【2024年厳選】採用管理システムおすすめ10選！無料製品やシェア率も一覧で比較

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採用管理システム（ATS）とは「採用プロセスを効率化するサービス」

採用管理システム（ATS）とは

採用管理システム（ATS）とは、企業が求人から採用まで、 一連の採用プロセスを管理・自動化するためのソフトウェアシステム です。

仕事情報の掲載、応募者の管理、選考プロセスの最適化、採用データの分析などを通して採用業務の効率化を実現します。

ATSの導入により、企業は優秀な人材を迅速かつ効果的に見つけ、採用することができるようになります。

採用管理システム（ATS）の市場規模・導入率

マーケティング・データ・バンクによる市場調査（※1）によれば、 2021年の採用管理システム市場規模は160億円 であり、2027年には350億円に成長する見込みです。

また、ATSの導入率も業種全体で36.6%（※2）で、増加傾向にあります。

ATS導入率の増加は、採用難時代において企業がATSを採用し、採用活動の効率化や効果向上を図る取り組みが拡大していることを示しています。

​​​※1：参考｜株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バン
※2：参考｜ジョブズリサーチセンター

採用管理システム（ATS）の種類

新卒向け採用管理システム

新卒採用に特化したATSは、学校や就職サイトとの連携により 学生情報を一元管理することが可能 です。

具体的には、選考や面接の日程調整、合否連絡の自動化など、一括して新卒採用業務をサポートします。

効率的な採用活動と学生とのスムーズなコミュニケーションを可能にするため、新卒採用の規模が大きく、学生の情報管理が重要な企業におすすめです。

中途向け採用管理システム

中途採用に特化したATSは、求人情報の配信、応募者情報の蓄積と検索など、 中核となる採用業務をシステム化 します。

スキルや経歴のマッチング、面接スケジュールの調整などが主な機能です。

中途採用の複雑なニーズに柔軟に対応し、最適な人材確保をサポートするため、企業規模を問わず中途採用に力を入れる企業におすすめです。

アルバイト・派遣向け採用管理システム

短期雇用の採用に特化したATSは、求人情報の公開、応募者の管理、シフト管理、給与計算など、 採用と雇用管理を一元化 します。

労働力の確保や労務管理の効率化によって、企業や労働者双方の利便性を高めることが可能です。

特に、小売業、飲食業、物流業など、アルバイトや派遣社員の採用と管理が重要な企業におすすめです。

採用管理システム（ATS）の基本機能一覧

採用管理システム（ATS）の基本的な機能一覧は以下の通りです。

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採用管理システム（ATS）でできること

応募者情報の一元管理

採用管理システム（ATS）では、求人サイトや SNS から集まる 応募者の履歴書、職務経歴書、メッセージなどの情報を一元的に管理 できます。

情報の統一性と透明性が確保されるため、採用プロセスにおいて迅速な対応と適切な意思決定をすることが可能です。

採用担当者間での情報共有やデータの分析も容易になり、採用品質の向上や優秀な人材の獲得につながります。

選考プロセスの自動化（書類や面接）

採用管理システム（ATS）は書類選考や面接など、採用の各段階を自動化できます。

応募者情報をシステムで分析し、企業の求める条件に合う候補者を自動抽出する他、日程調整や合否通知の自動配信など、 選考プロセス全体の効率化も可能 です。

担当者の負荷軽減によってスピーディーな採用を実現するだけでなく、一貫性のある評価基準や選考フローによって採用品質の向上にもつながります。

分析機能の活用

採用管理システム（ATS）には、採用活動の分析機能が備わっています。

例えば、求人広告の効果検証、応募者の行動分析、採用コストの把握など、 採用プロセス全体のデータを収集・分析することが可能 です。

分析結果を活用すれば、より効果的な採用施策の立案や、採用活動の継続的な改善、意思決定の支援ができるようになります。

コミュニケーション支援

採用管理システム（ATS）には、採用担当者と応募者のスムーズなコミュニケーションを支援する機能が備わっています。

選考結果の自動通知や、担当者と応募者間のメッセージの交換などをシステム上で管理することで、 採用プロセスに関する情報共有の効率化が可能 です。

また、コミュニケーションの記録を蓄積することで、採用活動の可視化や改善にも役立ちます。担当者と応募者のスムーズな交流は、採用の質の向上にも寄与するでしょう。

採用ブランディングの強化

採用管理システム（ATS）は企業の採用サイトとの連携や、SNSでの採用情報の配信など、 魅力的な求人情報の発信が可能 です。

インタビューなどの採用に関する情報コンテンツを提供し、企業の採用イメージを向上させることもできます。

ATSの分析機能と連携させれば、より効果的に企業のイメージアップや優秀な人材の囲い込みにつなげられるでしょう。

採用管理システム（ATS）の導入メリット

選考プロセスの効率化と時間短縮

採用管理システム（ATS）を導入することで、 応募受付から選考、内定通知まで、採用プロセス全体を自動化 できます。

例えば、求人情報の配信や応募者の書類審査、面接日程の調整などの手作業を大幅に削減することが可能です。

採用業務をシステム化すれば、採用業務の時間を大幅に短縮できる他、選考の公平性向上によって適切な人材獲得にもつながります。

公平・公正な採用が可能

採用管理システム（ATS）は 応募者の属性情報を公平に評価し、最適な候補者を自動的に抽出 します。

例えば、性別や年齢、出身校などのバイアスを排除した選考や、すべての候補者に同じ質問や評価基準を適用した選考が可能です。

採用プロセスの透明性が高まり、公平性が担保されるため、法的リスクの軽減や社内コンプライアンスの遵守、企業のブランド価値向上にもつながります。

情報の可視化と分析

採用管理システム（ATS）は、採用活動の各段階でデータを蓄積・分析できます。

例えば、広告の効果、応募者の行動分析、コストの推移などを可視化することで、 採用施策の改善につなげることが可能 です。

データに基づく意思決定が可能となり、採用活動の質的向上が期待できる他、採用プロセスの可視化により、業務の見直しや効率化にも役立ちます。

採用コストの削減

採用管理システム（ATS）は採用業務の自動化や効率化を促進するため、 人件費や広告費などの採用コストを大幅に削減 できます。

例えば、 ATSは応募者の履歴書や職務経歴書を自動的にスクリーニングし、経験やスキルに基づいて適合度を評価します。

手作業での選考では手間と時間がかかり、効率性や精度に欠ける可能性があるため、適格な候補者を特定するにはATSの導入が欠かせません。

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採用管理システム（ATS）導入で注意すべきデメリット

初期投資コストの負担

採用管理システム（ATS）の導入には ソフトウェアの購入費やカスタマイズの費用、導入に伴うトレーニングや教育コストが必要 です。

また、年間のライセンス料やシステム保守費用がかかる場合もあるため、企業にとって負担となる可能性があります。

導入効果を最大化させコストを回収するには、導入前に十分な検討と計画を行い、将来的な効果やROI（投資対効果）を見据えた判断をすることが重要です。

既存の採用プロセスの変更

採用管理システム（ATS）に合わせて採用業務の見直しが必要になるため、従業員側で業務変更への抵抗が生じる可能性があります。

従来の手作業では独自の方法や手順が確立されているため、 新しいプロセスに適応することは容易ではありません 。

トレーニングプログラムの設計や変更管理プロセスの確立など、従業員のトレーニングや変更管理の対策が重要になります。

システムの使いづらさ

採用管理システム（ATS）の導入には、複雑な操作や学習コストが発生し、 従業員のトレーニングや適応に時間と労力を要します 。

また、システムが柔軟性に欠ける場合、 既存の業務プロセスに合わせづらく、カスタマイズや調整が必要になることも 考えられます。

導入前のデモンストレーションや評価期間を活用して、従業員の意見やニーズに合ったシステムを選ぶことが重要です。

データ管理の難しさ

採用管理システム（ATS）では、大量の応募者情報や個人データを適切に管理し、セキュリティを確保する必要があります。

データの整合性や精度を保つためには、 適切なデータエントリーと更新作業が欠かせません 。

プライバシー規制やデータ保護に対する法規制への適合も考慮し、適切なデータ管理プロセスを構築することが求められます。

採用管理システム（ATS）の料金相場は「月額2～8万円程度」

採用管理システム（ATS）の料金相場は、月額2万円から8万円程度です。価格は機能や規模によって異なりますが、 基本的な機能を含むプランであればこの範囲内で利用できます 。

追加オプションやカスタマイズによって料金が変動することもあるため、企業の採用規模やニーズに合わせてプランを選択することが重要です。

また、従業員数や応募者数、利用頻度などによっての価格設定が変動するため、プランを選びの際は留意しておきましょう。

採用管理システム（ATS）の比較ポイント・選び方

自社の採用プロセスに合っているか

採用管理システム（ATS）を選ぶ際には、企業の採用ニーズやプロセスに適合しているかどうかを確認することが重要です。

具体的には、ATSが採用フローのカスタマイズや応募者情報の管理、面接スケジュールの調整などを スムーズに実行できるかどうかを評価 します。

自社の採用プロセスに合わないATSでは、選考過程の混乱や情報の欠落が発生する可能性もあるため注意が必要です。

必要な機能が備わっているか

採用担当者がスムーズに業務を遂行し、優秀な人材を効率的に採用するためには、必要な機能が備わった採用管理システム（ATS）を選択することが不可欠です。

具体的には、応募者情報の管理、候補者の評価やフィードバックの追跡など、 採用に関連するすべてのステップをサポートする機能が必要 になります。

必要な機能が不足していると、手作業や外部ツールを利用する必要が生じる場合もあるため、機能を十分に評価することが重要です。

使いやすい操作性かどうか

操作性の良い採用管理システム（ATS）であれば、従業員や採用担当者がシステムを迅速に学習し、効率的に利用できます。

具体的には、直感的なインターフェースや簡単な操作手順、情報の一元化や見やすいレポーティング機能などが重要です。

操作が煩雑だと情報管理が複雑になり、優秀な人材を逃してしまう可能性もあるため、自社にとって使いやすいシステムを選びましょう。

モバイル利用やシステム連携ができるか

採用管理システム（ATS）でモバイル利用が可能な場合、採用担当者や求職者は どこからでもアクセスでき、迅速な情報共有や対応が可能に なります。

また、他のビジネスシステムとの連携がスムーズであれば、効率的なデータ管理やワークフローの統合が実現できます。

採用プロセス全体を円滑化し、優秀な人材をより迅速に採用するためには、モバイル利用やシステム連携ができるATSを選ぶことが重要です。

セキュリティ対策は十分か

採用プロセスでは、個人情報や企業の機密情報などデリケートなデータが取り扱われるため、適切なセキュリティ対策が必須です。

​​​​​​​例えば、 データの暗号化やアクセス制限、セキュリティポリシーの遵守など が挙げられます。

​​​​​​​不正アクセスや情報漏洩が発生すると、信頼性が損なわれたり法的な問題が生じたりする可能性があるため、選定時にはセキュリティの高さも確認しましょう。

​​​​​​​導入費用や運用コストが適切か

採用管理システム（ATS）のコストは組織の予算や運用効率に直結するため、「組織の規模やニーズに合った費用水準か」を確認する必要があります。

​​​​​​​安価なATSは機能が限定されている場合がありますが、 高額なものほど高度な機能やカスタマイズが可能 な場合があります。

​​​​​​​総合的に見て、組織の予算と将来の成長を考慮し、適切な導入費用と運用コストを選ぶことが重要です。

​​​​​​​長期的な運用サポートが得られるか

採用管理システム（ATS）は導入後も常に変化し続けるため、継続的なサポートが不可欠です。

​​​​​​​例えば、新しい法令や規制の変更に対応したアップデートや、システムのトラブルシューティング、ユーザーへのトレーニングなどが挙げられます。

​​​​​​​運用サポートが十分でない場合、システムのパフォーマンスやセキュリティが損なわれるリスクがあるため、サポートの条件や体制を十分に確認しましょう。

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​​​​​​​採用管理システム（ATS）のおすすめ10選一覧

HERP Hire（株式会社HERP）

株式会社HERPが提供する「HERP Hire」は、 現場社員を巻き込んだ「スクラム採用」に特化した採用管理システム です。

​​​​​​​外部システムとの連携が得意で、約30の求人媒体との自動連携やGoogleカレンダーの空き日程の抽出などにより面接プロセスを効率化します。

​​​​​​​さらに、SlackやChatworkとの連携により、面接官はログインせずに情報共有が可能です。迅速な意思決定やタスクの調整に役立ちます。

​​​​​​​HRMOS採用（株式会社ビズリーチ）

株式会社ビズリーチが提供する「HRMOS採用」は、 HRMOSシリーズの採用管理システム です。

​​​​​​​採用業務の効率化だけでなく、数値・データの分析を通じた戦略的な採用もできます。

​​​​​​​グッドデザイン賞受賞の洗練されたデザインと直感的な操作が特長で、アルバイトやパートスタッフにも操作説明が不要です。

サービス名	HRMOS採用
タイプ	中途採用向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	利用企業の96%が業務負担軽減 ※実際に導入した企業の実感値をもとに算出
特徴	・数値・データの分析で戦略的採用が可能 ・洗練されたデザインと直感的な操作 ・｢専任｣かつ｢チーム｣でのサポートで安心

​​​​​​​ジョブスイートキャリア（株式会社ステラス）

株式会社ステラスが提供する「ジョブスイートキャリア」は、20年以上の経験を活かし、 中途採用のノウハウを凝縮した採用管理システム です。

​​​​​​​担当者は応募者の進捗をリアルタイムで把握し、個々のマイページでのメッセージやファイルの送受信ができます。

​​​​​​​使いやすさや安定性も高く評価されている他、導入から専任担当者がサポートし、定期的なフォローアップも行います。

サービス名	ジョブスイートキャリア
タイプ	中途採用向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	契約継続率95%以上
特徴	・中途採用のノウハウを凝縮 ・使い始めからカンタン ・徹底した安全性

sonar ATS（Thinkings株式会社）

Thinkings株式会社が提供する「sonar ATS」は、新卒・中途採用に対応し、 1,900社以上が導入している採用管理システム です。

​​​​​​​応募者管理や面接評価、エージェント管理など幅広い機能を備え、業界を問わず幅広い企業で利用されています。

​​​​​​​ISMSクラウドセキュリティの規格を取得し、情報セキュリティも強化されている他、サポート体制が手厚いため、導入や運用に懸念がある場合でも安心です。

サービス名	sonar ATS
タイプ	新卒・中途向け
初期費用	0円
月額(税表示なし)	2万2,000円～
実績	利用企業数1,900社以上
特徴	・見やすい・使いやすい ・新卒も中途もまとめて管理 ・採用進捗をリアルタイム表示

ジョブカン採用管理（株式会社DONUTS）

株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン採用管理」は、月額8,500円〜という 業界最安水準で、必要な機能を備えた採用管理システム です。

​​​​​​​新卒・中途だけでなく、アルバイト採用にも対応可能で、汎用性が高いのが魅力です。

​​​​​​​求人情報や画像を入力するだけで簡単に採用サイトを作成・更新でき、IndeedやGoogle しごと検索にも掲載可能なため、優秀な人材を獲得するチャンスが増えます。

サービス名	ジョブカン採用管理
タイプ	新卒・中途向け
初期費用(税込)	0円
月額(税込)	9,350円～
実績	シリーズ累計導入実績20万社以上
特徴	・シンプルで使いやすい ・業界最安値クラスの利用料金 ・10種類以上の求人媒体と連携

採用一括かんりくん（HRクラウド株式会社）

HRクラウド株式会社が提供する「採用一括かんりくん」は、 800社以上の中小企業で利用されている採用管理システム です。

​​​​​​​新卒・中途採用をカバーし、同一インターフェースで学習コストを最小限に抑えます。特にLINEを活用した応募者とのコミュニケーションで企業ブランディング向上が期待できます。

​​​​​​​オプションの採用サイト制作機能もあり、手軽にスマホやIndeedに対応したサイトを作れるため、時間やコストを節約しながら採用活動を展開したい場合におすすめです。

サービス名	採用一括かんりくん
タイプ	新卒・中途向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	利用企業数800社以上
特徴	・LINEとの連携で企業ブランディング向上 ・低コストでも機能の充実性を担保 ・外部サービスとの連携も充実

​​​​​​​i-web（株式会社ヒューマネージ）

株式会社ヒューマネージが提供する「i-web」は、新卒採用において長年1位の導入シェアを誇り、 2,100社以上の企業に利用されている採用管理システム です。

リクナビやキャリタス就活とのシームレスな連携が可能で、応募情報や適性検査データを一元管理できるのが特徴です。

​​​​​​​RPO（採用プロセスアウトソーシング）サービスでは、採用業務の最適化から成果の実現まで支援してくれるため、人事部門が少ない企業に特に適しています。
 

サービス名	i-web
タイプ	新卒採用向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	利用企業数2,100社以上
特徴	・応募情報や適性検査データも一元管理 ・採用業務の最適化から成果の実現まで支援 ・直観的な操作でWebページを作成可能

​​​​​​​アクセスオンライン（株式会社マイナビ）

株式会社マイナビが提供する「アクセスオンライン」は、 新卒採用向けの採用管理システム です。

​​​​​​​応募者のステータス管理や説明会・面接の予約管理はもちろん、面接官のアサインや合否フラグ入力など、採用業務を効率化する機能が豊富に搭載されています。

​​​​​​​連携媒体は限られますが、マイナビで統一する企業や、採用業務の負担を減らしたい企業には最適です。

サービス名	アクセスオンライン
タイプ	新卒採用向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	採用管理システム利用企業数 No.1 ※2024年卒版 大学生就職企業人気ランキング200位(文系総合・理系総合 各上位100位)における採用管理システムのシェア調査結果
特徴	・採用業務を効率化する機能が豊富 ・マイナビで統一する企業に最適 ・データ集計の機能が充実

RPM（ゼクウ株式会社）

ゼクウ株式会社が提供する「RPM」は、アルバイトや派遣、パート、紹介、新卒・中途など、 さまざまな求人に対応する採用管理システム です。

​​​​​​​400以上の主要な求人媒体と連携し、応募者を一元管理する他、連携のない媒体や自社HPも無償で連携できるため取りこぼしを防げます。

​​​​​​​自動面接予約やKPI分析などの基本機能が搭載されており、業務間リードタイム測定や費用対効果の分析も可能です。採用効果を最大化し、良質な人材の獲得につなげられます。

サービス名	RPM
タイプ	アルバイト・派遣採用向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	利用企業数400社以上
特徴	・連携可能な媒体数業界最大400以上 ・必要な情報はすべて一元管理 ・応募者との連絡・日程調整も自動化

​​​​​​​リクオプ（HRソリューションズ株式会社）

HRソリューションズ株式会社が提供する「リクオプ」は、全国47万事業所で利用されている、 アルバイト・パートに特化した採用管理システム です。

​​​​​​​求人情報はIndeedや求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索などに自動転載され、他の求人メディアとも自動連携しています。

​​​​​​​さらに、全国展開する企業でも本部から各拠点の採用状況を一元管理でき、利用者の権限に応じて情報を適切に共有することも可能です。

サービス名	リクオプ
タイプ	アルバイト・派遣採用向け
初期費用(税込)	要問い合わせ
月額(税込)	要問い合わせ
実績	利用企業数1,025社以上
特徴	・1,700件以上の機能 ・60を超える求人媒体からの応募も一元管理 ・堅牢なセキュリティ体制

​​​​​​​無料で使える採用管理システム（ATS）

Hirehub（エン・ジャパン株式会社）

エン・ジャパン株式会社が提供する「Hirehub」は、 無料の採用管理システム です。

​​​​​​​求人媒体は最大10サイトまで登録可能で、応募者とのやり取りや選考状況の確認もシステム上で行えます。

​​​​​​​評価機能によって優先順位をつけて対応できるため、採用ニーズに合致した候補者を素早く特定し、採用成功率を向上させることも可能です。

​​​​​​​Airワーク採用管理（株式会社リクルート）

株式会社リクルートが提供する「Airワーク採用管理」は、 自社採用サイトを持たない企業向けの採用管理システム です。

​​​​​​​簡単なUIで80種類のテンプレートから選ぶだけで採用サイトが完成し、「Indeed」に自動掲載されます。

​​​​​​​ただし、無料ツールのため、選考管理や応募者管理の面では他のツールに比べて機能が限られる点に注意が必要です。

​​​​​​​採用管理システム（ATS）の導入時の注意点

プライバシー保護

採用管理システム（ATS）は個人情報に関する法令や規制を遵守し、情報漏洩や不正アクセスからデータを保護する必要があります。

​​​​​​​具体的には、ATSのセキュリティ機能が強化されていることや、データの暗号化が行われていることの確認が必要です。

​​​​​​​GDPR（※）や個人情報保護法などの規制に適合しているATSを導入 し、個人情報の適切な管理や権利の保護を確保しましょう。

※GDRP：GDPR（General Data Protection Regulation）は、欧州連合（EU）で制定された個人データの保護に関する規制です。

​​​​​​​システム選定

採用管理システム（ATS）の選定においては、 機能の充実度と使いやすさ、セキュリティと利便性、コストと品質などのバランスを考慮 する必要があります。

​​​​​​​例えば、高機能でセキュリティ対策が万全なATSを導入したとしても、使い勝手が悪く担当者や応募者がストレスを感じる場合は効果が薄れます。

​​​​​​​逆に使いやすいがセキュリティが不足しているシステムを選定すると、個人情報漏洩などのリスクが高まるため、バランスを考えなければなりません。

​​​​​​​運用体制の整備

整備された運用体制は、採用管理システム（ATS）の 効率的な活用や問題の早期解決、セキュリティの強化に不可欠 です。

​​​​​​​具体的には、運用チームの編成、トレーニングと教育、定期的なメンテナンス、ユーザーサポート体制の準備、セキュリティ対策などを行う必要があります。

​​​​​​​システムの効果的な活用と安定した運用が実現するためには、運用体制の整備を適切に行うことが重要です。

従業員の理解と協力

新しい採用管理システム（ATS）の導入は変化を伴うため、 従業員がシステムの目的や利点を理解し、積極的に協力することが成功の鍵 となります。

​​​​​​​具体的には、新しいATSの導入目的や利点の説明、トレーニングと教育、フィードバックの受け入れ、コミュニケーションの促進が必要です。

​​​​​​​従業員の理解と協力が得られない場合、システムの効果的な活用や運用が困難になる可能性もあるため、従業員とのコミュニケーションと協力体制を整えましょう。

​​​​​​​採用管理システム（ATS）の導入手順

​​​​​​​採用管理システム（ATS）を導入すべきケース

採用規模が大きい場合

大規模な採用活動では、多くの応募者情報や候補者データを効率的に管理し、選考プロセスを円滑化する必要があります。

​​​​​​​採用管理システム（ATS）であれば、 数千人規模の応募者を効率的に管理し、選考プロセスを迅速化 できるほか、一貫した選考プロセスで採用プロセス全体を改善することも可能です。

​​​​​​​特に、年間で数千件以上の応募を受ける場合や、急速に成長するスタートアップ企業が短期間に大量の人員を募集する際は、ATSの効果を最大限に発揮できる可能性が高まります。

​​​​​​​採用プロセスが複雑な場合

複雑な採用プロセスでは、多くのステップやフェーズがあり、応募者の選考や情報管理が煩雑化します。

​​​​​​​採用管理システム（ATS）であれば、 複数のステップの統合管理、候補者管理の自動化、タスクの割り当てと通知 といった機能により、採用プロセスを効率化できます。

​​​​​​​特に、複数のステップや部門を組み合わせた採用プロセスである場合や、専門職の採用や高度な選考が必要な場合にATSの導入が効果的です。

​​​​​​​採用業務の効率化が必要な場合

採用業務の効率化が必要な場合、採用管理システム（ATS）は 多くの手間を省き、時間を節約し、採用プロセス全体を効率化 します。

具体的には、大量の応募者への対応、面接スケジュールの調整、応募者とのコミュニケーションなどを自動的に行うことで効率化が可能です。

​​​​​​​特に、応募者数が多い、多彩な職種の採用活動を行う、または成長段階にある企業などが、ATSの導入を検討すべきケースと言えます。

​​​​​​​採用管理（選考管理）に役立つサービス「ミキワメ」

ミキワメは、既存社員のデータから 「社内に合う人材」がひと目でわかるデータを算出するクラウドサービス です。

​​​​​​​候補者を「活躍する人材」かどうか、また「各部署との相性」や「似ている既存社員」などの観点から算出し、採用のミスマッチゼロを図ります。

​​​​​​​採用側の工数や人員を減らすことで、コスト削減にもつながるため、採用に人員を割いている場合や、割いている時間を削減したい場合におすすめです。​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​採用管理システム（ATS）に関するよくある質問

まとめ

採用管理システム（ATS）を導入することで、選考プロセスの効率化と時間短縮によるコスト削減、公平・公正な採用が実現できます。

​​​​​​​一方で、システムと採用プロセスの相性によっては、システムが使いづらく、かえって手間や時間が増えてしまう可能性もゼロではありません。

​​​​​​​採用管理システムを選ぶ際は、まず新卒採用と中途採用のどちらに注力するのかを明確にした上で、適切なタイプを選択しましょう。

​​​​​​​その上で、以下の選定ポイントに沿って比較検討すると、自社に合ったサービスをスムーズに見つけられます。