【2023年12月】電気料金の値上げ・値下げを比較!高騰の原因や対策方法も解説

「電気料金の値上げや値下げについて知りたい!」
「電気料金がおかしいと感じたらどうすればいい?」

電気料金の値上げ・値下げのニュースは、連日放送されており、2023年でだけでも数回、実際に価格が改定されています。

しかし、料金が変わる仕組みが分からないという方や、値上がりした原因がわからず、混乱してしまっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2023年の料金改定のニュースを基に、電気代の値上げ・値下げの原因や、今後の電気料金の推移などを徹底解説していきます。

電気料金が高いと思っている方や電力会社の変更を検討している方は、ぜひ確認してみてください。

【2023年12月最新】電気料金の値上げ情報一覧

【2023年9月最新】電気料金の値上げ情報一覧

2024年1月:燃料価格の上昇

東京電力などの大手電力会社5社は、原油価格の高騰を理由に2024年の1月から電気料金の値上げを行うと発表しました。

値上げ幅は、 2円から最大24円 で東京電力、北海道電力、中部電力、九州電力、沖縄電力で値上げが予定されています。

今後も継続的な原油価格の高騰が予想されるため、電気料金を削減したい方は新電力への切り替えを検討しましょう。

▶来年1月の電気料金、大手電力5社が2~24円値上げ 都市ガス大手4社全てが27円~35円値上げ 標準家庭で | TBS NEWS DIG 

2023年10月:政府の価格抑制策が半減

家庭向けの電気料金は、10月から高くなる見通しとなっています。値上げ幅は、 9月と比べ大手10社全体で642円から1022円と大幅な料金改定 となりそうです。

10月からの電気代が高くなる背景には、政府の電気・ガス料金の抑制策が半減することが挙げられます。

これまでの電気代よりも大きく値上げされるため、新電力会社などへの影響にも注意しましょう。

▶参照:東京新聞「10月電気ガス料金、全社値上げ 政府の価格抑制策が半減」

2023年4~6月:ウクライナ情勢

電気料金の値上げは、ウクライナ侵攻によってロシアが受けた経済制裁の影響で、化石燃料や天然ガスなどの輸入が制限されていることで発生しています。

特に6月は、大手7社が一斉に大幅な料金改定を行ったため、電気料金が高騰する結果となりました。

原油価格の高騰によって燃料調整額は大きく変動するため、 今後の国際情勢の影響で料金改定されないか注意が必要 です。

▶︎ 参照:大手電力7社 6月の使用分から電気料金値上げの見通し(NHKニュース)

【2023年9月最新】電気料金の値下げ情報一覧

【2023年9月最新】電気料金の値下げ情報一覧

2023年8~9月:燃料価格下落

大手電力会社 平均値下げ幅 1か月の平均請求額
北海道電力 211円 7,911円
東北電力 338円 7,199円
東京電力 327円 7,059円
中部電力 242円 6,703円
北陸電力 240円 6,360円
中国電力 353円 7,091円
四国電力 239円 6,916円
沖縄電力 473円 7,619円

大手電力会社10社のうち8社は、 燃料価格の下落を受けて8月請求分から値下がりする と発表しました。使用量が平均的な家庭で前の月と比べて、 各社平均で211円~473円値下がり します。

もともと2023年6月から、九州電力、関西電力、中部電力の3社を除く7社が値上げを発表し、平均で15%から39%の値上げが実施されていました。

これから夏に向けてエアコンの使用頻度が増えていくことから、電気代が上がることが懸念されていましたが、電気料金の値下げにより、前月(7月請求分)よりも安くなる家庭も出てくるでしょう。

▶参照:8月請求分の電気料金 大手電力8社で値下がり 燃料価格下落受け(NHKニュース)
▶参照:Yahooニュース「9月分の電気料金値下げ ガスも大手4社すべて値下げ」

2023年1月:電気・ガス価格激変緩和対策事業の適用

対象期間 値引き単価
電気(低圧) 電気(高圧) ガス
2023年1月~8月使用分(2月~9月請求分) 7.0/kWh 3.5/kWh 30円/㎥
2023年9月使用分(10月請求分) 3.5/kWh 1.8/kWh 15円/㎥

参考:電気・都市ガスをご利用するみなさまへ-電気・ガス価格激変緩和対策事業|経済産業省 資源エネルギー庁
 

電気料金は、2023年の1月から始まった「電気・ガス価格激変緩和対策事業」で値下げされています。

「電気・ガス価格激変緩和対策事業」は、消費者負担を軽減するために 国が電気の小売り事業者を支援する補助金制度 です。

ただし、2023年9月使用分以降は緩和対策の効果が半減してしまうため、電気料金の値上げに注意しておきましょう。

そもそも電気料金の内訳は?

そもそも電気料金の内訳は?
電気料金の内訳

基本料金+電力量料金(電気料金単価×使用量)±燃料調整額+再生可能エネルギー促進賦課金

電気料金の内訳は、基本料金や電力使用量、燃料調整額などです。いずれかの料金が変化すると、それに合わせて電気料金も変化します。

特に、 燃料調整額は原油価格などを基に毎月変動する ため、電気料金が大きく変わる可能性があります。

電気料金が決まる仕組み

電気料金が決まる仕組みは基本料金と使用量に応じた料金、その他の変動費用によって決まります。

基本料金は契約アンペア数によって変動し、固定された月額料金となります。一方で、使用量に応じた料金は 電気メーターで計測された使用量に基づいて計算 されます。

また、その他の費用として燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進負担金などの変動する費用を合わせて、最終的な電気料金となります。

今後の電気料金は値上げ?値下げ?電気代の推移

今後の電気料金は値上げ?値下げ?電気代の推移▶参照:平均モデルの電気料金|東京電力ホールディングス

東京電力:従量電灯Bの電気料金の推移

東京電力の従量電灯Bプランにおける電気料金の推移は、燃料費や需要の変動により頻繁に変更されます。

例えば、 原油価格の高騰や夏場・冬場の電力消費量の増加 などが、電気料金の値上げ・値下げに影響を及ぼします。

また、2023年1月から政府による電気・ガス価格激変緩和対策事業が始まり、電気料金が値下げされているため、前年の同月比よりも全体的に安い価格で推移しています。

東京電力:スタンダードSの電気料金の推移

東京電力のスタンダードSプランは、特に中小企業や個人事業主に選ばれることが多く、電気使用量に応じて料金が設定されます。

一般的な家庭が利用する従量電灯などの規制料金プランとは異なり、スタンダードプランは 燃料費調整額の変動単価に上限が無い ため、より料金の変動が大きくなります。

スタンダードSプランについても、2023年1月から始まった政府による電気・ガス価格激変緩和対策事業が適用されますが、燃料費調整額によっては高くなってしまう可能性もあるため注意しましょう。

電気料金の値上げを比較する方法

電気料金を一括比較できるサイト

電気料金の値上げを比較したい場合は、複数の電力会社の料金を一括で比較できるサイトを利用するのがおすすめです。

大手電力会社だけでなく、 新電力会社までまとめて比較できる ので、自身に合ったお得なプランを探すことができます。

値上げや値下げの理由を知りたい際も、料金シミュレーションができるため、切り替え後の料金をすぐに把握できるのも魅力的です。

電気料金の高騰はいつまで続く? 2023年10月以降の電気代推移を予測

電気料金の高騰はいつまで続く? 2023年10月以降の電気代推移を予測参考:日本のエネルギー 2022年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」|経済産業省 資源エネルギー庁


​​​​​​経済産業省が公開している​電気料金の推移をみると、 過去10年間で電気料金高騰してきている のが分かります。

特に、2023年はロシアのウクライナ侵攻などの世界情勢の影響を受け、さらなる電気料金の高騰が起きました。

今後も電気料金の上昇は続くと見られるため、自身に合った料金プラン選びや、より安い電力会社への乗り換えを検討しましょう。

【料金情報まとめ】旧一般電気事業者の値上げ・値下げに関する改定

値上げ・値下げに関する改定情報

大手電力会社の電気料金は、 値上げや値下げなどの料金改定情報 を公式ホームページで公開しています。

自身が契約している場合は、上記のURLからそれぞれ確認しておくのがおすすめです。

また、旧一般電気事業者の料金改定は、他の電力会社にも影響する可能性があるため、注意しておきましょう。

電気料金が値上がりする原因

電気料金が値上がりする原因

原油価格の高騰

電気料金は、原油価格の高騰の影響を受けて値上げされることがあります。

原油価格は国際的な政治情勢や天候、供給と需要のバランスによって変動し、 価格が高騰すると電力会社の燃料費に反映され、電気料金が高くなります。  

特に、火力発電が主体の電力会社は大きく影響を受けるため、原油価格の動きを 理解して電気料金の変動に備えておきましょう。

再エネ賦課金の値上げ 

電気料金が値上がりする原因の一つは、再エネ賦課金です。 

再エネ賦課金は、 再生可能エネルギーの導入と普及を支援するために設けられた制度 であり、一般の消費者もこの費用を負担します。

賦課金のレートは政府の方針や再生可能エネルギーの導入状況、さらには電力需要にも影響を受けるため注意が必要です。

国内の電力供給の不足

電気料金が値上がりする原因は、国内の電力供給の不足も要因の一つと言えます。 

供給不足が生じると、需要に対して供給が追いつかなくなり、この 不均衡が最終的に電気料金の上昇につながる 可能性があります。

供給不足の背景には、自然災害による発電所の損傷、エネルギー政策の変更などがあり、電力会社は余剰な電力を確保するのに高いコストを払うため、その負担は消費者にも影響があります。

託送料金の値上げ

電気料金が値上がりする原因は、託送料金の値上げが考えられます。

託送料金とは、電気を消費者に届けるためのインフラ(送電線や変電所など)の維持・運営にかかる費用で、直接的に電気料金に反映されます。

託送料金が値上がる理由としては、 インフラの老朽化によるメンテナンス費用の増加、新しい設備投資、またはエネルギー供給の安全確保 などがあります。

電気料金が値下げされる原因

電気料金が値下げされる原因

政府の負担軽減策「電気・ガス価格激変緩和対策事業」

電気料金が値下げされる理由の一つは、2023年1月から始まった政府の負担軽減策「電気・ガス価格激変緩和対策事業」です。

この政策は、突発的なエネルギー価格の変動による影響を緩和し、 一般消費者や企業の負担を軽減する目的で実施 されます。

政府が電力会社に対する補助金や税制優遇を提供することで、電力会社は電気料金を値下げできる仕組みとなっています。

燃料費調整額の変動

電気料金が値下げされる原因は複数ありますが、燃料費調整額の変動も要因の一つです。

燃料費調整額は、 電力会社が発電に使う燃料の価格変動を電気料金に反映させる仕組み であり、燃料価格が下がれば燃料調整額も下がります。

燃料費の低下は電力会社のコストを減らし、それが消費者の電気料金にも反映される形で値下げにつながります。

電気料金値上げの対策方法

電力会社を乗り換える

電気料金値上げの対策方法として、電力会社を乗り換える選択肢が有効です。

電力自由化で多くの新規電力会社が参入しており、それぞれが異なるプランを提供しているため、消費者は自分に合ったより低価格なプランを選べるようになりました。

乗り換えを考える際には、まず現在の電力会社の料金プランを確認し、競合する他社のプランを比較検討することが重要です。比較サイトなどを利用して多くのプランを比較しましょう。

▶電気会社の乗り換え方法を詳しく知りたい方はコチラをチェック!

電気料金のプランを見直す

電気料金値上げの対策方法として、電気料金のプランを見直す手段が効果的です。

多くの電力会社では、 時間帯別料金や電力使用量に応じた様々なプランが設定されています。

このようなプランを活用することで、家庭の消費電力状況に合わせて最適な料金プランを選ぶことが可能です。

節電を意識する

電気料金値上げの対策方法として、日常生活での節電を意識することが非常に効果的です。

例えば、利用していない電子機器の電源を切ったり、エアコンや暖房の温度設定を適切にすることが挙げられます。

また、エネルギー使用のタイミングを変更して、時間帯別の料金プランを活用するという方法もありますので、  日常生活で少しずつ節電の習慣を取り入れていきましょう。

▶電気代の節約方法まとめはコチラ!  

省エネの性能が高い家電を購入する

電気料金値上げの対策方法として、省エネ性の高い家電製品を購入する手段が効果的です。

例えば、エアコンや冷蔵庫、洗濯機などの大きな電力を消費する家電は、省エネ性が高い製品に替えるだけで、月々の料金が大きく減少する可能性があります。 

家電購入時に初期費用がかかるものの、長期的には電気料金の削減につながるため、 古い家電や省エネ性能の低い家電の買い替え を検討しましょう。

電気の一部を太陽光発電で賄う

電気料金値上げの対策方法として、自宅での太陽光発電を導入する手段が有効です。 

初期投資は必要ですが、太陽光パネルで生み出される電力を家庭内で消費することで、月々の電気料金を大幅に節約することが可能です。

  国や自治体から、 太陽光発電の設置に対する補助金や減税措置が利用できる 場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

オール電化をやめる

電気料金値上げの対策方法として、オール電化をやめる選択肢を考慮しましょう。

特に冬季の暖房費用などは オール電化の住宅にとって電気代が高くなりやすい です。  

ガスと電気の併用によって、高熱費全体を抑制することができますので、電気代が高いと感じたらガス機器の導入を検討しましょう。

電気料金の 値上げがおかしいと感じたら確認するべきポイント

電気料金の値上げがおかしいと感じたら確認するべきポイント

燃料費調整額が高くなっていないか

電気料金の 値上げがおかしいと感じたら、まず燃料費調整額が高くなっていないか確認することが重要です。

燃料費調整額は、原油価格の変動などによって 電力会社が費やす燃料のコストを反映した金額 です。

電力会社は燃料費調整額の変更を事前に公表することが多いので、公式ウェブサイトや料金明細をチェックしてみてください。

▶電気代が急に高いと感じた方はコチラもチェック!

電気市場の価格が高騰して いないか

電気料金の  上げがおかしいと感じたら、電気市場の価格が高騰していないか確認することが重要です。

特に、災害や緊急事態が発生した場合、 供給が不安定になり、 電気市場の価格が高騰することがあります。

しかし、特に大きな影響がないにも関わらず電気料金が上がっていると感じたら、 公的な統計や情報を確認して原因を特定 しましょう。 

電気の使用量が多くないか

電気料金の 値上げがおかしいと感じたら、単純に電気の使用量が多くなっていないかを確認することが一つの解決策です。

 例えば、季節要因として夏はエアコン、冬は暖房を多用することで、 気づかぬうちに使用量が増加している可能性 があります。

月々の電気料金明細や電力会社のウェブサイトで使用量を確認し、通常時と比べて大幅に電気使用量が増えていないか確認しましょう。

電気を多く使うライフスタイルではないか

電気料金値上げがおかしいと感じたら、自分のライフスタイルが電気を多く使っていないか確認することが重要です。

例えば、リモートワークやオンライン授業、新しい趣味などで家での時間が増えた場合、それが電気料金の上昇につながることも考えられます。

また、 直近で新しく家電を購入した場合は、電気を多く使っていないかチェック しましょう。特に大型の家電は消費電力が高い場合がありますので注意が必要です。

電気料金プランは適切か

電気料金値上げがおかしいと感じたら、まずは 自分の契約している電気料金プランが適切なものか確認する ことが重要です。

電力会社は様々なプランを提供しているため、時間帯別料金や基本料金などが、自分のライフスタイルや電気   費量に適していない可能性があります。  

また、定期的なキャンペーンや割引サービスで、一時的に料金が安くなっていて電気料金が通常通りに戻っていることもあるため、必要に応じて プラン変更や電力会社の乗り換えを検討しましょう。 

まとめ

今回は、電気料金の値上げ・値下げの関わるニュースと、料金が高くなる原因を徹底解説しました。

電気料金は、政策世界情勢などにも大きく影響されますが、 今後も高くなり続ける ことが予想されます。

契約している電気料金を見直し、自身の合うプランや電力会社への変更をして、電気料金の高騰へ備えておきましょう。

この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!

この記事を書いたライターの画像

この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!

人気記事ランキング

関連記事

そのお悩みWiz cloudにご相談ください!

050-5050-0116

ご相談窓口 9:00〜18:00(土日祝日除く)

電話で無料相談する

ご相談窓口 9:00〜18:00(土日祝日除く)

スポンサーリンク