「まずは無料アプリで試したい」
「どうやって活用すればいい?」
日報アプリは、仕事の日々の進捗や課題を記録し、チーム全体で情報共有をするための便利なツールです。
しかし、機能や操作性などを踏まえて、自社に合う日報アプリを見極めるのは容易ではありません。
本記事では、厳選したおすすめ日報アプリの紹介から、比較ポイントや導入時の注意点まで解説していきます。導入企業の活用方法も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
日報アプリとは「日々の業務報告を簡単に管理・共有するサービス」
日報アプリとは
日報アプリとは、 従業員が日々の業務内容を記録・共有するためのツール です。
手間のかかる紙やエクセルでの報告を電子化し、効率的な情報共有と管理が可能になります。
報告の一貫性が保たれる他、検索や分析も容易なため、業務の透明性と生産性の向上が期待できます。
日報アプリの仕組み
日報アプリの仕組みは、 従業員が業務内容を入力・送信し、管理者がそれを確認・承認するプロセスを電子化 するものです。
クラウドを利用することで、リアルタイムでのデータ保存・共有が可能となり、テンプレートや入力支援機能で報告内容の統一性も保たれます。
日報アプリの必要性
日報アプリは従来の日報にありがちな課題を解決し、業務の効率化と情報管理の向上を実現できます。
- 情報の検索が難しく、必要な情報をすぐに見つけられない
- 報告内容にばらつきがあり、正確な状況把握が難しい
- 情報が分散しており、フィードバックがしにくい
日報アプリであれば、 日報に特化した機能で報告と確認の負担を軽減し、情報の蓄積と分析が可能 です。
リモートワーク中の状況把握にも効果的であるため、導入企業は年々増えています。
日報アプリの種類
- 業務管理に特化したタイプ
- 現場報告に特化したタイプ
- 顧客情報管理に適したタイプ
- 人事評価に特化したタイプ
- 無料・低コストで使えるタイプ
業務管理に特化したタイプ
業務管理に特化した日報アプリは、 プロジェクトの進捗状況やタスクの管理を中心に設計 されています。
タスクの割り当てや進捗の可視化が可能で、チーム全体の業務効率を向上させます。
ガントチャートやカンバンボードなどの機能もあるため、プロジェクトマネジメントをサポートしてほしい企業におすすめです。
現場報告に特化したタイプ
現場報告に特化した日報アプリは、 工事現場や製造業などでの利用を目的 としています。
写真や位置情報の添付機能があり、現場の状況を詳細に報告できる他、リアルタイムでの情報共有が可能で、現場とオフィスの連携がスムーズになります。
直感的に使える仕様であるため、「作業者にストレスを与えずに、日報の提出率を向上させたい」といった場合にも有効です。
顧客情報管理に適したタイプ
顧客情報管理に適した日報アプリは、 営業やサポート業務での顧客対応履歴を記録・管理します。
顧客とのやり取りや商談内容を詳細に記録し、フォローアップの質を向上させます。
顧客情報を一元管理し、チーム全体で共有することもできるため、迅速な対応が可能です。
人事評価に特化したタイプ
人事評価に特化した日報アプリは、 従業員の業務内容や成果を記録し、人事評価の基礎資料として活用 されます。
日々の業務報告を元に評価ポイントを抽出するため、主観的な要素を排除して客観的な評価ができるようになります。
フィードバック機能や目標設定機能も搭載されているので、管理者は従業員とコミュニケーションをとりながら、成長をサポートすることが可能です。
無料・低コストで使えるタイプ
無料・低コストで使える日報アプリは、 小規模企業や個人事業主に最適 です。基本的な日報機能を備えつつ、コストを抑えた運用ができます。
必要最低限の機能に絞られているため導入も簡単で、手軽に日報管理を始められます。
日報アプリの基本機能一覧
日報アプリの基本機能一覧は以下の通りです。
ユーザーが日々の業務報告を効率的に行い、管理者が報告内容を把握しやすいように設計されています。
日報作成機能 |
|
---|---|
報告内容の分類 | プロジェクト別、部門別の分類/カテゴリやタグ付け機能 |
スケジュール連携 | カレンダー機能/スケジュールとの連携による自動入力サポート |
テンプレート機能 | 既存のテンプレートの利用/カスタムテンプレートの作成 |
入力支援機能 | 自動補完機能/過去の日報からの内容コピー |
承認フロー |
|
通知機能 | 日報提出リマインダー/承認状況の通知 |
検索・振分け | 日付、プロジェクト、キーワードによる検索/フィルタリング |
分析・レポート |
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セキュリティ | アクセス権限の管理/データ暗号化/ログイン認証 |
マルチデバイス |
|
連携機能 | 他の業務管理ツールとの連携(例:Slack、Google Workspace、Microsoft Teams)/API連携 |
日報アプリの活用シーン
日報アプリの活用シーンはいくつかありますが、以下に代表的なものを挙げます。
活用シーン | 利点 |
---|---|
プロジェクト管理 | プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握できる |
リモートワーク | リモート環境でも業務の透明性が保たれる |
業務の振り返り | 業務改善のポイントを見つけやすく、次回の計画に活かせる |
新人教育 | 新人の成長をサポートし、早期戦力化を図る |
営業活動の記録 | 営業活動の効率化と成果の最大化が図れる |
人事評価 | メンバーのパフォーマンスを評価する材料として活用できる |
自己管理 | 自己成長の促進とモチベーションの維持が図れる |
日報アプリの導入メリット
- チームの連携が強化される
- リモートワークに対応できる
- 情報の一元化で分析が容易になる
- 日報の提出漏れを防げる
- 日報作成や共有が効率化する
チームの連携が強化される
日報アプリによって 個人の業務状況が可視化されることで、メンバー間での情報共有が活発化します。
リアルタイムで業務状況の共有ができるため、チーム内で連携を取りやすくなり、全体の生産性の向上に繋がるでしょう。
例えば、ある業務で詰まっているメンバーがいる場合、他のメンバーがすぐに状況を把握して、素早く支援することが可能です。
リモートワークに対応できる
日報アプリを使うことで、オフィス勤務・リモートワークを問わず、 いつでも業務状況の共有が可能になります。
例えば、在宅勤務中のメンバーが日報アプリで業務内容を記録すれば、他のメンバーがリアルタイムで進捗状況を確認できます。
リモート環境下でも業務の可視化が図れるため、「業務内容が見えにくい」「適切な指揮がとれているのか分からない」という課題を抱える企業に有効です。
情報の一元化で分析が容易になる
情報を一元化できる日報アプリを使用することで、 個人や部署ごとの業務内容を俯瞰的に把握したり、特定の業務経緯を時系列で確認したりといった分析が容易に なります。
例えば、ある製品の開発プロセスをたどる際に、日報アプリの記録をさかのぼることで、各工程の詳細な進捗状況を把握できるようになります。
メールや紙媒体の日報では、集計に時間と労力がかかりがちな一方、日報アプリであれば、自動集計・分析機能で組織全体の生産性向上にもつなげられるのです。
日報の提出漏れを防げる
日報アプリには、 提出期限の設定や未提出の通知機能などが搭載されている ため、従業員は常に期日を意識し、確実に日報を提出できます。
管理者側も従業員の提出状況を一目で把握できるため、誰が日報を提出しているか、誰が未提出なのかを随時確認することが可能です。
これまでの手書きや電子ファイルによる日報では、提出忘れや遅延が発生しやすい傾向にありましたが、日報アプリであれば提出の確実性を高められます。
日報作成や共有が効率化する
日報アプリには、 テンプレート機能や入力補助機能が備わっている ため、日報作成の時間短縮と情報の一元管理を可能にします。
例えば、プロジェクトの日報を作成する際に、進捗率や作業内容などのテンプレートを使用することで毎回同じ項目を手作業で記入する手間が省けます。
従来の方法では手間がかかったり、情報の統一性が確保しにくかったりする点を、日報アプリを利用することで効率的に解決できるのです。
日報アプリ導入で注意すべきデメリット
- 普及までに時間がかかる
- セキュリティリスクがある
- 従業員にとって追加の負担となる
普及までに時間がかかる
日報アプリを導入する際は、 従業員が新しい運用スタイルやアプリの操作に慣れる必要があるため、普及には一定の時間を要する可能性 があります。
例えば、一部の従業員がアプリの使用方法に戸惑い、紙媒体の日報を継続して使い続けたり、提出の遅れが発生したりするケースも少なくありません。
移行期の混乱を最小限に抑えるためには、日報アプリの使い方や機能についての研修やマニュアルを準備するなど、従業員への丁寧な教育・支援が不可欠です。
セキュリティリスクがある
日報アプリには 機密情報やプライバシーに関わる情報が含まれる ことがあるため、セキュリティ対策を講じる必要があります。
例えば、ハッキングによって顧客情報や機密データが流出したり、不正なアクセスによってシステムがダウンしたりする可能性もゼロではありません。
セキュリティリスクを最小限に抑えるためには、適切な認証システムの導入や、クラウドサービスの選定など、セキュリティ面での十分な検討が不可欠です。
従業員にとって追加の負担となる
これまで手書きや電子ファイルで行っていた日報作成が、 新しいアプリの操作を習得しなければならなくなるため、負担感を感じる従業員が出てくる可能性 があります。
例えば、日報作成時間の増加や、スマートフォンやタブレットの使用が必要になるなど、従業員の作業工程に変化が生じることが考えられます。
本来の業務に集中してもらうには、従業員の負担を最小限に抑えるための教育や、アプリ操作の簡素化など、導入時の対策が重要です。
日報アプリの比較ポイント・選び方
- コスト
- サポート体制
- セキュリティ
- マルチデバイス対応
- 機能の充実度
- 使いやすさ
- 他のシステムとの連携
- 無料トライアルの有無
コスト
日報アプリにはさまざまな価格設定があるため、組織の予算に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
例えば、大規模な組織では、従業員数に合わせてライセンス数を購入する必要があるため、コストが大きくなる可能性があります。
一方、 小規模な組織であれば、無料の日報アプリでも十分な機能を得られるケースも多い です。
ライセンス数や追加機能の有無、カスタマイズやサポートにかかる費用などを確認し、コストパフォーマンスの高い日報アプリを見極めることが重要です。
サポート体制
日報アプリを 円滑に導入・運用していくためには、アプリベンダーによるサポートが重要となります。
例えば、アプリの操作方法に関するマニュアルの提供や、ヘルプデスクによる問い合わせ対応など、ユーザーのニーズに即したサポートが用意されていることが望ましいです。
導入初期の不慣れな段階や疑問が生じた際に、迅速かつ適切な支援が受けられるかどうかは、日報アプリの利用頻度にも大きな影響を及ぼすため見逃せません。
セキュリティ
日報アプリには 機密性の高い情報が含まれるため、データの保護が欠かせません 。
例えば、アプリへのアクセス権限の設定や、パスワード認証の強化、暗号化の導入など、セキュリティ対策の具体的な内容を確認する必要があります。
セキュリティが弱い日報アプリは、不正アクセスやサイバー攻撃に対する脆弱性が高くなるので、選定時には必ずセキュリティ面を重視しましょう。
編集部
クラウドサービスを活用する場合は、ベンダーのデータセンターの物理セキュリティや、バックアップ体制なども検討する必要があります。
マルチデバイス対応
従業員は ずしもデスクトップPCを使用しているわけではないため、さまざまなデバイスに対応していることが望ましいです。
例えば、PCやスマートフォン、タブレットなど、複数のデバイスから日報の作成・閲覧ができると、 場所に捕らわれることなく柔軟に業務を遂行できます 。
デバイスを変更しても、データの同期が容易に行える日報アプリであれば、ユーザビリティの向上やワークスタイルの変革にもつながります。
機能の充実度
日報アプリには、単なる日報作成機能だけでなく、さまざまな付加機能が提供されているため、それらの有無や使いやすさを確認する必要があります。
例えば、日報作成の効率化に役立つ機能、業務管理機能、コミュニケーション機能など、 組織の業務ニーズに合わせた機能が揃っているかどうかが重要 です。
機能が不十分であると、業務効率が低下してしまう可能性もあるので、利用者のニーズをよく理解した上で、アプリを選定しましょう。
使いやすさ
日報アプリを効果的に活用するためには、従業員が簡単に操作できることが絶対条件です。
例えば、直感的なユーザーインターフェースや、入力項目の最小化など、作業の負荷を軽減する設計がなされているかどうかを確認する必要があります。
従業員の作業負担を最小限に抑え、日報の作成・共有がストレスなく行えるアプリを選定できれば、 導入後の定着と利用促進にもつなげられる でしょう。
他のシステムとの連携
日報アプリを組織内で効果的に活用するためには、関連する業務システムとの連携が重要となります。
例えば、人事・勤怠管理システムと連携すれば、従業員の労働時間や勤務実績を日報に自動反映させることが可能です。
部門間での情報共有が促進され、組織全体の生産性向上にもつながる ため、日報アプリを比較する際は他システムとの親和性も確認しておきましょう。
無料トライアルの有無
日報アプリの導入を検討する際、実際に使ってみて、その 機能や使い勝手を確認できる機会があると導入後のトラブルを防げます 。
多くの日報アプリでは、一定期間の無料トライアルが提供されており、自社の業務フローに合わせた活用方法を検討したり、従業員の反応を確認したりすることが可能です。
業種や規模によっては、評判の良いアプリでも適合しない可能性は十分にあるので、無料トライアルを活用して、適合性を事前に確認するのがおすすめです。
日報アプリの導入時の注意点
導入目的を明確にする
日報アプリにはさまざまな機能が搭載されていますが、必ずしもすべてが組織の課題解決に直結するわけではないため注意しましょう。
例えば、リモートワークの効率化や、業務の見える化、チームの連携強化など、自社の課題に合わせて、導入目的を具体的に定める必要があります。
導入目的を明確にすれば、 必要な機能を的確に選択でき、無駄な導入コストを抑えられる他、従業員の理解と協力も得やすくなります 。
従業員の理解と協力を得る
日報アプリの導入は、 従来の業務プロセスに大きな変化をもたらすため、従業員の抵抗感を最小限に抑える対策が不可欠 です。
例えば、導入の目的や効果を丁寧に説明し、十分な研修を行うことで、従業員の理解を深めて不安を解消できます。
特に、強制的に使用を義務付けてしまうと不満が高まりやすいので、従業員とコミュニケーションを密に取りながら導入を進めましょう。
ビジネスマナーの周知も重要
日報アプリはSNSのように使いやすく手軽に利用できる反面、 プライベートな感覚で使用されることでビジネスマナーを逸脱する恐れ があります。
例えば、友人との会話のような軽い口調や略語の使用、不適切な内容の書き込みなどが考えられます。
適切な言葉遣いや報告内容のフォーマットなど、日報アプリの使用に関する具体的なガイドラインやルールを作成し、従業員に周知徹底しましょう。
【比較表あり】日報アプリのおすすめ10選一覧
サービス名 | 提供会社 | タイプ | 初期費用 | 月額(税込) | 無料 トライアル |
実績 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
gamba | 株式会社gamba |
業務管理 に特化 |
0円 | 816円/ID~ | 〇 ※15日間 |
|
|
日報くん | BPS株式会社 |
業務管理 に特化 |
0円 | 825円~ |
〇 ※1か月 |
システム開発実績100件以上 |
|
LINE WORKS | LINE WORKS株式会社 |
業務管理 に特化 |
0円 | 450円/ID~ |
〇 ※フリープラン |
導入実績46万社以上 |
|
Kintone |
サイボウズ 株式会社 |
業務管理 に特化 |
0円 | 780円/ID~ |
〇 ※30日間 |
導入実績3万社以上 |
|
nanoty |
株式会社 サンロフト |
業務管理 に特化 |
0円 | 13,200円~ |
〇 ※15日間 |
|
|
houren.so | 株式会社Brassica |
現場報告 に特化 |
0円 | 2,500円~ |
〇 ※フリープラン |
株式会社ダイムワカイ、LaLa Kidsなど複数企業で導入実績あり |
|
ワンズ営業日報 | 株式会社ワンズファクトリー |
顧客管理 に特化 |
要問い合わせ | 3,600円/ID~ | ✕ | 株式会社ポケモン、株式会社スクウェア・エニックスなど複数企業で導入実績あり |
|
Nipo Plus | 合同会社サンドボックス |
人事評価 に特化 |
0円 | 180円/ID~ |
〇 ※1か月 |
サイト掲載なし |
|
WowTalk | キングソフト株式会社 | 無料/低コストで使える | 要問い合わせ | 300円/ID~ |
〇 ※14日間 |
導入実績1万社以上 |
|
NICE営業物語Smart | 株式会社システムズナカシマ | 無料/低コストで使える | 0円 | 0円 | - | サイト掲載なし |
|
gamba!|iPhone向け日報アプリ!無料お試し可能
株式会社gambaが提供する「gamba!」は、タイムライン形式で日報を共有し、 メンバー同士が閲覧やコメントを行える社内SNS型の日報アプリ です。
KPI管理機能を備え、日報に実績の進捗を投稿し、管理者はグラフで進捗を確認できます。
フィードバック方法も豊富で、「いいね!」やスタンプ、達成した目標に対する「おめでとう!」通知などがあるため、コミュニケーションの活性化が期待できます。
費用・特徴
サービス名 | gamba! |
---|---|
提供会社 | 株式会社gamba |
タイプ | 業務管理に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
|
無料トライアル | 〇※15日間 |
実績 |
|
ポイント |
|
導入事例
業種 | 建設 |
---|---|
課題 |
|
活用方法 |
|
成果 |
|
※参考:株式会社gamba公式サイト
日報くん|簡単に使えるクラウド型の日報システム
BPS株式会社が提供する「日報くん」は、 個人の成果を細かく集計できるクラウド型の日報システム です。
時間帯や人、チーム、プロジェクトごとに稼働集計ができるため、業務の効率性や課題を明確に把握し、改善策を検討することも可能です。
作業報告書の自動生成機能では、事前に設定するだけで毎週・毎月自動的に日報が完成するので、従業員の負担が重くなる心配がありません。
費用・特徴
サービス名 | 日報くん |
---|---|
提供会社 | BPS株式会社 |
タイプ | 業務管理に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
|
無料トライアル | 〇※1か月 |
実績 | システム開発実績100件以上 |
ポイント |
|
導入事例
業種 | システム開発 |
---|---|
課題 |
|
活用方法 | 工数管理と予算管理に活用 |
成果 |
|
※参考:BPS株式会社公式サイト
LINE WORKS|個人にもおすすめの日報アプリ(無料プランあり)
LINE WORKS株式会社が提供する「LINE WORKS」は、 LINEと連携しているビジネスチャットアプリ です。
グループやアンケート、ホームなどの機能を活用し、日報や報告、業務連絡を簡単に共有できるため、業務効率が向上します。
日常のコミュニケーションに役立つ「トーク」機能や、日報を保存できる「ノート」機能など、自社に合った機能を選んで活用できるのが魅力です。
費用・特徴
サービス名 | LINE WORKS |
---|---|
提供会社 | LINE WORKS株式会社 |
タイプ | 業務管理に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
|
無料トライアル | 〇※フリープラン |
実績 | 導入実績46万社以上 |
ポイント |
|
導入事例
業種 | 製造・メーカー/建設・工事 |
---|---|
課題 |
|
活用方法 | チャットボットの導入とkintoneとの連携で、 報告書作成を自動化する仕組みを構築 |
成果 |
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※参考:LINE WORKS株式会社公式サイト
Kintone|業務毎に自由に設計できるクラウド型の日報システム
サイボウズ株式会社が提供する「Kintone」は、 専門知識不要で業務アプリを作成できるクラウド型の日報システム です。
統一したフォーマットでの一元管理や、報告フォーマットのカスタマイズができるため、あらゆる業種・業務の報告業務に活用されています。
一つ一つの日報に対してコメントを追加できる他、スマホからの閲覧・編集も可能なので、業務の効率化だけでなく、コミュニケーションの促進にも有効です。
費用・特徴
サービス名 | Kintone |
---|---|
提供会社 | サイボウズ株式会社 |
タイプ | 業務管理に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
|
無料トライアル | 〇※30日間 |
実績 | 導入実績30,000社以上 |
ポイント |
|
導入事例
業種 | 市役所(公用車の管理台帳、運転日報管理) |
---|---|
課題 |
|
活用方法 |
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成果 |
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※参考:サイボウズ株式会社公式サイト
nanoty|事業ごとに作業時間を集計できる日報システム
株式会社サンロフトが提供する「nanoty」は、2005年にサービスを開始し、 2,000社以上の企業で実績を積んでいる日報管理システム です。
業務内容別に作業時間を集計する機能では、活動量を数値化し、作業時間を可視化することで生産性向上や残業削減効果が期待できます。
オプションで「プロジェクト収支管理機能」もあり、収支状況や振り返りなどを一括で確認できるため、生産性や利益を意識した行動を促せます。
費用・特徴
サービス名 | nanoty |
---|---|
提供会社 | 株式会社サンロフト |
タイプ | 業務管理に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
|
無料トライアル | 〇※15日間 |
実績 |
|
ポイント |
|
導入事例
業種 | デジタルマーケティング |
---|---|
課題 |
|
活用方法 |
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成果 |
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※参考:株式会社サンロフト公式サイト
houren.so|現場報告に特化した日報アプリ(無料プランあり)
株式会社Brassicaが提供する「houren.so」は、建設業や宿泊施設など、 幅広い業種で利用されている、写真共有に特化した日報アプリ です。
作業中に気になる箇所を撮影し、業務終了時にコメントと一緒にアップするだけで日報が完成するため、従業員の負担を軽減できます。
事前に「エリア」を設定しておけば、写真の位置情報を利用して、「どのエリアで撮影された写真か」を自動的に整理することも可能です。
費用・特徴
サービス名 | houren.so |
---|---|
提供会社 | 株式会社Brassica |
タイプ | 現場報告に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
|
無料トライアル | 〇※フリープラン |
実績 | 株式会社ダイムワカイ、LaLa Kidsなど複数企業で導入実績あり |
ポイント |
|
導入事例
業種 | 建設 |
---|---|
課題 | 社員のスキルレベルを明確にし、底上げを目指したい |
活用方法 |
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成果 |
|
※参考:株式会社Brassica公式サイト
ワンズ営業日報|豊富な機能を搭載する営業日報アプリ
株式会社ワンズファクトリーが提供する「ワンズ営業日報」は、 営業日報やSFA機能をカバーする日報アプリ です。
アプリで作成したデータは任意のExcelテンプレートにエクスポートし、手間のかかるデータ入力作業を大幅に削減できます。
ポータル画面に高い見込みの顧客や、再アプローチすべき顧客を表示することも可能で、顧客との継続的な関係構築や、効率的な営業活動に役立ちます。
費用・特徴
サービス名 | ワンズ営業日報 |
---|---|
提供会社 | 株式会社ワンズファクトリー |
タイプ | 顧客管理に特化 |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額(税込) |
|
無料トライアル | ✕ |
実績 | 株式会社ポケモン、株式会社スクウェア・エニックスなど複数企業で導入実績あり |
ポイント |
|
導入事例
導入企業 | 活用方法 |
---|---|
株式会社ポケモン | 売場展開の情報分析ツールとして導入 |
株式会社スクウェア・エニックス | スマホで撮影した写真付き日報で、日々の営業活動を報告 |
株式会社増渕組 |
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マスターロック・セントリー日本株式会社 | 営業担当とラウンダースタッフを1つのサイトで統合管理 |
※参考:株式会社ワンズファクトリー公式サイト
Nipo Plus|柔軟性と数値化に強いクラウド型の日報システム
合同会社サンドボックスが提供する「Nipo Plus」は、 「日報作成の柔軟性」と「データの自動数値化」という2つの特長をもつクラウド型の日報システム です。
テンプレートの自由なカスタマイズや入力必須項目の指定により、日報作成のミスを防ぎ、日報の統一性と品質を向上させます。
提出書類から社員の成果や品質状況を自動で集計・グラフ化する機能も備えているため、視覚的に理解しやすく、迅速な意思決定や課題の早期発見につながります。
費用・特徴
サービス名 | Nipo Plus |
---|---|
提供会社 | 合同会社サンドボックス |
タイプ | 人事評価に特化 |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) |
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無料トライアル | 〇※1か月 |
実績 | サイト掲載なし |
ポイント |
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導入事例
※公式サイトに導入事例掲載なし
WowTalk|日報機能も備える人気ビジネスチャット
キングソフト株式会社が提供する「WowTalk」は、 日報機能も備える、利用者10,000人以上の人気ビジネスチャット です。
シンプルで直感的な操作性を重視し、新入社員からベテラン社員まで誰もが使いやすい設計となっているため、特別な研修を受ける必要もありません。
管理者は社員のアカウントを一括管理できる他、機能の制限もあるので、重要な機密情報を扱う企業でも安心して利用することが可能です。
費用・特徴
サービス名 | WowTalk |
---|---|
提供会社 | キングソフト株式会社 |
タイプ | 無料・低コストで使える |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額(税込) |
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無料トライアル | 〇※14日間 |
実績 | 導入実績1万社以上 |
ポイント |
|
導入事例
業種 | 製造・メーカー |
---|---|
課題 | アドレスの管理と情報の整理が大変で、大事な情報が埋もれてしまう |
活用方法 |
|
成果 |
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※参考:キングソフト株式会社公式サイト
NICE営業物語Smart|営業活動を支援する無料のツール
株式会社システムズナカシマが提供する「NICE営業物語Smart」は、 スケジュール管理や営業報告が作成できる無料のツール です。
営業報告作成は選択式で、片手で簡単に行える他、前回の内容を引き継いだり、写真や位置情報を追加したりすることも可能です。
AppleWatchと連携すれば、スケジュール確認や簡易営業報告の作成ができるため、報告漏れの防止やスピーディな報告に役立ちます。
費用・特徴
サービス名 | NICE営業物語Smart |
---|---|
提供会社 | 株式会社システムズナカシマ |
タイプ | 無料・低コストで使える |
初期費用 | 0円 |
月額(税込) | 0円 |
無料トライアル | - |
実績 | サイト掲載なし |
ポイント |
|
導入事例
※公式サイトに導入事例掲載なし
日報アプリの導入手順
-
STEP.1
ニーズの確認
・チームや企業のニーズを把握し、日報アプリの導入目的を明確にする
・現状の業務フローや問題点を洗い出し、日報アプリに求める機能をリストアップ -
STEP.2
アプリの選定
・複数の日報アプリを比較検討し、ニーズに最適なアプリを選定する
・デモ版やトライアル期間を利用し、操作性や機能を実際に確認 -
STEP.3
導入計画の作成
・導入スケジュールを作成し、各ステップの担当者を決定する
・導入に伴う必要なリソースやコストを見積もる -
STEP.4
インストールと設定
・日報アプリをインストールし、初期設定を行う
・ユーザーアカウントを作成し、アクセス権限を設定
・必要に応じて、組織やプロジェクトの構造を反映させたカスタマイズを行う -
STEP.5
テンプレートの作成
・日報フォーマットやテンプレートを作成し、統一する
・テンプレートに必要な項目やレイアウトを設定 -
STEP.6
データの移行
・過去の報告データがある場合、日報アプリに移行する
※データ移行ツールやサービスを利用するとスムーズ移行できる -
STEP.7
トレーニングと教育
・ユーザーに対して日報アプリの操作方法や利用方法をトレーニングする
※マニュアルやガイドを作成するのがおすすめ -
STEP.8
試運転とフィードバック
・一定期間、試運転を行い、実際の運用に問題がないか確認する
・ユーザーからフィードバックを収集し、改善点を反映 -
STEP.9
本格運用開始
・試運転でのフィードバックをもとに必要な調整を行い、本格的に運用を開始する
・定期的に運用状況を確認し、必要に応じてアプリの設定や運用方法を見直す -
STEP.10
サポートとメンテナンス
・定期的なアップデートやメンテナンスを行い、アプリの安定運用を維持する
・問題が発生した場合、迅速に対応し、サポートを受ける体制を整える
日報アプリを導入すべき企業
リモートワークを導入している企業
リモートワークを実践する企業では、従業員の勤務状況を把握することが課題となります。
日報アプリを活用すれば、 オフィスにいない従業員の業務内容や進捗状況を可視化できる他、チーム全体での情報共有も容易 です。
日報アプリには進捗や作業内容を裏付ける添付ファイルやリンクを追加できる機能もあるため、「正確性や客観性に欠けるのでは」という心配も必要ありません。
業務の進捗管理が重要な企業
複雑な業務フローや多岐にわたる業務内容を持つ企業では、日報アプリが有効な進捗管理ツールとなります。
例えば、開発案件や大規模プロジェクトを抱える企業では、 日報アプリで各工程の状況を一元的に把握できるため、全体の進捗管理が容易に なります。
日報アプリは各企業やチームの業務フローに合わせた設定も可能なので、カスタマイズが必要な建設会社や製造業などは、導入を検討すべきといえるでしょう。
コミュニケーションの透明性を重視する企業
日報アプリには、 業務情報の共有や部門間の連携を支援する機能が備わっている ため、組織内のコミュニケーション活性化に寄与します。
例えば、リモートワークやグローバル展開を行う企業では、日報アプリを活用して、地理的に離れた従業員間での情報共有を円滑化できます。
部門間のコミュニケーションが重要な企業においても効果を発揮するため、サービス業やIT企業など、顧客満足度の向上に情報共有が不可欠な業種にも有効です。
日報アプリを自作することも可能
Googleカレンダーで日報アプリを作る(無料)
Googleカレンダーにはカスタムフィールドの作成機能があり、これを活用すれば、日報用の入力欄を追加できます。
例えば、 「業務内容」「作業時間」「進捗状況」などのカスタムフィールドを作成し、カレンダーのイベントに入力 することで、日報として機能します。
ただし、Googleカレンダーは日報アプリの機能として設計されていないため、本格的な日報管理には限界がある点を認識しておきましょう。
エクセルで日報アプリを作る(無料)
エクセルにはカスタマイズ性の高いさまざまな機能があり、日報のテンプレート作成やデータの集計・分析が可能です。
例えば、 「業務内容」「作業時間」「進捗状況」などのセルを用意し、従業員が直接入力するようなテンプレートを作成 できます。
さらに、自動化やカスタマイズを行えるVBAを使えば、入力データの自動集計や上長への自動送信など、高度な機能も実現します。
office365とMicrosoft Teamsを連携させて日報アプリを作る(有料)
Office 365の各種アプリケーション(Word、Excelなど)は、「Microsoft Teams(※1)」とシームレスに連携して作業を行えます。
Microsoft Teamでプライベートチャネルを作成すれば、特定のメンバーと日報の共有ができる 他、WordやExcelで作成した日報を同期・編集することも可能です。
「Microsoft Form(※2)」を日報として使う方法もあり、ブラウザ上でパーツを組み合わせれば、簡単に日報用のフォームを作成できます。
※1 Microsoft Teams:コラボレーションツールとして提供されるサービスであり、チャット、ビデオ会議、ファイル共有、タスク管理などの機能を統合したプラットフォーム
※2 Microsoft Form:Microsoftが提供する無料のWebベースのフォーム作成ツール
日報アプリに関するよくある質問
A
日報には以下のような問題点があります。
・手書きやエクセルによる日報は手間がかかり、作成や管理が煩雑になる
・報告内容がバラバラで統一性がないため、情報の把握が難しい
・紙やファイルの紛失リスクがある
・報告の遅延や未提出が発生しやすい
A
日報を電子化すると以下のようなメリットがあります。
・作成・提出が簡便になり、時間を節約できる
・報告内容の統一性が保たれ、情報の整理が容易になる
・データの検索・分析が迅速に行える
・リアルタイムでの情報共有が可能になる
A
個別のケースにより異なりますが、全体的な業務効率が20-30%向上することが期待できます。
A
多くの日報アプリではデータの自動バックアップ機能があり、クラウド上に安全に保存されているため、復元も可能です。
A
日報アプリを導入した場合、業務報告の質や内容が以下のように変化します。
・定型フォーマットや入力支援機能により、報告内容が詳細かつ一貫性のあるものになる
・写真やファイル添付機能で、報告が視覚的に分かりやすくなる
・フィードバック機能の活用で、報告内容の精度と質が向上する
まとめ
編集部
今回は日報アプリのおすすめサービスや注意点について解説しました!
日報アプリは、テレワークの導入や働き方改革が進む現代において、業務の効率化や生産性の向上に欠かせないツールです。
しかし、場合によっては、普及までに時間がかかったり、従業員にとって追加の負担となったりする可能性もあります。
自社に合った日報アプリを見極めるためには、以下の比較ポイントと注意点を考慮して導入を進めることが重要です。
▼比較ポイント
- コスト
- サポート体制
- セキュリティ
- マルチデバイス対応
- 機能の充実度
- 使いやすさ
- 他のシステムとの連携
- 無料トライアルの有無
- 導入目的を明確にする
- 従業員の理解と協力を得る
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