【保存版】園だよりが効率化できるおすすめの保育ICTシステム徹底比較!

この記事の目次
園だよりって何?
「園だより」とは、保育園が家庭と連絡や報告をする方法の一つです。 保育園の保育方針や行事予定、お知らせなどを文章で保護者に伝えることが出来ます。 「園だより」は、保護者に保育園の取り組みや、子どもの様子を伝える大事な手段なので、必要不可欠なツールと言えます。 基本的に、手書きやパソコンで「園だより」を作成するのですが、やはり手書きで作成するとなると手間や印刷のコストがかかってしまいます。スポンサーリンク
「園だより」をICT化するメリット
実際「園だより」作成にICTツールを導入することによって、どんなメリットがあるのでしょうか。ペーパーレスで保護者が便利に、保育園もコスト削減に
ICTシステムで「園だより」を配信すると、日誌や指導案を紙ではなく、スマートフォンやパソコンから確認することが出来るため、印刷の必要がありません。これにより子どもが破いてしまったり、読む前に誤って捨ててしまったというトラブルも避けることが出来ます。 スマートフォンで「園だより」が確認出来れば、移動中やちょっとした隙間時間にいつでも確認ができますし、過去の園だよりの検索もできるので、保管の手間もなくなります。 保育園側としても、配布漏れがなくなる上に、印刷する紙やインク代の削減にも繋がります。施設の環境や園児数によって異なりますが、平均10万円の印刷コストを削減することが出来ます。保育士の業務を効率化
ICTシステムにすると、エクセルやワード・パワーポイントで作った「園だより」を、そのままシステム上で公開・配布したり、PDFにしてメールに添付することができます。 沢山のプリントを印刷する手間が省けるだけでなく、おやすみなどで直接園だよりを渡せないご家庭にも、即時配信することで配布漏れが減らせます。印刷の業務が減れば、時間やコスト削減にもつながり一石二鳥です。園だよりの配信が可能な保育ICTシステム5選
今回は、利用者の満足度の高い、おすすめの保育ICTシステムを比較しながらご紹介します。CoDMON(コドモン)

出典:CoDMON公式サイト
「コドモン」は2015年に展開が始まり、約4年で3,600園の導入実績を持つICTシステムです。シンプルで操作がしやすく、音声入力にも対応しているので、機械の操作が苦手な方にも良心的なものとなっています。 コドモンには、日誌や園児台帳の基本的な機能から、献立作成や健康チェックなどの幅広い機能が揃っています。さらに必要な機能だけをカスタマイズして取り入れることが出来るため、必要最低限のものだけ導入し無駄なく使えます。 コドモンの専用アプリで、煩雑化しがちな書類もペーパーレス化になります。緊急連絡やお知らせも、スマートに展開可能です。 また保護者向けのマイページや登降園のタブレットは、英語の切り替えも出来るので、外国人の園児の多い園でも安心して導入できます。延長保育料も自動計算、自動引き落としになり、請求の管理も行ってくれるのがメリットです。こんな園におすすめ
- PCなどの機械操作が苦手
- 外国人の保護者が多い
- 一つのシステムでいろいろな機能を使いたい
料金
- 初期費用 無料
- 月額費用 5,000円~ 登降園管理やシフト作成などは各種オプションとして別料金
主な機能
- 指導案、日誌作成
- 園児台帳
- 登降園管理
- 請求書作成
- 緊急連絡
- 欠席、延長連絡
- 写真販売
- 複数園管理
- 献立管理
園だよりの送り方
園だよりを保護者様に配信したい場合「お知らせ一斉配信」から、保護者へお知らせや添付ファイルを送信することができます。- WordやExcelなどで園だよりを作成する。
- データをPDFに変換する。
- お知らせ一斉配信で配信先を設定し、PDFを添付して公開する。
kidsplus(キッズプラス)

出典:キッズプラスホームページ
「kids plus(キッズプラス)」は、保育園向け管理システム「kids+work(キッズプラスワーク)」、登降園専用アプリ「kids+clock(キッズプラスクロック)」、保護者専用アプリ「kids+family(キッズプラスファミリー)」の3つから構成されています。 カメレオンコードと呼ばれる、カラーバーコードを利用し、登降園の管理や請求書の集計、保護者からの休みの連絡、指導案や日誌の作成、緊急時やお知らせ時のメール配信が出来ます。「kids plus」の指導案作成画面には、平成30年度版の保育指針が登録されているので、引用することも出来ます。保護者へのお知らせはメールで送るだけでなく、もし相手が見れなかった場合にも専用アプリに最新の履歴を掲載しておくことができます。こんな園におすすめ
- 一から資料を作成するのが手間
- バージョンアップなどの操作が面倒
- 無料版で一旦試してみたい
料金
- 初期費用 iPad等のデバイス購入費用により異なる
- 月額費用 無料版(園児管理、職員管理、保護者管理、お知らせ全体配信、問い合わせ対応) 有料版 2,000円~
主な機能
- 園児管理
- お休み連絡
- 登降園管理
- 身体測定データ
- お休み連絡
- 高速読み取り
KIDSNAコネクト(キズナコネクト)

出典:KIDSNAコネクトホームページ
「KIDSNAコネクト」とは、シンプルであること、便利であることに徹底してこだわったICTシステムです。保育士の労務管理から、園児の勤怠管理、お知らせ配信まで多岐にわたる機能が魅力です。 システムの導入に抵抗がある方も、わかりやすい作りや簡単な操作で利用できる「キズナコネクト」は、テンプレートを利用して効率的な「園だより」の配信が可能です。こんな園におすすめ
- 機械操作が苦手
- コスパがいいものを選びたい
- 必要最低限のシステムが使いたい
主な機能
- 労務管理
- 園児台帳
- 登降園管理
- お知らせ配信
- 写真管理
- 複数施設管理
園だよりの送り方
園だよりは、お知らせ配信から作成できます。テンプレートを登録することが出来るので、そこから作成することも可能です。送信先も園児台帳から簡単に選択でき、写真つきのおたよりもシステムか配信出来ます。配信予約をすれば、希望の時間に送信が可能になります。チャイルドケアシステムプロ(CCS PRO)

出典:CCSホームページ
チャイルドケアシステムプロ(CCS PRO)は、タブレットにタッチするだけで、園児の登降園や従業員の勤怠を管理できる基本的なシステムだけでなく、なんと38種類もの機能が搭載されています。 各月ごとのテンプレートデザインや例文が入っているので、毎月の園だよりもスムーズに作成できます。チャイルドケアシステムは、コールセンターをNTT東日本に委託していることから、何かわからないことやトラブルがあった際は、安心してサポートを受けることが出来ます。こんな園におすすめ
- たくさんの機能を使って効率よく仕事がしたい
- 手厚いサポートがほしい
料金
月額費用(税抜) | 内容 | |
---|---|---|
エントリープラン | 4,900円 | 15機能(登降園管理や園児記録など) |
ベーシックプラン | 13,000円 | 35機能(午睡チェックやバス現在地以外) |
スタンダードプラン | 23,000円 | 40機能 |
主な機能
- 園児台帳
- 請求管理機能
- 成長記録
- 求人掲載
- 動画、写真販売
- 午睡チェック
- プール入水確認
園だよりの送り方
チャイルドケアシステムプロ(CCS PRO)には、便利なテンプレートがありますので、その中から選択して必要な情報を入力するだけで簡単に園だよりを作成することが出来ます。 全年齢共通や年齢別に作成もできるので、大小さまざまな園にも対応しています。作成においては作成サポート機能もありますので、サポートに沿って作成することも出来ます。 さらに「チャイルドケアシステムプロ(CCS PRO)」を導入を検討されている方や、導入済みの方に向けて、東京・大阪で無料セミナーも開催しています。hugmo(ハグモー)

引用:hugnoteホームページ
株式会社hugmoは、ICTを通して保育に関わる人達に、幅広く利用していただくため「hugnote」という保育ICTシステムを提供しています。 「hugnote」は、連絡帳やお知らせの送信など保護者とのコミュニケーションが取れる機能が豊富なほか、QRコードを使って出欠管理や集計が可能です。さらに「hugnote」に申込をすれば、写真販売サービスの「hugphoto」やオリジナルグッズが購入できる「hugselection」サービスも利用することができます。こんな園におすすめ
- 連絡帳機能を充実させたい
- 園バスが遅れることがあり、保護者に伝えたい
- 忙しく育児関連用品を買う時間が手間
料金
「hugnote」
- 初期費用 30,000円
- 月額費用 5,000円~
「huglocation(バスロケーションサービス)」
- 初期費用 30,000円
- 月額料金 15,000円
主な機能
- 連絡帳サービス
- フォトサービス
- ショッピングサービス
- バスロケーションサービス
まとめ
今回は、効率的に「園だより」を作成・配信できるICTシステムを紹介しました。 今よりも子どもたちへの保育に時間をかけれるようになるには、少しでも業務の効率化を進めていく必要があります。 保育士業務の効率化なら、保育ICTシステムの導入をおすすめします。それぞれの園によって適しているシステムは違ってくると思いますが、無料で試せるICTシステムもあるので、まずは連絡機能や登降園機能などから始めてみるのも一つの手です。 本サイトでは知識豊富なアドバイザーに相談可能ですので、どの保育ICTシステムを選べばいいかわからない、何が自分の園にあっているのか、気になることがあれば、是非活用ください。
この記事を書いたライター
ICTキッズ編集部
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