スマートロックが月額300円で利用できる?サブスク型のスマートロック『bitlock 』の魅力とは

オフィスや一般家庭のスマート化に欠かせないスマートロックですが、導入するにしろ値段が高くて手を出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。だからと言って、あまりにも安価なものを選んでしまうと機能面やセキュリティ面で心配ということもありますよね。 そんな中、上記のようなスマートロックの導入障壁を軽減させるサービスが登場しました。

月額300円から手軽に導入できるサブスクリプション型のスマートロック『bitlock』です。今回は、サブスクリプション型のスマートロック『bitlock』の魅力に迫っていきたいと思います。

『bitlock』のサブスク型スマートロックの種類

『bitlock』とは、2019年にクラウドファンティングサイトMakuakeでプロジェクトが立ち上がり、大きな注目を集めたスマートロック製品です。同年の秋から実際に販売が開始されました。 そんな『bitlock』が注目を集めた最大の要因としてあげられるのは、初期費用を抑えて月額360円から利用できるサブスクリプション型を採用したことです。

これまで、スマートロックは安いもので1万円、高いものですと5万円が相場であり、一般家庭はもとよりオフィスでの導入においても値段的な壁からなかなか導入が進まないのが現状でした。 一方『bitlock』は初期費用を一切かけずに月額300円から利用できるという手軽さから、様々な家庭、オフィスに導入しやすいスタイルの実現に成功したのです。 そんな『bitlock』のサブスク型スマートロックには3つの用途に合わせたモデルが存在します。

一般家庭向けの『bitlock LITE』

『bitlock LITE』は一般家庭向けの『初期費用0円』『月額費用360円から』という手軽さが売りのスマートロックです。年間利用料を一括で払う場合は、年間3600円(1か月にして300円)での利用が可能になります。

また、スマホでの鍵の開錠はもちろんのこと、友人や家族と鍵を共有したり、開錠施錠の履歴を確認することができるなどの機能もしっかりついています。 そのほかにも、手ぶら、スマートウォッチでの開錠や、防水設計、大容量のバッテリーなどが特徴としてあげられ、更には別売りの『bitbutton』を利用することでスマホを持っていない子どもやお年寄りでも鍵の開錠を行うことができます。

これだけの機能がついて、月額300円からスマートロックの利用ができるのですから、一般家庭においても導入がしやすいのではないでしょうか。

店舗やオフィス向けの『bitlock PRO』

『bitlock PRO』は『bitlock Lite』の上位版で、より強固なセキュリティと入退出履歴を車内の勤怠管理システムに連携できる機能が搭載されています。 初期費用0円、月額2000円からの利用が可能で勤怠管理システムなどと連携できることから、オフィスや店舗での利用に適しています。 更には、スタッフや社員だけでなく、ゲストに事前に鍵のIDを付与しておくことで、ゲスト地震のスマホや交通系ICなどで指定時間だけ入館、入店できる機能も備わっています。

特に、2019年4月に一般家庭向けスマートロック『bitlock LITE』を発売した当初から、『オフィス向けのスマートロックがほしい』といった問い合わせが多かったそうで、『bitlock PRO』は同年夏の時点ですでに100台以上の事前予約を受けていたといいます。

というのも、これまでオフィスへのスマートロック導入や入退室管理システムの導入に置いて、初期費用が50万から数百万円であったり、初期費用は無料でも月額1万5,000円から20,000円程度のものが主流でした。そこを、『bitlock PRO』は初期費用なし、月額2000円からという低価格を実現したことでよりニーズが殺到したといえます。

また、一般的なオフィス向けスマートロックはサーバー認識型システムであるため、改ざん耐性が低く、悪意のある第三者により情報を書き換えられた離乗っ取られることによって鍵をあけられてしまう可能性が高いことが課題でした。その点、『bitlock PRO』は独自のシステムを利用しているため高セキュリティを実現しています。 こうした、高セキュリティ、高品質なスマートロックを月額2000円から導入できるので非常に導入のハードルがひくくなったと言えるでしょう。

共用部向けの『bitlock GATE』

『bitlock GATE』は集合住宅や共用部に設置されているオートロックドアをスマートフォンで解錠できるスマートロックサービスです。 基本的には『bitlock LITE』と機能は同じですが、『bitlock GATE』はいわばマンションオーナーなどの経営者向けのサービスとして展開されています。マンションの共有部の鍵を簡単にキーレス化し、スマホアプリで解錠可能なマンションにすることができるなどの特徴があります。

特に、マンションの共用部の工事においては膨大なコストがかかるため、住民の承諾が得られないことが多いのですが、サブスクリプションモデルの『bitlock GATE』は初期費用0円、月額2000円からで利用できるので手軽にマンションをキーレス化することができます。 更に、共用部の扉の鍵を誰が何時から何時まで開けることができるかなどを設定できる機能『ワンタイムチケット』を仲介業者に渡すことで、住宅の内覧などの際に必要だった鍵の受け渡しや暗証番号での開閉が不要になり、人件費削減と業務効率化を図ることも可能です。

サブスクリプション型のスマートロックの魅力

このように、初期費用を抑えて、月額料金を支払うことで気軽にスマートロックを導入することができるわけですが、長期的な目で見たときにランニングコストが気になるといった方も多いのではないでしょうか。 ここからは、サブスクリプション型のスマートロックならではのメリット、魅力をお伝えしていきたいと思います。

初期費用ゼロ円で導入障壁を軽減

サブスク型のスマートロックの魅力として一番にあげられるのが、やはり最初の初期費用が安価であることではないでしょうか。前述のように、一般家庭におけるスマートロックの導入費用は、スマートロック本体の代金だけでも1万5,000円から2万円程、高いものですと5万円を超えるものまであります。

高価なものはそれだけの機能やセキュリティサービスなどが充実してはいるのですが、なかなかハードルが高いという方も多いでしょう。それを高機能且つ高セキュリティなスマートロックを一般家庭であれば月額300円から、オフィスや店舗であれば2000円からで気軽に利用できるのはうれしいですよね。

利用期間などの公式発表が見当たらなかったので、1年利用してみてそれ以降は購入してみるという使い方など本格的なスマートロック導入までのステップとして利用してみるのも良いかもしれません。

故障の際も無償で交換

従来のスマートロックでは、故障してしまうと再購入というのが普通でしたが、こうしたサブスク型のスマートロックは月額料金を支払っていますので故障しても無償で交換してもらえます。

共用部での利用や、小さなお子様がいらっしゃるご家庭においては特に故障の可能性が高くなる場合がありますので、無償で新品と交換できるサービスはサブスク型ならではのうれしい特典です。

『bitlock LITE』を活用したクロスハウスの『サブスク型住居サービス』

更に近年では、こうした、サブスクリプション型のスマートロックを利用して、現在『サブスクリプション型住居サービス』の提供が都心を中心に広がってきています。 サブスクリプション型の住居サービスと聞いてもなかなかピンと来ない方も多いと思いますが、いわゆる、定額制のシェアハウスといったところでしょうか。

このように、関東の物件3500件が住み放題、移動し放題のサービスが『クロスハウスサービス』というサービスです。今までは、一度賃貸借契約をすると何年も住み続けなければならないのが常識でした。しかし、クロスハウスサービスでは管理物件内の3500室であれば移動が無料で行えます。転職や就職、入学でライフスタイルが変わった場合には非常に便利なサービスです。もちろん、気分転換で移動したいという場合でも利用できます。

と、このサービスに、『bitlock Lite』のスマートロックを導入することで、鍵の受け渡し手続きをなくし、サービスの向上に役立てています。また、クロスハウスは今後、関東県内だけでなく、全国の物件を自由に移動ができるようにする際にも、鍵の受け渡しがネックになっていましたが、『bitlock Lite』のスマートロックを導入したことによって地方進出の可能性もあるとしています。

まとめ

このように、サブスクリプション型のスマートロックはスマートロック導入のコストを抑えたり、故障の際のサービスも充実していることから、今後需要が高まってくることが予想されます。 もはや、サブスク型を採用したスマートロック『bitlock』シリーズにより、今後ますますスマートロックの普及が広がっていくかもしれません。 オフィスやご家庭に初期費用をかけずに高性能なスマートロックを導入したいという方はサブスク型のスマートロックを導入すると良いでしょう。

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Wiz Cloud編集部

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