エアコンの平均消費電力は?電気代が高い原因や、コスト削減のポイントを解説

エアコンの平均消費電力は?電気代が高い原因や、コスト削減のポイントを解説

夏場や冬場はエアコンを使う分、電気代が高くなります。とくに在宅勤務や家で過ごす事が多い年は、例年より電気代が高くならないか不安という方もいるでしょう。
エアコンの電気代が高いのは、他の家電に比べて使用する電力量が多いことが原因。しかし、まったくエアコンを使わないのは、熱中症になるなどの体調を崩す恐れさえあります。本記事では、エアコンの電気代を削減する方法についてまとめましたので、ぜひ実践してみてください。
 

エアコンの消費電力は多い?

毎月届く検針票を見てみると、エアコンを使う夏と冬は、電気代が高くなると感じる方も多いはずです。エアコンは家庭で最も電気代がかかる家電の1つ。実際に夏の日中では、家電全ての消費電力の内、半分以上をエアコンが占めています。
(参考:省エネって何?経済産業省資源エネルギー庁
日本の夏は、外に出るのを躊躇うほどの気温になるため、室内ではエアコンの付けるのが当たり前でしょう。エアコンの電気代を下げることが出来れば、より多くの電気代を削減できるでしょう。

エアコンの電気代の計算式

エアコンの電気代の計算は以下の式で表すことが出来ます。

電気代(円)=期間消費電力量(W)×電気代単価(円)

例えば、期間消費電力量1,500kWhのエアコンで、消費電力量料金が25円だった場合の1年間の電気代の目安は以下のようになります。

15,000kWh×25円=37,500円

上記の電気代は12か月分の電気代となるため、1か月の電気代を求めるには、ここから÷12をおこなってください。上記の場合の1か月の電気代は以下の様になります。

37,500円÷12か月=3,125円

あくまでこの額は、エアコン1台を稼働させたときの1例です。家庭の部屋の広さや、エアコン性能によって詳細は異なります。
 

期間消費電力量とは

期間消費電力量とは、エアコンを稼働させたときの1年間にかかる電力量の目安。エアコンのカタログを見ると記載されている場合が多いので、今お使いのエアコンの期間消費電力量が分からないという方は、確認してみましょう。
最近では型番さえ分かれば、ネット上で型番を入力すると、製品情報や、製品のPDFが掲載されている場合も多いので、すぐに期間消費電力量が分かるはずです。
 

電気代単価とは

電気代単価とは1kWh(キロワットアワー)あたりの料金のこと。契約している電力会社の契約ワット数や使用量料金によって異なります。気になる方は検針票から確認してみましょう。
》基本料0円~新電力で電気代が安くなる?切り替えを検討して方はこちら
 

あくまで概算という点を踏まえておく

エアコンの設定を自動運転にしている場合、設定している温度に合わせて風の強さ等が変化するため、消費電力も異なってきます。あくまで概算として把握しておきましょう。

1か月の電気代平均

自分の電気代が平均と比較して安いかどうか気になる方は、総務省で発表している月の平均電気代と比べてみると参考になるかもしれません。
(参考:家計調査報告 家計収支編 2019年(令和元年)平均結果の概要 総務省
ただしこちらで紹介されているのは、平均であるため、エアコンをよく使う夏や冬は、より高額になると考えられます。

エアコンの消費電力が高くなる原因

エアコンのスイッチを入れるたびに、頭の中に電気代のことがよぎる方もいるでしょう。エアコンの消費電力が高くなってしまう原因は複数ありますが、こちらでは原因の分かりやすい3点を紹介します。
 

こまめに電源をつけたり消したりしている

部屋が涼しくなったら電源を止めて、暑くなったら電源をつけるという、こまめな電源のオンオフは、かえって電気代を高くする要因になります。
エアコンは部屋を設定温度まで調整するまでに、もっとも電力がかかりますので、電気代をおさえたいのであれば、つけっぱなしの方がおすすめです。
 

エアコンが古い

最新のエアコンは省エネ効果が高いものが多く、10年前の機種と比較すると消費電力の違いが顕著に現れます。
三菱から出ている人気エアコンシリーズ「霧ヶ峰」でも、2020年モデルと2010年モデルを比較すると、年間16,000円以上の電気代の差がありました。
電気代が高くなるのはそもそもエアコンが古いという可能性もあるでしょう。
 

室外機の周りにものが置いてある

エアコンについている室外機は、空気の入れ替えをする熱交換の役割があります。熱交換を効率的に行う事で、余計な電気代をかけずにエアコンを使うことが出来ますので、室外機の周りには物をおかないでくださいね。また室外機に汚れがたまっていると、空気の通りが悪くなるため、年に1~2度ほど掃除をするとよいでしょう。

エアコンの電気代削減方法

電気代を下げるためにエアコンをまったく付けない生活をするのはオススメできません。夏には家庭内でも熱中症は起こりますので、効率的なエアコンの稼働を目指したいところ。こちらでは電気代を削減するためのポイントをまとめました。日頃のちょっとした工夫で電気代を削減することは可能ですので、ぜひ試してみてください。
 

遮光カーテンやグリーンカーテンで遮光する ​

​​​​​​部屋に入ってくる日差しを遮ることで、外気による影響をカットすることが出来るでしょう。遮熱・遮冷効果のあるカーテンを設置すると、夏は涼しく、冬は暖かい部屋を作りやすくなるので、カーテンの見直すということも効果的です。
また、庭でグリーンカーテンを育てれば、グリーンカーテンと屋内カーテンで2重になりますので、より日よけになるかもしれません。
 

サーキュレーターを活用する

物質には温度が上がると上に行き、下がると下に溜まるという法則があります。そのため同じ空気であっても、エアコンから出た冷たい空気は下に行ってしまいます。また空気は壁をつたって動くという特徴があるため、エアコンから離れた部屋はなかなか温度が変わらないいう原因にも。
サーキュレーターを活用することで、冷たい空気と暑い空気を循環させられます。冷房だけでなく暖房をつけるときにもサーキュレーターで空気を循環させれば、足元が冷えるのに、顔が暑いという問題も解決できるでしょう。
 

自動運転に設定する

エアコンの電気代をおさえようと、最初から弱運転をしていませんか。エアコンは室内の温度を設定温度まで調整している間が、最も消費電力が高くなります。そのため自動運転にすることで効率的な部屋の温度に調整してくれ、その後は省エネ運転に切り替わるため、電気代を下げたいときには自動運転がおすすめです。

ちなみに冷房代わりに除湿モードを使う方もおすすめしません。除湿はあくまで「湿度」を下げることを目的としているものです。そのため喉が乾燥しやすく体調管理には向いていないと言えるでしょう。「室温」を下げたい場合には、自動運転に設定するのがおすすめです。
 

フィルター掃除

エアコンのフィルター掃除をすることで、風の通り道のについている汚れや埃が取れ、エアコンの効きがよくなるでしょう。ゴミがついていると、風をうまく取り込むことが出来ず、余計なパワーを使ってしまうため、電気代が高くなる傾向にあります。

フィルター掃除をする目安としては、頻繁に使う時期であれば2週間に1回程度がおすすめ。水ぶきは内部のセンサー等を故障させる原因になりますので、空拭きが原則です。よくスプレータイプのフィルター掃除グッズが販売されていますが、内部のセンサーにダメージを与えたり、内部に水滴がたまってゴミと合わさって泥汚れとなる可能性もありますので注意しましょう。
 

オーバーホール

エアコンのフィルター掃除で落とせない内部の汚れは、オーバーホールして分解掃除するのがおすすめです。普段の掃除では落としきれない汚れも薬品を使って徹底的に落とすことで、電気代を最大40%削減可能。オーバーホールはお金はかかりますが、業者に依頼するのが安心です。自分で行おうとすると故障の原因になりますので注意しましょう。
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新しいエアコンに取り換える

最新のエアコンは、省エネ精度が向上しており、電気代を抑えられるモデルが多く登場しています。ファン付きで快適な空調コントロールをしてくれたり、自動掃除機能が搭載された室外機もありますので気になる方はチェックしてみましょう。
またエアコンの平均寿命は10年程とされており、内部の経年劣化により消費電力量が上がる可能性もあります。現在のエアコンが10年以上使っているという方は、購入費以上のコストパフォーマンスを得られるでしょうから、エアコンの見直しをぜひしてみましょう。
》【合い見積もりOK】省エネ最新エアコンで電気代を削減できる?

まとめ

エアコンの消費電力量を削減するためには、掃除や自動運転にするなどの小さな工夫の積み重ねが重要。室内の熱中症を防ぐためにも、効率的なエアコンの使い方を目指したいですよね。

定期的なフィルター掃除をしたことはあっても、オーバーホールをした洗浄はしたことがないという方は、エアコン内部に、購入して以来の汚れが溜まっている可能性も。オーバーホールをすることで内部のカビも除去できますので、送風したときのカビ臭さを取り除くこともできるでしょう。

買い替えはまだ先でいいけど、電気代を一気に下げたい方は、エアコンのオーバーホールを検討してみてはいかがでしょうか。
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