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光回線の速度が遅い!?5つの原因と10の解決策について

普段、インターネットを利用していて「急に動きが遅い」「ページ閲覧に時間がかかる」と感じたことはありませんか?

ウェブページなどを見ているときはもちろん、動画を見ているときやゲームをしているとき、またインターネットを使って通話しているときなどに、急に画面が固まったり、接続が途切れてしまうと、大きなストレスを感じてしまいます。

インターネットが広く普及し、生活の一部になっている今、こうしたストレスは少しでも排除したいところ。個人で利用する分には良くても、仕事で利用している回線に同じことが起きてしまったら、思わぬ損害に繋がりかねません。

そこで今回は、光回線の速度が遅いと感じる原因と、その解決策を一気にご紹介していきます。

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インターネットの回線速度が遅い5つの理由

まずインターネット回線の速度が遅いと感じる原因として、代表的な5つの理由について紹介していきます。

使っているパソコンの問題

インターネット回線は光回線を使っているのに、どうしても速度が遅いと感じる場合、使っているパソコンなどに原因が隠れていることがあります。普段はスマホで見ていて、たまにパソコンを使うというという方だと、更新しないといけないプログラムがたまっていることがあり、これが原因でパソコンの動作が遅くなってしまうことがあります。久しぶりに使う際は、先に更新プログラムのアップデートを終わらせてから使うようにしましょう。

また使っているパソコン自体が古いモデルのものだと、最近のウェブサイトは画像や動画を使用しているものも多いため、閲覧できるスペックが足りない可能性もあります。さらにパソコンを安全に使うため、セキュリティソフトを入れている方も多いと思いますが、セキュリティソフトの容量や常駐ソフトの数によって、パソコン動作に影響を与えていることもあります。不要なソフトは削除し、必要なソフトのみを残すようにしましょう。

接続機器の問題

パソコンや回線以外にまずチェックしたいポイントとしては、ルーターなどの接続機器です。複数台のパソコンを使ったり、無線LANを使用するためにルーターを設置している方も多いと思います。

ルーターは、基本的に24時間常に電源を入れているため、機器に熱がたまりすぎてしまうと、不具合の要因になってしまうことがあります。

今まで問題なく利用していたのに、急に遅く感じるようになったときには、一旦ルーターの電源を切ってみてください。5分ほど時間をおくことで、本体の熱を逃がすことができるので、再度電源を入れるだけで速度が戻ることがあります。

回線そのものの問題

パソコンやモデム・ルーターだけでなく、回線そのものが原因という場合もあります。急な回線メンテナンスが入っていたり、障害が発生して使えないということもあるので、なにかおかしいなと感じたら、使っている回線事業者のホームページなどで「障害情報」をチェックしてみてください。

またマンションなどの集合住宅で光回線を利用している場合、1つの回線をいくつかの家庭で共有することになります。そのため利用している家庭が多くなると、通信速度に影響があることも考えられますが、実質そこまで大きく変動することはありません。

プロバイダ側の問題

光回線とプロバイダをそれぞれ契約している場合、プロバイダ側の問題で、インターネット回線の速度が遅くなったりすることもあります。

プロバイダへの接続が混雑していたり、何かしら負荷がかかって、接続障害が発生することによって、インターネットの通信速度に影響が出る場合があります。何度か接続を試してみても改善しないようであれば、プロバイダに確認してみるといいでしょう。

接続方式の問題

これまで、光回線の接続には「IPv4」という接続方式が多く使われていました。とくに同じ時間帯に多くの人が、この「IPv4」方式でインターネット接続を行うと、NTTの基地局からプロバイダへ繋がる「終端装置」へのアクセスが込み合ってしまうため、どうしても回線速度が遅くなってしまいます。

こうした問題が起こっていたため、近年では「IPv4」から「IPv6」方式への切り替えが推奨されるようになりました。「IPv6」方式だと、終端装置を経由せずにインターネットに接続が可能になるので、万が一アクセスが込み合っていたとしても、その影響を受けることなく接続が可能です。

》【対処法まとめ】ルーターに繋がらない!?端末別の解決策20選

回線速度の解決法:インターネット環境の見直し

インターネット回線の速度が遅くなる原因がわかったところで、その解決方法を解説していきます。まずはインターネット環境の見直しに関する、6つの解決方法です。

ルーターやモデムの電源を入れなおす

急に回線速度が遅くなったり、接続できない事象が発生した場合には、一度モデムやルーターの電源を切ってみてください。電子機器は長時間稼働し続けると、熱をため込んでしまい、動作に影響を与えることがあります。

ですので、一度電源をオフにして、しばらく休ませることによって、機器本体の熱が冷めるので電源を入れなおすと速度が回復することがあります。

LANケーブルの見直し

電源の入れ直しのほかに、見逃しがちなのが、LANケーブルの見直しです。モデムと終端装置、パソコンと繋がっているLANケーブルですが、とくに自分で用意することは少なく、同梱していたケーブルを長年使いまわしていることも多いです。しかしこうしたLANケーブルにも、規格が設けられており、古いものだと最新の契約回線の速度に耐えられない規格の場合があります。

これにより、思ったような速度が出ず、光回線で早くなるはずが、回線速度の遅さにイライラしてしまいます。新しい回線にした場合などは、持ってるLANケーブルが契約回線にあったLANケーブルになっているか、確認するようにしましょう。

無線LANルーターの見直し

無線LANでインターネットを利用している場合、無線LANルーターの規格によって速度の遅延が発生することがあります。無線LANには「11ac」「11n」「11a」「11g」など、さまざまな規格があり、その規格に応じて最大通信速度が変わります。

無線ルーターが「11a」までの規格にしか対応していなかった場合、最大通信速度は54Mbpsになるため、もし使っている回線が1Gbps以上だったとしても、無線LANルーターがその速度に対応した規格ではないため、求める速度が利用できません。

利用している回線の規格を確認し、使っている無線LANルーターが、どこまでの規格に対応しているのか併せて確認するようにしましょう。

利用時間帯を変えてみる

近年、テレワークや外出自粛により、自宅で過ごす人が増えたことにより発生しているのが、インターネット通信量の増加です。

同じ時間帯にインターネット通信量が増加することで、回線が混雑してしまい、それぞれの通信速度に影響出てしまうことがあります。これまでは夜間に同症状が起きることがありましたが、お家で過ごす人が増えたことによって、それ以外の時間帯でも混雑して速度遅延が発生しています。

とくにマンションにお住まいの方は、複数の世帯で回線を分けているため、通信量の増加する時間帯が重なると、なかなかネットに繋がりにくいと感じることも多くなります。可能な限り、タイミングをずらして利用するなどの工夫をしてみましょう。

接続方式をIPv6に変えてみる

これまでインターネットの接続には「IPv4」方式が多く使われていました。IPv4方式だと、同じ時間帯に多くの人がインターネットを使うと、同時に回線へアクセスすることになるため、混雑してしまい通信できるまでに時間がかかってしまいます。

そこで登場したのが「IPv6」という新しい通信方式です。これはIPv4と違い、一つのルートを通らずにアクセスするため、回線の混雑による影響を受けずに利用できます。スムーズに通信データのやり取りができるため、安定した回線速度が保てます。

WiFiの中継器を使う

お住まいの環境によっては、無線LANで使っている場合に、電波が届いていないことがあります。無線LANやWiFiの電波は、大元となるモデムや終端装置との距離が離れると、回線速度の低下が見られます。間に電波干渉を引き起こすものがあったり、あまりに距離が離れすぎると、電波が弱くなってしまいます。

とくに2階建て以上の戸建てに住む方で、利用機器と無線LANルーターの距離が離れてしまうという場合は、間にWiFiの中継器を設置することをおススメします。中継器を利用すれば、花得ている場所でも電波が届きやすくなり、回線速度の維持が期待できます。

回線速度の解決法:パソコン環境の見直し

一方で、パソコン側を見直すことで、回線速度の改善を図ることも可能です。回線側を見直しても、以下のような状態でパソコンを利用していた場合、実際にインターネットを使う際の動作に影響してくるため、ネットが遅いと感じてしまいます。

パソコンのOSを最新にする

パソコンは、購入後も本体に入っているOSは、定期的に最新のバージョンにアップグレードされます。状況の変化に併せてシステムの改修や、バグの修正など、より安心安全に使えるようシステムの更新は行っておくようにしましょう。

OSのアップデートやシステムの更新を「面倒だから」といっておろそかにしてしまうと、更新時に削除されたり軽量化されたシステムが残ったままで使うことになるため、パソコン本体の動作が重くなるだけでなく、セキュリティ面でもリスクが高まることになります。

スペックの見直し

パソコンのOS以外にも、インターネット接続の体感速度に影響するのが、パソコン自体のスペックです。古いパソコンを購入時のまま使い続けている方は、パソコンのスペックが低く、処理能力が追いつかなくなっていることで、ネットの利用速度に影響していることがあります。
とくに動画を見ることが多かったり、オンラインゲームなどを頻繁にしている方は、スペックは非常に重要なポイントといえます。

パソコンのスペックを見直すには、新しくパソコンを購入する方法が主になると思いますが、その際には「CPU」「メモリ」「HDD」の3つを確認しましょう。パソコン内に写真や動画、音楽など色々と保存することも多い方は「HDD」の容量が大きなものを選んだり、スムーズに動かすためにも最適な「メモリ」や「CPU」を選ぶようにしてください。

使うブラウザを変えてみる

インターネットの閲覧速度が遅い場合、ブラウザを変えて試してみるという方法もあります。実は利用するブラウザによっても、処理速度が変わる場合があるのです。

例えば、普段はInternet Explorerを使っているのであれば、ChromeやFirefoxで試してみるといいでしょう。Chromeがなければ、同じシステムを利用している「Microsoft edge」などもあります。

またブラウザにキャッシュがたまりすぎてることで、処理速度に影響を及ぼすことがあります。キャッシュは同じページを開く際に、表示を早くするため、自動で一時データを残しておくもので、これがたまりすぎるとブラウザの処理速度が遅くなってしまいます。念のため、ブラウザのキャッシュの削除を試すことで、すぐに速度を改善することも可能になる場合があります。

セキュリティソフトの見直し

パソコンにインストールしているセキュリティソフトも、速度遅延を起こす要因になります。大きな原因としては、セキュリティソフトそのものの問題、そしてウイルス感染による処理速度の遅延があります。

複数のセキュリティソフトを利用していたり、セキュリティソフトのアップデートを怠っていると、パソコン本体に負荷がかかってしまい、速度の遅延を感じることがあります。原因をチェックする方法として、セキュリティソフトの動作を止めることで改善することがあります。

またウイルスに感染していることでも、速度が遅く感じることがあります。ウイルスに感染すると、大切なデータや個人情報が盗まれてしまうといったリスクもあるため、おかしいなと感じたら、セキュリティのアップデートやウイルススキャンなどを試してみるといいでしょう。

回線やプロバイダに問題があるなら、乗り換えも検討

インターネットやオンラインゲームの通信速度が遅かったり、接続しづらいということが続くのであれば、思い切って回線の乗り換えを検討してもいいかもしれません。

長く同じ回線を使っているのであれば、実は高い金額を払い続けていたということもあります。

光回線であっても、今はソフトバンク光やドコモ光といった、光コラボ回線も登場しており、お得に高速インターネットを使うことができます。さらにスマホとのセット割引や家族割引も沢山登場しているため、通信費を丸っとお安くできる場合もあります。

インターネットの通信速度が気になる方は、この機会に一度乗り換え可能なプランや回線がないか、ご相談ください。ワイズクラウドでは、インターネット回線を知るプロが、最適なプランを調べてご提案します。

》最新版!Wi-Fi中継器のおすすめ10機種を厳選紹介

まとめ

今回は、光回線を使っていて、速度が遅いと感じる原因と、その解決策について詳しくご紹介してきました。インターネットが普及した今、なかなかページが開けなかったり、通話の途中で途切れたりするのは、非常にストレスがたまると思います。

今一度、速度が遅くなる原因を考え、自身のネット環境の見直しをしてみましょう。

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