「ビス止めなしで工事を行う方法はある?」
インターネット光回線を導入するにあたって、工事の際、ビス止めによる壁の穴あけが心配な方は多いと思います。
そこで本記事では、インターネット光回線工事をビス止めなしで行う方法を徹底解説していきます。
管理会社や大家さんに光回線工事を交渉する際の注意点も紹介しているため、光回線の導入について大家さんに相談する方は必見です。
※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
光回線工事で必要になる「ビス止め」って何?
インターネット光回線工事で必要になる「ビス止め」とは、光回線のケーブルを建物の外壁に穴をあけて金具で固定することです。
引き込んだ光ケーブルを壁に固定せずに、垂れ下がったままにすると、事故につながる恐れがあるため、ビス止めする必要があります。
ビス止めは屋外工事と屋内工事に必要になる
ビス止めが必要な箇所は、光ケーブルを固定するための屋外工事と光ケーブルを室内に通すための屋内工事の2箇所で必要になります。
屋外工事は、電柱から家の部屋まで光ケーブルを引き込む工事です。その引き込む際に、垂れ下がった光ケーブルを壁にビス止めします。
屋内工事は、引き込んだ光ケーブルを部屋のコンセントに取り付ける工事です。取り付ける際に、垂れ下がったケーブルをビス止めします。
屋内工事はビス止めなしでも工事可能
屋内工事に関しては、必ずビス止めを行う必要はありません。部屋内に引き込んだ光ケーブルにはほとんど力がかからないからです。
そのため、固定せずに垂れ下がったままでも問題はありません。屋内工事は屋外工事に比べて、ビス止めの心配は少ないといえます。
▶︎ マンションやアパートの空室対策を無料で相談!まずはLINE登録から!インターネット光回線をビス止めなしで導入する方法5選
既存の穴を利用する
インターネット光回線をビス止めなしで導入する方法の1つ目は、もともとある穴を利用する方法です。屋外工事におすすめです。
既存の穴の例として、電話線の配管やエアコンのダクトが挙げられます。これらを利用することで、ビス止めなしで工事が可能です。
しかし、穴の位置によってビス止めが必要になったり、穴自体が利用できなかったりするため、事前に事業者に確認しましょう。
両面テープを使用する
インターネット光回線をビス止めなしで導入する方法の2つ目は、両面テープを使用する方法です。屋内工事と屋外工事におすすめです。
非常に強力な両面テープは、光ケーブルを壁に固定するのに十分な機能を持っているため、ビス止めの代わりにおすすめといえます。
しかし、強力な両面テープのため、壁の素材によっては壁紙が剝がれてしまう可能性があります。両面テープを剝がす際は注意が必要です。
光コンセントや光ローゼットを固定しない
インターネット光回線をビス止めなしで導入する方法の3つ目は、光コンセントや光ローゼットを固定しない方法です。
屋内工事の際に、部屋内に光ケーブルを引き込むことができたら、光コンセントや光ローゼットを使用します。
光コンセントや光ローゼットにはほとんど力がかからないため、固定せずに垂れ下がったままにしておくことが可能です。
光コラボのフレッツ光回線を利用する
インターネット光回線をビス止めなしで導入する方法の4つ目は、光コラボのフレッツ光回線を利用する方法です。
光コラボとは、NTT東日本、NTT西日本が提供するフレッツ光回線を各プロバイダー事業者が借り受けて提供する光回線のサービスです。
光コラボは、フレッツ光回線を利用するため、光ケーブルが既に建物に導入されている建物であれば、屋外・室内の両方の工事が不要です。
NURO光を利用する
インターネット光回線をビス止めなしで導入する方法の4つ目は、NURO光を利用する方法です。
NURO光は、電柱から引き込んだ光ケーブルと宅内のケーブルを中継する役割がある光キャビネットを外壁に取り付ける工事があります。
光キャビネットの取り付けは、両面テープで固定することができるため、壁にビズ止めせずに光回線を利用することが可能です。
▶︎ マンションやアパートの空室対策についてのご相談はお気軽に!まずはLINE登録から!解約の際はビス止めの穴埋めをしてくれる?
インターネット光回線の解約の際は、撤去工事で光コンセント(光ローゼット)の撤去やビス止めの穴埋めをしてくれる場合がほとんどです。
撤去工事終了後に、穴埋めをしてもらえなかったという事態を避けるために、事前に事業者に確認することをおすすめします。
インターネット光回線の工事をする際の注意点
時期によっては申し込みから工事までに1~2ヶ月かかる
インターネット光回線の工事をする際の注意点の1つ目に、時期によっては申し込みから工事までに1~2ヶ月かかることが挙げられます。
繫忙期は、工事待ちの時間が長くなる可能性が高いため、なるべく早めに申し込みを行うことがおすすめです。
土日祝日の工事は追加料金がかかることがある
インターネット光回線の工事をする際の注意点の2つ目に、土日祝日の工事は追加料金がかかる場合があることが挙げられます。
追加料金は、3,000円ほどが一般的です。少しでも費用を抑えて、インターネット光回線を導入したい方は、平日の工事がおすすめです。
大家さんや管理会社に事前に確認する
インターネット光回線の工事をする際の注意点の3つ目に、大家さんや管理会社に事前に確認することが挙げられます。
万が一のトラブルを避けるためにも、穴あけやビス止めなしの工事の場合でも、光回線を導入することを事前に伝えることが大切です。
管理会社や大家さんに光回線工事を交渉する際の注意点
インターネットの必要性を具体的に説明する
管理会社や大家さんに光回線工事を交渉する際の注意点は、インターネットの必要性を具体的に説明することが挙げられます。
年配の大家さんは、ネットの必要性を理解していないケースも多いため、回線の用途を具体的に説明することで理解を得やすくなります。
たとえば、社会人であればリモートワークやメールでのやり取りをする際に、通信環境が必須だということをきちんと伝えましょう。
工事費用は大家負担でないことを伝える
開通工事の許可を取る際は、工事費用が自己負担であると強調することで、スムーズに了承を得やすくなります。
大家さんの中には、「インターネットの工事費用は大家がすべて負担しなければならない」と勘違いしている方もいます。
トイレやお風呂のリフォーム同様、私的なスペースの工事代金は入居者の自腹であるということをきちんと伝えましょう。
インターネット工事に関して管理会社に連絡した場合は担当者の名前をメモしておく
アパートやマンションの管理会社からインターネット工事の許可を取った場合は、必ず担当者の名前をメモしておくようにしましょう。
まれに、担当者が独断で許可を出し、工事終了後に大家さん側が『そんな許可は出してない』と主張してトラブルになるケースがあります。
そのようなトラブルを避けるため、問い合わせ時の詳細情報を控えておくことで不当な責任追及を回避することができます。
また、光回線の事業者によっては、許可を取れた管理会社名や連絡先、担当者などを確認をされるケースがあるので、万が一に備えてメモを残しておきましょう。
大家さんに断られた場合は?Wi-Fiを使う方法
ポケットWi-Fiを使う
大家さんに断られた場合、Wi-Fiを使う方法として、ポケットWi-Fiの利用がおすすめです。月々の費用が3,000~4,000円程度です。
ポケットWi-Fiは、費用が安く、持ち運びも簡単な小型Wi-Fiです。代表的なものでは、auのWiMAXやどんなときもWiFiなどがあります。
ホームルーターを利用する
大家さんに断られた場合、Wi-Fiを使う方法として、ホームルーターの利用がおすすめです。ドコモのhome5GやソフトバンクAirが有名です。
ホームルーターの月々の費用は、4,000~5,000円と高めですが、開通工事が不要でその場に置くだけでWi-Fiが利用できます。
まとめ:ビス止めせずに行う方法を工事前に確認する
今回は、インターネット光回線工事をビス止めなしで行う方法を解説していきました。光回線工事は、穴あけなしで行うことが可能です。
- 既存の穴を利用する
- 両面テープを使用する
- 光コンセントや光ローゼットを固定しない
- 光コラボのフレッツ光回線を利用する
- NURO光を利用する
既存の穴を利用する場合や、両面テープを使用する場合は、その方法が可能かどうか、工事前に事業者に確認することをおすすめします。
また、光回線の工事を行う際、穴あけやビス止めなしの工事の場合でも、光回線を導入することを大家さんに事前に伝えることが大切です。
無料ご相談フォーム
商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。
この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!
この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!