービスを選ぶことで、 効率的かつ効果的なメールマーケティングが展開できます。
HTMLメール作成の難易度
HTMLメール作成の難易度は、メールの見栄えやクリック率に直接影響を与えます。
簡単な操作でデザイン性の高いメールが作成できるエディタが搭載されたサービスを選ぶことで、手間をかけずにメール作成可能です。
使いやすさ
業務上で使用する機会の多いメール配信システムは、シンプルで使いやすい操作性が求められます。
「メール作成から配信リスト設定、配信までの一連の動作を簡単に行えるか」「分析や管理ツールの使い勝手が良いか」も確認しましょう。
Gmail 送信者ガイドラインに対応しているか
Gmail 送信者ガイドラインに対応しているメール配信システムを選ぶことで、 迷惑メールと誤認されず、ユーザーに正確に届けられる確率が高まります。
Gmail送信者ガイドラインとは、Gmailユーザーを守るためにメール送信者に対してGoogleが公開しているガイドラインのことです。
Gmail送信者ガイドラインでは 「メール送信者が対応する要件」と「配信システムが対応する要件」が定められているため、要件に対応をしているシステムを選びましょう。
配信数の上限があるか
メール配信数に上限がある場合、顧客数の増加に対応できない可能性があります。
一方で、無制限の配信数が可能なシステムもありますが、その場合は追加費用に注意が必要です。
そのため、 企業のニーズに合った適切な配信数が設定されているシステムを選びましょう。
外部システムとの連携しやすさ
外部システムとの連携は、業務効率の向上やデータ管理、効果分析に役立つため、簡単にAPIやデータ連携できるシステムがおすすめです。
また、 自社のシステムや既存のマーケティングツールとの相性が良いサービスを選ぶことで、トータルのマーケティング効果が高まります。
セキュリティレベルの高さを見る
メール配信システムのセキュリティ対策が整っていることで、 情報漏洩や不正アクセスのリスクが低減され、ユーザーの信頼を保つことができます。
具体的なセキュリティ機能としては、暗号化やアクセス制限、定期的なセキュリティチェックなどが挙げられます。
セキュリティ対策は、データの機密性や個人情報保護が求められるビジネスシーンで非常に重要なため、高度なセキュリティ性能を備えているシステムを選びましょう。
サポート体制
サポート体制が整っているメール配信システムを選ぶことで、 システム導入時の不明点やトラブル発生時の対応が迅速に行われます。
サービスによっては、サポート資料が充実しているだけでなく、トラブルの際、専門知識を持ったスタッフが電話で対応してくれるものもあります。
特に、システム操作が苦手な場合や、導入時や利用中のトラブル対応が心配な場合は、サポート体制が整っているサービスを選びましょう。
無料トライアルやデモの有無
無料トライアルやデモが利用できるかどうかも、メール配信システム選びにおいて重要なポイントです。
無料トライアルやデモを利用することで、 実際にシステムの操作性や機能を試せるため、自社のニーズに合ったシステムかどうかを事前に確認できます。
なお、通常版に近い使用感を確認できるよう、無料トライアルやデモで利用できる機能に制限がないかも確認しましょう。
メール配信サービスの提供形態
クラウド型の特徴
クラウド型のメール配信システムは、 インターネット上のサーバーでデータやアプリケーションを運用する仕組みです。
クラウド型のメール配信システムを利用することで、いつでもどこでもアクセス可能であり、簡単にデータの共有や連携を行えます。
申し込みから利用開始までの期間が短い
クラウド型サービスは、申し込みから利用開始までの期間が非常に短い特徴があります。
オンラインで申し込みが完了し、すぐにサービスを利用開始できます。
イニシャルコスト(初期費用)が低い
クラウド型サービスは、初期費用が低いという特徴があります。
ハードウェアの購入や設置が不要であり、導入費用が抑えられるのです。
また、システムの運用や管理に関する費用も含まれている場合が多く、総合的にコストが削減できます。
必要なセキュリティ対策やアップデートが適宜受けられる
クラウド型サービスでは、セキュリティ対策やアップデートが適宜行われます。
頻繁に更新が行われることで、 システムの不具合や改善点が速やかに修正されるため、安心して利用できます。
また、 新しいセキュリティ対策や機能追加も迅速に反映できるため、業務効率を維持することが可能です。
拡張性、可用性に優れている
クラウド型サービスは、システムの拡張性や可用性に優れています。
状況に応じて容易にリソースを増減できるため、 ビジネスの拡大や縮小に柔軟に対応できます。
オンプレミス型の特徴
オンプレミス型は、 自社内のサーバーやデータを保有してシステムを運用する仕組みです。
そのため、セキュリティやプライバシーの要件が厳しい場合や、独自のシステム構築が求められる場合におすすめです。
自社内でクローズドな運用ができる
オンプレミス型の最大の特徴は、自社の環境内でクローズドな運用ができることです。
そのため、セキュリティやプライバシーの要件が厳しい場合でも、 適切な対策が取れます 。
また、独自のシステム構築が可能であるため、 業務フローやデータ処理も簡単にカスタマイズできます。
事業者側のメンテナンスなど、使いたい時に使えないリスクが少ない
事業者側のメンテナンスによるサービス中断は、企業にとって非常にストレスとなります。
しかしオンプレミス型は、 自社の管理下において自由にサービスを利用できます。
そのため、事業者側のタイミングで行われるメンテナンスなどが無く、使いたい時に使えないということはありません。
メール配信システムにおける、有料と無料の違い
有料 | 無料 | |
---|---|---|
月間メール配信数 | 上限なし | 上限あり |
登録アドレス数 | 上限なし | 上限あり |
機能 | 制限なし | 制限あり |
広告 | 表示されない | 表示される |
サポート体制 | 制限なし | 制限あり |
メール配信システムにおいて、有料と無料の違いはいくつか存在します。
まず有料プランは、高度な機能や豊富なテンプレートが提供される傾向があります。また、セキュリティ面でも有料プランの方が信頼性が高く、送信先アドレスの管理が厳格です。
一方、無料プランは、利用期間や送信可能メール数に制限があることが多く、大量のメール配信には向いていません。
しかし、初期費用がかからず機能も最低限揃っているため、予算が限られている場合やテスト目的での利用にはおすすめです。
無料のメルマガ配信システムはこんな人におすすめ
無料のメルマガ配信システムは、以下のような企業におすすめです。
無料プランであれば 初期費用がかからず、 最低限の機能で試行錯誤しながらメールマーケティングを実践することができます。
有料のメルマガ配信システムはこんな人におすすめ
有料のメルマガ配信システムは、以下のような企業におすすめです。
有料プランでは 充実した機能やサポートが提供され、 効果的なメールマーケティングを展開することができます。
おすすめメール配信システム【到達率や大量配信に強み/高機能型】
配配メール(株式会社ラクス)
配配メールは、株式会社ラクスが提供する、 シンプルな操作画面と豊富なテンプレートにより、誰でも簡単にメール配信が可能なメール配信システムです。
他のサービスと比べて、詳細な配信レポートや効果測定機能が充実しており、効果的なマーケティング活動をサポートします。
高い到達率とセキュリティ対策により、信頼性の高いメール配信が可能で、中小企業から大企業まで幅広く利用されています。
配配メール | |
---|---|
提供会社 | 株式会社ラクス |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 要問い合わせ ※プランや登録アドレス数によって変動する |
無料トライアル | 〇 |
配信数 | 無制限 |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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Cuenote FC(ユミルリンク株式会社)
Cuenote FCは、ユミルリンク株式会社が提供する、 高度な配信機能と高い到達率を誇るメール配信システムです。
大規模なメール配信を迅速に行えるため、数百万通規模の配信にも対応可能です。また高いセキュリティ対策が施されており、情報漏洩リスクも最小限に抑えます。
さらに、他のサービスと比べて、詳細な分析機能やカスタマイズ性にも優れており、マーケティング効果を最大化できます。
Cuenote FC | |
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提供会社 | ユミルリンク株式会社 |
初期費用 (税表示なし) |
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月額費用 (税表示なし) |
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無料トライアル | 〇 |
配信数 | 無制限 |
提供形態 |
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特徴 |
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WEBCAS e-mail(株式会社WOW WORLD)
WEBCAS e-mailは、株式会社WOW WORLDが提供する、 高度なセグメント配信と詳細な効果測定機能を備えたメール配信システムです。
他のサービスと比べて、カスタマイズ性が高く、細やかなターゲティングが強みです。リアルタイムでのレポート機能や高い到達率も魅力です。
また、大手企業や官公庁を含む1万社以上の導入実績があるため、導入実績を重視したい企業におすすめです。
WEBCAS e-mail | |
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提供会社 | 株式会社WOW WORLD |
初期費用(税込) | 【クラウド】
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月額費用(税込) | 【クラウド】
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無料トライアル | 〇(1週間) |
配信数 | プランによる |
提供形態 |
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特徴 |
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アララ メッセージ(アララ株式会社)
アララ メッセージは、アララ株式会社が提供する、 高いセキュリティと柔軟な配信機能を備えたメール配信システムです。
他のサービスと比べて、個別配信やパーソナライズドメッセージが得意で、ユーザー一人ひとりに最適化されたコンテンツを届けることができます。
さらに、詳細な分析機能とリアルタイムレポートにより、マーケティング効果を可視化しやすい点が強みです。
アララ メッセージ | |
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提供会社 | アララ株式会社 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 (税表示なし) |
9,500円~ |
無料トライアル | 〇(30日間) |
配信数 | プランによる |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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おすすめメール配信システム【メルマガの運用改善に強み】
オレンジメール(株式会社オレンジスピリッツ)
オレンジメールは、株式会社オレンジスピリッツが提供する、 初心者でも直感的に操作できる使いやすさとコストパフォーマンスに優れたメール配信システムです。
他のサービスと比べて、手頃な価格でありながら、効果測定やセグメント配信、ステップメールなどの基本機能が充実している点が強みです。
また、高い到達率と安定した配信性能を提供し、スムーズなマーケティング活動をサポートします。
オレンジメール | |
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提供会社 | 株式会社オレンジスピリッツ |
初期費用(税込) | 【ビジネス版】 1万4,080円 【エンタープライズ版】 3万3,000円 |
月額費用(税込) | 【ビジネス版】
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無料トライアル | 〇(30日間) |
配信数 | 無制限 |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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WiLL Mail(株式会社サパナ)
WiLL Mailは、株式会社サパナが提供する、 クリエイティブなメールデザインを簡単に実現できるメール配信システムです。
直感的なドラッグ&ドロップエディターを搭載し、専門知識がなくてもプロフェッショナルなメールを作成できます。
他のサービスと比べて、デザインの自由度が高く、豊富なテンプレートやカスタマイズオプションが強みです。
そのため、クリエイティブで効果的なメールキャンペーンを行いたい企業におすすめです。
WiLL Mail | |
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提供会社 | 株式会社サパナ |
初期費用 | 無料 |
月額費用(税込) |
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無料トライアル | 〇(14日間) |
配信数 | プランによる |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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配配メールBridge(株式会社ラクス)
配配メールBridgeは、株式会社ラクスが提供する、 「配配メール」のMA特化プランのメールマーケティングサービスです。
メール配信サービスとMAツールを掛け合わせたサービスで、一斉配信メールだけでなく、企業リストダウンロードやシナリオ機能、トラッキングなどの機能を搭載しているため、新規顧客開拓ができます。
また、既存のCRMやSFAとの統合が簡単で、顧客情報を活用したターゲティングが可能です。
配配メールBridge | |
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提供会社 | 株式会社ラクス |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 要問い合わせ ※プランや登録アドレス数によって変動する |
無料トライアル | 〇 |
配信数 | 無制限 |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
|
コンビーズメールプラス(株式会社コンビーズ)
コンビーズメールプラスは、株式会社コンビーズが提供する、 初心者でも簡単な操作できれいなメールを作成できるメール配信システムです。
Word感覚で装飾や画像挿入ができる「リッチテキスト」や、テンプレートに沿って作成できる「HTMLメールエディタ」が魅力です。
また管理画面内のレポート機能を使えば、開封率や開封した時間帯や曜日も把握できて、メルマガ分析に便利です。
コンビーズメールプラス | |
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提供会社 | 株式会社コンビーズ |
初期費用 |
|
月額費用(税込) |
|
無料トライアル | 〇(30日間) |
配信数 | 無制限 |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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おすすめメール配信システム【高機能と低価格に強み/国産】
blastmail(ブラストメール)
blastmail(ブラストメール)は、株式会社ラクスライトクラウドが提供する、 高性能なメール配信を4,000円から利用できるコストパフォーマンスが魅力のメール配信システムです。
13年連続顧客導入数シェアNo.1を誇り、メールや電話、チャット、サイトなどのサポートが充実しているため、多くの企業に選ばれています。
また、はじめての人でも簡単にメール配信できるように、メール配信業務で本当に必要な機能だけを厳選したシンプルさも特徴です。
blastmail(ブラストメール) | |
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提供会社 | 株式会社ラクスライトクラウド |
初期費用(税込) |
|
月額費用(税込) |
|
無料トライアル | 〇(7日間) |
配信数 | 無制限 |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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める配くん(株式会社ディライトフル)
める配くんは、株式会社ディライトフルが提供する、 パソコンが苦手な人でも誰でも簡単にメール配信ができるメール配信システムです。
特に初心者や中小企業に向けて設計されており、メール作成から配信までスムーズに行えます。
他のサービスと比べて、リーズナブルな価格設定と基本機能の充実が強みで、手軽に始められるため、初めてのメールマーケティングにおすすめです。
める配くん | |
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提供会社 | 株式会社ディライトフル |
初期費用(税込) |
|
月額費用(税込) |
|
無料トライアル | 〇(2週間) |
配信数 | プランによる |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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AutoBiz(オートビズ)(株式会社ビズクリエイト)
AutoBiz(オートビズ)は、株式会社ビズクリエイトが提供する、 LINEとメールによるシームレスな情報発信で資産構築ができるメール配信システムです。
オートビズは、登録読者(メールアドレス)とLINEの友だちを紐づけられます。これにより、メールとLINEを使い分けながらオートビズからシームレスに送ることができます。
また、電話サポートやオンラインセミナー、ユーザー限定のFacebookグループ、ユーザー交流会など、様々なサポートがあるので安心して利用できます。
AutoBiz(オートビズ) | |
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提供会社 | 株式会社ビズクリエイト |
初期費用(税込) |
|
月額費用(税込) |
|
無料トライアル | 要問い合わせ |
配信数 | プランによる |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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無料で使えるメール配信システム
MailChimp(MailChimp)
MailChimpは、MailChimpが提供する、 月間2,500通まで無料で利用できるメール配信システムです。
豊富なテンプレートや自動化機能により、効果的なメールキャンペーンを実現できます。また、分析機能が優れており、配信結果を詳細に把握できるのが強みです。
他のサービスと比べて、特に無料プランが充実しており、初めてのユーザーや中小企業にも手軽に利用可能です。
MailChimp | |
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提供会社 | MailChimp |
初期費用 | 無料 |
月額費用 (税表示なし) |
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無料トライアル | 要問い合わせ |
配信数 | 要問い合わせ |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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SendGrid(Twilio社/株式会社構造計画研究所)
SendGridは、 高い配信性能と堅牢なインフラを持つメール配信サービスです。スケーラビリティが高く、大規模なメールキャンペーンにも対応します。
他のサービスと比べて、特に開発者向けのAPIやドキュメントが充実しており、カスタマイズ性が高いのが強みです。
またセキュリティ対策も徹底しており、信頼性が高い配信を実現します。
SendGrid | |
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提供会社 | Twilio社/株式会社構造計画研究所 |
初期費用(税込) | 無料 |
月額費用(税込) |
|
無料トライアル | ー |
配信数 | プランによる |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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BENCHMARK Email(株式会社ベンチマークジャパン)
BENCHMARK Emailは、株式会社ベンチマークジャパンが提供する、 世界50万社に選ばれたメール配信システムです。
デザイナーが作成した500種類以上のHTMLメールデザインテンプレートが準備されており、初心者でもおしゃれなHTMLメールが作成できます。
また、A/Bテスト機能や自動化ツール、セグメント配信により、効果的なメールキャンペーンを簡単に実現できます。
BENCHMARK Email | |
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提供会社 | 株式会社ベンチマークジャパン |
初期費用 | 無料 |
月額費用 (税表示なし) |
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無料トライアル | ー |
配信数 | プランによる |
提供形態 | クラウド |
特徴 |
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acmailer(株式会社シーズ)
acmailerは、株式会社シーズが提供する、 ずっと無料で使えるメール配信システムです。
フリーライセンスでは、acmailerへのリンク付の著作権を表示していただける限り全機能そのまま無料で利用できます。広告なども一切入りません。
また、空メール、デコメール、不着メール削除ができて、フォーム付き空メール登録機能も付いています。もちろん、ケータイ3キャリア、iPhoneにも対応しています。
acmailer | |
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提供会社 | 株式会社シーズ |
初期費用(税込) | 無料 |
月額費用(税込) | 無料 |
無料トライアル | ー |
配信数 | 無制限 |
提供形態 | オンプレミス(CGIタイプ) |
特徴 |
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メール配信システムと「MAツール」の違い
メール配信システムは主にメールマーケティングに特化しているのに対し、MAツール(マーケティングオートメーションツール)は総合的なマーケティング活動を支援するシステムです。
MAツールは、リードの獲得や育成、顧客とのコミュニケーションを効果的に行うために、メール配信だけでなくSNSやウェブなど複数のチャネルを活用します。
また、MAツールは顧客データの分析やセグメント機能が強化されており、ターゲットに合わせたコンテンツを配信することが可能です。
比較項目 | メール配信システム | MAツール |
---|---|---|
コスト | MAツールよりも安価 | 高額なシステムが多い |
導入までの期間 | 短い(即日配信可能なシステムもあり) | 比較的長い(複雑な設定と準備期間が必要) |
どのような企業に 向いているか |
中小企業やスタートアップ企業 | 大企業やマーケティング活動に注力している組織 |
使用目的 | メール配信の効率化 | マーケティング活動の自動化と最適化 |
主な機能 | 一括メール送信、開封率・クリック率の追跡 | メール配信、リード管理、キャンペーン管理、分析ツール |
メールテンプレートの カスタマイズ |
高度なカスタマイズ可能 | 高度なカスタマイズ可能 |
メールの セグメンテーション |
配信リストを分ける等 | 詳細な行動ベースでセグメンテーションが可能 |
メール配信時の スケジューリング |
可能 | 複雑なスケジューリングも可能 |
メールキャンペーンの 自動化 |
配信予約やステップメール | 複雑なマルチチャンネルキャンペーンの自動化 |
メールレスポンスの 追跡 |
開封率、クリック率など基本的な追跡 | 詳細なユーザー行動の追跡と分析 |
リード管理 | 基本的なリスト管理のみ | 詳細なリードスコアリング、追跡、育成 |
ターゲティングの精度 | 単純なリストベース | 高度な行動ベース |
分析とレポーティング | 開封率、クリック率等 | 詳細なレポート、ROI分析、キャンペーンの効果測定 |
ユーザー インターフェース |
機能が少ないためシンプルが多い | 複雑な場合が多い |
MAツールの概要と基本機能
MAツールとは、マーケティングオートメーション(Marketing Automation)の略で、主に マーケティング活動の効率化と自動化が可能なツールです。
機能としては、メールマーケティング、リード生成、顧客セグメンテーション、キャンペーンのトラッキング、ROI分析などがあります。
特に、MAツールは大量のデータを解析し、 顧客一人ひとりに合ったマーケティング活動を自動で行う機能があります。
メール配信にはどちらを使うべきか
メルマガやキャンペーン告知など、 シンプルなメールマーケティングが目的であればメール配信システムがおすすめです。
細かくターゲティングを行いたい場合や、 CRMと連携して総合的なマーケティング活動を展開したい場合はMAツールを利用するべきでしょう。
メール配信市場の最新動向
SNSとメール配信の目的・効果の違い
SNSとメール配信は、顧客対応や広報活動において異なる目的と効果があります。
SNSは情報発信やリアルタイムなコミュニケーションが特徴で、広範な顧客層へのアプローチが可能です。
一方、メール配信は個別の顧客への情報提供や購買促進の狙いが主です。
SNS
SNSは、タイムリーな情報発信やブランドアピールに効果的です。
広範な顧客層へのアプローチが可能で、フォロワーへのエンゲージメント向上や、新規顧客獲得が可能です。
また、リアルタイムなコミュニケーションが特徴で、顧客の声やニーズを瞬時にキャッチできます。
メール
メールは、顧客への個別対応が可能で、購買促進の効果があります。
メルマガやリターゲティングで、顧客に合ったアプローチができ、効果測定やフォローアップも簡単に行えます。
また、様々なシステムやツールが確立されており、効果的なメールマーケティングを実現できます。
メールとLINEの使い分け:Webアクションは「メール」リアルアクションは「LINE」
メールとLINEの使い分けは、目的や状況に応じて柔軟に行うことが重要です。
メールはWebアクションや情報提供に向いており、個別対応や情報提供が可能です。
一方、LINEはリアルアクションや瞬時なコミュニケーションが求められる場合に適しており、フォロワーとのつながりが期待できます。
メール配信システムを使うデメリット
迷惑メールに振り分けられる可能性がある
メール配信システムを利用する際のデメリットに、迷惑メールに振り分けられる可能性が挙げられます。
送信したメールが迷惑メールフォルダに振り分けられると、顧客に届かないため、マーケティング効果が期待できません。
そのため、 送信アドレスやメール内容を適切に設定し、迷惑メール対策を行う必要があります。
設定が難しく、活用できない
メール配信システムを利用する際のデメリットとして、システム設定が難しく、活用できないことも挙げられます。
複雑な設定や操作がある場合、システムの利用を諦めてしまうこともあるでしょう。
メール配信システムをフル活用するためにも、導入時の電話・チャットサポートやFAQページ、ヘルプデスクなど、 サポート体制が整っているシステムを選びましょう。
メール配信システムを導入する際の注意事項
オプトイン方式で同意をもらう必要がある
メール配信システムを導入する際の注意点として、オプトイン方式で顧客の同意を得る必要があります。
オプトイン方式とは、顧客がメール配信を希望する旨を明示的に伝える方法です。
オプトイン方式を実施せずにメール配信を行うと、 法令違反やユーザーからの苦情が発生するリスクがあるため注意が必要です。
必要事項を記載する必要がある
メール配信においては、送信者情報や配信停止方法など、必要事項の記載も行わなければなりません。
送信者情報や配信停止方法などの情報が不足している場合、 法令違反のリスクやユーザーの信頼を損なう可能性があります。
適切な情報を記載し、透明性を確保することで、ユーザーとの良好な関係を維持できます。
メール配信システムを導入した成功事例
- サッポロビール株式会社
参考:サッポロビール株式会社|メール配信導入事例|メール配信システム・メルマガ配信サービスならCuenote FC - 株式会社エニグモ
参考:株式会社エニグモ|メール配信導入事例|メール配信システム・メルマガ配信サービスならCuenote FC - テンポスホールディングス
参考:導入事例|テンポスホールディングス様|メルマガ配信・メール配信ならブラストメール - イーデザイン損害保険株式会社
参考:イーデザイン損害保険株式会社|メール配信導入事例|メール配信システム・メルマガ配信サービスならCuenote FC
メール配信システムに関するよくある質問
A
メール配信システムの効果測定に必要な指標は下記の8つです。
・クリック率
・開封率
・コンバージョン率
・エラーメール率
・オプトアウト率・解約率
・メルマガ新規登録数
・メルマガ配信直後の反応
・ページ直帰率
A
大企業・大手企業へ導入実績があるメール配信システムは「WEBCAS e-mail」「オレンジメール」「コンビーズメールプラス」です。
A
メール配信システムを自社構築するメリットは以下の通りです。
・社内の状況やメール配信サービスの利用方法によって、柔軟に対応することが可能
・セキュリティ面は社内で要求されるレベルに合わせて、クラウド型よりも高く設定できる
A
ASPは、インターネットを介して、メール配信システムを利用することができます。
一方でオンプレミス(ライセンス)は、お客様にメール配信システムのライセンスやサーバーを購入いただき、システムの保守を行っていただく形態です。
A
ASPは、比較的低価格でメール配信システムを導入することができます。
A
DKIMとは、迷惑メール対策となる送信ドメイン認証技術を意味します。
SPFとは、メールの送信元を詐称する " なりすましメール " の対策のひとつです。
DMARCとは、送信元のなりすましやメールの内容を改ざんすることを防ぐために使用する、セキュリティ技術のひとつです。
A
初心者にも分かりやすい、直感的な操作が行えるシステムもありますので、普段パソコン操作になれていない方でもご利用いただけます。
A
メール配信システムとBCCでの一斉送信との違いは、情報漏洩のリスクにあります。
メール配信システムは、送信前の確認画面があり操作ミスを防げますが、BCCでの一斉送信は、操作ミスなどによりメールアドレスの情報漏洩のリスクが伴います。
A
テキストメールは、その名の通りテキスト文字だけで構成されたメールを指します。
一方のHTMLメールは、メール背景や本文にHTML/CSSを使った画像ベースのメールです。
A
メール配信システムを利用しても、100%迷惑メールに入らせない配信は不可能です。
A
Gmail 送信者ガイドラインに対応しているメール配信システムを使えば対応できます。
A
メーラーは、あくまで1対1のやりとりに特化したツールです。
一方でメール配信システムは、大量送信を想定されたツールです。
A
メール配信システムは、下記のような時に導入が有効です。
・「訴求力の強いHTMLメールを作成したい」
・「メールアドレスに紐づく顧客情報の管理を行いたい」
・「配信の自動化をしたい」
・「メールの効果促進をしたい」
A
到達率は送信したメールのうち、エラーにならず受信側のメールサーバーに届けられた割合を指します。
まとめ:メール配信システムの導入で効果的なマーケティングを実現しよう
今回は、メール配信システムの比較ポイントを踏まえて、おすすめシステム15製品をランキング形式で徹底比較していきました。
企業のニーズに合ったメール配信システムを選び、効果的なマーケティングを実現しましょう。
メール配信システムについて、詳しい情報やおすすめサービスを知りたい場合は、ぜひWizcloudまでお気軽にお問い合わせください。
無料ご相談フォーム
商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!