Wi-Fiが遅い!7つの原因とすぐに試せる解決策とは?

自宅や会社でインターネットを使っているけれど「Wi-Fiが遅い」「インターネットに繋がりにくい」といったストレスを抱えている方も少なくありません。しかし、どのような理由でインターネットの速度が遅くなってしまうのでしょうか。
 
今回は、の通信速度が遅い7つの原因を詳しくお伝えするとともに、すぐに試すことのできる対処法をご紹介していきます。

Wi-Fiが遅い原因とは?

インターネットの接続状況や読み込み速度が遅いのであれば、原因を突き止めるためにも、まずはWi-Fiの電波が部屋までしっかりと届いているのか確認してみましょう。
 
パソコンのコントロールパネルから確認する方法もありますが、手軽に調べたいならスマートフォンに表示されるWi-Fiアイコンで確認する方法がおすすめです。
基本的に電波の強さは、5段階に分けて表示され、レベル1・2・3・4・圏外(3G・4G)に分けられます。レベル4が最も電波が強いことを意味し、3以上であれば快適なWi-Fi環境が楽しめます。
 
しかし、2以下の場合や電波の強弱を繰り返すようであれば、電波の届きがあまり良くない、圏外や3G・4G表記にいたっては、Wi-Fiの電波が全く拾えていないということになります。
 
さて、Wi-Fiの電波状況を確認してみましたが、この結果からどのような原因が考えられるでしょうか。

Wi-Fiが遅い原因① 契約しているサービスの速度が遅い


上記のチェックをした際に、表示されている電波レベルが最高になっているにも関わらず、インターネットに繋がりにくかったり動画再生やページの読み込みが極端に遅かったりする場合、インターネット回線に問題があるかもしれません。

フレッツ光やコラボレーション光などの光回線の場合、最大速度が1Gbpsと高速なのですが、その他のインターネット回線は光回線に比べて最大速度が劣るため、どんなにWi-Fiの電波が届く場所で利用したとしても、読み込み速度が改善しないという可能性があります。

たとえば、ケーブルテレビのインターネットや電話回線を用いたADSL、コンセントに差し込むだけで利用できるホームWi-Fiや、持ち運び可能なポケットWi-Fiなどは、最大速度が数十~数百Mbpsです。また光回線だとしても、一部の集合住宅で利用されているマンションタイプの回線は、最大速度が100Mbpsと低速に設定されています。

インターネット回線自体に問題があるのであれば、対処のしようがないので、これを機に契約回線の乗り換えを検討してみるのも良いかもしれませんね。

Wi-Fiが遅い原因②通信障害が発生

インターネット接続サービスを提供する側の、通信障害がおきている可能性もあります。

メンテナンスを行っていることや、何かしら外部から攻撃を受けていたり障害が発生している場合などが該当します。

なかなか繋がらないと感じるときには、回線元(フレッツ光やauひかりなど)とプロバイダ(OCNやBiglobeなど)の両方で、確認してみると良いでしょう。スマホ等でホームページを確認してみてください!
 

Wi-Fiが遅い原因③インターネット回線の混雑


インターネット回線がIPv4の場合、時間帯によっては通信速度が遅くなる場合もあります。それは、接続方式の「PPPoE方式」が、混雑時に速度が遅くなりやすいためです。

もし、IPv4を使っていて気になる場合は、「IPv6」に切り替えると良いかもしれません。IPv6の接続方式は「IPoE方式」と言って、時間帯や混雑による影響を受けないとされています。

使っているプロバイダに確認してみるか、位pv6方式を提供しているサービスに乗り換えてみてはいかがでしょうか。


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Wi-Fiが遅い原因④電波干渉

電波チェックを行った際、表示が圏外やアンテナ1~2本になっていた場合は、Wi-Fiの接続状況があまりよくないことを指しています。アパートやマンション、戸建の場合でも住宅が密集した地域にお住まいの場合、近隣の家でも無線LANを使っていると、同じように周辺に電波が飛び交うことになります。

さらに、自宅内でもパソコンやスマホのインターネット以外にも、ワイヤレスのマウスやBluetoothのスピーカーを使っていた場合、それらでも無線の電波が飛び交っています。

このように、複数の無線が飛び交っていると、電波がそれだけ多く干渉してしまうことになるため、インターネットが繋がりにくいなどの障害が起きてしまう可能性があります。

その場合は、混雑が少ないチャンネルに接続することで、快適に利用できるようになる可能性があります。無線LANの電波には、いくつかのチャンネルがあるため、混雑の少ないチャンネルに接続することで、快適に利用できるようになるかもしれません。

そんな時には、Wi-Fiの混雑具合を確認できる専用のスマートフォンアプリを利用すれば、自分の使用する電波が混雑していないかを簡単に確認することが可能です。一度アプリで確認をした上で、一番快適に利用できるチャンネルに接続することをおすすめします。


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Wi-Fiが遅い原因⑤Wi-Fiの対応速度が遅い


Wi-Fiが遅い原因の一つに、契約しているインターネット回線の通信速度にそもそも対応していないということがあります。光回線などの場合、最大速度が1Gbpsとなっているものもあります。その回線を使っているのに、無線WiFiルーターが100Mbpsや200Mbpsの場合は非常に勿体無いことをしてしまっています。

確認方法としては、無線WiFIではなく有線のLANケーブルで直接繋いでみましょう。もしこの方法で快適になったら、無線WiFIルーターが古いもしくは対応速度が遅いということになるかもしれません。

昔からずっと同じ無線WiFIルーターを使っている方は、ぜひチェックしてみると良いでしょう。

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Wi-Fiが遅い原因⑥Wi-Fiに複数台繋いでいる


無線Wi-Fiは複数台の電子機器を繋ぐことが可能です。しかし、複数台繋ぐことで、通信速度も遅くなってしまいます。

なるべく使っている電子機器のみにすることや、スマホやタブレットなど常時接続しがちなものは、小まめにWi-Fi接続の状況を確認するようにしましょう。

また、Wi-Fiを使わないときには、小まめにWi-Fi接続をOFFにすることで、他の電子機器の接続状況が少し改善されるはずです。

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Wi-Fiが遅い原因⑦Wi-Fiの置き場所


最終的に何を試しても効果がない場合、無線Wi-Fiルーターから飛ばされている無線が部屋まで届いていないという可能性が考えられます。

この場合、無線Wi-Fiルーターの設置場所を変更することで、無線LANの電波が届く範囲を広げられる可能性があります。無線Wi-Fiルーターを取り付けたモデムの設置位置を変更する可能性を考えて、あらかじめコードを長めに確保していれば、少し場所を変えるだけで改善するかもしれません。

しかし、モデムを設置する際にコードの長さをギリギリで設定してしまっていた場合、設置場所を変更するためには再度工事をお願いする必要がでてきてしまいます。工事なんて大がかりなことになってしまうのは、出来れば避けたいところですよね。

そんな時は、中継器を利用することで、簡単に問題解決することが可能です。通常、Wi-Fiは障害物を通り抜ける度に弱くなってしまいますが、中間地点に中継機を設置することでWi-Fiの電波が弱まる前にキャッチし、そのままの強さで再発信をすることで、Wi-Fiを利用できる範囲を拡大することが可能になります。


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Wi-Fiがスムーズになる4つの対処法

Wi-Fiがスムーズになる対処法として、すぐにでも実践できるのがルーターの設置場所を変更するという方法です。

インターネットの速度が遅い、または繋がりにくいと感じる原因には、パソコンやスマホとWi-Fiの無線LANルーターとの距離が離れていたり、壁や家具、扉などによって電波が遮られいることが影響しています。そのため、無線LANルーターの設置場所を変更することで、電波状況を改善することが可能となります。

無線LANルーターを設置する際は、以下のポイントに気を付けるといいでしょう。
  • 部屋の隅に無線LANルーターを設置する場合は、壁から離れたところにする
  • 周りに壁がなく、屋内の中央部分に無線LANルーターを設置すると良い
  • 無線LANルーターの設置場所を変更できない場合は、無線LAN中継機を設置して、電波を届きやすくする
 

対策②ルーターの電波周波数帯を見直す

次に、無線LANルーターの電波周波数帯を見直すことも、Wi-Fiをスムーズにする有効な対処法です。

無線LANルーターの電波は、コードレス電話機やFAX、電子レンジいった家電などと同じ周波数帯を使用することが多いので、その影響によりWi-Fiがつながりにくくなる場合があります。

そのような場合は、ルーターの電波の周波数帯を変更することで、インターネットが繋がりやすくなるので、ぜひ試してみるといいでしょう。

対策③ルーターを規格を見直し、新機種に切り替える

昔から使用している無線LANルーターやモデムを使用している場合、規格によって最大通信速度が決まっているため、現在使用している無線LANルーターに搭載された通信規格の古さが原因になっている場合もあります。

光回線の通信速度は、最大1Gbpsで利用することができますが、無線Wi-Fiルーターが11aの規格だった場合、最大でも54Mbpsの通信速度までしか発揮することができません。
 

対策④「IPv6」接続を試してみる

さいごに、ご紹介する対処法は、IPv6接続で使用することもおススメの方法です。

IPv6は、回線の混雑が起きにくい新たな接続方式です。夜の時間帯などは、とくに多くの人がインターネットを利用するため、回線が混み合っている場合は、IPv6接続を使うことで混雑を避け、スムーズにWi-Fiを利用できるようになります。

IPv6を利用するには、通信事業者への申し込みが必要となります。ぜひ気になる方は、試してみるといいでしょう。
 

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複数の部屋に繋げるならtp-Linkの「Deco」がおすすめ!

tp-linkの「Deco」は家中にWi-Fiを届ける事ができるWi-Fiユニットです。複数台のDecoユニットを組み合わせることで広範囲にWi-Fiを届けることが可能になります。

建物が広く1~2台で位置届かなかった場合、最大10台まで追加することができるので、どんなに広い場所でも対応できることでしょう。さらに最大100台のコンピューター端末と接続できるので、快適にインターネットを利用することが可能です。

なお、その場でインターネットを利用するだけであれば、一般的な中継器でも問題ありません。ただし、たとえば建物内を移動しながらスマホでビデオ通話をしていた場合、ルーターや中継器はそれぞれが孤立しているので、移動する度に中継機との接続が途切れてしまう可能性があります。

しかし「Deco」は、すべてが連携してひとつの大きなWi-Fiネットワークを形成しているので、移動しながらインターネットを利用したとしても、自動接続でシームレスに接続してくれるため通信が止まってしまう心配はありません。どのような建物にでも対応できるので一般家庭ではもちろんのこと、店舗やオフィスでの利用にもおすすめです。
 
また「Deco」は接続範囲が広いだけでなく、アプリから簡単に設定できるので面倒な手間がかかってしまうこともなく、さらにセキュリティ対際も万全なのでずっと安心してご利用いただけます。


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まとめ

インターネットの通信速度が遅いと感じる際は、インターネット接続サービス側に問題があるのか、WiFiルーターに原因があるのかまずは探ってみましょう。

今は、IPv6方式に対応したサービスや、TP Link社のような優秀な無線Wi-Fiも登場しています。乗り換えや買い替えなども検討して、店舗やオフィス、ご自宅での快適なインターネット接続環境を整えてみることもおすすめです。

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