店舗経営の中で必ず支払いが発生し、多くのオーナーさんが頭を悩ませてきた「固定費」。 コロナウイルス拡大の影響もあり、お店を続けていく上でも人件費、電気代やガス代、水道代といったコストとどのように向き合っていくかによって、今後の経営を大きく左右する可能性すらあります。
今回の記事では、この緊迫した状況の中で、少しでもオーナーさんのお役に立てるよう「すぐに始められる節約方法」についてご紹介します。 特に、今回取り上げる「水道代節約」は、他の光熱費と比較してもすぐに対策しやすく効果がわかりやすいものなので、ぜひこの記事を読み、早速実践してみてくださいね。
特別な努力をしなくても節水できる節水コマ
日本では数年に一度の頻度で渇水が発生しています。特に1994年(平成6年)は全国的な水不足に見舞われ、節水への意識が高まりました。そのころから水道の蛇口の中に取り付けるだけで節水ができる「節水コマ」も広く知られるようになりました。
節水コマの仕組み
節水コマは蛇口の内部についているコマを交換し、コマ中央の突起部で水の流れを遮ることで、一度に流れ出る水の量を減らす装置です。使い方によっては約50%の水量を抑える効果があります。ただし蛇口を全開にしてしまうと水量が増えてしまうため、節水コマの効果はあまり得られないとも言われています。節水コマによる節水は、蛇口のひねり方にも工夫が必要です。
ちなみに水道代は上水道と下水道の料金がまとめて請求されています。節水コマは上水道の水の量を抑えることで、無駄に下水に流れる水の量も抑制することにも繋がります。蛇口から出る水だけでなく、排水溝に流す水の量についても気を配ることが、水道代の節約につながります。
節水コマはどこで手に入る?
節水コマは各自治体の水道局などで配布しているほか、ホームセンターなどで販売されています。価格は数百円程度と、かなりお手頃です。自治体で配布している節水コマは、最近増えているレバー式の蛇口には取り付けられないことが多いので注意が必要です。
まとめ
節水コマは、手洗いや洗い物用の蛇口に取り付けると効果的です。それぞれの蛇口の利用目的を考慮し、より高い効果が見込めるところに設置することで費用に見合った効果が得られるでしょう。店舗の設備状況によって最適な製品は変わってくるので、状況にあった節水機器を選びましょう。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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