auの通話のみ法人プランはある?安く利用するコツも解説

「通話だけあればいい!」

法人携帯において、このように思う人は多いのではないでしょうか?

今や、パソコンを1人1台もって仕事をするスタイルが定着してきています。そのため、携帯に求めるのは「通話機能だけ」というケースがとても多いですよね。

そこで今回は、そんな「通話」に特化した使い方を検討している人の為に、auにおいては通話のみの利用はできるのか、おすすめのプランやサービスはあるのかをお伝えしていきたいと思います。是非参考にしてみて下さいね。

 

auでは通話のみ法人プランの契約ができない

auでは、通話のみが対象となるような料金プランは存在しません。

そのため、法人携帯として契約を行うような場合でもデータ通信がセットになっている料金プランを選択する必要があります。

最低でも、300MBのデータ容量がついてきてしまうので「本当に通話だけでいい!データ容量はいらない!」という人は、そのデータ容量分の料金が無駄に感じてしまうかもしれません。

このように、auで通話のみの法人プランの契約はできませんが「通話のみの利用」をする事は可能です。

できる限りauの中で月額料金が安いプランを選択し、場合によって「通話定額」のオプションを追加すると、よりお得に利用する事ができます。

次の項から、具体的にどのプランを選択し、どう利用するのがおすすめなのかを詳しくお伝えしていきますので、検討の際の参考にしてみて下さいね。

auで通話のみ利用するならガラケーがおすすめ

auで用意されている料金プランには、通話のみに対応したものはありませんが、「通話のみの利用」でお得なプランはあります。

そのお得なプランを利用する為には、スマホよりも「ガラケー」がおすすめです。なぜガラケーがおすすめなのか、理由は下記の通りです。

・スマホより機種代金が安い
・私的利用のリスクが減る
・選べる基本料金が安い

現在、携帯イコールスマホになっていますが、必ずスマホを使わなくてはいけないわけではありません。ガラケーの方が利用価値があると思ったら、選択肢に入れてみましょう。

また、下記の関連記事ではガラケーの各社のかけ放題プランや機種について詳しくお伝えしています。こちらも合わせてご覧ください。

関連記事:法人携帯ならガラケーがおすすめ?かけ放題プランや機種を比較

スマホより機種代金が安い

ガラケーは、スマホよりも機種代金が安いです。

携帯は必ず月々の使用料を支払う必要がありますよね。そこには料金プランの基本料金や通話料だけではなく、端末代も含まれています。契約の際に一括で支払う事もできますが、かかる経費は同じです。

スマホの本体は商品によっても大きく価格は異なりますが、国内シェアがダントツで多いiPhoneについては10万円以上する商品もあります。

ガラケーであれば高くても数万円といったところなので、その差は台数が多ければ多い程開いてくるでしょう。

また、機種代金が安いと紛失や故障の際にもお得になります。機種代金が高い端末を使っていると、買い直しや修理の際にも高額な費用がかかってしまう可能性が高くなってしまうのです。

法人携帯は、経費で携帯料金を支払うものです。会社の経費なので、少しでも少なくしたいですよね。

安く利用できるガラケーを検討するのは、長い目でみて会社にとって大きなメリットとなるでしょう。

私的利用のリスクが減る

法人で携帯を契約し、社員に持たせる事で「私的利用のリスク」が高まります。私的利用が増えるという事は、ウイルス感染の恐れや個人情報の漏洩をしてしまう可能性が高くなってしまうという事です。

個人携帯であれば、その人自身の情報だけで済みますが、法人携帯にはお客様や取引先のデータも沢山入っていますよね。中には、会社独自のシステムを入れて、会社の機密事項が組み込まれている事もあります。

法人携帯を社員に持たせるという事は、そのようなリスク管理・対策もしっかりしていかなければならないのです。

その点、ガラケーであればスマホのように私的利用するようなリスクは抑える事ができます。

いつも使っているのがスマホだと、ガラケーはとても使いづらいですよね。機能も限られているので、そもそも活用できる幅は狭いです。また「通話のみの利用」を基準にしておけば、必要最低限の通話以外は使う事がなくなるでしょう。

このように、私的利用のリスクを減らす事ができるのは、大きなメリットです。情報管理の徹底も仕事の1つ。会社や社員、大事なお客様・取引先を守る為にもガラケーはおすすめです。

選べる基本料金が安い

ガラケー向けの料金プランで選べる基本料金は、スマホ向けのプランと比較すると安く設定されています。

基本料金は、毎月支払う必要があるものです。数百円の差しかなかったとしても、契約台数や契約年数によって大きな差となって現れてきます。

少しでもお得に法人携帯を利用したいという場合は、より基本料金が安いものを選択するのがおすすめです。

しかし、「キャリアによってプランがありすぎて、何を選べばいいのかわからない!」という人が多いと思います。

そこで、次の項からは具体的なプラン名や内容をご紹介しながら、おすすめプランをお伝えしていきますので、検討材料にしてみて下さいね。

auの通話のみ利用で安くなる法人向けプランを確認

auには、通話のみの利用で安くなる法人向けプランが用意されています。

具体的なプラン名と概要は下記の通りです。

  月額料金 データ容量 内容
ケータイシンプルプラン+通話定額ライト2 1,320円+880円=2,200円 300MB 24時間、国内通話(1回5分以内)がかけ放題
ケータイカケホプラン 3,278円 1GB 24時間国内通話がかけ放題(通話時間制限なし)

どちらもお得に使える内容になっています。

1つずつ詳しくみていきましょう。

ケータイシンプルプラン|社内連絡や短い通話が多い場合におすすめ

ケータイシンプルプランと通話定額ライト2がセットになったプランは、社内連絡や短い通話が多い人におすすめなプランとなっています。

1回5分以内の通話が何度でもかけ放題なので、メールやメッセージを打つよりも話したほうが早い場合の連絡の際などに利用が可能。より仕事の効率をあげ、法人携帯としての役割をおおいに果たす事ができます。

現在では、パソコンを使ったオンライン会議やメッセージアプリを使った通話も主流となってきています。そちらを併用すれば、ガラケーでは短い通話で充分でしょう。

また、データ容量も全くないわけではありません。月に300MB使う事ができるので、天気やニュースを簡単に確認するような作業は可能。通話をメインとして使うといえども、最低限の機能は利用できるので安心して下さい。

そして、なんといっても全て込みで2,200円で利用できるというお得さが大きなメリット。ガラケーだからこそ叶えられる、このプランを是非検討してみて下さい。

ケータイカケホプラン|通話料が多い場合におすすめ

ケータイカケホプランでは、24時間国内通話がいつでも無料になります。「いつも通話料が多いんだよな・・」という人にはおすすめのプランです。

業務内容によっては、社員間や取引先と長い時間の通話をする事があると思います。毎月毎月「通話料が高い」と気にしていたのでは、仕事の効率も下がってしまいますよね。

そこで活躍するのがケータイカケホプランです。24時間いつでも無料な上に、通話時間の制限がありません。必要な時間の分だけ通話を利用する事ができるので、業務効率も上がります。

また、現在ではリモートワークという働き方も定着してきました。それぞれの自宅で働く事はとても便利ですが、「コミュニケーション」がとりづらいというデメリットもあります。

事務所で一緒に作業しているのであれば、声をかけ合い隣で作業できていた事であっても、リモートワークではそれが叶いません。そのため、時代が変化する前の時よりも「長時間の通話」の必要性は上がってきているのです。

データ通信を使ったオンライン会議やSNSアプリでの通話もありますが、それらは全て「データ容量」を気にしなくてはいけません。Wi-Fi環境下以外では現実的に長時間の利用は難しいですよね。

このように、働き方が変わった事で「通話」の必要性も高くなってきました。リモートワークを導入しているという会社は、ガラケーの利用も考えてみてもいいかもしれません。

また、下記の関連記事ではかけ放題プランについて3キャリアと格安SIMの内容を詳しくお伝えしておりますので、合わせてご覧ください。

関連記事:法人携帯の「かけ放題プラン」3キャリア+格安SIMを徹底比較!

auの通話のみ法人向けプランでお得に使うコツ

auの通話のみの利用で料金プランを選択する際に、よりお得に使うコツがあります。

具体的な内容は下記の通りです。

・法人割を利用する
・社内やり取りが多いならビジネス通話定額がお得

これらを知っているのと知らないのとでは、大きな差が開いてしまいます。内容を解説していきますので、料金プランの検討と共にこちらも検討してみて下さい。

法人割を利用する

auには、2〜10回線を利用した法人向けに「法人割」という割引サービスがあります。

料金プランの契約の他に、別途申し込みが必要なものなので、契約の際は注意しましょう。申し込みをした月のお支払いから随時適用されますので、すぐにお得な割引を受ける事ができます。

割引の内容は、下記の通りです。

・基本使用料25%オフ
・社員間の国内通話料30%オフ
・社員間の国内発信SMS無料
・余った無料通話は社員間で分け合える

基本料金がお得になるだけではなく、社員間の国内通話やSMSについてもお得になります。法人の場合は、複数台契約する事が多いと思いますので、こちらを適用するのがおすすめです。

法人携帯を導入する目的は、やはり「社員間のコミュニケーション」がメインとなるでしょう。そのコミュニケーション部分が割引になるので、長期的にみてもとてもお得な割引サービスです。申し込み自体は無料なので、忘れずに申し込むようにして下さいね。

また、その他法人契約だからこそ得られるメリットについて詳しく説明している記事があります。下記から飛べますので、こちらも是非参考にしてみて下さい。

関連記事:携帯電話を法人契約することの必要性は?メリットとデメリット、注意すべきこととともに徹底解説!!

社内やり取りが多いならビジネス通話定額がお得

auには、「ビジネス通話定額」という割引サービスが提供されています。社内でのやり取りが多いという場合は、こちらのサービスを利用しましょう。

ビジネス通話定額の概要は下記の通りです。

  月額料金 内容
ビジネス通話定額(au発信) 330円〜 auからの国内社員間通話が24時間無料になる
ビジネス通話定額(KDDI電話発信) 990円 KDDI電話からの国内社員間通話が24時間無料になる

先ほどご紹介した「法人割」では、社員間の通話の料金を「割引」するというサービスとなっていました。

しかし、こちらのビジネス通話定額に入れば月額料金を支払うだけで社員間の通話が無料になるというものです。

あらかじめ、通話をする相手が社員である事がわかっている場合は「ビジネス通話定額」を利用するのがおすすめです。通話料定額のサービスに入っておけば、毎月の通話料を気にする事もなくなります。

仕事の効率を上げる為には、そうした「不要な不安」を取り除く事がとても大切。

何も気にする事なくコミュニケーションを取ることができた方が業務効率も上がり、業績アップに繋がっていくでしょう。

auの通話のみプランを契約する際の確認ポイント

さて、今回の記事ではauの通話のみの利用を目的とした契約についてお伝えしてきました。

ここからは、通話のみの利用を目的にプランを契約する際に確認すべきポイントをご紹介していきます。

内容はこちらです。

・アプリやWeb利用は必要ないか
・通話時間の料金はかかる
・3Gの利用は2022年3月で終了する

お得なものを求める上で、頭に入れておかなければいけないものばかりになります。メリットなどと一緒に検討材料として把握しておいて下さいね。

アプリやWeb利用は必要ないか

通話のみの利用で料金プランを選択する際に、再度検討しておきたいのが「アプリやWeb利用は本当に必要ないか」という点です。

現在では、キャッシュレス決済が普及し、支払い方法についてもスマホが使われるようになりました。また、公共施設や自治体が提供するサービスもアプリを通しての提供となっていますよね。

ガラケーを選択して「通話のみ」の利用で契約する事は、ある意味時代の流れに逆らうような事になっているのかもしれません。

そして、会社それぞれに独自のシステムが開発され、お客様や取引先とのコミュニケーションの促進やサービス提供の円滑化にはスマホやWeb利用が欠かせないものとなっています。

これらの事を踏まえた上で、「本当にアプリやWeb利用は必要ないか」という事を確認してみましょう。ガラケーでもWebは見れなくはないですが、とても速度が遅いので閲覧するには不便です。

また、アプリはスマホにしか対応していないので、そもそも使う事ができないでしょう。もはや当たり前となった機能を使う事ができないのは、思ったよりも不便に感じるかもしれませんので、慎重に検討してみて下さいね。

通話時間の料金はかかる

通話のみの利用であるのならば、ガラケー向けのプランを利用する事がおすすめであるという事をお伝えしてきました。しかし、プランによっては「通話時間の料金はかかってしまう」という事を頭に入れておきましょう。

スマホで行うSNSアプリなどの通話は、データ通信を使って利用するものです。データ使い放題のサービスに加入していたり、Wi-Fi環境下で使用すれば「実質無料」で利用する事ができます。

ガラケーのお得なプランで、スマホのデータ使い放題のように気兼ねなく通話を使いたいという場合は「通話定額サービス」を利用しましょう。

auにも1回5分以内であれば何度でも無料になるものや、24時間いつでも無料になるものが提供されています。

通話がメインとなるのであれば、通話時間の料金を気にせずに済むようなサービスに申し込んでおく事がおすすめです。下記の関連記事を参考に検討してみて下さいね。

関連記事:法人携帯のかけ放題プランとは?メリット、デメリットと大手のかけ放題プランの比較とともに解説!!

3Gの利用は2022年3月で終了する

ガラケーが利用している回線である「3G」は、2022年3月で提供が終了します。この時代の流れから、ガラケーからスマホに切り替えるという流れも加速していく事が予想されますよね。

現在提供されているガラケー向けのプランも、今後どうなるかはわかりません。3G提供終了に合わせて、各社プランの内容の見直しを行う可能性もあります。

このように、ガラケーで通話のみの利用で携帯を契約するのは、年々難しくなっていくのかもしれません。

確実なものはまだわかりませんが、ずっとお得に使えるわけではなさそうだという事を頭に入れておくと、内容の見直しがあった際にも対応できるでしょう。

auの通話のみプラン以外のかけ放題も検討

今回この記事でご紹介してきたのは、auのプランやかけ放題のオプションでした。auには法人割などの法人向けのサービスもあり、とてもお得に使う事ができます。

しかし、通話のみの利用でのプラン契約を検討するのならば、他のキャリアも検討するのがおすすめです。他のキャリアにおいても、様々な料金プランや定額サービスが提供されています。

その中でもおすすめなのが、ワイモバイルです。「ケータイベーシックプランSS」という通話のみのプランが用意されているので、より無駄なく利用する事ができます。

月額料金は税込1,027.4円とリーズナブル。そして、Yモバイルやソフトバンク、LINEMOへの通話がし放題な「通話無料サービス」もついているので、とてもお得。

1時から21時までと時間制限はありますが、法人携帯として使う際は昼間の使用が主なので、問題なくこのサービスを活用できるでしょう。また、データ通信も利用が可能です。

4,950円までは使った分だけのお支払い、それ以上の場合でも4,950円の一定額で利用ができるので、使いすぎてしまう心配もありません。

ガラケーを使うにしても、業務上データ通信を必要とする場面が沢山あると思います。その時に必要な時だけ活用できるというのもとても嬉しいですよね。

「なんだかワイモバイルも良さそうだな・・」と思った人は下記の関連記事を読んで、検討を進めてみて下さい。

auの他にも、ワイモバイルなどのキャリアも検討して、より皆さんそれぞれに合ったプランを見つけましょう。

関連記事:ワイモバイルの法人用携帯で「かけ放題」が選べるプランは?

auの通話のみ利用すれば法人契約コストが抑えられる

今回はauにおいて、通話のみの利用をする場合におすすめな料金プランや割引についてお伝えしてきましたが、皆さんが求めるようなサービスは見つかりましたか?

法人携帯の契約には、個人携帯で契約する内容とは異なった割引や法人オプションが存在しています。キャリアごとに情報を得て、比較検討するのは労力が必要です。

忙しい業務の中で、法人携帯の比較作業を進めるのは難しいですよね。そんな時に活用して欲しいのが「法人携帯チョイス」です!

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自分で情報収集する時間や人件費も削減できるので、とてもお得ですよ♪

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