介護施設の節水ってどうやる?意外と知らない節水方法や節約アイテムを紹介!

介護施設やホテルの経営においてコスト削減を検討している場合、ランニングコストとして毎月発生する光熱費から削減したいと考える経営者も多いでしょう。とくに光熱費の中でも水道代は、近々値上がりするニュースも出ているため、今からでも対策しておくべきコストといえます。しかしながら、水道代を節水するにはどのような方法があるのか知らない方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、介護施設やホテルなど法人向けの水道の節水方法について解説するとともに、導入すると効果的な節約アイテムまで詳しく解説します。

介護施設・ホテル・旅館などの大量の水を使う場合の節水方法

さっそく、介護施設やホテル、旅館などの大規模な施設において、大量の水を使用する場合の節水方法をそれぞれご紹介します。

お風呂

介護施設やホテルなどは、一般家庭の個室浴に比べて大浴場がある施設がほとんどでしょう。お風呂にお湯を貯める分には、必要な量が決まっているのでなかなか節水は難しいでしょう。この場合の節水方法については、お風呂場でのシャワーは、こまめに止めるなど流しっぱなしにしないことが大切です。とはいえ、ホテルや旅館などは、お客様が利用するものなのでコントロールしづらい部分でもあります。そのため、シャワーの流しっぱなしを防ぐには、いっそのこと節水シャワーを取り付けるのもおススメです。

▼関連記事はこちら
冬の電気代節約術!値上げに備えて実践したい家電の使い方
水道料金の節約!下水道料金を抑える減免制度とは?

厨房

厨房の節水方法は、食器洗いを手洗いではなく食器洗い乾燥機を使用するのがおススメです。手洗いではなく食器洗い乾燥機でまとめて洗うことで、年間約数万円~数十万円の水道代を節約することができます。食器洗い乾燥機を使用する場合は、以下の点に注意しましょう。

余熱で乾燥させて省エネ

食器洗浄が完了したら、扉を開けて余熱だけで乾燥させることで省エネにつながります。

洗剤を使うときは適量に

洗剤を少なく使ってしまうとその分洗浄力は落ちますが、多く使いすぎても洗浄性能はほとんど変わりません。水だけでなく電気もムダになります。

一工夫で洗い上手に

食器洗い乾燥機を使用する場合は、残菜をていねいに捨てるなど、事前処理をすることで汚れがキレイに落ちやすくなります。

食器はカゴに適量にセットする

食器の入れ過ぎや、重ね置きは洗浄力が弱まり水のムダになってしまいます。適量をセットするようにしましょう。」

節水と一緒にガス代も削減しよう!ガス会社の最適なプランをご案内!

洗濯機

洗濯機で洗濯をする際は、毎日少しずつ洗うよりもまとめ洗いをした方が効果的に節水できます。6kgの容量で4割入れて毎日洗う場合と、8割入れて2日に1日洗う場合とでは、なんと、2日に1回まとめて洗う方が年間3950円節約することができます。こまめに洗濯することは気持ちよいですが、その分必然的に水道代や電気代は高くなってしまうため、ある程度まとめ洗いを行うことを心掛けるといいでしょう。
また洗濯方法は、「注水すすぎ」ではなくためすすぎで行うことでさらに節水が可能となります。

節水アイテムや自動化がおすすめ

小規模な介護施設やデイケアサービスであっても意外にかかってるのが水道代です。とくに入浴サービスでは、利用者に合せてゆっくりと介助するので、シャワーや水道の蛇口を出しっぱなしにすることも少なくないでしょう。
このような場合に重宝するのが、手軽に取り付けられる節水コマや節水シャワーヘッドなどの節水機器です。シャワーヘッドの根本や蛇口の先に設置するだけでカンタンに取り付けることができ、とくに大がかりな工事も不要となります。

これまでの節水器は、水の勢いが弱くなったり、チョロチョロとしか水が出ない・・などのイメージがありましたが、最近では製品の改良が進み、使い心地の良いものが増えています。

次章では、そのような便利な節水アイテムをメリットを交えながらそれぞれご紹介します。

節水シャワー・シャワーヘッド

節水シャワーヘッドは、水の勢いを保ちながらも節水ができるバス用品です。これまでの節水シャワーヘッドは、水の勢いが弱くなったり、チョロチョロとしか水が出ない・・などのイメージがありましたが、最近では製品の改良が進み、使い心地の良いものが増えています。
節水シャワーヘッドは、シャワーの穴を従来より小さくして水圧を上げるという仕組みです。これは、蛇口を塞ぐとそのすきまから水が飛び出すのと同じ理屈になります。水圧が上がればその分勢いよくお湯が出るため、少量の水でもすばやく流すことができます。

そんな節水シャワーヘッドの導入メリットは、やはり節水効果があるという点です。また相乗効果として、お湯を沸かすためのガス代や電気代の節約にも期待できます。

 節水蛇口

節水蛇口は、水道の蛇口の本体やパーツを交換するだけで節水ができるアイテム。取り付けもカンタンな上、低コストで節水可能な点が大きなメリットです。節水蛇口は、「ムダな水をいかに出さないようにするか」という観点に基づきさまざまな方法での工夫がなされています。

たとえば、キッチンや洗面所に設置する「タッチレス水栓」。センサーに手をかざしている間だけみ水が出る蛇口です。必要なときだけ水を出してくれるため、節水効果が高い上、レバーやスイッチの操作不要で衛生面でも安心です。

浴室用には、サーモスタット式水栓と節水シャワーヘッドの組み合わせもおススメです。「サーモスタット式水栓」は、温度調整用のダイヤルが付いた水栓です。お湯が出てくるまでの捨て水を最低限に抑えられるため、よくお湯を使用するお風呂場への設置が一般的といえます。しかしシャワーヘッドのボタンで水を一時的に止めることができる機能がついた「クリックシャワー」や通常よりも水量を抑えることができる「節水シャワーヘッド」とセットで取り付けるとさらに効果的といるでしょう。

最大節水率50%!「JET(ジェット)」の詳細はこちら

 節水トイレ

次世代を見据えたエコ性能の節水トイレを導入するのもおススメです。各メーカー技術を磨き、少ない水量でしっかりと流すことが可能となっています。
10年ほど前に使用されていたトイレは大洗浄1回におよそ13Lもの水を使用していました。一方、最新型の節水トイレであれば約1/3の4.8Lだけの水量で済み、1年間にするとお風呂の浴槽およそ236杯分もの水を節水することが可能という調査結果も出ています。
このように従来のトイレを使用している場合は、思い切って節水トイレに切り替えることも一つの方法といえるでしょう。

電気代の削減でさらにオトクに!「ハルエネでんき(クラウドでんき)」の詳細はこちら

節水栓(コマ)・ノズル

キッチンには、取りつけるだけで節水できる「節水コマ」がおススメです。節水コマの中央にある突起部で水の流れを遮ることで、一度に吹き出る水量を減らすことができます。自治体によっては、節水奨励の一環として、無償配布しているところがある地域もあるので一度確認してみるのもおススメです。ただし、取り付け可能なのはハンドルタイプの蛇口となっており、レバータイプの蛇口には構造的に取りつけが難しいケースがあるのでその点は注意が必要です。

節水コマのおススメアイテムや節水率については、次章で詳しくご紹介します。

【店舗・法人向け】節水コマってどんなもの?水道代を節約するための必須アイテムをご紹介

初期費用0円で水道代が1/3に?

今すぐにもカンタン導入できる節水対策としておススメなのが、節水コマの導入です。

中でも、蛇口にカンタンに取り付けられる次世代節水装置「JET(ジェット)」であれば、水量変わらず水圧がアップし、最大で50%の水道代の削減が可能となります。

次世代節水装置「JET(ジェット)」は、空気を取り込んでジェット水流を作り出す仕組みとなっており、少ない水量でも水の勢いが落ちません。さらに、勢いよく水が出ますが、こまかい空気の泡がたくさん入っている状態のため、肌あたりは柔らかで、頑固な汚れもしっかりと落とすことができます。
また、装置などを取り付けやレンタルにかかる費用といった初期費用施工費0円導入できるのもうれしいポイントです。

最大節水率50%!「JET(ジェット)」について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

今回は、介護施設やホテルなど法人向けの水道の節水方法と導入すると効果的な節約アイテムまで詳しく解説しました。固定費の中でも大きなウェイトを占める水道代を削減できることで運営に余裕を持つことができます。そして、浮いた利益をもとに採用費や教育費に回すことも可能となります。記事内では、すぐに実践できる節水方法や手軽に導入できる節水アイテムなどもご紹介したので、ぜひこの機会に対策を講じてみてはいかがでしょうか。

【無料相談】施設のコスト削減に関する問い合わせはこちら
 

無料ご相談フォーム

商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。

※ご入力いただいた情報をもとに、お客様の課題解決に最適な企業をご紹介します。
本サービスでお問い合わせ、資料請求、資料ダウンロードをしていただいた際にご入力頂きました情報は、お問い合わせに対する回答のために利用いたします。また、弊社が取り扱う商品・サービスに関する情報のご案内・商品・サービスのご提供、広告・宣伝・告知などを内容とする電子メール、電話、DM、ハガキ等でのお知らせ等の目的におきましても利用・管理・保管されます。

この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!

この記事を書いたライターの画像

この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!

関連タグ