「SwitchBot ロックとSwitchBot ロック Proの違いは?」
「SwitchBot ロックが取り付けできないドアは?」
SwitchBot ロックは、既存のサムターン錠に後付けするだけで導入可能なスマートロックです。
工事不要で取り付けが簡単なため、オフィスやテナント物件、会議室などへの導入に適しています。
しかし、「SwitchBot ロックを導入することでどんなメリットがある?」「SESAMEと比べてどう違う?」など、疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、SwitchBot ロックについて、レビューや解錠方法、メリット・デメリットを徹底解説していきます!
目次
▼この記事で紹介している商品
SwitchBot ロックとは?
SwitchBot ロックは、SWITCHBOT株式会社が提供する、 既存のサムターン錠に後付けするだけで導入可能なスマートロック です。
工事不要で取り付けが簡単なため、賃貸オフィスやテナント物件、会議室などへの導入にも適しています。
スマートフォンによる解錠はもちろん、SwitchBot キーパッドや音声アシスタントとの連携も可能です。
施錠・解錠の履歴管理や遠隔操作機能もあり、物理鍵に頼らないセキュリティ体制を構築できます。

編集部
コストを抑えつつも、管理効率や安全性を高めたい法人に最適なスマートロックです!
外観・サイズ感
SwitchBot ロックは堅牢な設計でありながら、 コンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴 です。
縦長の本体は、扉に設置しても圧迫感が少なく、オフィスの内装も損ないません。
共用部や商業施設のバックヤードなどにもフィットしやすく、あらゆる場所に設置できます。
本体サイズ | 111.6 x 59 x 73.2 mm |
---|---|
重量 | 253g(電池含む) |
材料 | 本体:PC+ABS |
使用寿命 | 最大5万回の回転 |
セキュリティ暗号化 | AES-128-CTR |
回転角度 | 360º |
電池 | 3V CR123A x 2 |
電池寿命 | 最大180日 |
センサー | ・地磁気センサー ・加速度センサー |
制御方法 | ・SwitchBotアプリ ・SwitchBotタグ ・Apple Watch |
本体カラー:ブラックとシルバーの2色
SwitchBot ロックは、ブラックとシルバーの2色展開です。 シックなブラックは高級感があり、オフィスや店舗のモダンなインテリアにマッチ します。
シルバーは明るい印象で、エントランスや来客エリアにも自然に溶け込みます。カラーが選べることで、設置環境の美観を損なうことなく導入可能です。
パッケージ内容
- 本体(電池付き)
- プラスドライバー
- 予備両面テープ
- SwitchBotタグ×2
- サムターンアダプター×3
- 磁石
- クリーニングティッシュ
- 予備ネジ
- ラベルシール(タグ用)
- ゴムリング
- 取扱説明書
SwitchBot ロックのパッケージには、 本体のほかに、取り付け用のプラスドライバーや予備両面テープ、取扱説明書などが含まれています 。
法人での一括導入や複数ドアへの設置を想定した場合でも、部材を一からそろえる必要がないため、導入の手間を最小限に抑えることが可能です。
SwitchBot ロックとSwitchBot ロック Proの違い
SwitchBot ロック | SwitchBot ロック Pro | |
---|---|---|
デザイン | クラシックノブデザイン | 丸型ノブデザイン クイックキー:ワンタッチで施解錠 ボディには航空宇宙産業レベルのアルミニウムを使用 |
アタッチメント | S/M/Lの3サイズ用意 特殊な構造のツマミは3Dプリンター部品で適応可能 |
無段階可変構造 非常に稀な特殊構造のツマミは3Dプリンター部品で適応可能 |
バッテリー寿命 | 6ヶ月(長寿命リチウム電池2つ-CR123A) | 9ヶ月(単3電池4つ) |
充電バッテリー(別売) | 未対応 | 12ヶ月(ABバッテリー) 予備バッテリー搭載のAB二系統分散型 |
微電流解錠 | 未対応 | ○(微電流解錠機能で、電池残量が不足している場合でも、30秒間だけ応急で鍵を解錠できます) |
設置方法 | 3Mテープで貼付け ネジで固定 |
3Mの粘着テープV2.0 粘着効果が2倍に(粘着面積73.9%増加、粘着剤、固定補強テープ付属) ネジで固定して設置 |
▶参照:SwitchBot ロック Pro | 売上No.1のスマートロックさらに進化 – SwitchBot (スイッチボット)
SwitchBot ロックとSwitchBot ロック Proの最大の違いは、 対応サムターンの幅広さ と バッテリー寿命 にあります。
SwitchBot ロックは、アタッチメントがS/M/Lの3サイズのみの展開ですが、Proは無段階可変構造で99%のドアロックに対応しています。
またバッテリー寿命も、SwitchBot ロックは約180日ですが、Proは約270日と長く、ランニングコストを抑えられます。
SwitchBot ロックの特徴

物理鍵がなくても、ワンタッチで施解錠できる
SwitchBot ロックは、 スマートフォンやキーパッドを使って、物理鍵なしで施錠・解錠が可能 です。
従業員や清掃業者などの入退室管理を非接触・非対面で行えるため、鍵の受け渡しや紛失リスクを軽減できます。
アプリ操作は直感的で、ワンタッチ操作にも対応。鍵管理の負担を減らし、セキュリティレベルを維持しながら業務効率の向上を実現します。
鍵が2つでも設置可能!1度に同時解錠できる
上下2つのサムターンがあるドアでも、 SwitchBot ロックを2台設置すれば一括制御が可能 です。
アプリやキーパッドからの操作で、上下の鍵を同時に解錠・施錠できるため、複雑な操作は不要です。
複数鍵の運用に悩む法人にとって、シンプルな操作で高い利便性とセキュリティを両立できるのは、SwitchBot ロックならではの強みです。
工事不要!粘着テープの簡単設置でドアは無傷
SwitchBot ロックは、 専用の強力粘着テープでサムターン部分に取り付けるだけで設置が完了します 。
ドアに穴を開ける必要がなく、原状回復が求められる賃貸オフィスや店舗でも安心して導入可能です。
設置はわずか数分で完了するため、コア業務のリソースを圧迫せずに導入可能です。スモールオフィスから大規模施設まで、幅広いビジネスシーンに対応します。
指紋認証パッドも簡単取り付け
SwitchBot 指紋認証パッドは、 専用キーパッドと一体型になっており、ドア周りに工事不要で取り付け可能 です。
登録できる指紋数も最大100枚と多く、社員や清掃スタッフ、来訪者ごとにアクセス権を管理できるため、物理鍵の管理負担が大幅に軽減されます。
- 指紋、パスワード、専用カードキーでの解錠に対応
- 認識速度が速い
- ローカルにデータを保存可能
- ロックアイコンタップで施錠
- 軽くタップすると、パネルが点灯するので見やすい
- IP65高水準の防塵・防水レベル
- バッテリーの交換は年1回
L 1日1人あたり3回ロックを解除する場合、3人家族で2年間使用可能 - 不審者がキーパッドを取り外して家に侵入しようとすると警告ブザーが鳴る
- 誤ったパスワードや指紋が5回使用されるとキーパッドが音とライトで警告する
- バッテリー残量が少なくなると、ドアを解錠した時に警告ブザーが鳴る
あらゆるドアロックに対応
SwitchBot ロックは、 S/M/Lの3サイズのサムターンアダプターが展開されており 、さまざまな鍵に対応できます。
特殊な構造のツマミは3Dプリンター部品で適応可能なので、設置の柔軟性が高いのが特徴です。
導入前の現地調査や特注工事を最小限に抑えられるため、多拠点展開を行う法人や不動産管理会社でも効率的なセキュリティ対策を実現できます。
SwitchBot ロックが取り付けできないドアは?
SwitchBot ロックは、 一部の特殊形状や極端に小さい・大きいサムターンには取り付けが難しい 場合があります。
また、サムターン周囲に十分な設置スペースがないドアや、特殊な曲面があるドアにも注意が必要です。
法人で導入を検討する際は、設置予定のドア形状を事前に確認し、メーカーが提供する「対応サムターン一覧」や寸法ガイドを参考にすると安心です。
サムターン対応可否を確認する長く使える品質
SwitchBot ロックは、 堅牢な設計と高品質な素材を採用 しており、耐久性にも優れています。
日常的な使用に耐えるだけでなく、電池寿命もリチウム電池(CR123A)2本で約180日使用でき、電池交換によって生じる業務の中断やメンテナンス頻度を抑えられます。
加えて、アプリ上で電池残量の確認や通知も可能なため、電池切れによるトラブルも未然に防止可能。継続的かつ安定的に運用できるスマートロックとして、法人のセキュリティ管理に適した一台です。
ハブミニと併用で遠隔操作ができる
SwitchBot ハブミニを併用することで、 インターネット経由でSwitchBot ロックを遠隔操作できます 。
例えば、出張中の担当者が外出先から解錠したり、入退室ログを確認したりと、柔軟な運用が可能です。
また、従業員の勤怠管理や、外部業者への一時解錠などにも活用できます。
SwitchBot ロックの15種類の解錠方法
- スマホアプリ
- 遠隔操作
- 鍵の共有
- 音声操作
- NFCタグ解錠
- ウィジェット操作
- Apple Watch
- 指紋解錠
- リモートボタン操作
- パスワード
- NFCカード解錠
- ワンタイムパスワード解錠
- 期間限定パスワード指紋解錠
- 1ドア2ロック対応
- 物理鍵
SwitchBot ロックは、法人の多様なセキュリティニーズに応えるべく、 最大15種類の解錠方法に対応 しています。
スマートフォンアプリ、キーパッド、NFCカード、指紋認証、Apple Watch、音声アシスタントなど、多様な手段から最適な運用方法を選択可能です。
個人認証が必要な場所には生体認証、受付など共用部には暗証番号入力といった使い分けも容易です。
企業の運用体制やセキュリティレベルに応じて、柔軟に管理できる点がSwitchBot ロックの大きな魅力です。
SwitchBot ロックの機能

7つの安全機能
安全機能 | 詳細 |
---|---|
AES-128暗号化 | 銀行レベルの暗号アルゴリズムでユーザーの情報を守る |
多段階の施錠保護 | パスワードまたは指紋解錠で5回誤るとロック |
アラート通知 | ドアが開くと、すぐにスマホに通知が届く |
ドア状態検知 | 開閉や半開きなど、ドアの状態をいつでも検知する |
緊急パスワード | 突然の危険を家族に知らせる |
低バッテリー残量表示 | 電池残量が20%を下回るとアラートで交換を通知 |
簡単取り付け | 3M両面テープで貼り付けて設置 |
SwitchBot ロックは、法人利用に欠かせない高い安全性を7つの機能で実現しています。
施錠・解錠の状態を即時にスマホへ通知 するほか、ドアの開閉検知機能で不正アクセスも即座に察知できます。
万が一の電池切れにも備え、20%を下回るとアラートで交換を促し、物理キーでの解錠も可能です。
ホーム共有機能
SwitchBot ロックは、 アプリからアクセス権を複数人に共有できる「ホーム共有機能」を搭載 しています。
従業員や清掃スタッフ、短期出入り業者に一時的な権限を付与することも可能で、セキュリティを保ちながら柔軟な運用が可能です。
複数の端末から同時にロックを操作できるため、受付や管理者の負担も軽減。誰が、いつ、どの扉を操作したかログ管理も可能で、内部統制や勤怠管理にも役立ちます。
SwitchBot ロックのメリット

スマホをかざすだけでも解錠できる
SwitchBot ロックは、 スマートフォンをドアに近づけるだけでスムーズに解錠できます 。
わざわざアプリを立ち上げる必要がなく、NFCタグやウィジェットにも対応しているため、最小限の手間でストレスフリーな運用が可能。
社員の通勤時や業者の出入りが多い職場でも、利便性の高いアクセスを実現できます。
また、スマートフォンを鍵代わりに使えることで物理キーの管理も不要になり、鍵の紛失リスクや複製リスクも解消します。
鍵の閉め忘れがなくなる
オフィスや倉庫など、鍵のかけ忘れが命取りとなる法人施設において、SwitchBot ロックの自動施錠機能は強力な味方です。
扉が閉まると一定時間で自動的に施錠される ため、閉め忘れによるセキュリティリスクを防止できます。
複数の従業員が出入りする環境でも、施錠忘れを気にする必要がなくなり、安心して業務に集中できます。
タイマー式でオートロックが可能
SwitchBot ロックは、施錠タイミングを柔軟に設定できるタイマー式オートロック機能を搭載しています。
例えば「ドアが閉まってから30秒で施錠」など、 時間指定による自動化が可能で、夜間のセキュリティ強化に役立ちます 。
業務形態に応じた細かな設定が行えるため、事務所・倉庫・店舗などさまざまな法人施設で活用可能です。
運用を自動化することで、鍵管理の手間を軽減し、統一的なセキュリティ運用が実現します。
合カギ機能で突然の来客にも対応できる
SwitchBot ロックは、スマホアプリから即時に「合カギ(アクセス権)」を発行・共有できます。 急な来訪者や社外の業者にも、一時的なアクセスを提供可能 です。
時間制限付きの合カギも設定できるため、利用時間外のアクセスを防げるのもポイントです。物理的な鍵の受け渡しや複製が不要で、セキュリティ対策の運用負担を低減できます。
指紋認証の失敗履歴など、操作履歴も記録される
SwitchBot ロックは、指紋認証や暗証番号、アプリ操作など、すべての操作履歴を記録できます。
誰が・いつ・どのように解錠を試みたのかを確認できる ため、内部統制やセキュリティ監査にも有効です。
指紋認証の失敗履歴もログに残るため、不正アクセスの兆候を早期に把握できます。
万が一のトラブル時にも状況を把握しやすく、信頼性の高いアクセス管理体制を構築できます。
拡張性が高い
SwitchBot ロックは、他のSwitchBot製品との連携によって機能を拡張可能です。
たとえば、 ハブミニとの併用で遠隔操作や音声アシスタントによる解錠が可能に なります。
また、スマート家電を導入し、アプリでまとめて管理することで、鍵を解錠した瞬間にエアコンやカーテン、照明も自動でオンに設定できます。
将来的にスマートオフィス化を進めたい企業におすすめです。
SwitchBot ロックのデメリット

スマホを持って近づくだけで自動解錠する手ぶら解錠は非対応
SwitchBot ロックは、スマホをかざすだけで解錠できる便利な操作に対応していますが、 スマホをポケットに入れたまま近づくだけで自動的に解錠される「手ぶら解錠」機能には対応していません 。
これにより、完全ハンズフリーでの出入りを求める現場には不向きな場面もあります。
特に、荷物を持ったまま出入りすることが多い倉庫やバックオフィスでは、やや不便さを感じる可能性があります。
電池持ちは最大180日と短い
SwitchBot ロックの電池寿命は最長で約180日と、スマートロックの中ではやや短めの部類に入ります。
法人利用で出入りが頻繁な環境では、電池交換の頻度が上がる ため、メンテナンスの手間やコストが気になる場面もあるでしょう。
ただし、電池残量が少なくなるとLEDとビープ音で警告が出るため、急な電池切れによる業務トラブルは回避可能です。
運用前に定期的な電池管理体制を整えることが重要です。
休日のサポート対応がない
SwitchBot ロックのカスタマーサポートは、 平日対応のみ となっており、土日祝日は問い合わせに対応していません。
法人利用においては、週末や祝日にトラブルが発生するケースも想定されるため、即時対応が求められる運用体制では注意が必要です。
特に、施設管理やシェアスペース運営など、365日稼働の現場では、万一の際のサポート体制の代替手段を用意しておくことが大切です。
受付時間 | 平日:11:00~13:30 15:00~23:00 ※土日祝 休み |
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電話番号でのお問い合わせ | 0120-676-162 |
メールでのお問い合わせ | support@switchbot.jp |
SwitchBot ロックの口コミ・評判

良い口コミ・評判
- 両手がふさがっていても顔を近づけるだけで解錠できる
- 指紋認証も精度・反応速度が高く、雨の日以外は便利
- 指紋/顔認証/パスコード/NFCの4通りに対応、締め出しリスク低減
- 施錠・解錠スピードが向上し、操作も静かでスムーズ
- スマホや物理鍵が不要で、外出時のストレスが減少
- リモコンキーや音声連携と組み合わせて使える点が高評価
- 見た目が高級感あり、インテリアに馴染む
- 両面テープで簡単に取り付け可能(工具不要)
- 前モデルに比べて精度・静音性・操作性が進化
- ドアの開閉状態を正確に認識(改良されたマグネットセンサー)
悪い口コミ・評判
- 西日や高温環境で顔認証が機能しない/起動しない
- 人感センサーが反応しない不具合が一部の個体で発生
- 顔認証の反応距離・位置にコツが必要で慣れが必要
- 設置位置が高すぎる/低すぎると認識が困難
- 顔認証を「自動起動」にしているとバッテリーの減りが早い
- 使用環境によっては2週間で電池切れも(特にHub miniとの距離が遠い場合)
- 一部製品で初期不良による異常消耗も報告あり
- 商品発送の遅延や通知なしの置き配対応に不満
- 一部機能に不具合があってもサポートの対応が遅い/不明確
- 購入後の交換受付期間を逃すと対応不可になることも
- 反応が「体感的に遅い」ため結局指紋を使うという声あり
SwitchBot ロックの取り付け・設定方法
-
STEP.1
ドアの取付表面を綺麗にする
取り付け前に、付属のクリーニングティッシュや中性洗剤でドアの取付面を清掃します。
汚れが残っていると両面テープの粘着力が弱まり、固定が不安定になる原因になります。
-
STEP.2
SwitchBot ロックを取り付け|サムターンアダプターを選択
ロック本体にはあらかじめ1つのサムターンアダプターが装着されています。
付属の2種類のアダプターから、ドアのサムターンに合うものを選び、本体にカチッと音がするまでしっかり押し込んで取り付けてください。
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STEP.3
SwitchBot ロックを取り付け|SwitchBot ロックの設置位置と方向を確認する
サムターンとドアノブの位置を確認し、ロックの土台アダプターを設置できる十分なスペースがあるかを確認してください。
サムターン中心からドアノブまでの距離は80mm以上必要です。
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STEP.4
SwitchBot ロックを取り付け|SwitchBot ロックの設置高さを調整する
土台アダプターを調節することで、さまざまな高さのサムターンに対応できます。
まず電池カバーを外し、プラスドライバーで固定ネジを緩めて赤い矢印の方向に引き出し、高さを調節します。
仮取り付けの際は両面テープのはくり紙を剥がさず、本体をドアに仮設置し、スムーズに施解錠できるか確認してください。
調整後はネジをしっかり締め、電池カバーを元に戻します。
- サムターンアダプターの溝とサムターンのつまみの間に1~2mmの隙間を確保してください。
- サムターンアダプターの溝がサムターンのつまみを半分以上つかんでいるか確認してください。
-
STEP.5
SwitchBot ロックを取り付け|ドアに取り付ける
土台アダプターのはくり紙をはがし、ステップ3で決めた位置に貼り付けます。その際、ロック本体のサムターンアダプターの中心が、ドアのサムターンの回転中心に合うように調整してください。
サムターンの形状によって中心が異なるため、できる限りつまみの中央に合わせてください。取り付け後は本体を2分以上しっかり押し付け、最後に固定テープをはがして完了です。
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STEP.6
磁石の設置
磁石裏面のはくり紙をはがし、ドア枠に貼り付けます。ロック本体との水平距離は30mm以内がおすすめです。
貼り付けた後は60秒以上しっかり押さえて固定してください。なお、磁石の前後面(テープ面とその裏側)は検知できません。
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STEP.7
デバイスの追加と校正(キャリブレーション)
電池の絶縁シートを抜くと、ロック本体の表示ランプが青くゆっくり点滅し、デバイス追加の準備が整います。
SwitchBotアプリを開き、ホーム画面右上の「+」をタップしてデバイス追加画面へ進みます。
Bluetooth検出または手動選択からSwitchBot ロックを選び、画面の案内に従って追加・キャリブレーションを行ってください。
▶参照:ロックの取り付け方法 – SwitchBotサポート
SwitchBot ロックはどこで購入できる?

SwitchBot ロックは、 公式オンラインストアやAmazon、楽天市場などのECサイトを中心に購入可能 です。
キーパッドやハブミニなど、オプション製品も同時に購入でき、導入に必要な機器を一括で揃えることができます。
また、エディオンやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店でも購入でき、実物を実際に見てから購入したい場合におすすめです。
全国の取り扱い店舗を確認するSwitchBot ロックの電池交換方法
- SwitchBot ロックのカバーを外す
- 低電力によるロックの動作停止を防ぐため、電池交換時に片方ではなく2つの電池を同時に交換する
- 装着する際、電池の向きを間違えないようにする
- SwitchBot ロックのカバーを付ける
SwitchBot ロックは、CR123A型リチウム電池2本で動作し、電池寿命は約180日です。電池残量が20%を下回ると、ランプとビープ音で交換タイミングを知らせてくれます。
交換方法は非常に簡単で、本体のカバーを外し、古い電池を抜いて新しいものと差し替えるだけ です。業務中に急な停止を避けるためにも、定期的な電池チェックと予備電池の常備を徹底しましょう。
▶参照:ロック電池の交換方法 – SwitchBotサポート
SwitchBot ロックが引っかかる原因と対処方法

SwitchBot ロックがスムーズに動作しない原因としては、 サムターンとの相性 、 取り付け位置のズレ 、 電池残量の低下 などが挙げられます。
特に、アダプターの固定が甘い場合や、扉の閉まりが不完全な場合に“引っかかり”が発生しやすくなります。
対処法としては、取り付けの再調整、アプリでのキャリブレーション(校正)再実行、必要に応じて別のアタッチメントの使用が有効です。
導入前には必ず設置環境を確認し、適合する部品を選定しましょう。
スマートロックはSwitchBotとSESAMEどっちがおすすめ?【比較表】
項目 | SwitchBot ロック | SESAME(セサミ)5 |
---|---|---|
設置方法 | 工事不要、粘着テープで簡単設置 | 工事不要、強力テープで簡単設置 |
対応ドア | あらゆるドアロックに対応 | あらゆるドアロックに対応 |
解錠方法 | アプリ/NFCタグ/リモートボタン/Apple Watch ※オプション製品の連携で解錠方法が豊富に |
アプリ/Apple Watch/オート解錠(手ぶら解錠)/音声アシスタント ※オプション製品の連携で解錠方法が豊富に |
オートロック | 時間指定や扉検知に応じたオートロック設定可 | 時間・距離設定で自動施錠対応 |
法人向け管理機能 | アクセス権共有・履歴管理・指紋失敗ログなど充実 | 基本的な履歴管理に対応(管理画面はシンプル) |
クラウド連携 | SwitchBotハブミニ併用で遠隔操作・スマートホーム連携可能 | Wi-Fiモジュール併用でクラウド連携可 |
アプリの使いやすさ | シンプルで使いやすい | 少し複雑、SwitchBot ロックより劣る |
サポート体制 | 平日対応(メール・チャット)/休日サポートなし | 年中無休のチャットサポート(返信に時間がかかる場合あり) |
料金(税込) | 1万1,980円 | 4,378円 |
特徴 | 全機能が揃っているのがSwitchBot | 必要なものだけ買えるのがSESAME |
法人向けにスマートロックを選ぶなら、SwitchBotとSESAMEの特徴を比較することが重要です。
SwitchBotは設置や操作のシンプルさ、豊富なオプション連携が魅力で、複数拠点の一括管理に向いています。
一方SESAME(セサミ)は、スマホによる自動解錠(手ぶら解錠)など利便性の高さと、圧倒的な低価格さに定評があります。
どちらも工事不要で導入可能ですが、用途や管理体制に応じて適切な選択が求められます。
後付けOK!簡単セキュリティ対策
【無料】SESAMEのお問い合わせはこちらSwitchBotのスマートロックに関するよくある質問
A
オートロックが作動しない場合は、アプリ上で自動施錠設定がONになっているかを確認しましょう。
磁石の位置ズレや、キャリブレーション未実施も原因となるため、再度キャリブレーションを行うことが推奨されます。
▶参照:ロック自動施錠/オートロックが作動しない場合の対処方法 – SwitchBotサポート
A
台座の高さが足りない場合は、同梱の補助パッドまたは別売の高さ調整用アクセサリーを活用しましょう。
また、取り付け面の凹凸や段差がある場合は、設置位置の微調整も有効です。
法人施設では扉の仕様が多様なため、設置前にドア形状やサムターン位置を確認し、必要に応じて補正パーツを用意しておくことをおすすめします。
▶参照:ロックを取付時に台座の高さが不足しています、どうしたらいいでしょうか。 – SwitchBotサポート
A
SwitchBot ロックは本体が盗難された場合でも、物理的な鍵を直接操作する構造ではないため、簡単に侵入されるリスクは低い設計です。
また、解錠にはスマホの認証やパスコードが必要なため、不正利用も困難です。
A
SwitchBot ロックに付属する磁石は、ドアの開閉状態を検知するためのセンサーとして機能します。
磁石が正しい位置に設置されていないと、オートロックや通知機能が正確に動作しない原因になります。
▶参照:ロックの磁石は何のためにありますか – SwitchBotサポート
まとめ
SwitchBotのスマートロックは、多彩な解錠方法や簡単な後付け設置により、法人・個人問わず高い利便性を発揮します。
鍵の閉め忘れ防止や履歴管理、遠隔操作も可能で、セキュリティと業務効率の両立を実現します。
導入コストを抑えつつ、日常業務の安心と快適を手に入れたい企業にとって、今こそスマートロック導入の好機です。

この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!