アンテナ修理の費用相場は?火災保険が適用される?自分でできる修理方法と業者の選び方

「アンテナの修理にはどのくらいかかる?」
「テレビのアンテナの修理はどこに頼めばいい?」


テレビの映りの調子が悪い場合は、ケーブルが緩んでいたり、アンテナが破損していたりなどの可能性があります。

しかし、「アンテナ修理はどこに依頼できる?」「アンテナは自分で修理できる?」など疑問を抱いている方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、アンテナ修理の費用相場や、アンテナ修理を依頼できる業者の種類について徹底解説していきます。

火災保険が適用されるケースも紹介しているので、少しでも費用負担を減らしたい方に必見の内容です!

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

アンテナ修理の費用相場

アンテナ修理の費用相場

アンテナ修理の費用相場は、 5,000円~4万円程度です。

費用にひらきがあるのは、アンテナの向きの調整で済む場合もあれば、アンテナ本体の交換が発生する場合もあるからです。

アンテナの種類や設置場所によっては、高所作業費や部材費などで追加費用がかかる場合があることも認識しておきましょう。

修理内容 相場
アンテナの向き 調整 5,000~2万円
アンテナの立て直し 1万~2万円
ブースターの設置・交換 1万5,000~4万円
分配・配線工事 1万~3万円
アンテナ本体の交換 2万5,000~6万円

アンテナの向き調整:5,000~2万円

アンテナの向き調整の費用相場は、 5,000円~2万円程度です。

台風や強風でアンテナの向きが変わってしまった場合に必要な作業です。

作業するにあたって、屋根の上に登るのが困難な場合は足場を組んだり、高所作業車を用意したりする必要があるため、費用が高くなる傾向があります。

アンテナの立て直し:1万~2万円

アンテナの立て直しの費用相場は、 1万~2万円程度です。

アンテナ自体は壊れておらず、ただ倒れているだけの場合に必要な作業です。

なお、倒れた拍子にアンテナが破損することもあり、その場合はアンテナ本体の交換が必要になるため費用が高くなります。

ブースターの設置・交換:1万5,000~4万円

ブースターの設置・交換の費用相場は、 1万5,000~4万円程度です。

ブースターとは、電波の信号を強める働きを持つ増幅器で、電波の受信感度が悪い場合に設置を進められることが多いです。

テレビの画質や音質の低下が一時的でなく、定期的に不安定になる場合は、ブースターの設置がおすすめです。

分配・配線工事:1万~3万円

分配・配線工事の費用相場は、 1万~3万円程度です。

分配器やアンテナから建物内に配線されているケーブルが損傷している場合に必要な作業です。

複数台あるテレビのうち特定のテレビだけ使えるといったトラブルは、分配器やケーブルが損傷していることが多いです。

編集部

分配器は、アンテナが受信した電波を等しく分ける機器です。
2つ以上のテレビを使う際に利用されます。

アンテナ本体の交換:2万5,000~6万円

アンテナ本体の交換の費用相場は、 2万5,000~6万円程度です。

自然災害や寿命の影響で、アンテナ自体が破損してしまった場合に必要な作業です。

交換費用はアンテナの種類によって異なります。

アンテナ別の新規取り付けの価格
アンテナの種類 費用 アンテナの特徴
地デジアンテナ UHFアンテナ(八木式アンテナ) 1万5,000~3万 一般的な魚の骨のような形状のアンテナ
電波が最も強い極超短波を受信
デザインアンテナ 2万~4万円 壁に取り付けるボックスタイプのアンテナ
オシャレな外観でコンパクト設計
UHFアンテナよりも電波が弱い
BS/CSアンテナ 1万~2万円 大きなお皿のようなパラボラアンテナ
屋根に上る必要がない
4K・8Kアンテナ 2万5,000~3万円 大きなお皿のようなパラボラアンテナ
BS放送や4K8Kのチャンネルが視聴可能

アンテナの寿命は何年?

アンテナの寿命は、一般的に 10年と言われています。

アンテナは外に設置することが多く、環境や気候の影響を大きく受けるため、10年持たないこともあります。

10年以上使用している場合は、不具合が出た時点で早めに新しいアンテナに交換しましょう。

アンテナの修理が必要な症状

アンテナの修理が必要な症状

アンテナの破損や傾き

アンテナが破損したり傾いたりすると、 本体の交換位置の調整が必要になります。

アンテナの傾きに関しては、向きが数ミリでもずれると電波を正しく受信できなくなり、画質が不安定になりやすいです。

「向きを調整するだけなら自分でできそう」と思う方もいるかもしれませんが、微調整が難しく、屋根上での作業も危険のため、業者に依頼しましょう。

テレビに「E201」のエラーコード・メッセージが表示される

「E201」のエラーコードは、電波の受信レベル(アンテナレベル)が低いときに出る表記です。

テレビの背面にあるケーブルの抜き差しや、テレビの再起動を行ってもエラーコードが消えない場合は、 アンテナが傾いていたり、破損していたりする可能性があります

対処法を試しても直らないようであれば、原因を突き止めるためにも、業者に依頼してアンテナ調査をしてもらいましょう。

ブロックノイズが発生する

テレビにブロックノイズが発生する原因のほとんどが、 電波不足です。

ケーブルがゆるんでいたり、分配数が多かったりすることで、電波が届きにくくなっている可能性があります。

ケーブルを交換するほか、電波強度を上げるためにブースターを設置する場合があるため、ブースターの費用も含めて見積もりを出してもらうのがおすすめです。

悪天候の時だけテレビの映りが悪くなる

強風や台風、豪雨、雪などの悪天候下では、電波が届きにくくなるため、一時的に画像や音声の質を下げた放送に切り替わります。

しかし頻繁に放送が切り替わり、画像や音声の質が下がる場合は、 電波レベルが弱くなっている可能性があるのでブースターの導入がおすすめです。

ブースターの設置でかなり改善されるため、「悪天候だからテレビの調子が悪いのは仕方がない」と諦めず、積極的に導入を検討しましょう。

編集部

悪天候の影響で、一時的に画像や音声の質を下げた放送に切り替わることを「降雨対応放送」といいます。

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アンテナ修理は自分でできる?

アンテナ修理は自分でできる?

アンテナを修理するとき、業者に依頼すると費用がかかるため、自分で修理しようと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、 アンテナの修理は複雑で危険も伴うため、自分で行うのはおすすめしません

以下では、自身でのアンテナ修理をおすすめしない理由を解説していきます。

アンテナ修理のDIYをおすすめしない理由1.高所作業

アンテナは一般的に、屋根の上に設置されるため、 足場が悪くて作業がしにくいです。

一歩踏み間違えると落下の危険性があり、さらに部品や工具を落としてしまうと、下にいる人に怪我をさせてしまう恐れがあります。

アンテナ修理のDIYをおすすめしない理由2.二人作業が必要

アンテナの修理は1人で行うことも可能ですが、効率を考えると2人で作業することが多いです。

2人の場合、家族や友人に手伝ってもらうことになりますが、 自分は大丈夫でも依頼した人が怪我をするリスクもあるため、素人での修理はおすすめできません。

アンテナ修理のDIYをおすすめしない理由3.屋根が崩れる

アンテナを修理する際、屋根に登って作業しますが、 屋根の構造を理解していないと崩れてしまう危険性があります

屋根が崩れると修理が必要になるほか、屋根の修理代は高額なため、結果的にアンテナ修理の倍以上の費用がかかってしまいます。

テレビが映らないトラブルは自分で直せることもある

テレビが映らないトラブルは自分で直せることもある

症状1.エラーコード「E100」「E101」「E202」「E209」が表示される

以下の4つのエラーコードが表示された場合は、自分で対応できる可能性があります。

エラーコード 原因
E100 B-CASカード未挿入
E101 B-CASカードの読み取りができない
E202 テレビに電波が届いていない
E209 衛生アンテナケーブルのショート

対処法1.エラーコード別に対応する

エラーコード 対処法
E100
  • B-CASカードを何度か入れ直す
  • B-CASカードの汚れを拭き取る
E101
E202 電源ケーブルを接続し直す
E209
  •  BS/CSアンテナケーブルの芯線がシールド部分に接触していないかを確認
    →接触していないようであれば、
     コンバーターの電源を切る+アンテナ電源の設定が正しいか受信設定で確認
  • さらにブースターを設置している場合
    →ブースターの電源が入っているかも確認

症状2.テレビの映像は映らないが音が出る

テレビの映像は全く映らないのに、音だけが出るときは、 テレビに内蔵されているコンピュータにトラブルが起きていることが考えられます。

その他にも、ケーブルの接触不良または緩んでいる可能性もあります。

対処法2.テレビを再起動する

テレビが映らないときは、トラブルをリセットするために、再起動で直ることがあります。

ケーブルの緩みを確認しても改善されなければ、ケーブルの破損や断線の可能性が高いので、ケーブルの交換を検討しましょう。

テレビの再起動のやり方
  • テレビ本体の電源を切る
  • テレビの電源プラグをコンセントから抜く
  • 3分後、電源プラグを差し込む
  • テレビ本体の電源を入れる

症状3.テレビ画面にノイズが入る

テレビ画面にノイズが入るときは、 ケーブルの接続不良が起きていることが考えられます。

その他にも、電波が不足している可能性もあります。

対処法3.アンテナケーブルに抜けや緩みがないか確認する

テレビ画面にノズルが入るときは、テレビ周りのアンテナケーブルに抜けや緩みがないか確認しましょう。

アンテナケーブルがしっかり接続できていることで、電波がテレビまで届いて画面が正常に映ることがあります。

改善されなければ、ブースターの設置も検討しましょう。

症状4.特定のチャンネルが映らない

特定のチャンネルが映らないときは、 チャンネルが取得できていない状態である可能性が高いです。

雨や障害物に遮られて電波が届いていない、放送局が電波を休止しているといった原因が考えられます。

対処法4.各チャンネルの受信レベルを確認する

特定のチャンネルが映らないときは、各チャンネルの受信レベルを確認します。

改善されなければ、受信感度の強いアンテナへの交換も検討しましょう。

チャンネルの受信レベル確認方法
  • リモコンの「ホーム」ボタンを押す
  • 「設定」を選ぶ
  • 「受信レベル」を選ぶ
  • 「チャンネルの再取得」を選んで決定を押す

症状5.テレビ映らない・音も映像もでないが番組表は映る

テレビは映らないのに番組表は映るときは、 チャンネル設定に不具合がある可能性が高いです。

居住地域の放送局に変更があった場合、チャンネルの再設定をしていないとテレビが映らないことがあります。

対処法5.チャンネルを再設定する

テレビは映らないのに番組表は映る際は、チャンネルを再設定しましょう。

改善されなければ、テレビのサポートセンターに相談してみるのもおすすめです。

チャンネルの再設定方法
  • リモコンの「ホーム」ボタンを押す
  • 「設定」を選ぶ
  • 「チャンネル設定」を選ぶ
  • 「地上デジタル」を選ぶ
  • 「再スキャン」を選んで決定を押す

症状6.テレビ映らない・音も映像も番組表も映らない

テレビ画面が真っ暗になり、音も映像も番組表も映らないときは、 B-CASカードのICチップが接触不良を起こしていることが考えられます。

その他にも、受信設定が間違っている、アンテナとテレビが正しく接続されていない、テレビ自体が故障している可能性もあります。

対処法6.B-CASカードを差し直す

テレビが映らず、音も映像も番組表も映らないときは、B-CASカードを差し直しましょう。

合わせて、テレビを再起動や、電源プラグの緩みの確認、受信設定の確認も行うのがおすすめです。

B-CASカードは、テレビの上や左右にあります。カードに記載されている矢印がテレビに向くように指し直します。

B-CASカードの差し直し方法
  • テレビの主電源を切る
  • B-CASカードを取り出す
  • B-CASカードのICチップをやわらかい布で拭く
  • B-CASカードを元の場所に差し込む
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アンテナ修理の依頼先は賃貸か持ち家かによって異なる

アンテナ修理の依頼先は賃貸か持ち家かによって異なる

持ち家の場合:自分で業者に連絡

アンテナを修理する際、持ち家の場合は自分で業者に依頼します。

工事の際は、 近隣住宅に配慮しながら進めましょう

賃貸の場合:管理会社に連絡

アンテナを修理する際、賃貸の場合は建物所有者がアンテナを管理していることが多いため、まず管理会社や大家さんに連絡します。

大家さんや管理会社から許可を得られれば、立ち会いのもと業者にアンテナ修理を依頼できます。

なお、 修理費用に関して、一般的には物件所有者の負担となりますが、認識の相違がないようにあらかじめ確認しておきましょう。

アンテナ修理を依頼できる業者の種類

種類 メリット デメリット
アンテナ専門業者 知識と経験が豊富
リーズナブル
業者選びが難しい
家電量販店
ホームセンター
全国に店舗がある 費用が割高になりやすい
見積もりや現地調査が有料になる場合あり
ハウスメーカー
リフォーム会社
住宅メンテナンスと同時に依頼できる 費用が割高になりやすい
見積もりや現地調査が有料になる場合あり
近所の電気屋 地域密着で安心感あり 技術面にばらつきあり
高所作業不可の場合あり

アンテナ専門業者

アンテナ専門業者は、アンテナに関する知識が豊富なので、的確に故障箇所や修理方法の説明を行ってくれます。

また、他の業者を通さずに直接工事をするため、仲介手数料がかからず工事費用が安く抑えられ、見積もりも無料であるところがほとんどです。

技術と費用の両方が優秀なので、 アンテナ修理の依頼先で迷ったら、アンテナ専門業者に依頼するのがおすすめです。

家電量販店・ホームセンター

アンテナの修理は、家電量販店やホームセンターでも受け付けてくれる場合もあります。

しかし、修理を行うのは下請け業者であるため、仲介手数料が発生し、修理費用が高くなることがあります。

また、 見積もりや現地調査が有料であるところが多いため注意が必要です。

ハウスメーカー・リフォーム会社

家を購入したハウスメーカーやリフォーム会社にも、アンテナ修理の依頼ができます。

しかし、家電量販店と同様に、修理を行うのは下請け業者であるため、 修理費用が高くなることも少なくないです

また、どのような下請け業者が来るかわからないので、安心面は欠けるでしょう。

近所の電気屋

近くの電気屋でも、アンテナ修理を受け付けているところはありますが、アンテナ工事専門ではないため修理を断られてしまう場合があるでしょう。

また、エアコンの修理や洗濯機の設置など、 アンテナ以外の設置・工事も受け付けているため、予約が取りにくい傾向もあります。

近所の電気屋へのアンテナ修理依頼は、昔から電気屋にお世話になっていて、安心して頼みたい方におすすめです。

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失敗しない!アンテナ修理業者の選び方

失敗しない!アンテナ修理業者の選び方

現地調査・見積もりが無料

アンテナの修理業者を選ぶ際は、現地調査や見積もりが無料の業者を選ぶのがおすすめです。

有料の見積もりを取ると、修理費用が高くてキャンセルしたとしても、見積もり費用だけは支払わなければなりません。

​​ ​​​​​見積もり費用が無駄になってしまうため、有料の現地調査や見積もりは避けましょう。

最低3社以上見積りをとって比較する

依頼先の目星がついたら、 最低3社以上見積もりを取りましょう。

複数社の見積もりを比較することで、よりおトクな依頼先が判断できます 。

見積もりに不要な項目がないか確認する

見積もりをとる際は、 不要な項目がないか確認する必要があります。

本当は直す必要がないにもかかわらず、修理項目として費用を請求してくる悪徳な業者もいます。

見積もりに少しでも違和感がある場合は、必ず契約する前に質問することが重要です。

アンテナ修理の実績が豊富

アンテナの修理業者を選ぶ際は、 業者のホームページで修理の実績を確認しましょう。

実績が豊富な業者は、現場の回数が多く、ノウハウや知識が豊富にあるので、的確な修理を行ってくれます。

すぐに駆けつけてくれる

業者選びでは、「テレビが突然映らなくなった」「アンテナが倒れている」などのトラブルに迅速に対応してくれるかも重視したいポイントです。

​​​​​ ​​24時間で電話を受け付けているか、 「すぐに駆けつけてくれる」といった口コミがあるかをチェックしましょう。

保証やアフターサービスが充実している

アンテナの修理だけでなく、修理完了後の保証やアフターサービスも重視したいポイントです。

例えば、修理完了後に何らかの原因でアンテナに不具合が生じた場合、 保証がなければ無料で修理し直してもらえません

​​​​「​​​2重で修理代が請求された…」ということがないよう、見積もり段階でアフターサービスの内容を確認するようにしましょう。

問い合わせへの対応が丁寧

アンテナ専門業者といっても数多くありますが、その中でも問い合わせの対応が丁寧な業者は、 何か問題があった場合も丁寧に対応してくれるでしょう。

また、問い合わせへの対応が丁寧な業者は、教育が行き届いている可能性が高いです。

接客態度がしっかりしている親切な作業スタッフかどうかを見極めるためにも、問い合わせ窓口の対応を判断材料にするのがおすすめです。

明朗会計で追加料金がない

アンテナの修理業者を選ぶ際は、見積もりがわかりやすく、追加料金がない業者を選びましょう。

見積もりに曖昧な部分があると、修理完了後に、見積もりよりも高い金額を請求される可能性があります。

見積もり段階で金額をはっきりと提示し、 修理内容の詳細を尋ねてもはっきりと答えられる業者がおすすめです。

アンテナ修理は火災保険が適用になる場合がある

アンテナ修理は火災保険が適用になる場合がある

火災保険は、住まいが火災などの被害に遭った際の損害を補償する保険です。

保険会社によって補償範囲が異なりますが、火災だけに限らず、風災や雪災、水災、盗難などの自然災害による損害も補償の対象になります。

自然災害によるアンテナ故障は火災保険が適用

台風や竜巻などの自然災害によってアンテナ修理が必要になった場合は、火災保険が適用になる可能性があります。

アンテナの修理や交換では、必要になれば高額になることもあるので、火災保険が適用されれば負担を減らせます。

ただし、火災保険の利用によって自己負担がゼロになるわけではないため、その点は認識しておきましょう。

アンテナ修理に火災保険が適用になる主なケース

アンテナ故障の原因 対象となる保険
台風や暴風でアンテナが倒れて故障した 風災補償が対象
雪の重みでアンテナが曲がって故障した 雪災補償が対象
雹(ひょう)の影響でアンテナが破損した 雹災補償が対象
アンテナに雷が落ちて故障した 落雷補償が対象

アンテナ修理に火災保険が適用になるめずらしいケース

  • ガス漏れによる爆発でアンテナが故障した
  • 洪水でアンテナが破損した(水災補償)
  • 排水管の破裂など水漏れでアンテナが故障した
  • アンテナが盗難された
  • 迷惑行為でアンテナが破損した

アンテナ修理に火災保険が適用にならないケース

  •  アンテナの経年劣化
  • 免責金額以下の損害
  • 対象の補償内容を契約していない
  • 地震や津波、噴火によるアンテナの故障
  • 被害から3年以上経っている

火災保険の仕組み:「フランチャイズ方式」と「免責方式」の2種類がある

フランチャイズ方式:修理費用が20万円以上する場合のみ有効

フランチャイズ方式とは、 修理費用が20万円を超えた場合は全額支払われ、20万円に満たない場合は一切支払われない保険です。

しかし、アンテナ修理だけで20万円以上かかることはほぼないため、フランチャイズ方式の保険を利用するのは難しいです。

編集部

アンテナ以外にも壁や屋根瓦も被害が及び、修理費用の総額が20万円以上になった場合は、フランチャイズ方式を利用できることがあります。

免責方式:修理費用と免責額の差額が保険金になる

免責方式とは、最初に免責金額を自分で設定し、 「修理費用」−「免責金額」=「保険会社からおりる額」で保険金がおりる保険です。

例えば、免責金額を8万円に設定した場合、下記の計算式で保険金が支払われます。

昨今では、免責方式が採用している保険が多いです。

免責金額を8万円に設定した場合
計算式:「修理費用」−「免責金額」=「保険会社からおりる額」
修理費用5万円のとき 修理費用 5万円−免責額 8万円= 保険金 0円
L保険対象外
修理費用9万円のとき 修理費用 9万円−免責額 8万円=保険金 1万円
修理費用11万円のとき 修理費用 11万円−免責額 8万円=保険金 3万円

編集部

免責方式は、「エクセス方式」や「ディダクティブル方式」とも呼ばれます。

火災保険の申請方法と流れ

  1. STEP.1

    保険会社に被害の連絡をする

    加入している保険会社に連絡をし、下記の内容を確認します。
    ・補償範囲
    ・免責金額(自己負担額)
    ・保険金の上限
    ・申請に必要な書類
    なお、保険会社の審査で金額の請求が高額、自然災害が原因であることが疑わしいと判断された場合は、現地調査が行われる場合があります。

  2. STEP.2

    アンテナ業者へ修理依頼を行う

    希望のアンテナ業者に修理を依頼し、工事を予約します。
    その際、火災保険を利用してアンテナ修理を行うことも伝えましょう。

  3. STEP.3

    アンテナ修理の工事を行う

    現地調査と見積もり後、アンテナ修理の工事を行います。​​​​​
    このとき、忘れずに損害状況写真を撮影してもらいましょう。

  4. STEP.4

    火災保険の申請に必要な書類を受け取る

    工事完了後、火災保険の申請に必要な「損害状況写真」「見積書」「請求書」などをアンテナ業者から受け取ります。

  5. STEP.5

    必要な種類を保険会社に提出する

    必要な申請書類が全て揃っているか確認した上で、保険会社に提出します。
    不備があると保険金が受け取れないことがあるので、注意が必要です。

  6. STEP.6

    審査が通ったら保険金が振り込まれる

    保険金が振り込まれているか確認して、完了です。

申請では「見積書」「領収書」「損害状況写真」が必要

火災保険を利用したい方は、 「見積書」「領収書」「損害状況写真」の3つが必要です。

また、火災保険は、過去3年間の被害であればいつでも申請可能です。

ただし、必ずしも保険金がおりるわけではないので、あらかじめ認識しておきましょう。

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アンテナ修理・調整の流れ

アンテナ修理・調整の流れ

アンテナの修理は、下記の流れで進みます。

またアンテナが破損・倒壊している場合、 依頼前に確認できる範囲で写真を撮っておくのがおすすめです。

写真があることで、依頼がスムーズになることに加え、修理費用を上乗せされるといった被害を防ぐのに有効です。

アンテナ修理・調整の流れ
  1. 電話かメールでアンテナ修理の依頼をする
  2. 作業スタッフが来て、現地調査・見積もりが行われる
  3. 見積もりに納得すれば契約、工事開始
  4. 工事完了

編集部

アンテナ修理当日は、立ち会いが必要です。
多くの場合、1〜3時間で作業は終了します。

【アンテナの種類別】故障の原因と修理方法

【アンテナの種類別】故障の原因と修理方法

UHFアンテナ(八木式アンテナ)

UHFアンテナ(八木式アンテナ)のよくある故障の原因
  • アンテナの倒壊
  • 経年劣化によるアンテナのサビ
  • 支線の緩み
  • 電波の受信不良

UHFアンテナ(八木式アンテナ)の故障の原因は、 屋根の上などの屋外に設置されることが多いので、サビによってアンテナが腐敗していくケースが多いです。

修理方法としては、アンテナ本体を点検した上で、アンテナの向きの調整や、本体の交換を行います。

デザインアンテナ

デザインアンテナのよくある故障の原因
  • 障害物による電波の受信不良
  • 経年劣化による固定金具のサビ
  • 業者の手抜き工事・施工ミス

デザインアンテナの故障の原因は、 UHFアンテナよりも電波の受信感度が低いため、高い建物が障害となり電波を受信しにくいケースであることが多いです。

修理方法としては、アンテナ本体と固定金具のサビや劣化を確認した上で、アンテナの向きを変えて、電波状況が改善するか調べます。

改善されなければ、ブースターを設置して、受信した電波を増幅させます。

BS/CSアンテナ

BS/CSアンテナのよくある故障の原因
  • 強風や大雨による向きや角度の変化・変形
  • 経年劣化によるアンテナのサビ
  • 固定金具の緩み

BS/CSアンテナの故障の原因は、 1mmでも角度がずれると電波を受信できないため、正しいアンテナの向きではないケースが多いです。

修理方法としては、電波測定器を使って、アンテナを正しい向きに調整します。

改善されなければ、アンテナの交換、またはブースターの設置が必要です。

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ケーブルテレビを契約するならJ:COMがおすすめ!

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国内最大のケーブルテレビサービス

J:COMは、 日本国内で最も多くの契約者を持つケーブルテレビサービス です。全国各地でサービスを提供しており、地域密着型の番組も豊富にラインナップしています。

また、J:COMはケーブルテレビだけでなく、インターネット接続サービスや電話サービスも提供しており、一括契約で生活インフラを整えることが可能です。

その規模とサービスの充実度から、J:COMは国内最大のケーブルテレビサービスと言えます。

▶関連記事:テレビを見るなら、ケーブルテレビとアンテナ工事、どっちがおすすめ?気になるコストも徹底比較!

J:COMの提供エリア

主な提供エリア
  • 関東:東京,千葉県,神奈川県,埼玉県など
  • 関西:大阪府,京都府,兵庫県など
  • 東日本:北海道,宮城県など
  • 西日本:福岡県,熊本県など
  • ※詳しい提供エリアはJ:COM公式HPをご参照ください

J:COMのサービスは都市部だけではなく、郊外や地方の都市にも幅広く提供されており、 多くの地域世帯で利用できる環境が整って います。

詳しい提供エリアに関しては、J:COMの公式サイトにある提供判定ページから、 郵便番号や住所を検索することで確認することが可能 です。

J:COMの料金プラン

J:COMで「スマートお得NET1Gプラン」を利用する場合の月額料金は以下の通りです。

戸建て 5,478円
マンション 5,258円
 

J:COMの料金プランは、多様なニーズに対応した構成になっており、自身の生活スタイルや予算に合わせて、 最適なプランを選ぶことができる ようになっています。

主に、テレビ・インターネット・電話・スマホの4つのサービスがあり、それぞれのサービスは単体でも利用できますが、 セットで契約することで割引が適用 される仕組みです。

J:COMのメリット

J:COMのメリット
  • 通信速度は問題なく出る
  • 無料で使える物件が多い
  • auスマートバリューが適用できる
  • テレビサービスとの併用で安くなる

J:COMを利用するメリットは、安定性と速度の高さが挙げられます。

J:COMのケーブル回線は、映画のストリーミングや大容量のデータダウンロードでも安定した通信を提供しています。

さらに、提供するサービスはインターネットだけでなく、テレビや電話といった多様なメディアに対応しています。 一つの契約で複数のサービスを利用できる ため、コストパフォーマンスも高い点が魅力です。

J:COMのデメリット

J:COMのデメリット
  • 月額料金が高い
  • 解約違約金が高い
  • Wi-Fiが繋がらない
  • 新規契約の特典が少ない

J:COMのケーブル回線は地域によっては利用できない場合があります。つまり、サービスエリア内でなければ、サービスを利用することは難しいのです。

また、月額料金が一部のユーザーからは高いと感じられることもあります。

そのため、費用対効果を考え、 自身のインターネット利用状況と照らし合わせて選ぶことが重要 です。

J:COMをおすすめする人

auのスマートフォンを利用している人

J:COMのケーブル回線は、auのスマートフォンを利用している方に特におすすめです。

J:COMとauは提携しており、両社のサービスを組み合わせて利用することで、さまざまな特典が得られます。

例えば、J:COMのケーブル回線とauのスマートフォンをセットで契約すると、 auスマホにかかる 月々の費用が割引になるプラン があります。

ネットもセットで利用したい人

J:COMのケーブル回線は、インターネットもセットで利用したい方に特に適しています。

一つのプロバイダーでネットとテレビの両方を契約できるのは、手続きの手間を省き、 複数のサービスをまとめて扱える ため便利です。

また、J:COMのテレビサービスは豊富なチャンネルと高画質が魅力で、ネットとテレビを同時に楽しみたいという方にはJ:COMのケーブル回線がおすすめです。

戸建物件でネットとテレビをまとめたい人

J:COMのケーブル回線は、 戸建物件でネットとテレビと電話を一括りにしたい方に特におすすめ です。

J:COMでは、これらの各サービスをバンドル化したプランを提供しています。これにより、それぞれのサービスの契約や支払いを一元化でき、管理が容易になります。

また、複数のサービスをJ:COMで契約してまとめることで、個別に契約するよりもコストパフォーマンスが高く、経済的な利点もあります。

▶関連記事:ケーブルテレビのインターネットのメリット・デメリットを解説!どんな人におすすめ?

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まとめ

今回は、アンテナ修理の費用相場や、修理が必要な症状などについて徹底解説していきました。

アンテナの修理を先送りにすると、アンテナの破損が悪化したり、腐敗によって部品が落下したりなど、被害が大きくなってしまいます。

そのため、テレビやアンテナの不具合の可能性が見受けられた時点で、 早めの点検を心がけましょう。

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Wiz Cloud編集部

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