SESAMEシリーズは、中でも豊富な機能とコストパフォーマンスの高さが人気のスマートロック製品です。
しかし、具体的にどんな製品があるかやメリットがわからず導入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SESAMEやアケルンなどの代表的なスマートロック製品や選び方のコツを徹底解説するので、スマートロックの導入を検討している方必見の内容です。
【無料】セサミ導入を相談するSESAMEシリーズとは
SESAMEシリーズは、CANDY HOUSE社が開発・販売しているスマートロック製品です。
既存のドアロックに取り付けるだけ で、スマートフォンやインターネットを使って鍵の開錠・施錠をコントロールすることができます。
また、指紋認証やパスコードなどの解施錠にも対応できるため、用途に合わせて便利に利用できるのが魅力です。
2023年セサミ5がリリース
2023年5月から、スマートロックシステムSESAMEの最新機種である、セサミ5がリリースされました。
SESAMEは2015年に登場以来、ユーザーのニーズに合わせ、 低コスト化・高機能化を実現しているスマートロック です。
最新のセサミ5では、4,378円(税込)とリーズナブルな価格ながら、従来の製品よりもさらに多くの種類の鍵に対応すなど進化を続けています。
6種類の新商品を同時リリース
SESAMEシリーズは、セサミ5の発表に合わせ 全6種類の新商品を同時にリリース しています。
従来モデルの改良や新製品、セサミをさらに便利に使いこなせるアイテムが多くあり魅力的です。
下記では、新商品の価格や機能などを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
セサミ5
セサミ5は、高機能で使いやすいスマートロック製品でありながら、業界随一の低価格でコストパフォーマンスにも優れているのが特徴です。
Apple Watchやスマートスピーカーとの高い互換性がある ため、さまざまなデバイスを使ってセサミ5を操作でき、シチュエーションを問わず便利な機能を発揮できます。
また、セサミ5は、既存のドアに簡単に取り付けられるため、専門的な知識や技術が不要です。多種多様なサムターンに対応できるため、様々なドアに適応できます。
セサミ5PRO
セサミ5PROとは、 セサミ5の上位モデル で、基本機能に加えて、より高度なセキュリティ機能や便利なスマート機能が搭載されているのが特徴です。
例えば、指紋認証や顔認証など、さらにセキュリティ性が向上した解錠方法が利用できます。
また、外部デバイスとの連携が強化されており、既存端末との互換性はもちろんのこと、セキュリティシステムやスマートホームシステムとの統合も容易に行えます。
オープンセンサー
オープンセンサーとは、 ドアが閉まったのをセンサーで感知してからオートロックを作動させることができる開閉センサー です。
これまでオートロックはタイマーで設定していたため、少し長い間ドアが開いていると、ドアが閉まっていないのに鍵がかかることがありました。
オープンセンサーを利用することで、ドアが閉まってからオートロックをかけることができます。
セサミタッチ
セサミタッチは、 指紋認証とICカード認証(Felica、mifare搭載)に対応しています。
専用のカードが不要で、手持ちのSuicaやICカードで簡単にセサミの開錠が可能です。
セサミタッチPRO
セサミタッチPROは、コンパクトサイズながらも、 パスワード、カード、指紋の3つの方法 でドアを解錠できます。
セサミタッチと同様、直径16mmと特大の指紋認証リーダーを搭載しており、指紋認証スピードも早く、使いやすい設計です。
セサミサイクル2
セサミサイクル2とは、自転車用のスマートロックで使いやすい機能とGPS機能を搭載したセキュリティ性能が特徴の製品です。
マートフォンアプリを使って簡単に解錠や施錠ができるため、利便性が高くなっている他、 自転車の位置情報をリアルタイムで確認 できます。
また、セサミサイクル2は、耐カット性に優れた素材を使用することで既存の製品よりも防犯性能が強化されており、自転車の盗難を防ぎます。
セサミ5PROとセサミタッチPROの違い
セサミ5PROとセサミタッチPROの違いは、 鍵の開錠方法の選択肢が広がるという点 です。
セサミ5PROとセサミタッチPROを併用することで、スマホでの開錠以外にもパスワードや指紋認証、ICカードでの開錠が可能になります。
ただし、セサミタッチやセサミタッチPRO単体で購入しても、鍵の施錠や開錠はできないため、セサミ5などとセットで購入するようにしましょう。
アケルンとは
アケルンとは、日本発の企業である株式会社 Photosynth (フォトシンス)が提供する、スマートロックシステムです。
デザイン性やセキュリティ体制に優れており、 7000社以上の企業で幅広く導入されている ため、業態を問わず幅広く利用されています。
主な導入事例としては、オフィスやシェアハウス、ゲストハウスなど、さまざまな場面で利用され、快適かつ安全なアクセス管理を実現します。
アケルンの特徴
アケルンは、グッドデザイン賞を受賞するデザイン性の高さと、企業向けのサービスや機能が充実しているのが特徴です。
例えば、関連商品のAkerun Entranceは、 スマホに鍵の開錠権限を登録できる ため、触れなくても自動で扉を開錠することができます。
また、法人向けのAkerunProや、遠隔で開錠・施錠ができるAkerun Remoteなど企業のためのサービスを多く展開しています。
アケルンのメリット
アケルンのメリットは、高いセキュリティ性能やさまざまな用途に利用できる豊富な機能が挙げられます。
例えば、遠隔からの鍵の開閉や鍵の貸し出し、施錠状況の確認も可能なため、 複数人での鍵シェアや入退室の管理も簡単 に行えます。
また、アケルンは、暗号性の高いBluetooth 4.0を利用した通信を利用しており、セキュリティ面に強いのも魅力の一つです。
アケルンのデメリット
アケルンのデメリットは、高度な技術や機能が搭載されているため、 他のスマートロック製品に比べて価格が高い傾向がある 点です。
また、遠隔での鍵の操作にはインターネット接続が必要であり、ランニングコストも発生します。
そのため予算が限られている場合や、コストパフォーマンスを重視する方には、セサミ5などの他のスマートロック製品の検討が必要です。
【無料】セサミ導入を相談する法人用スマートロックの比較ポイント
取付方法で比較
スマートロックを比較するときには、取り付け方法に注目しましょう。スマートロックによっては、工事不要の手軽なものもあれば、壁に穴開け工事が必要なタイプもあります。
マンションやアパートなどの賃貸物件でスマートロックをつけるなら、 工事不要で使える貼り付けタイプがおすすめ です。他の取り付け方法では、原状回復が困難で設置ができない可能性があります。
貼り付けタイプ
スマートロックを購入するなら、 工事不要で貼り付けできるタイプが人気 です。両面テープで手軽に後付けすることができ、取り外しも簡単なので、原状回復の心配がありません。
また貼り付けタイプのスマートロックは、他のスマートロックに比べて、軽量かつ小型なので落下のリスクが低くなっています。スマートロック選びに迷ったら貼り付けタイプを選びましょう。
シリンダー交換タイプ
スマートロックを使いたいけれど、 落下が心配という方はシリンダー交換タイプがおすすめ です。
既存のシリンダーを外してスマートロックに付け替えるので落下の心配がありません。
ただし、シリンダーを丸ごと交換することによるドアの損傷に注意が必要です。シリンダー交換タイプを取り付ける前に、原状回復が確実にできるか確認を行いましょう。
穴あけ工事タイプ
スマートロックを半永久的に使いたい方や、暗証番号入力やICカードなど複数の解錠方法を取り入れたい方は、穴あけ工事タイプがおすすめです。
ただし、穴あけ工事タイプは、原状回復ができないため 賃貸物件で取り付けることはほとんどできません。
そのため、長期間の利用が予想されるオフィスやテナントなどの、法人向けのスマートロックとなっています。
【無料】セサミ導入を相談する対応する鍵の種類で比較
スマートロックを選ぶときには、まず自宅の鍵に対応しているかどうかで選びましょう。
誤って購入してしまうと、ドアに取り付けられず返金作業が必要になります。
鍵には、ドアとサムターン一体化しているタイプや、ドアに箱形の錠前がついているタイプなど、 物件によって鍵の形状は変わる ため、鍵に対してスマートロックが設置できるのか確認しましょう。
予算で比較
スマートロックの価格は、 1万円〜5万円 と幅広く設定されています。
貼り付けタイプは1万円〜2万円と比較的安価ですが、穴開けタイプは2万円〜5万円と価格が上がるのが一般的です。
なお穴開けタイプは、暗証番号入力ができたり、指紋認識が搭載されるなど複数の解錠方法に対応しているものが多いので、機能と価格は比例すると考えて問題ありません。
機能性で比較
スマートロックは次々と便利な機能が登場しているので、機能性を比較するのも大切です。
とはいえ、オーバースペックなスマートロックを購入して、機能が複雑で使いこなせないという結果になっては勿体ありません。
機能性を重視してスマートロックを選ぶときには、 自社にとって必要な機能は何か 、優先度をつけて考えるようにしましょう。
入退室管理機能
スマートロックとスマホを連携しておけば、誰がいつドアを開け閉めしたかを確認できます。
また鍵が開けっぱなしのときには、スマホに通知が届き、鍵を遠隔操作できるので、 セキュリティを高めたいと考えている方におすすめ です。
また、子どもの帰宅時間を把握することも可能なので、ファミリー世帯にピッタリの機能です。
勤怠記録機能
スマートロックは、企業で導入している 勤怠管理システムとAPI連携することができる商品もある ため、効率的な勤怠管理が行えます。
従来の勤怠管理は、タイムカードやPCなどでの管理が主流ですが、出社のタイミングが不明確であったり、出退勤の登録や管理の手間がありました。
スマートロックで勤怠管理をすることで、入室や退出に合わせ自動で勤怠を管理できるため、企業の勤怠管理の悩みを解決することができます。
電池残量通知機能
スマートロックを比較するなら、電池残量が表示されるか確認しましょう。
スマートロックの電池の寿命は1年〜2年なので、万が一電池切れが起きた場合は、スマートロックが作動せず家に入ることができなくなってしまいます。
そのため、電池残量を表示してくれるタイプや、電池残量が少なくなってきたら スマホに通知を表示してくれるものを選ぶと便利 です。
緊急時の自動解錠
スマートロックを比較するときには、 緊急解錠機能が搭載されているかがポイント になります。
緊急解錠機能があれば、部屋で火災が起きたときに部屋の室温を検知して、自動でドアを解錠してくれるので、スマホを持っていなくても慌てずに避難することが可能です。
解錠・施錠方法で比較
スマートロックを比較するときには、どんな手段で施錠や解錠を行うのかもチェックポイントです。
スマートロックによっては、複数の解錠方法を搭載しているものもありますので、 自分の中でどんな解錠手段が欲しいのか 優先順位をつけましょう。
ハンズフリータイプ
スマートロックの中でも、最も人気なのがハンズフリータイプです。
スマートロックとスマホの距離が一定になると、自動的に鍵を開け閉めしてくれるので、 バックやポケットからスマホを取り出す必要がありません。
荷物が多い人や、小さなお子様を抱っこしている方など、両手が塞がっているときに鍵を取り出す手間をなくしたい人におすすめです。
スマートフォンタイプ
スマートロックのほとんどに搭載されているのが、スマートフォン操作タイプです。スマートロックがついたドアの前で、スマホアプリを操作することで鍵が解錠できます。
鍵の開閉のためにスマホを取り出す必要はありますが、 鍵穴に鍵を挿すという手間がなくなる ので、物理鍵よりも利便性がアップします。
マルチデバイスタイプ
スマートロックを、スマホ以外のデバイスで鍵の開け閉めができるのが、マルチデバイスタイプです。
アップルウォッチや、スマートロック各社から発売されているリモコンキーから鍵を操作できるため、 スマホを持たずに閉め出しにあってしまった時の対策としても有効 です。
またマルチデバイスタイプは、普段利用している交通系ICカードを鍵代わりにできるタイプや、指紋認証タイプも含まれます。
暗証番号タイプ
スマートロックによる閉め出しが不安という方は、暗証番号タイプが安心です。
任意で設定した数字を打ち込むことで解錠ができるので、物理鍵やスマホを忘れても部屋に入ることができます。
そのほかにも、スマートフォンを持っていないお子様のいる家庭や、 オフィスやテナントなどの法人用にスマートロックを使いたいという方におすすめ です。
法人用スマートロックならセサミ5PROがおすすめ!
セサミ5PROをおすすめする理由
企業のオフィスなど、法人用にスマートロックの導入を検討しているのであれば、セサミ5PROがおすすめです。
セサミ5PROは、従来のスマートロックやセサミ5よりも、 小型でさまざまな鍵の種類に対応することができます。
また、100万回以上の開け閉めができる耐久性があるため、人の出入りが多い店舗やオフィスでも不自由なく利用できます。
【無料】セサミ導入を相談するセサミ5PROのメリット
セサミ5PROは、暗証番号やスマートフォンアプリを使った解錠、指紋認証機能を搭載しており、高いセキュリティ性能が実現しています。
また、セサミ5PROは、オートロック機能や遠隔操作、音声操作など、機能性が高く企業のさまざまな課題を解決できます。
さらに、セサミ5PROは耐久性が高く、 1日200回の開け閉めでも10年以上利用することができる ため、多くの人が出入りするオフィスなどでも効果的に利用できます。
セサミ5PROの注意点
セサミ5PROの注意点は、一部のドアタイプやサムターン形状に対応していない場合がある点です。
張り付けるだけで99%以上の鍵に対応できますが、一部対応できない種類もあるため、特殊な鍵の場合はあらかじめ確認しておく必要があります。
また、セサミ5PROは、遠隔操作を行う際は、Wi-Fiアダプターを別途購入する必要があります。 用途に合わせてモジュールの購入を検討しましょう。
まとめ:SESAMEで企業のセキュリティ対策を向上しよう!
本記事では、SESAMEやアケルンなどのスマートロック製品と選び方のコツを徹底解説しました。
スマートロックは、多くの商品が展開されているため、 自社の課題にあった選び方をするのが重要 です。
本記事を参考に、便利でセキュリティ性能が高いスマートロックの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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