ICカードで解錠できるスマートロックのメリットは?おすすめ製品5選を紹介!

「ICカードを鍵として登録できるスマートロックはある?」
「自宅のセキュリティを強化したい」


スマートロックのICカードキーは、持ち運びのしやすさや複製のしにくさによるセキュリティ性など、様々なメリットがあります。

本記事では、ICカード解錠のメリットや特徴、スマートロックの選び方、おすすめ製品などを紹介します。

スマートロックはICカードでも解錠可能

スマートロックのICカード解錠

「スマートロック」は、スマートフォンをはじめ、生体認証や暗証番号、ICカードなど様々な解錠方法を選択できる便利なシステムです。

特にICカード解錠では、 日常使いしているSUICAやPASMOなどを鍵代わりにできます

コンパクトなICカードはで持ち歩きやすく、外出時に持ち出し忘れるリスクが少ないほか、スマートフォン解錠のように電池切れによる締め出しリスクもありません。

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スマートロックをICカードで解錠できる仕組み

ICカード対応のスマートロックは、 カード内のICチップとスマートロック本体のリーダーが通信することで施解錠を管理 します。

ICカードにはそれぞれ固有のIDが記録されており、ICカードをスマートロックのリーダー部分にかざすと、非接触通信(NFC技術)によってカードの情報が瞬時に送信されます。

ロック本体の制御システムがIDを照合し、事前に登録されたICカードのIDと一致すればモーターが作動して施解錠する仕組みです。

スマートロックの解錠に使用できるICカード

スマートロックの機種によって、対応しているICカードの規格は異なります

ICカードには、「NFC」という国際標準の規格があり、その中でFeliCaやMIFAREといった種類があります。

▼▼ICカードの規格▼▼

NFC規格名 活用例
Type-A(Mifare) ・テレホンカード
・会員証や入館証
・taspo
Type-B ・マイナンバーカード
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード
Type-F(FeliCa) ・Suica
・PASMO
・楽天Edy
・nanaco
・QUICPay

スマートロックの解錠にICカードを使うメリット

既存のICカードをそのまま使用できる

スマートロックの多くは、FeliCaやMIFAREなどの一般的なICカード規格に対応しているため、すでに持っているICカードをそのまま鍵として利用できます。

例えば、 SuicaやPASMOなどの交通系ICカードをスマートロックに登録すれば、新たに専用の鍵を用意する必要がなく 、導入コストを抑えられます。

また、日常的に使うカードと鍵を一体化することで、利便性も向上します。

ICカードは持ち運びしやすく、利便性が高い

ICカードはコンパクトで薄いため、 財布やカードケースに収納でき、持ち運びに便利 です。

従来の物理鍵のようにかさばらず、ポケットやバッグに入れても邪魔になりません。また、鍵穴別に複数の鍵を持ち歩く必要もありません。

さらに、スマートロックにICカードをかざすだけで解錠できるため、暗証番号を入力したり、スマホアプリを立ち上げたりする手間が省け、スムーズな入室が可能です。

特に、荷物を持っているときや、手袋をしている冬場などでも、簡単に解錠できるのは大きなメリットです。

スマホ解錠と違って電池切れリスクがない

スマートロックの解錠方法には、スマートフォンアプリを利用するタイプもありますが、スマホはバッテリー切れのリスクがあります。

一方、 ICカードはバッテリー不要で動作するため、電池切れの心配がなく、いつでも確実に解錠できます

特に、外出先でスマホの充電が切れた場合でも、予備の鍵としてICカードを持っていれば問題なくドアを開けられるため、予期せぬトラブルを防げます。

また、高齢者や子どもなど、スマホを持ち歩かない家族でも、ICカードなら簡単に運用できるため、より多くの人が安心して利用できます。

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複製リスクが低く、セキュリティ性が高い

従来の鍵は、専門店で簡単にコピーできる場合がありますが、 ICカードは暗号化されたデータを使用しており、不正に複製することが困難 です。

特に、FeliCaやMIFAREのような高度なセキュリティ機能を備えたICカードは、安全性が高く、不正アクセスのリスクを最小限に抑えられます。

また、万が一カードを紛失しても、管理システム上で無効化すれば第三者に悪用される心配がありません

従来の鍵のように「合鍵を作られる」リスクがなく、安全性を重視する環境において、ICカード解錠は非常に有効な手段です。

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ICカード対応のスマートロックを使用する注意点

ICカードの紛失・盗難によって悪用されるリスク

ICカード対応のスマートロックは便利ですが、カードを紛失したり盗難に遭ったりすると、不正に使用されるリスクがあります。

特に、 カードに氏名や住所が記載または登録されている場合、拾得者が自宅を特定し、侵入を試みる可能性 もあります。

▼▼ 対策 ▼▼

  • 紛失した場合はすぐにスマートロックの管理アプリや設定画面から該当カードの登録を解除し、不正使用を防ぐ
  • ICカードを落としにくいようにカードケースやスマホケースに入れておく
  • 万が一のために、ICカード以外の解錠手段(スマホアプリや暗証番号など)も併用できるタイプを選ぶ

ICカードの破損や紛失で閉め出しに遭うリスク

ICカードは、折り曲げたり強い衝撃を与えたりすると破損する可能性があります。また、 長期間の使用による摩耗や磁気の影響で読み取り不良が発生 することもあります。

もしICカードが破損したり紛失したりすると、スマートロックの解錠ができず、閉め出されるリスクがあります。

▼▼ 対策 ▼▼

  • 予備のICカードを登録しておく
  • スマホアプリや暗証番号など複数の解錠方法を併用する

特に家族全員でICカードを使用している場合、それぞれが別の解錠手段を持っていると、万が一のときにも安心です。

本体側の電池切れに注意

ICカードは、スマートフォンのように電池切れによる締め出しリスクがない一方、ドアに取り付けている本体の電池が切れると解錠できなくなる可能性があります。

▼▼ 対策 ▼▼

  • 定期的に電池の残量を確認し、早めに交換する
  • 電池残量が減った際アラートでお知らせしてくれるスマートロックを選ぶ
  • 長期間家を空ける場合は、事前に電池を新しいものに交換しておく
  • 非常用の物理鍵が使えるモデルを選んだり、USB給電で一時的に起動できるタイプを備えておく

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ICカード対応のスマートロックを選ぶポイント

ICカード以外の解錠方法

ICカード対応のスマートロックを選ぶ際には、ICカードだけでなく他の解錠方法も利用できるかを確認することが重要です。

例えば、スマホアプリを使った解錠、暗証番号入力、指紋認証、物理鍵など、 複数の解錠手段があると、万が一ICカードを紛失した場合や故障した場合にも安心 です。

特に、暗証番号が設定できるタイプなら、ICカードやスマホが手元になくても解錠できるため、荷物をなくした場合などの緊急時にも対応できます

利用する環境やライフスタイルに応じて、複数の解錠手段を備えたモデルを選ぶことが、快適で安全な運用につながります。

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​​​取り付け方法(工事の有無)

  • 貼り付けタイプ
    ▶両面テープを使って工事不要で手軽に取り付け・取り外しできるため、賃貸でも安心
    ▶ネジなどを使って固定するタイプではないため、他の取り付け方式と比べて本体の落下リスクが高い点には注意
  • シリンダー交換タイプ
    既存のシリンダーを取り外してスマートロックに付け替えるタイプ
    ▶スマートロック本体をねじ止めする構造なので落下の心配が少なく、長期間安心して利用できる
    ▶参シリンダー交換時にドアを傷つけてしまうと現状回復費用がかかるため、賃貸での利用には不向き
  • 穴開け工事タイプ
    ドアやシリンダーに直接加工をほどこして固定するタイプ
    ▶落下の心配がなく、搭載機能も充実しているものが多いため、持ち家の方にはおすすめ
    ▶穴を開けてしまうと現状回復ができないので、賃貸物件には向かない

既存のドアに設置できるか

ドアの厚みや形状によっては設置が難しい場合もある ため、メーカーの対応機種リストを確認し、事前に寸法を測ることが推奨されます。

また、賃貸物件では原状回復が求められるため、穴あけ不要のタイプを選ぶと安心です。設置のしやすさを考慮し、自宅に適したスマートロックを選びましょう。

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搭載機能

スマートロックを選ぶ際は、 自身に必要な機能が揃っているか確認しましょう 。特に、以下のような機能は、利便性とセキュリティ性の向上に繋がるためおすすめです。

  • オートロック機能
    ドアの開閉時に自動で施錠されるので、鍵の締め忘れをなくせる。
  • 合鍵機能
    複数のデバイスやICカードを合鍵として登録できる機能。ワンタイムキーを発行できる機種だとより便利。
  • 電池残量通知機能
    電池残量が表示されるモデルや、電池残量の減少をアラート通知してくれるモデルがおすすめ。

外部システムと連携が可能か

スマートロックを選ぶ際には、 他のスマートホーム機器や外部システムと連携できるかも重要 なポイントです。

例えば、スマートスピーカー(Google NestやAmazon Alexa)と連携できるモデルなら、音声操作で施錠・解錠が可能になります。

また、セキュリティカメラやインターホンと連携できるタイプなら、訪問者を確認して遠隔でドアを開けることも可能です。

将来的にスマートホームの拡張を考えている場合は、Wi-FiやBluetooth、Zigbeeなどの通信規格に対応したモデルを選ぶと、利便性がさらに向上します。

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スマートロックとは

スマートロックとは「セキュリティ性に優れた電子錠」

スマートロックは、スマートフォン、ICカード、生体認証などを使って、オフィスや自宅にあるドアの施錠や解錠を行うことができる電子錠です。

従来のように 物理鍵を持ち歩く必要がなくなり、外出先からドアの状態を確認したり、遠隔操作で締め忘れた鍵を施錠したりできる ため、防犯性や利便性の向上にも効果的です。

スマートホームの一部として他のデバイスと連携でき、セキュリティの向上だけでなく、日常生活の効率化にも寄与します。

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スマートロックのメリット

  • 鍵を持ち歩く必要がない
    ICカードやスマホを使って解錠できるため、物理的な鍵を持ち歩く必要がなく、紛失リスクを軽減できる。
  • 遠隔操作が可能
    スマホを使って外出先から鍵の施錠・解錠ができるため、万が一の締め忘れにも対処できる。
  • 複数の解錠方法に対応
    ICカード、暗証番号、スマホアプリ、指紋認証など、ライフスタイルに合わせて複数の解錠手段を選べる。
  • アクセス管理がしやすい
    誰がいつドアを開けたかの履歴を記録でき、セキュリティ管理しやすくなる。子供の帰宅も把握できる。
  • 防犯性が高い
    物理鍵と違い、不正コピーやピッキングのリスクが低く、安全性が向上する。

スマートロックのデメリットと注意点

  • 電池切れのリスク
    本体が電池で動作するため、電池が切れると解錠できなくなる可能性がある。定期的な電池交換が必要。
  • ICカードやスマホの紛失・故障
    解錠に必要なICカードやスマホを紛失すると、閉め出される可能性がある。予備の解錠手段を用意すると安心。
  • 設置できないドアがある
    一部の特殊なドアや古い錠前には対応していない場合があり、事前の確認が必要。
  • ハッキングや電波干渉、システム障害のリスク
    ネットワーク経由の操作が可能なモデルでは、不正アクセスやサーバー障害により機能しなくなる可能性がある。
  • 初期費用がかかる
    スマートロック本体の価格や、必要に応じた設置工事費用が発生する。

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ICカードで鍵の開け閉めができるスマートロック

SESAME5

セサミ5は、機能性の高さとコスパの良さを兼ね揃えたスマートロックです。セサミ史上最高品質ながら、価格も最安

様々な形状のサムターンに対応しており、 スマホを使った手ぶら解錠やオートロック、遠隔施錠、合鍵作成と鍵のシェアなど、スマートロックの代表的な便利機能は網羅しています。

同社が提供するセサミタッチとの併用で、ICカード解錠にも対応可能 。取り付け方法は「貼り付けタイプ」だから賃貸でも安心して利用できます。

また、Apple Watchや、アレクサ、Googleホームをはじめとするスマートスピーカーとの互換性も高く、あらゆる状況で高い利便性を発揮する点も強みです。

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bitlock

bitlockは、後付け型のスマートロックで、工事不要で簡単に取り付けられるのが特徴です。

bitreader+の利用でICカードによる解錠にも対応でき、 SuicaやPASMOなど、FeliCa対応のICカードを鍵として利用できます

もちろん、スマホ解錠や暗証番号での解錠、Apple Watchやスマートフォンでのタッチ解錠にも対応。

また専用アプリ「bitlink」を使えば、スマホでの解錠や遠隔操作も可能で、家族や知人に一時的なアクセス権を付与することも可能です。

J:COM スマートロック

J:COM スマートロックは、J:COMが提供するIoTサービスの一環として導入できるスマートロックで、ICカードや暗証番号、スマホアプリによる解錠が可能です。

ICカードは、普段使っている交通系ICカードを鍵として登録できます。

特に、 J:COMのスマートホームサービスと連携することで、防犯カメラやセンサーと組み合わせた高度なセキュリティシステムを構築 できます。

暗証番号の前にフェイク番号を入力ことで覗き見を防止できる「フェイクピン」や、暗証番号を5回間違えると一定時間テンキー入力ができなくなる「いたずら防止」など、セキュリティ強化につながる機能も豊富

T!NK1(ティンク)

T!NK

2017年に登場した「T!NK」は、福岡に本社を構えるスタートアップ企業『tsumug』が開発したスマートロックです。

スマホで鍵の権限をシェアできる他、「LINE」のプッシュ通知にも対応しているため、使い慣れたツールですぐに通知確認できます。

さらに、 ICカード対応に加え、暗証番号を入力するテンキーでの解錠も可能 なので、スマホを持ち歩かなくても安心です。

編集部

解錠方法は、スマートフォン、ICカード、テンキーの3つです。

Glamo Smart Lock(グラモスマートロック)

Glamo Smart Lock(グラモスマートロック)住まいのIoT化をはかる、ホームアシスタント『iRemocon』と連動して使えるスマートロック「Glamo Smart Lock」。


近年増えている簡易交換型の鍵とは違い、 耐久性や信頼性の高いスマートロック となっています。

『iRemocon』を通じてネットワーク連携ができるなど、さまざまなIoT機能を実現。

スマホでの解錠だけでなく、テンキーやICカード・Felicaを使って鍵を開けることができます。

編集部

解錠方法は、スマートフォン、ICカード、Felica(おサイフケータイ)、テンキーの4つです。

まとめ

スマートロックは、スマホを持っている人だけのサービスではありません。

家族全員がスマホではなくても、ICカードやガラケーのFelica機能などを使えば鍵を開けることができます。

スマートロック専用のキーホルダーが付属している製品もあり、ランドセルに付ければ、小学生のお子さんが携帯を持たなくても済みます。

利用環境に合わせたスマートロック選びが重要ですね。

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Wiz Cloud編集部

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