「クラウド型システムを比較したい」
「そもそも受発注システムとは?」
受発注管理システムとは「受発注プロセスの効率化を実現するサービス」で、さまざまなシステムが提供されています。
しかし、数多くの受発注管理システムが存在し、どれが自社に最適なのか迷うことも多いでしょう。
本記事では、厳選したおすすめの受発注管理システムから、比較ポイントやメリットまで解説していきます。
▶在庫管理とは?目的や重要性、効果的なやり方を解説!
▶経営者の悩み「売上低下・コスト・資金繰り・人材育成…」を解決する考え方とアクション
▶飲食店におけるDXとは?ケースごとに徹底解説!
受発注管理システムとは「受発注プロセスを効率化するサービス」
受発注管理システムとは
受発注管理システムは、 企業が受注した商品やサービスの 情報を一元管理 し、受注から納品までのプロセスを効率化するシステム です。
顧客情報や注文履歴、在庫管理、発注・納品のスケジュール管理などを統合し、業務の透明性と効率性を向上させます。
また、リアルタイムでの情報共有や分析機能も備えており、経営判断の基盤としても活用されています。
受発注管理システムの仕組み
受発注管理システムは、 顧客からの注文を受け取り、それを内部で処理する仕組み です。
- 顧客情報や商品情報を管理し、受注時に在庫を確認し、発注を行う
- 発注された商品は在庫管理システムと連動して納品準備が進められる
- 出荷手配や納品が完了すると、その情報がシステムに反映される
受注データや納品状況などの情報はリアルタイムで管理され、必要な際にアクセスできるようになっています。
受発注管理システムとEDIの違い
受発注管理システムは、企業内で受発注プロセスを自動化し、在庫や納品を管理するシステムです。
一方、EDI(Electronic Data Interchange)は、 企業間で電子的にデータをやり取りする標準化された手法 です。
EDIは受発注管理システムの一部として使用され、注文や請求書などのビジネス文書を電子的にやり取りし、効率化と正確性を高めます。
受発注管理システムの種類
- オンプレミス型
- クラウド型
- パッケージ型
オンプレミス型受発注管理システム
オンプレミス型の受発注管理システムは、 企業内のサーバーやデータセンターにシステムを構築・運用するタイプ です。
すべてのデータやソフトウェアは企業の物理的な環境で管理され、セキュリティやカスタマイズ性が高い特徴があります。
ただし、運用コストや導入には費用と時間がかかる場合もある点には注意が必要です。
クラウド型受発注管理システム
クラウド型の受発注管理システムは、 インターネット経由で提供されるサービス です。
サーバーやソフトウェアはクラウドプロバイダーが管理し、利用者はインターネットを通じてシステムにアクセスします。
導入や運用の負担が少なく、柔軟性や拡張性が高いほか、セキュリティやアップデートもプロバイダーが行うため、管理に手間がかかりません。
パッケージ型受発注管理システム
パッケージ型の受発注管理システムは、 市販されているソフトウェアを導入して利用するタイプ です。
主要な機能やプロセスがあらかじめ組み込まれており、一般的な業務に対応しています。
カスタマイズ性はオンプレミス型よりも制限される場合がありますが、導入が比較的容易であり、コストや専門知識の必要性が低いのが特徴です。
受発注管理システムの基本機能一覧
基本機能 | 説明 |
---|---|
在庫管理 | 在庫数量の管理、入庫・出庫の記録、在庫照会など |
受注管理 | 受注情報の登録・管理、受注確認・変更、納期管理など |
発注管理 | 発注情報の登録・管理、発注確認・変更、納期管理など |
顧客管理 | 顧客情報の登録・管理、顧客注文履歴の参照・管理など |
仕入先管理 | 仕入先情報の登録・管理、仕入先発注履歴の参照・管理など |
在庫検索・照会 | 在庫商品の検索・照会、在庫数量や在庫状況の確認など |
注文処理 | 注文受付、注文内容の確認、注文伝票の発行など |
請求書発行 | 受注・発注に基づく請求書の自動生成など |
レポート作成 | 売上レポート、在庫状況レポートなどの作成・表示 |
セキュリティ管理 | ユーザーアクセス制御、セキュリティポリシーの設定など |
バックアップ・復元 | データのバックアップと復元、バックアップ設定など |
通知・アラート機能 | 在庫不足や納期遅延などの通知、アラートの設定・管理など |
インボイス管理 | インボイスの発行・管理、支払い状況の確認など |
編集部
企業のニーズや業種に応じて、さらに特化した機能やカスタマイズが行われることもあります。
受発注管理システムの活用シーン
業界・業種 | 活用シーン |
---|---|
小売業 | ・受発注管理システムで在庫管理を効率化し、正確な発注を行う。 ・需要予測や在庫レベルの最適化、納期管理などに活用。 |
製造業 | ・受発注管理システムで原材料の発注や製品の受注・出荷管理を行う。 ・製品の生産計画と受発注プロセスを連携させれば、生産効率の向上が可能。 |
流通業 | ・受発注管理システムで商品の仕入れや販売を管理する。 ・在庫の正確な管理や在庫回転率の向上、顧客の受注状況の把握などに活用。 |
飲食業 | ・受発注管理システムで食材や資材の発注、顧客からの注文管理などを効率化。 ・特に複数の店舗を持つチェーン展開の場合に効果的。 |
医療業界 | ・医薬品や医療機器の発注・受注管理を行うために受発注管理システムを活用。 ・正確な医薬品の在庫管理や薬剤の供給を確保することが重要。 |
サービス業 | ・受発注管理システムでサービスの受注や予約管理を行う。 ・予約状況の把握や顧客情報の管理、スケジュール調整などに活用。 |
受発注管理システムの導入メリット
- 業務の効率化
- ペーパーレス化
- 月次決算の早期化
- 顧客満足度の向上
- 在庫管理の最適化
- 人的エラーの削減
業務の効率化
受発注管理システムは、顧客情報や在庫、注文履歴などを一元管理し、受注から納品までの流れをスムーズにするため、業務効率化に役立ちます。
企業は自動化されたプロセスにより、 ヒューマンエラーを減らし、時間とコストを節約 できます。
リアルタイムなデータ分析に基づいた的確な経営判断で、顧客満足度を向上させることも可能です。
ペーパーレス化
受発注管理システムは注文や納品の書類をデジタル化し、 電子的なやり取りで処理するため、紙の使用量を大幅に削減 できます。
ペーパーベースでは書類の作成や管理には多くの時間と手間がかかるだけでなく、保管や検索も煩雑です。
電子データがシステム内で一元管理されている受発注管理システムであれば、環境への負荷を軽減し、作業効率も向上させられるでしょう。
月次決算の早期化
受発注管理システムは 売上や在庫などのデータをリアルタイムで把握できるため、精度の高い経営分析が可能 となり、決算作業のスピードアップが実現します。
手作業によるデータ入力や集計は、時間と労力がかかる上、ヒューマンエラーが発生しやすいです。
顧客情報や注文履歴などを自動反映できる受発注管理システムであれば、組織全体の生産性を高められます。
顧客満足度の向上
受発注管理システムでは注文の正確性と納期遵守が向上するため、顧客に与える信頼感が高まります。
システムに蓄積された 顧客データを活用すれば、個別対応でサービス向上を図ることも可能 です。
顧客の要望に柔軟に応えることで満足度を高められる上、売上の増加やリピート購買の促進にもつながるため、システム導入は十分に価値があると言えます。
在庫管理の最適化
受発注管理システムでは在庫切れや過剰在庫を回避し、費用を最適化できます。
具体的には、 システムが在庫レベルをリアルタイムで監視し、在庫が一定数以下になると自動的に発注 を行います。
過剰在庫は保管コストを増やし、在庫切れは顧客満足度を低下させるため、システム導入も視野に入れて適切な在庫レベルを維持することが重要です。
人的エラーの削減
受発注管理システムでは 自動的なデータ入力や注文確認機能により、注文ミスや在庫の誤差を防げます 。
手作業では数字の誤記や商品コードの入力ミス、納品先の間違い、情報の漏れなどが起こりやすいものです。
データを自動反映する受発注管理システムであれば、人的エラーのリスクを大幅に減らせ、顧客満足度や業務効率の向上が期待できるでしょう。
卸売業に受発注システムを導入するメリット
卸売業には、在庫の過剰や不足、受発注プロセスの手間やミス、顧客とのコミュニケーションの難しさなど、複数の課題があります。
受発注管理システムであれば、 リアルタイムな在庫情報の提供で過不足を防いだり、受発注プロセスの自動化でミスや遅延を減らしたり できます。
顧客とのコミュニケーションを強化するための情報共有や迅速な対応も可能になるため、効率性や競争力の向上にもつながるでしょう。
製造業に受発注システムを導入するメリット
製造業にも、生産計画の不確実性、原材料や部品の在庫管理、製品の品質管理、納期遵守など、複数の課題があります。
受発注管理システムであれば、 需要予測や生産計画の自動調整、リアルタイムな在庫情報提供によって、過不足を防ぐことが可能 です。
生産過程でのデータ収集や検査結果の記録を行い、品質向上にも貢献するため、競争力の強化も期待できます。
受発注管理システム導入で注意すべきデメリット
- 導入コスト
- 運用・メンテナンスコスト
- 取引先からの同意
- 社内変更への適応
- セキュリティリスク
導入コスト
受発注管理システム導入のデメリットとしては、初期導入に伴う高い導入コストが挙げられます。
そのため、導入企業は 導入後に得られる効果や効率化によるコスト削減なども含めて事前に評価し、予算を確保することが重要 です。
運用・メンテナンスコスト
システムを導入した後は、定期的なシステムの運用やメンテナンスにも費用がかかるので注意しましょう。
具体的には、 システムのアップデートやセキュリティ対策、トラブル対応、システムの拡張やカスタマイズなど です。
運用・メンテナンスコストは導入コスト以上に長期的な負担となりますが、適切に運用することでシステムの安定性や効率性が確保され、企業活動において大きな効果をもたらします。
取引先からの同意
受発注管理システムの導入は、適応への手間や時間がかかるケースがあるため、事前に取引先から同意を得る必要があります。
通常、システムは受注側と発注側の両方が使用しており、 一方的な導入は取引先に負担を強いてしまう可能性が高い です。
取引先との良好な関係を維持するためにも、事前にシステム導入の利点や取引先への影響を説明し、同意を得るようにしましょう。
社内変更への適応
受発注管理システムの導入にあたって、従業員は業務プロセスやワークフローの変化に適応する必要があります。
従業員の反発や抵抗感が生じる可能性もあるため、 トレーニングや教育、変更管理プロセスの確立、適切なコミュニケーションを行いサポート しましょう。
システムが本来持つ効果や利点を最大限に活かすためにも、システム導入前にサポート体制を整えておくことが大切です。
セキュリティリスク
受発注管理システムには 多くの機密情報や顧客データが含まれるため、セキュリティ対策が必要 です。
適切なセキュリティ対策を講じずにシステムを導入すると、企業の信用を失うだけでなく、法的な問題や経済的な損失も招く可能性があります。
データの暗号化やアクセス制御、セキュリティポリシーの策定などを行い、セキュリティリスクを最小限に抑えましょう。
受発注管理システムの費用相場は「月額3,000~7万円程度」
受発注管理システムの費用相場は、基本的な機能を備えたクラウド型システムで月額3,000円から7万円程度です。
ただし、価格はシステムの規模や機能、提供業者によって異なり、 より高機能や大規模なシステムは7万円以上かかることも あります。
導入前にはシステムの要件や予算を十分に検討し、複数の提供業者から見積もりを取ることが重要です。
無料の受発注管理システムのメリット・デメリット
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
無料の受発注管理システムを選択する際には、上記のメリットとデメリットを考慮し、ビジネスのニーズやセキュリティ要件に合致するものを選定することが重要です。
受発注管理システムの比較ポイント・選び方
- 使いやすいか
- セキュリティが確保されているか
- 拡張性やカスタマイズ性が高いか
- 高い費用対効果が見込めるか
- 取引先は導入しやすいか
- 適切なサポートが得られるか
使いやすいか
受発注管理システムを選ぶ際には、従業員が 簡単に操作できる直感的なインターフェースや、シンプルで効率的な機能があるかどうか を確認することが必要です。
使いづらいシステムはトレーニングや運用に時間がかかり、業務の遅延やミスが生じる可能性があります。
使いやすいシステムは従業員の生産性が向上するだけでなく、顧客サービスの向上にもつながるため確認しておきましょう。
セキュリティが確保されているか
受発注管理システムを選ぶ際は、セキュリティが確保されているかが大切です。
機密情報や顧客データの漏えいは企業の信頼を損ない、法的問題や経済的損失を引き起こす可能性があります。
特に、 セキュリティが不十分なシステムはハッキングや不正アクセスの標的にもなり得る ので、セキュリティの確保を最優先に選びましょう。
-
セキュリティが確保されているかを確認するには?
- ・セキュリティ証明書の確認
・セキュリティポリシーの確認
・セキュリティ機能の確認
・セキュリティテストの実施
・利用者のフィードバックの収集
拡張性やカスタマイズ性が高いか
受発注管理システムを選ぶ際は、拡張性やカスタマイズ性の高さも重要なポイントです。
業務の変化や成長に対応できる柔軟性があり、新しい機能やプロセスを追加できるかどうか見極めましょう。
カスタマイズ性が高ければ、 企業独自の業務フローに合わせたシステム調整で、効率性や生産性の向上も期待できます。
高い費用対効果が見込めるか
適切な機能やセキュリティ対策を備え、業務効率や品質向上、顧客満足度の向上に貢献するシステムは、投資に見合った価値を提供します。
逆に、 高額な費用をかけても効果が見込めないシステムは無駄な出費になりかねません 。
徹底したニーズ分析や比較検討を行い、コストと効果のバランスを考慮することが重要です。
取引先は導入しやすいか
システムの使いやすさや適応性が高ければ、取引先はスムーズにシステムを導入し、業務の効率化やコミュニケーションの改善を図ることができます。
逆に、使いにくいシステムや導入に手間がかかるシステムは、取引先の負担や不満を引き起こし、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性が高いです。
取引先のニーズや要件を十分に理解し、必要な機能や機能の優先順位を把握 した上で、システムを選択しましょう。
適切なサポートが得られるか
受発注管理システムを選ぶ際には、適切なサポートが得られるかどうかも重要です。
障害対応や問い合わせへの迅速な回答、システムのカスタマイズやアップデートの支援など、継続的なサポートがあれば、 システムの安定稼働や最適化が図れます 。
不十分なサポートではトラブル対応や運用に支障をきたす恐れがあるため、サポート体制や品質も考慮してシステムを選定しましょう。
【比較表あり】受発注管理システムのおすすめ10選一覧
サービス名 | 目的 | 業界・業種 | 初期費用(税込) | 月額(税込) | 特徴 | 主な機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
HANZO 自動発注 | 業務効率化に◎ | 飲食店特化型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・AIが必要在庫量を自動算出 ・マルチデバイスで操作可能 ・既存の発注システムと連携できる |
・受注管理 ・在庫管理 ・商品管理 ・送り状連携 ・メール送信 |
TEMPOSTAR | 業務効率化に◎ | EC特化型 | 要問い合わせ | 商品課金+受注課金 (定額プランor従量プラン) |
・運用に合わせた柔軟なシステムカスタマイズ ・安定したサービス提供とトータルサポート ・EC運営の効率を高める特徴的な機能が満載 |
・受注管理 ・在庫管理 ・商品管理 ・送り状連携 ・メール送信 ・倉庫連携 ・対応カート・モール ・外部サービス連携 |
TS-BASE 受発注 | 業務効率化に◎ | 汎用型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・50種類以上の選択機能 ・手厚いカスタマーサポート ・創業100年の実績 |
・ユーザーグループ機能 ・着日指定の制御 ・注文出荷状況 ・各種データ出力 ・出荷情報直取り込み ・帳票や棚ラベルの出力など |
BtoBプラットフォーム 受発注 | 利用企業が多い | 飲食店特化型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・豊富なシステム連携実績 ・24時間365日の監視 ・法令対応もバッチリ |
・運用分析機能 ・棚卸発注機能 ・支払管理機能 ・メニュー管理 ・取引ダウンロード機能 ・発送アップロード機能 ・商品マスタアップロード機能 ・取引不可日設定機能 ・リードタイム設定機能など |
楽楽B2B | 利用企業が多い | 汎用型 | 要問い合わせ | (1) 3万9,800円 (2) 6万9,800円 |
・売上アップにつながる機能が多数 ・発注側も使いやすいサイトデザイン ・各種認証制度をクリアした万全のセキュリティ |
・掛け率設定 ・販路設定 ・決済手段設定 ・受注管理 ・在庫管理 ・ECサイト構築機能 ・メール配信機能 ・見積機能 ・営業支援機能など |
COREC | 利用企業が多い | 汎用型 | 0円 | 受注側(1) 0円 受注側(2) 3,278円 発注側(1) 0円 発注側(2) 1,628円 |
・導入実績65,000社以上 ・注文フォームが簡単に作成可能 ・スマホ・タブレットにも対応 |
・取引先ごとのカスタマイズ ・受注データのダウンロード ・クリックで納品書・請求書作成 ・発注額集計レポート ・発注書を一時保存 ・発注履歴からの再発注など |
楽楽販売 | カスタマイズに◎ | 汎用型 | 16万5,000円 | 7万7,000円~ | ・導入実績3,500社以上 ・企業ごとにカスタマイズ可能 ・安心・安全のセキュリティ体制 |
・ボタン一つで帳簿発行 ・マウス操作だけでシステム構築 ・外部システム連携 ・リアルタイムに情報共有 ・電子帳簿保存法にも対応 ・承認フローのシステム化 ・アラートメール ・WEBフォーム連携など |
CO-NECT | カスタマイズに◎ | 汎用型 | 0円 | 要問い合わせ | ・導入実績39,000社 ・直感的な操作でマニュアルいらず ・発注側は無料でCO-NECTを使える |
・発注先企業別単価・商品表示 ・最低注文数・ロット設定 ・納品予定日回答 ・出荷通知 ・注文ステータス表示 ・LINE発注など |
MOS | カスタマイズに◎ | 汎用型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・圧倒的な発注者視点 ・カスタマイズができる ・スマホやタブレットで使える |
・受発注管理 ・商品画像・PDF登録 ・納品希望日設定 ・発注頻度商品表示 ・発注者管理 ・自動返信メール ・消費税設定など |
アラジンEC | カスタマイズに◎ | 汎用型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・BtoB専用だからこその使いやすさ ・柔軟で的確なカスタマイズ ・基幹システムでもスムーズな連携を実現 |
・得意先別商品表示 ・得意先別単価表示 ・得意先別決済制御 ・得意先別納品先別単価表示 ・法人向けID構造・ログイン機能 ・見積り機能 ・複数商品の一括投入 ・最低注文数量/金額の制御 ・品番入力発注機能など |
HANZO 自動発注 (株式会社Goals)
株式会社Goalsが提供する「HANZO 自動発注」は、 飲食店特化型のAI自動発注サービス です。
AIが週末や祝日、天候、季節トレンドも加味した予測を行い、適正な発注管理を実現します。
アナログ作業で起きがちな予測のブレを減らせるため、発注ロス・小口購買・過剰在庫を削減できます。
サービス名 | HANZO 自動発注 |
---|---|
目的 | 業務効率化に◎ |
業界・業種 | 飲食店特化型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 要問い合わせ |
特徴 | ・AIが必要在庫量を自動算出 ・マルチデバイスで操作可能 ・既存の発注システムと連携できる |
主な機能 | ・受注管理 ・在庫管理 ・商品管理 ・送り状連携 ・メール送信 |
TEMPOSTAR(SAVAWAY株式会社)
SAVAWAY株式会社が提供する「TEMPOSTAR」は、複数のECサイトや自社ネットショップと連携して、 受注管理や在庫管理を統合できるシステム です。
受注タグを設定して配送変更や送料の追加、注文の分割などを一括で自動処理でき、業務効率化とミスの防止につながります。
「ハイブリッドカスタマイズ」では企業の個別要件に合わせた機能開発も可能で、事業規模の拡大に柔軟に対応できるのが魅力です。
編集部
Amazon、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!など、幅広いモールに対応しています。
サービス名 | TEMPOSTAR |
---|---|
目的 | 業務効率化に◎ |
業界・業種 | EC特化型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 商品課金+受注課金 (定額プランor従量プラン) ▶料金シミュレーションはこちら |
特徴 | ・運用に合わせた柔軟なシステムカスタマイズ ・安定したサービス提供とトータルサポート ・EC運営の効率を高める特徴的な機能が満載 |
主な機能 | ・受注管理 ・在庫管理 ・商品管理 ・送り状連携 ・メール送信 ・倉庫連携 ・対応カート・モール ・外部サービス連携 |
TS-BASE 受発注(竹田印刷株式会社)
竹田印刷株式会社が提供する「TS-BASE 受発注」は、 BtoB事業者向けの受発注システム で、受注から倉庫管理までワンストップでサポートしてくれます。
主な機能は、利用者が簡単に商材・資材を注文できる「注文サイト」、倉庫業務に必要な機能を備えた「倉庫システム」、データの閲覧・出力が可能な「管理システム」です。
50種類以上の機能から必要なものを選択して利用できるので、無駄のない導入・運用ができます。
サービス名 | TS-BASE 受発注 |
---|---|
目的 | 業務効率化に◎ |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 要問い合わせ |
特徴 | ・50種類以上の選択機能 ・手厚いカスタマーサポート ・創業100年の実績 |
主な機能 | ・ユーザーグループ機能 ・着日指定の制御 ・注文出荷状況 ・各種データ出力 ・出荷情報直取り込み ・帳票や棚ラベルの出力など |
BtoBプラットフォーム 受発注(株式会社インフォマート)
株式会社インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム 受発注」は、 飲食業界向けのクラウド型受発注システム です。
一つのIDと画面で多くの取引先とやり取りしたり、会計データをスムーズに取り込んだりできます。
数店舗から大手チェーンまで幅広く利用され、導入実績は47,000社以上ある他、稼働後のフォロー体制も整備されているため、初めてでも安心です。
サービス名 | BtoBプラットフォーム 受発注 |
---|---|
目的 | 利用企業が多い |
業界・業種 | 飲食店特化型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 要問い合わせ |
特徴 | ・豊富なシステム連携実績 ・24時間365日の監視 ・法令対応もバッチリ |
主な機能 | 運用分析機能 ・棚卸発注機能 ・支払管理機能 ・メニュー管理 ・取引ダウンロード機能 ・発送アップロード機能 ・商品マスタアップロード機能 ・取引不可日設定機能 ・リードタイム設定機能など |
楽楽B2B(株式会社ネットショップ支援室)
株式会社ネットショップ支援室が提供する「楽楽B2B」は、 中小企業向けの受発注システム で、発注側で10万社以上の導入実績があります。
取引先ごとに細かく条件設定でき、例えば卸価格の設定や販売可能商品、決済手段の設定が可能です。
また、AI OCRを活用した「注文書自動読込み機能」は、紙の注文書を自動で読み取り、転記や仕訳作業を効率化します。
編集部
小売、卸売、ECサイト、飲食、製造など様々な業界で利用されています。
サービス名 | 楽楽B2B |
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目的 | 利用企業が多い |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 【Standard】※受発注機能のみを利用 3万9,800円 【Professional】※ECカタログ機能あり 6万9,800円 |
特徴 | ・売上アップにつながる機能が多数 ・発注側も使いやすいサイトデザイン ・各種認証制度をクリアした万全のセキュリティ |
主な機能 | ・掛け率設定 ・販路設定 ・決済手段設定 ・受注管理 ・在庫管理 ・ECサイト構築機能 ・メール配信機能 ・見積機能 ・営業支援機能など |
COREC(株式会社ラクーンコマース)
株式会社ラクーンコマースの「COREC」は、 クラウド型の受発注システム で、導入実績は70,000社以上です。
受注側では注文書の作成・受注データの確認・出荷/請求処理が、発注側では発注書の作成・発注書の送付・発注データの管理がスムーズに行えます。
注文フォームのバナーやリンクをHPに貼るだけでWeb受注ができる他、特定の取引先への案内も可能です。
サービス名 | COREC |
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目的 | 利用企業が多い |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 0円 |
月額(税込) | 【受注側】0円(無料プラン) 【受注側】3,278円(ビジネスプラン) 【発注側】0円(無料プラン) 【発注側】1,628円(ビジネスプラン) |
特徴 | ・導入実績6万5,000社以上 ・注文フォームが簡単に作成可能 ・スマホ・タブレットにも対応 |
主な機能 | ・取引先ごとのカスタマイズ ・受注データのダウンロード ・クリックで納品書・請求書作成 ・発注額集計レポート ・発注書を一時保存 ・発注履歴からの再発注など |
楽楽販売(株式会社ラクス)
株式会社ラクスが提供する「楽楽販売」は、 クラウド型の販売管理システム です。
特にカスタマイズ性が高く、プログラミング不要で画面項目やデータベース項目を追加・編集できます。
リアルタイムで収支や売上予測を把握し、発注稟議や支払作業をスムーズに行うことで業務の効率化が可能です。
サービス名 | 楽楽販売 |
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目的 | カスタマイズに◎ |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 16万5,000円 |
月額(税込) | 7万7,000円~ |
特徴 | ・導入実績3,500社以上 ・企業ごとにカスタマイズ可能 ・安心・安全のセキュリティ体制 |
主な機能 | ・ボタン一つで帳簿発行 ・マウス操作だけでシステム構築 ・外部システム連携 ・リアルタイムに情報共有 ・電子帳簿保存法にも対応 ・承認フローのシステム化 ・アラートメール ・WEBフォーム連携など |
CO-NECT(CO-NECT株式会社)
CO-NECT株式会社が提供する「CO-NECT」は、 発注先が専用URLから注文する方式の受発注システム です。
発注先ごとに価格や表示商品を調整できる機能やLINEとの連携、出荷管理や見積書作成など、必要な機能が揃っています。
クラウド会計ソフトfreeeとの連携も可能です。受注した取引を即座に会計ソフトに登録することで、売掛金の管理や請求書の発行などの作業を効率化できます。
サービス名 | CO-NECT |
---|---|
目的 | カスタマイズに◎ |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 0円 |
月額(税込) | 要問い合わせ |
特徴 | ・導入実績39,000社 ・直感的な操作でマニュアルいらず ・発注側は無料でCO-NECTを使える |
主な機能 | ・発注先企業別単価・商品表示 ・最低注文数・ロット設定 ・納品予定日回答 ・出荷通知 ・注文ステータス表示 ・LINE発注など |
MOS(株式会社アクロスソリューションズ)
株式会社アクロスソリューションズが提供する「MOS」は、スマホやタブレットで利用可能な Webベースの受発注システム です。
使いやすさにこだわった画面設計が特長で、発注パターンの学習やJANコードの読み取り機能なども備えています。
受発注側だけでなく、発注側の使いやすさにも配慮し、工夫された設計が評価されています。
サービス名 | MOS |
---|---|
目的 | カスタマイズに◎ |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 要問い合わせ |
特徴 | ・圧倒的な発注者視点 ・カスタマイズができる ・スマホやタブレットで使える |
主な機能 | ・受発注管理 ・商品画像・PDF登録 ・納品希望日設定 ・発注頻度商品表示 ・発注者管理 ・自動返信メール ・消費税設定など |
アラジンEC(株式会社アイル)
株式会社アイルが提供する「アラジンEC」は、 パッケージ型の受発注システム です。
決済代行や物流システムと連携できる他、アパレル業界におけるサイズ表記や商品画像などにも強みを持ちます。
柔軟なカスタマイズが可能なため、業種や業態に関係なく、自社のニーズに合わせて受発注システムを構築したい企業に適しています。
サービス名 | アラジンEC |
---|---|
目的 | カスタマイズに◎ |
業界・業種 | 汎用型 |
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額(税込) | 要問い合わせ |
特徴 | ・BtoB専用だからこその使いやすさ ・柔軟で的確なカスタマイズ ・基幹システムでもスムーズな連携を実現 |
主な機能 | ・得意先別商品表示 ・得意先別単価表示 ・得意先別決済制御 ・得意先別納品先別単価表示 ・法人向けID構造・ログイン機能 ・見積り機能 ・複数商品の一括投入 ・最低注文数量/金額の制御 ・品番入力発注機能など |
受発注管理システムの導入手順
-
STEP.1
ニーズの把握と要件定義
・受発注プロセスを詳細に分析し、システムに求められる機能や要件を明確化にする
・ユーザーからの要望や業務フローをヒアリングし、システムに組み込むべき機能や特性を把握する -
STEP.2
システム選定
・ビジネスニーズや要件に合致した受発注管理システムを選定する
・オンプレミス型かクラウド型か、導入費用や運用コスト、セキュリティなどを考慮する -
STEP.3
システム導入計画の策定
・導入スケジュールや予算、リソースの割り当て、トレーニング計画などを含む導入計画を策定する
・ユーザーへのトレーニングやサポート体制の整備も計画に含める -
STEP.4
システムの導入
・データ移行やシステム設定、カスタマイズを行う
・ユーザーに対するトレーニングを実施し、システムの使い方や操作方法を説明する -
STEP.5
テストと検証
・導入したシステムをテストし、機能や性能、セキュリティなどを確認する
・ ユーザーからのフィードバックを収集し、必要に応じて修正や改善を行う -
STEP.6
本格運用
定期的なモニタリングやバックアップの実施を行い、安定した運用環境を整える
-
STEP.7
評価と改善
ユーザーからのフィードバックを活用し、システムの改善や機能追加を行いながら、運用を改善していく
編集部
導入計画を立てる際には、現状の課題やニーズに合わせて適切な手順を検討することが重要です。
受発注管理システムを導入すべき企業
受発注量が多い企業
受発注管理システムを導入すべき企業は、受発注量が多い企業です。
発注量が多い企業では、注文の追跡や管理、在庫の調整などが複雑化しやすい ので、効率的な業務処理や顧客満足度の向上のためにシステムの導入が有益とされます。
特に大量の取引や複数の取引先との連携が必要な場合は、受発注管理システムの活用が効果的です。
顧客サービス向上を目指す企業
受発注管理システムを導入すべき企業は、顧客サービス向上を目指す企業です。具体的には、ECサイトを運営する企業や小売店舗、サービス業などが該当します。
システムを活用すれば、 注文の迅速な処理や正確な情報提供、在庫管理の効率化が可能 となり、顧客により良いサービスを提供できます。
特にオムニチャネル戦略を展開する企業や、顧客とのコミュニケーションを重視する企業は、受発注管理システムの導入が顧客サービス向上に効果的です。
人的エラーや手作業の削減を目指す企業
受発注管理システムを導入すべき企業は、人的エラーや手作業の削減を目指す企業です。
特に、製造業や流通業などの物流に関わる企業では、複数の取引先との受発注や在庫管理が日常的に行われるため、人的エラーが発生しやすい状況です。
システムを活用すれば、 受発注プロセスの自動化や正確性の向上を図ることができ、効率的な業務運営を実現 できるでしょう。
受発注システムの開発・運用方法
受発注システムはエクセルでも作れる
受発注管理システムをエクセルで手作りすることも可能です。
具体的には、無料でダウンロードできる受発注システムのエクセルテンプレートを利用したり、SUMIFやVLOOKUPなどの関数を使ったりすることが考えられます。
システムを構築する際は、データの整合性を確保するために入力規則を設定し、関数を使って自動計算を行うようにしましょう。
自作受発注システムの注意点
受発注管理システムをエクセルで手作りする場合、以下の点に注意が必要です。
データの整合性とセキュリティ
エクセルは手軽に使えますが、 大量のデータや複雑な計算を行う場合、データの整合性やセキュリティの面で課題が生じる 可能性があります。
データの漏洩や誤った計算結果を防ぐため、適切なセキュリティ対策やデータ管理が必要です。
拡張性と効率性
エクセルは基本的な機能を備えていますが、複雑な業務処理や大規模なデータ管理を行う場合、 拡張性や処理効率の面で限界があります 。
将来的な業務の変化や拡大に対応するために、システムの拡張性を考慮し、適切なプラットフォームやツールを検討する必要があります。
ユーザーのトレーニングとサポート
エクセルを利用するユーザーに対して、システムの適切な使い方やトラブルシューティングの方法を提供するトレーニングやサポート体制が必要です。
ユーザーがシステムを効果的に活用できるよう、十分なサポートをしましょう。
まとめ
編集部
今回は受発注管理システムのメリットやおすすめ製品を紹介しました!
受発注管理システムのおすすめとして、特に顧客管理や在庫管理、受注・発注処理など幅広い機能を持つ「HANZO 自動発注」と「TS-BASE 受発注」が挙げられます。
ただ、企業のニーズや予算によっては、最適なシステムはそれぞれ異なります。迷った場合は以下のポイントを見るのがおすすめです。
- 使いやすいか
- セキュリティが確保されているか
- 拡張性やカスタマイズ性が高いか
- 高い費用対効果が見込めるか
- 取引先は導入しやすいか
- 適切なサポートが得られるか
システム選定時には、リーダーシップが欠かせません。内部リソースだけでは不十分な場合、外部の専門家に相談しながら進めるのも有効です。
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この記事を書いたライター
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