ENEOSでんきの評判は良い?口コミからメリット、デメリットを徹底解説!

電気代を少しでも安くしたいと考えるなら、まずは契約する電気の見直しがおすすめ。電力自由化により、様々な企業が電気サービスを展開しています。それぞれ特徴もあるため、少しでもお得になるサービスを選びたいところ。そこで今回は「ENEOSでんき」に注目!ガソリンでも有名なENEOSでんきにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

ENEOSでんきとは?

ガソリンスタンドの「ENEOS」で有名なJXTGエネルギー株式会社が展開する電気事業。全国で発電設備を運営していて2016年より家庭用の電力サービスの提供を始めました。
電気代だけでなく、ガソリン代もお得になるなどのメリットが多数あるサービスとして、新電力としても人気があるサービスと言えるでしょう。

ENEOSでんきに切り替えるメリットに注目

ENEOSでんきに切り替えるメリットをチェックしていきましょう。新電力として電気サービスを展開する企業が多いなか、ENEOSでんきが人気を集める理由は何なのでしょうか。
以下でご紹介するそれぞれのメリットが当てはまる方は、ENEOSでんきなら電気代をお得にできる可能性が高いはず。是非チェック・検討してみてくださいね。

ENEOSでんきのメリット①:第2段階以降の従量料金がお得

電気使用量の多い場合が特に節約に繋がる

ENEOSでんきは、電気使用料が多い場合に大幅な電気料金の節約に繋がります。その理由として従量料金の設定にあるでしょう。電気料金とは、使用する電気料が多ければ多いほど、1kWhあたりに課される電気料金が高くなります。ENEOSでんきでは、この従量料金の第2段階・第3段階の料金が安く設定されているとイメージするとわかりやすいでしょう。
たとえば東京電力の場合、第2段階の電気料金は1kWhあたり26.48円。これがENEOSでんきでは24.54円。第3段階ではさらに東京電力が30.57円、ENEOSでんきでは26.22円と大幅に安く使えるようになっているのです。

長期契約でさらにお得

世帯人数が多いご家庭や店舗など、電気を多く使う場合にはENEOSで節約が可能になるはずです。
また、長期契約をすることでさらに1kWhあたりの電気料金が下がる「にねんとく²割」もあるため、電気代を節約できるポイントが多く整っています。

ENEOSでんきのメリット②:違約金がかからない

ENEOSでんきでは、通常のプランの場合は解約する際に違約金がかかりません。しかし長期契約である「にねんとく²割」を適用している場合は、更新月以外の解約をすることで1,100円(税込)の解約手数料が発生します。
長期契約をせずにお試しで使ってみたいという場合には、違約金がかからないため安心して利用できるでしょう。

ENEOSでんきのメリット③:ポイントを貯められる

ENEOSでんきでは、様々なポイントカードやクレジットカードとの連携が可能であるのでポイントを貯めることでさらにお得にできるでしょう。
Tカードやdカード、ANAカードなど、多数のカードが使えるようになっています。
料金面での節約も大事ではありますが、こうしたポイント制度を活用して還元を受けることで、結果的に節約に繋がるため、重要なポイントではないでしょうか。

ENEOSでんきのメリット④:ガソリン代が安くなる

​​​ENEOSでんきはガソリンもお得になる点も大きなメリット。ENEOSでんきの支払いをENEOSカードにすることで、1Lあたりのガソリン代が1円割引されるようになっています。もともとENEOSカードでガソリン代の支払うことで1Lあたり2円~7円割引されるようになっているため、さらに割引額が増えてお得になりますね!

※カードの種類によって割引額や上限量は異なります。

車をお持ちの方は、他社サービスも比較して

他社でもガソリン代が安くなるサービスもあるため、よく利用するガソリンスタンドがある場合はチェックすることをおすすめします。

ENEOSでんきのメリット⑤:スタッフの対応やサービスが良い

ENEOSでんきは、一般家庭の電力自由化の前から電気サービスを展開している実績があります。そのため、他の新電力と呼ばれるサービスよりも実績や経験があり、サポートも安心して利用できるでしょう。契約を変更することに抵抗がある場合は、こうしたサポート体制の評判も判断基準の一つにしてみてはいかがでしょうか。
また、ENEOSでんきという石油会社としての知名度も信頼できるポイントの一つになるはずです。

ENEOSでんきのメリット⑥:駆けつけサービス(無料)があって安心

ENEOSでんき契約者は、トラブル時などに「電気の困った!駆けつけサービス」を無料で利用できるようになっています。一般的にはこういったサービスは有料のものが多いですが、無料で気軽に使えるのも嬉しい点です。また、電球の交換に関しても年3回まで使えるようになっています。
ただし、作業時間の目安は30分程度としており、特種作業などでは有料になる場合があるため踏まえておきましょう。
※ご紹介したメリットは、法人や店舗の場合には適用できないものもあります。そういった点も含めて、まずは無料相談をご活用ください!

ENEOSでんきに切り替えるデメリットに注目

もちろんメリットだけではありません。ENEOSでんきで考えられるデメリットもチェックしていきましょう。上記でご紹介したメリット同様、デメリットがすべての方に当てはまるわけではないので、こうしたデメリットも把握した上で、検討材料にしてみてくださいね!

ENEOSでんきのデメリット①:供給エリアが全国ではない

ENEOSでんきは北海道には供給されていないほか、供給エリアでも一部対象外の地域もあります。しかし2020年4月から北陸・九州地方でも供給を開始するなど、そのエリアを拡大しているため多くの方が利用できるようになっています。

ENEOSでんきのデメリット②:節約効果が薄い場合も

メリットでもご紹介しましたが、ENEOSでんきは電気使用量の多い場合が、節約できるような仕組みになっています。そのため、電気使用量が少ない一人暮らしの方や共働きの2人暮らしなどの場合には大きな節約効果は見込めない可能性もあるでしょう。

ENEOSでんきのデメリット③:ガソリン代が安くならないケースに注意

ENEOSでんきを契約していてガソリンの割引が受けられるのは、ENEOSカード(もしくはシナジーカード)でのお支払いの場合のみです。でんき料金の支払いもガソリンの支払いもENEOSカードで行うことで、1Lあたりさらに1円の割引が適用されることになります。ENEOSでんきの支払いをENEOSカード以外で行う場合は、割引適用にはなりませんのでご注意ください。

ENEOSでんきのデメリット④:違約金が発生してしまうケースも

メリットでも触れましたが、長期契約をする場合、2年間の継続利用が前提となります。そのため、更新月以外に解約を行うと1,100円(税込)の解約手数料が発生します。
解約金を発生させないために、更新月を忘れないという点やそもそも引越しや転勤の可能性がある場合には、長期契約を結ばないという方法を考えましょう。

ENEOSでんきの料金シミュレーション

実際にどれくらいお得になるかを確認していきましょう。比較対象とするのは各地域の電力会社の従量電灯における1kWhあたりの金額です。

東北エリア(従量電灯B・Cとの比較)

  東北電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥18.58 ¥18.38 ¥0.2
第2段階(121~300kWh) ¥25.33 ¥24.43 ¥0.9
第3段階(301kWh~) ¥29.28 ¥27.23 ¥2.1
 

関東エリア(従量電灯Aとの比較)

  東京電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥19.88 ¥19.88 ¥0
第2段階(121~300kWh) ¥26.48 ¥24.54 -¥1.9
第3段階(301kWh~) ¥30.57 ¥26.22 -¥4.4

中部エリア(従量電灯B・Cとの比較)

  中部電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥21.07 ¥20.85 -¥0.2
第2段階(121~300kWh) ¥25.54 ¥24.77 -¥0.8
第3段階(301kWh~) ¥28.49 ¥26.49 -¥2.0

北陸エリア(従量電灯B・Cとの比較)

  北陸電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥17.85 ¥17.67 -¥0.2
第2段階(121~300kWh) ¥21.74 ¥20.96 -¥0.8
第3段階(301kWh~) ¥23.45 ¥21.69 -¥1.8

関西エリア(従量電灯Aとの比較)


  関西電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥20.32 ¥20.31 ¥0
第2段階(121~300kWh) ¥25.80 ¥23.99 -¥1.8
第3段階(301kWh~) ¥29.29 ¥26.80 -¥2.5

四国エリア(従量電灯Aとの比較)

  四国電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥20.37 ¥20.36 -¥0.01
第2段階(121~300kWh) ¥26.99 ¥25.92 -¥1.1
第3段階(301kWh~) ¥30.50 ¥27.91 -¥2.6

九州エリア(従量電灯B・Cとの比較)

  九州電力 ENEOSでんき 節約できる金額
第1段階(~120kWh) ¥17.46 ¥17.28 -¥0.2
第2段階(121~300kWh) ¥23.06 ¥22.25 -¥0.8
第3段階(301kWh~) ¥26.06 ¥23.97 -¥2.1

まとめ

ENEOSでんきのメリットとデメリットをご紹介しました。

メリットとご紹介したのは以下の6点。
①電力使用量の多いケース
②長期契約で割引
③ポイント制度の活用
④ガソリンの割引
⑤スタッフのフォロー体制
⑥駆けつけサービス


踏まえておきたいデメリットとしてご紹介したのが以下の4点。
①供給エリアが限定的
②電気の使う量が少ない場合は効果が薄い
③ガソリン代の割引は指定の支払い方法のみ
④解約金がかかる場合


デメリットも参考にしながら新電力の選択肢の一つとして検討してみてください!

新型コロナの影響で、家庭や店舗の支出を抑えるためにも、毎月かかる電気代の見直しをすることで長期的に節約できるはず。
しかも切り替えにお金がかからない点もメリットです。是非今後ずっと電気代を節約するためにも、試してみてはいかがでしょうか。

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