集客アイディア迷ったら3つの方法から考えよう!すぐにできる売上アップの施策

集客効果が出ないとき、経営者の皆さんはどのようにアイディアを考えていますか。チラシを作成してみたり、イベントを開催してみるなど日々施策を練っていることでしょう。しかし中には「新しいアイディアが出てこない」とマンネリ化を感じている方も少なくありません。実は集客に効果的なアイディアというのは、意外と身近なところに隠れています。そこで今回はアイディアが思いつかないときに考える3つのポイントについて解説していきます。

集客アイディアが浮かばないときは?


即効性のある集客を考えるのであれば、以下の3点が重要になってきます。

 ①これから流行しそうなもの
 ②ターゲットが興味のあるもの
 ③季節性の限定イベント


それぞれのポイントについて見てみましょう。

①これから流行しそうなもの


今流行しているものではなく、これから流行りそうなものに目を向けるのは、非常に重要なことです。流行が生まれてから消える一連の流れを示す指標として「
インベーター理論には大きく分けて「イノベーター・アーリーアダプター・アーリーマジョリティ・レイトマジョリティ・ラガート」の5つに分類できます。
流行の波をつかむ為には流行のピークを迎えるまでの「イノベーター・アーリーアダプター・アーリーマジョリティ」が重要です。
そこでこの3つの層を分かりやすく理解するために、2017~2019年に飲食業界で起きた大ブーム「タピオカブーム」をもとに見てみましょう。

イノベーター


イノベーターは、新しいものへの情報感度が高く、費用が高くても購入してくれる層を指しています。シェア率は低くても、流行はかならずイノベーターから生まれますので、決して見逃せません。

タピオカブームの最大の盛り上がりは、2018年に訪れますが、きっかけが生まれたのは2015年です。この年、台湾系のチェーン店「ゴンチャ」や「春水堂」が日本に参入してきました。

アーリーアダプター


アーリーアダプターとは、これから普及するかもしれない製品やサービスにいち早く目をつける層を指します。これから流行りそうなものを発見するので、インフルエンサーと呼ばれるのもこの層です。

タピオカブームでは2015以降、原宿・渋谷を中心にゆっくりとタピオカ店が増加しました。当時は都心にしか店舗がなかったことから「トレンドの象徴」というイメージが強く、インスタグラムを使う若年層の関心を鷲づかみにしました。

アーリーマジョリティ


情報感度は高いものの、購入に慎重なのが、アーリーマジョリティです。アーリーマジョリティは、1つ前のアーリーアダプターの意見を重視しているのが特徴となっています。

タピオカの様子でみてみると、2019年3月以降からはタピオカ店が全国に普及しています。それにより、全国の若者がタピオカを飲めるようになりました。インスタグラムでは「#タピオカ」の検索件数が1億件を超え、中には行列で3時間以上並ぶような人気店も生まれています。さらにテレビでタピオカ特集が組まれたことで、日本中を巻き込んだ大ブームが誕生したのです。


(参考:タピオカ「元カレ」現象?タピオカが若者に大流行した理由と今の印象についての実態調査 株式会社ネオレア

流行には必ず波があります。企業や店舗が集客に成功するためには、イノベーターもしくはアーリーアダプターとなるのが重要といえるでしょう。集客アイディアを考えるときには「周りが流行っているからやる」ではなく「流行りそうだから始める」という考えが大切です。

②ターゲットが興味のあるもの

どんな企業や店舗も「ターゲット」を設定していることでしょう。
たとえば繁華街に来る20代の女性客をターゲットにしている飲食店であれば、SNSの活用はマストです。専用ハッシュタグをつけてくれたユーザーには、ドリンク1杯無料といった集客方法は、王道の集客アイディアかもしれません。

そのほかにも飲食店であれば、SNSを活用するアイディアとして、フォトブースの貸し出しもおすすめです。SNS用に写真がとりやすいよう小物を用意したり、料理のディスプレイを貸し出すという方法もあります。SNSに掲載するユーザーが増えれば、自然と集客効果も高まるでしょう。

③季節性の限定イベント

日本にある年中行事を活用して、イベントを考えてみるのもいいでしょう。日本はお正月やお盆など日本独自の伝統行事を残しながらも、クリスマスやハロウィンといった海外のイベントを取り入れる多国籍な文化です。イベントが近づけば、消費者の関心が高くなり、目に付きやすくなるのでぜひ活用してみましょう。

また最近では新型コロナウイルスの影響で、家でイベントを楽しむ消費者が増えてきています。そのため家で楽しめる商品やサービスを開発してみてもいいかもしれません。集客アイディアに対する情報のアンテナを高く張り、消費者が置かれている状況を常に考えることが大切です。

集客アイディアの参考に!すぐできる集客方法4選

集客で求められるアイディアは、意外と近くにあるものです。こちらでは実際に多くの店舗で使われている集客方法を4つ紹介します。すでに使われているということは、それだけ成功率が高い方法であるということです。アイディアが思いつかないとお悩みの方は参考にしてみてください!

①専門店化をすすめてみる

2015年にタピオカミルクティー専門店が登場したように、飲食業界では「専門店化」が相次いでいます。「高級食パン専門店」や「から揚げ専門店」など、身近なところで専門店が増加しているので、目にしたことがある人も多いでしょう。
専門店化をすることによって、それだけで店舗のブランディング効果が高まります。

しかし、いきなり専門店化に切り替えるのが難しいという店舗もあるでしょう。そんなときには、店舗の目玉商品を今よりもプッシュアップするのがおすすめです。「これを買えば間違い」ないという安心感を消費者に与え、集客効果を高めることができます。

②デリバリーを始めてみる

デリバリーをはじめることで、ターゲット層を拡大できる可能性があります。たとえば仕事場でランチを食べるサラリーマンや、仕事帰りのお惣菜を求める主婦層など、店内飲食だけでは獲得できなかった層にアプローチできるのです。最近では「ウーバーイーツ」など、店舗に変わって配達をしてくれるサービスも登場しています。ウーバーイーツを使えば、店舗が配達スタッフやバイクを手配する必要がなくなるので、すぐにデリバリーを始められるでしょう。

③バラ売りにしてみる

自店舗の商品をもし小さく分解できるなら、バラ売りをしてみるのもおすすめです。バラ売りを導入することで得られる集客効果は、以下の例が考えられます。

 ・セット価格が高いと感じているユーザーの獲得
 ・自分好みの数や量を買いたいと感じているユーザーの獲得
 ・まずはお試ししてみたいというユーザーの獲得

このようにバラ売りにすることで、ユーザーニーズを広く網羅することができるのです。お試し無料の集客方法は、多くの店舗が導入していますが、顧客が無料の段階でやめてしまうかもしれません。しかしバラ売りであれば、集客効果を高めつつ売り上げを伸ばすことができます。

④SNSを使ってみる

SNSは集客ツールのひとつとして、いまや幅広い企業や店舗に利用されています。SNSの魅力は、アカウント登録が無料で簡単に始められることと、ユーザーによる拡散効果が期待できる点でしょう。もし投稿が拡散されれば、1度に数万人の目に投稿が注目されることになりますから、集客効果は絶大です。
ツイッターやインスタグラムなど、多くのSNSが利用されていますから、ターゲットユーザーが多いSNSを使うことをおすすめします。
飲食店の集客アップはターゲット層にあったSNS選び重要!効果的な使い分けポイントは?
 

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まとめ

新型コロナウイルスの影響もあり、例年通りの売り上げができていないという店舗では、新たな集客アイディアを検討していることでしょう。しかし以外にも集客アイディアは、身近にあるものです。経費計算の画面だけでなく、実際に店舗に訪れるユーザーが何を求めているか考えるのはとても重要なことではないでしょうか。また「本当に集客アイディアが成功するのか」と心配な経営者の方もいるかもしれません。そんな方に覚えておいてほしいのが、集客が上手く行かない1番の理由は「悩むだけで何もしないこと」です。成功するかどうかにためらわず、挑戦することが何よりも重要でしょう。

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