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Android端末を機種変更するけど、それぞれデータはどうなるの?OSのバージョンが違うと今までのアプリが使えなくなったり、設定項目の名前や位置が変わったりして、まったく同じ環境にならないことも多いので要注意です。完全に切り替える前に、あなたの端末データをしっかりチェックしましょう!
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機種変前の準備
Androidの機種変更で一番重要なのは、機種変更前の準備です。アプリによっては機種変更の前に引き継ぎ情報を作る必要があります。準備なしに機種変更すると、今までのアカウントが使えなくなってしまいます。事前準備の必要なアプリの代表は、LINE、おサイフケータイ、ゲームなどです。また、自動ログインになっているアプリのIDとパスワードを確認して控えておきましょう。普段使わないと忘れがちです。
バックアップ
スマートフォン全体で、またはデータやアプリごとにバックアップを取ります。特に重要なデータは、できればクラウドとSDカードなど、2重にバックアップを用意しましょう。 Android端末のデータには、いくつかの種類があります。それぞれバックアップの方法が違います。Googleのデータ
Gmail、Google Play Music、PokemonGoなど、Googleアカウントで使用するアプリは、Googleアカウントさえあればどの端末でも同期できます。特にバックアップの必要はありません。キャリアのサービスを利用しているデータ
ガラケーから移行してきた連絡先など、端末本体に保存しているデータがあります。機種変更してもドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアを変えないなら、キャリアのバックアップサービスも利用できます。機種変更のついでに他のアプリにデータを移すという方法もあります。その他のアプリのデータ
後からインストールしたアプリのデータのほとんどは自動的にバックアップされないので、アプリごとにバックアップしておきましょう。データがクラウド上に保存されているなら、アカウント情報だけあれば大丈夫です。本体やSDカードに保存している場合は、きちんとバックアップしておきましょう。Google Playでアプリを一括コピー
これまでにインストールしたアプリはGoogle Playの「マイアプリ」に記録されています。そこから必要なものを選んで新しい端末にインストールすれば、前と同じアプリが使用できます。ひとつひとつ再インストールするのが面倒なら、一括インストールする方法もありますが、データは別にバックアップする必要があります。有料アプリはどうなる?
GooglePlayで購入した有料アプリは、同じGoogleアカウントなら新しい端末でも問題なくインストールできます。再度課金する必要はありません。Googleの一括バックアップ
Androidのバックアップ機能を利用すれば、アプリとそのデータを一気に復元できます。機種変更する前に「設定」→「バックアップとリセット」→「データのバックアップ」と「自動復元」にチェックしておきます。アカウントは、普段利用しているGmailです。使用しているアプリとそのデータがGoogleにバックアップされます。 機種変更後に「設定」→「バックアップとリセット」→「データのバックアップ」でGmailアカウントを指定すると、バックアップしたアプリが再インストールがされます。データもある程度は復元されます。ただし、アプリによってはこの方法ではデータをバックアップできません。データは必ず別にバックアップするか、クラウドに保存しておきましょう。Android純正のデータ移行ツール
Nexusなど、端末によっては純正の環境移行ツールがあります。これはすべての端末に入っているわけではありません。機種変更前の端末から機種変更後の端末へ、直接Bluetoothでデータを送るのでかなり便利な方法ですが、移行できるのはアプリまでで、データやアカウント設定は移行できません。アプリごとのデータ移行
各アプリでデータ移行の方法が違うので、要注意です。メール
Androidで使えるメールにはGmail、キャリアメール、その他のメールの3種類があります。Gmail
GmailはGoogleアカウントそのものなので、アカウントを設定すればバックアップは不要です。キャリアメール
同じキャリア内で機種変更するなら、キャリアメールも使い続けることができます。過去の送受信データを移すことは基本的にはできません。キャリアによっては、バックアップサービスでバックアップ可能です。また、Webからクラウドで読むことができます。詳細は、各キャリアで確認してください。その他のメール
プロバイダのメールやフリーメールなど、他の種類のメールはメールソフトにアカウントを設定すれば使用できます。データ移行はメールソフトごとに確認してください。Yahoo!メールやhotmailなどは専用のアプリもあります。連絡先
Android端末の持っている連絡先には2通りあります。Gmailの連絡先と、端末本体に保存した連絡先です。Gmailの連絡先はバックアップの必要はありません。Googleアカウントで同期するだけで元通りです。端末本体に保存した連絡先は、端末本体で直接保存したデータです。SDカードやキャリアの提供するバックアップサービスを利用してバックアップ→復元します。機種変更の度に毎回連絡先のバックアップを取るのが面倒なら、データを統合してGmailの連絡先に一本化しておくと楽になります。カレンダー
Android用アプリのカレンダーは、大きく分けて2種類のタイプがあります。Googleカレンダーと同期できるものと、独自データを持っているものです。AndroidのカレンダーアプリはほとんどがGoogleカレンダーに連動しています。この場合はバックアップは必要ありません。新しい端末でも同じようにアカウント設定してください。アプリ独自でデータを保存しているものは、あらかじめ登録しているIDとパスワードを確認し、新しい端末でもアカウント設定をすれば大丈夫です。メニューでバックアップできる場合は、念のためバックアップしておきましょう。LINE
LINEは、機種変更前にメールアドレスの登録やトークのバックアップなどの準備が重要です。これを忘れると、新規登録と同じになります。アカウントの移行
メールアドレスとパスワードを登録し、アカウントの認証の準備をします。キャリアを変えるなどして電話番号が変わる場合は2段階認証も必要になるので、設定しておきます。新しい端末でLINEをインストールしたら、同じメールアドレスとパスワードを使ってアカウント設定します。LINEは一度に1つの端末でしか使えません。新しい端末でLINEを設定したら、前の端末では使えなくなります。移行できるデータと移行できないデータ
アカウントと同時に引き継げる情報は次の通りです。・プロフィール
・友だち/グループ
・購入したスタンプと着せかえ(再度ダウンロードします)
・ひとこと ・ホームとタイムラインの内容
・ゲームコイン残高(Android→Androidの場合のみ)
・LINE ゲームなど
各種関連アプリ 引き継げない情報は次の通りです。
・過去のトーク
・トークの背景
・着信音の設定
トークのバックアップ
トークは自動的に移行できません。移行したいものだけを選んで、個別にバックアップします。個別のトーク画面から「トーク設定」を開き「トーク履歴をバックアップ」→「すべてバックアップ」します。機種変更後、新しい端末から「トーク履歴をインポート」します。SNS
LINE以外のSNSは、IDとパスワードを確認しておきましょう。新しい端末でもアプリをインストールし、IDとパスワードを設定すれば同じように使用できます。おサイフケータイ
モバイルSuicaやnanacoなどの電子マネーは、機種変更の前に事前準備が必要になります。機種変更前に、アプリのメニューから機種変更手続きを行い、残高やカード情報をサービスのサーバーに保存します。機種変更後には、サーバーに保存した情報を新しい端末にダウンロードすると前と同じ状態で使うことができます。細かい手順は、それぞれのアプリにより異なります。 事前準備を忘れたまま機種変更した場合は、各サービスのコールセンターに問い合わせて再発行を依頼する必要があります。この場合、手数料がかかります。キャリアを変更すると登録メールアドレスも使えなくなります。事前にGmailに変更しておきましょう。ゲーム
ゲームアプリは、機種変更の前に引き継ぎ用のIDや番号を発行するなど準備が必要なものが多いです。この準備を忘れると、これまでの課金やアイテムはすべてなくなり、新規会員と同じ状態になってしまうので注意してください。PokemonGoはGoogleアカウントを使用しているので、Googleのデータと同じようにアカウントを設定すれば同期できます。 ゲームのアカウント登録にキャリアメールを使用している場合は、キャリアを変更すると引き継ぎもできなくなります。事前に登録メールアドレスをGmailに変更しておきましょう。ゲームのアカウント引き継ぎ方法は、それぞれのアプリによって異なります。それぞれのゲームのヘルプで確認してください。本体に保存しているデータの移行
端末本体にあるデータ移行も忘れずに行う必要があります。ブックマーク
Android端末で利用しているブックマークは、ブラウザの種類によってバックアップ方法が異なります。Chromeを使用している場合はバックアップは不要です。Googleアカウントで同期すれば前と同じように使用できます。少し古い端末で使用されていたAndroid標準ブラウザは、すでに開発終了し、Chromeに移行しています。機種変更前にブックマークをバックアップし、SDカードなどを経由してChromeに読み込みます。Safariなどその他のブラウザを使用している場合は、それぞれのアプリのヘルプを参照してください。写真・動画・音楽
写真などのデータは、クラウドで保存する方法と、SDカードで保存する方法があります。クラウドで保存する場合
クラウドに保存すると言っても、Dropboxなどに一括保存する方法と、最初からデータの保存先をクラウドにしておく方法があります。データによってはキャリアのバックアップサービスも利用できますが、キャリアを変更する場合には使えません。おすすめは、最初から保存先をGoogleフォトに指定し、クラウド保存しておく方法です。他のGoogleデータと同じで、バックアップが不要になります。SDカードを使用する場合
SDカードでバックアップする場合は、機種変更前の本体に保存しているデータをSDカードに保存し、そのSDカードを新しい端末で読み込みます。音楽配信サービスの場合
音楽配信サービスを使っている場合は、IDとパスワードがあれば再度同じ音楽データをダウンロードできるものが多いです。機種変更前に、使用しているサービスで確認してみましょう。まとめ
新しい端末ですべての機能を使用できることを確認したら、元の端末は不要になります。Wi-Fiの設定を変更しなければ、LINE以外はこれまでと同じように使えます。バックアップ端末やテスト用、自宅用として残しておいてもかまいません。データはクラウドで保存しておけば、古い端末からも同じように使えます。最近増えているスマートフォン下取りサービスに出す場合は、注意が必要です。スマートフォンは個人情報の塊なので、必ずリセットして初期状態に戻し、すべての内容を削除しておきましょう。▶︎必見!AMAZON監修:スマホ本体&SIM特集
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この記事を書いたライター
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