さらに、複数の端末で使えるようにするために、Wi-Fi環境も必要になるでしょう。このWi-Fiにも様々なメーカーから多岐に渡る商品が展開されているため、どれを選べばよいのかという点で頭を悩ます担当者も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、法人におすすめのWi-Fiサービス6選のご紹介や、法人向けWi-Fiサービスの選び方のコツなどをわかりやすく解説いたします。
法人向けWi-Fiの選び方のコツ
一口にWi-Fiとは言っても、製品やメーカーに応じてもさまざまな種類のものがあります。
オフィスや事務所に据え置くタイプとして光回線と繋ぐものであったり、外出先に持ち運んで利用することができるモバイルWi-Fiなどが挙げられるでしょう。ここからは、法人向けのWi-Fiサービスの選び方のコツを主に3つのポイントに絞って解説いたします。
利用目的で選ぶ
まずは導入を予定しているWi-Fiサービスの利用目的を事前に明確にしておくことが肝心です。
オフィスや事務所に据え置くタイプの固定回線や、外出先に持ち運んで利用するタイプのモバイル回線などさまざまな選択肢が存在するため、用途を明確にしておくことで導入後のミスマッチを未然に防ぐことができます。
外出先での利用を想定しているようであれば、持ち運びが可能なモバイル回線の導入を検討するべきでしょう。逆に社内ネットワークでの利用を想定しているようであれば、安定した通信が可能な固定回線の導入を行い、据え置き型Wi-Fi検討したいところです。
費用感で選ぶ
毎月にかかる月額料金や運用にあたってのランニングコストなども重要な項目のひとつです。
月額料金に着目するのはもちろんのこと、初期導入費用や契約時における手数料や解約時における違約金など、総合的な観点から自社にマッチした製品を選定していく必要があります。
たとえばモバイルルーターの場合は、毎月の利用料金としてランニングコストが発生しますが、据え置き型タイプのものであれば最初の購入代金だけで済むでしょう。
通信品質で選ぶ
通信品質や通信容量の制限などにも注目しておく必要があります。
法人での利用に関しては、いざというときにインターネットが利用できないシーンがあっては、事業や日々の業務そのものに重大な影響を及ぼしかねません。
とは言え、インターネットの口コミなどは信用に足る情報が乏しく、判断材料に困る場合も多くあるため、通信障害時のサポートや出張修理オプションの有無などで品質を判断することが重要と言えるでしょう。

Wi-Fiルーターのおすすめ3選
以上の要素を踏まえ、まずはオフィス利用に最適な、据え置きタイプのおすすめWi-Fiルーター3選をご紹介いたします。
TP-Link | Archer AX50
世界シェアのおよそ半数を占めるTP-LinkのWi-Fiルーターは、通信速度や品質もさることながら、長期利用にも耐えうる高い耐久性と扱いやすい操作性が特徴のWi-Fiルーター製品です。
ルーターと呼ばれる製品にはさまざまな種類やメーカーのものが存在しますが、違いがわからないという方や失敗をしたくないという方には、まずは世界シェアトップのTP-LinkのWi-Fiルーターの導入がおすすめです。
BUFFALO | WSR-2533DHPL
国内の大手パソコン周辺機器メーカーであるBUFFALOのWi-Fiルーターです。最小限の機能性と安定した通信速度が魅力なことに加えて、最安レベルの安価な価格を実現させているため、コストパフォーマンスに優れた製品と言えるでしょう。
I-O DATA | WN-DAX1800GR/E
ハードディスクやディスプレイの製造などでも知られるI-O DATAのWi-Fiルーターです。ルーターの基本的な機能に加えて、充実したカスタマーサポートや製品クオリティの高さなどから信頼性の高い製品と言えるでしょう。
モバイルルーターのおすすめ3選
続いては、出張時や外出時においても持ち運んで利用することができる便利なモバイル回線のおすすめWi-Fiサービス3選をご紹介いたします。
どこよりもWi-Fi
どこよりもWi-Fiは株式会社Wizが提供しているモバイルWi-Fiサービスで、月額料金の安さと契約期間の縛りがないことで定評のあるモバイル回線サービスです。
月間100GBのプランも用意されており、大容量で使う法人におすすめできるサービスと言えるでしょう。容量によっては契約期間の縛り「あり・なし」が選べるようになっている点も魅力のひとつでしょう。
また、大手通信キャリアの回線を利用する次世代型のクラウドWi-Fiサービスとなっているため、契約期間があらかじめ決まっているような場合にも快適に利用することができます。

ZEUS Wi-Fi
ZEUS Wi-Fiはヒューマンインベストメントが提供しているモバイルWi-Fiサービスで、本体端末に液晶ディスプレイを搭載していることからデータ容量の管理がしやすいモバイル回線サービスです。
契約プランが40GBと100GBの2つのプランから任意のものを選択することが可能となっており、海外での利用も可能であることから、海外出張などにおいても活躍が期待できるWi-Fiサービスです。
UQ WiMAX
UQ WiMAXはKDDIグループのUQコミュニケーションズが提供しているモバイルWi-Fiサービスで、WiMAXサービスのなかでは最も知名度の高いブランドであると言えるでしょう。
混雑回避のために3日で10GBの利用制限はかかりますが、その範囲内であればいつでもどこでも無制限でモバイル通信を利用することができるため、ヘビーユーザーにもおすすめできるWi-Fiサービスとなります。
携帯するならクラウドWi-Fiがおすすめ
法人向けのWi-Fiサービスとしては、上記のようなサービスがおすすめですが、特に持ち運びでの利用シーンを想定しているような場合であれば、次世代型のクラウドWi-Fiサービスがおすすめです。
クラウドWi-Fiとは、物理的なSIMカードが不要で、インターネットのクラウドを経由して複数のSIMの情報を管理するタイプの新しいモバイルWi-Fiサービスを指すものです。
WiMAXのような1つの回線を利用する端末タイプとは異なり、 au、ドコモ、ソフトバンクの大手通信キャリアの回線を間借りしたサービスモデルとなっているため、時間や場所を問わず、安定した通信を実現させることができます。
また、SIMカードが本体端末に搭載されていないことから、海外での利用においてもSIMカードをいちいち交換する必要がないため、利便性や操作性の面でも大きなメリットを得ることができるでしょう。
まとめ
今回は法人として利用する際におすすめのWi-Fiサービスをご紹介しました。Wi-Fiの種類は様々であるため、目的や費用感などによって最適なものを選ぶとより使い勝手よく使用できるでしょう。
据え置き型ルーターならメッシュWi-Fi、モバイルルーターならクラウドWi-Fiなど、それぞれの用途でさらに使いやすくなった機能を装備しているものが注目を集めています。
Wi-Fi選びを検討している場合は、是非こういった新たな特徴や機能にも注目してみてください!
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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