「個人日誌や園日誌ではテンプレートを活用できる?」
CoDMON(コドモン)は、保育園や幼稚園で活用されている人気のICTシステムで、保育日誌や連絡帳の効率的な作成を支援します。
しかし、「本当に誰でも簡単に書けるのか?」「例文機能はどこまで役立つのか」といった疑問や不安を抱く方もいるでしょう。
本記事では、CoDMONの具体的な機能、導入メリットや、保育日誌の基本的な役割、書き方のコツも解説します。
目次
▼この記事で紹介している商品
CoDMON(コドモン)とは「保育日誌の作成を簡単にできるサービス」

CoDMON(コドモン)は、 保育園や幼稚園などの教育施設における、保育日誌の作成業務を効率化できるICTシステム です。
従来は紙やエクセルでの管理が主流でしたが、コドモンを導入することで、スマートフォンやタブレットを使って入力作業を自動化できます。
写真の添付やコメント入力もスムーズで、保護者への共有もワンクリックで可能です。
業務負担を減らしつつ、記録の質や正確性を高めることで、子どもと向き合う時間を確保できるのが大きな魅力です。
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【無料】お問い合わせはこちらCoDMON(コドモン)の日誌作成機能とメリット
- 個人・園・クラスの保育日誌を作成できる
- 個人日誌の内容を連絡帳と連携できる
- いま使っているの日誌レイアウトがそのまま使える
- 文例を参照しながら入力できる
- 承認フローで事務手続きが効率化
個人・園・クラスの保育日誌を作成できる
コドモンでは、園児ごとの詳細な成長記録や体調管理に加え、クラス単位や園全体での日誌も作成できます。
例えば「今日の活動」「給食やおやつの内容」「行事の様子」などを一括で記録し、必要に応じて個人ページに反映・引用することも可能です。
職員は子どもの個別対応と集団の活動記録を同じシステムで管理 でき、保護者への情報発信や職員間での情報共有がスムーズになります。
個人日誌の内容を連絡帳と連携できる
園児の個人日誌に入力した内容は、保護者向けの連絡帳に自動で反映・引用させることができます。
「今日のお昼寝時間」「排泄の状況」「遊びの様子」など、 日常の細かい記録を二度書きする手間がなくなり、入力時間を大幅に短縮 できます。
さらに、保護者はアプリを通じてすぐに確認できるため、家庭との連携強化にもつながります。連絡の漏れや伝達ミスも防げ、信頼性の高い情報共有が可能です。
いま使っているの日誌レイアウトがそのまま使える
新しいシステムを導入する際にネックとなるのが、既存の記録フォーマットの変更です。
コドモンでは、園で使い慣れた日誌レイアウトをそのまま反映できるため、職員は従来の記録方法を大きく変える必要がありません。
例えば、 独自のチェック項目や観察欄をシステム上に再現できる ので、移行時の混乱を最小限に抑えられます。
結果的に導入ハードルが下がり、スムーズにICT化を進められるのが大きなメリットです。
文例を参照しながら入力できる
日誌作成時に悩みがちな文章表現も、コドモンの文例機能を活用すれば解決できます。
「活動のねらい」「子どもの姿」「教育・内容」など、 月や年齢に応じた例文を参考にできる ため、職員は効率的に記録を完成させられます。
特に新人保育士や記録が苦手な職員でも、適切な文章を短時間で作成できるのは大きなメリットです。
文章の質・書き方が均一化され、園全体でわかりやすい記録が蓄積されます。
承認フローで事務手続きが効率化
コドモンでは、作成した日誌を上長や主任が確認・承認するフローをシステム上で運用できます。
これにより、 紙で回覧していた頃のような「確認待ち」や「押印漏れ」がなくなり 、迅速な情報共有が可能です。
また、承認履歴も自動で残るため監査対応やトラブル防止にも有効です。
園全体での記録精度が高まり、職員の業務効率化だけでなく組織としてのコンプライアンス強化にもつながります。
日誌作成に役立つ、CoDMON(コドモン)のその他機能
発育・健康記録・身体測定を体系的に管理できる
身長・体重などの身体測定結果や健康診断の内容をコドモンに入力すると、 自動でグラフ化され、園児ごとの発育状況をひと目で確認 できます。
さらに、過去データを蓄積しておけば、保護者への報告や医療機関との連携にも活用可能です。
記録が散逸する心配もなく、園児の発育や健康を長期的に追跡できるのが大きな強みです。従来の紙台帳と違い、検索や比較が容易で業務効率も大幅に改善します。
午睡チェックを確実に実施できる
乳幼児の午睡は安全管理上とても重要ですが、手書きチェックでは記録漏れや確認ミスが起きやすい課題がありました。
コドモンでは、午睡チェックをタブレットやスマホから簡単に入力でき、アラート機能で定期確認を促すことも可能です。
園児ごとの睡眠状況をリアルタイムに把握できる ため、突然の体調変化にも素早く対応できます。これにより、職員の心理的負担も軽減し、安全で安心な保育環境を提供できます。
CoDMON(コドモン)の日誌の書き方
園(施設)日誌の作成方法
- [デイリーボード] をクリック
- 左上の [日付] をクリックし、作成したい日付を選択
- 左上のプルダウンから、[全員] を選択
- [園(施設)日誌を作成] をクリック
- 入力欄をクリック
- 内容を入力
- [保存] をクリック
▶参照:園(施設)日誌・クラス日誌を作成する | コドモンヘルプセンター(施設向け)
クラス日誌の作成方法
- [デイリーボード] をクリック
- 左上の [日付] をクリックし、作成したい日付を選択
- 左上のプルダウンから、クラスを選択
- [クラス日誌を作成] をクリック
- 内容を入力
▶参照:園(施設)日誌・クラス日誌を作成する | コドモンヘルプセンター(施設向け)
クラス日誌の入力項目・オリジナルテンプレート設定方法
クラス日誌は基本項目に加え、学年ごとに入力項目を追加できます。施設の運用に合わせて柔軟にカスタマイズしましょう。
- 保護者からの出欠連絡
- 本日のねらい
- 子どもの様子
- 評価・反省
- 保護者への連絡
- [設定] をクリック
- 左側の [日誌] をクリック
- 「クラス日誌」で入力項目を追加したい学年の [入力する行を追加] をクリック
- プルダウンをクリックし、入力項目を選択
複数追加する場合は、再度 [入力する列を追加] をクリック
▶参照:【設定】クラス日誌の入力項目・オリジナルテンプレートを設定する | コドモンヘルプセンター(施設向け)
個人日誌の作成方法
- [デイリーボード] をクリック
- 左上の [日付] をクリックし、日誌を作成したい日付を選択
- 園児(児童)名下の [日誌・連絡帳] をクリック
- 上の「個人日誌」の項目を入力
入力内容は自動保存される
▶参照:個人日誌を作成する | コドモンヘルプセンター(施設向け)
そもそも保育日誌とは?
保育日誌とは、 園児一人ひとりの生活や成長の様子を記録し、日々の保育を振り返るために用いられる重要な書類 です。
食事や午睡、排泄といった基本的生活習慣のほか、遊びや学びの姿、体調の変化などを詳細に記録します。これにより、保育士同士の情報共有がスムーズになり、子どもの発達状況を正しく把握可能です。
さらに、保護者への報告資料としても活用され、家庭と園の連携を深める役割を果たします。監査や指導監査の際に提出が求められるケースもあり、正確性が求められる記録です。
- 食事の内容・量(完食・残食、食欲の有無)
- 午睡時間(入眠・起床時刻、睡眠の深さ)
- 排泄状況(回数・性状・自立度など)
- 体調の変化(発熱、咳、けが、顔色など)
- 活動内容(室内遊び、園庭活動、行事など)
- 子どもの様子(機嫌、友達との関わり、挑戦したこと)
- 保育士の所感・振り返り(今後の対応や工夫点)
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【無料】お問い合わせはこちら保育日誌記入時の注意点
- 例文をいくつか作成しておく
- 普段から日誌に書く内容をメモする
- 5W1Hを押さえ、具体的に記入する
- 名前や個人情報の扱いに注意
- 簡潔に、要点を押さえて書く
- 子どもの目線を尊重した書き方にする
例文をいくつか作成しておく
「元気に遊んでいた」だけでは伝わりにくいため、 具体的な表現例を準備しておくと便利 です。
具体的な例文
- 積み木を高く積み上げ達成感を味わっていた
- 絵本を集中して聞き取り、登場人物を真似して楽しんでいた
- 友達と協力してボールを追いかける姿が見られた
- 友達と協力して砂場で山を作り達成感を味わっていた
複数の例文を共有フォルダに蓄積しておけば、文章が苦手な職員でもスムーズに書け、園全体で記録の質を統一できます。
普段から日誌に書く内容をメモする
子どもの細かな変化や出来事は一日の終わりにまとめて記録しようとすると忘れてしまいがちです。
活動中に短時間で書けるメモ用紙やタブレットを活用 し、「昼食は完食」「お昼寝は30分で起床」など具体的に残しておくと、正確で具体性のある日誌に仕上がります。
特にICTシステムを使えば、その場でスマホから入力でき、リアルタイムで記録が反映されるため効率性と精度が両立します。
5W1Hを押さえ、具体的に記入する
保育日誌を書く際 「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」の5W1Hを意識する と、誰が読んでもわかりやすい日誌になります。
例えば「園庭で○○ちゃんと一緒に滑り台をすべり、順番を守る姿が見られた」など具体的に記すことで、子どもの成長過程が明確に伝わります。
曖昧な「元気に遊んでいた」よりも、詳細な行動を残すことで、職員同士の情報共有や保護者の理解が深まり、記録の価値が高まります。
名前や個人情報の扱いに注意
保育日誌は園内だけでなく、保護者へ共有される場合も多いため、個人情報の取り扱いには細心の注意が必要です。
園児のフルネームや住所など不要な情報は記載せず 、必要最小限にとどめることが基本です。また、他児の情報が混ざらないようにすることも重要です。
ICTシステムを利用すれば、園児ごとに入力欄が分かれているため誤記防止にもつながります。個人情報保護の視点は園運営における信頼確保に直結します。
簡潔に、要点を押さえて書く
保育日誌は詳細すぎても読み手に負担を与え、要点が伝わらなくなることがあります。
「昼食を完食し、午後は園庭で友達と鬼ごっこを楽しんでいた」など、 食事・活動・子どもの様子を短くまとめるとわかりやすい記録に なります。
だらだらとした長文ではなく、短文で区切りながら必要な情報を簡潔に書くことが大切です。ICTシステムのテンプレートや文例機能を活用することで、効率的に質の高い記録が残せます
子どもの目線を尊重した書き方にする
保育日誌には、保育士の評価や感想だけでなく、子ども自身の気持ちや行動の背景を尊重した書き方が求められます。
「泣いていた」だけでなく「おもちゃが取られて悔しくて涙を流した」など、 子どもの気持ちを推測して書くことで成長の記録としての価値が高まります 。
また、否定的な表現を避け「挑戦している姿が見られた」と前向きに言い換えると、保護者に安心感を与え、園全体の信頼性向上にもつながります。
まとめ
保育日誌は正確さと効率性が求められる一方で、表現に悩んだり時間がかかったりすることが多い業務です。
CoDMON(コドモン)なら「ねらい」や「活動の様子」などの例文機能を活用し、スムーズに質の高い日誌を作成できます。
さらに個人日誌からクラス日誌、保護者への連絡帳まで連携できるため、職員の負担軽減と園全体の運営効率化を同時に実現可能です。
保育現場のICT化に、CoDMON(コドモン)の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
保育士の負担を減らすならコドモン
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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