【オフィス移転マニュアル】やることチェックリストや流れ、費用相場を解説

「オフィス移転のメリットは?」
「費用はどのくらいかかる?」


オフィス移転は、業務スペースの改善よる生産性向上や企業のイメージアップなどを目的に行われます。

しかし、「総務のタスクにはどんなものがある?」「移転後に必要な手続きは?」といった疑問も多くみられます。

今回は、オフィス移転の流れややることチェックリスト、費用相場などを解説します。

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オフィス移転の際は移転理由を明確に

クエスチョンマーク

スペースの確保

社員数が増加し、オフィスのスペースが足りなくなったことを理由に、移転を決定するケースがあります。

特に、業績が伸びて採用数を増やした企業や、新規事業の立ち上げによって従業員が増えた企業は、 快適な労働環境を維持するためにも、広々としたオフィスに移転するのがおすすめです。

オフィス環境の整備

オフィス環境の整備による社員の生産性向上を目的にオフィスを移転する企業もあります。

開放的で広々とした労働環境は社員のモチベーションにも繋がりやすく、オフィス環境の整備は生産性向上に効果的です。

また、アクセスしやすい立地に移転することで、通勤のストレスが緩和されたり、打ち合わせや営業に出やすくなったりする効果も期待できます。

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企業イメージアップ

会社の所在地をブランディングに活かす ために、オフィスを移転するケースもあります。

たとえば、銀行なら丸の内や大手町、デザイン・アパレル系企業なら青山・表参道といったように、業界ごとに「ブランド力」を持つエリアが存在します。

業界の中心地にオフィスを構えることで、取引相手としての信頼性が増すほか、同業者との打ち合わせもしやすくなるでしょう。

経費削減

会社の業績悪化した際、経費削減を目的に賃料が安いオフィスへ移転するケースもあります。

オフィスの賃料は固定費の中でも大きな割合を占めるため、 賃料を見直すことで大幅なコストカットに繋がります
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リモートワーク推進・業務縮小

リモートワークの推進にともない、オフィスに出社する社員が減少したことで、縮小移転をする企業が増えています。

オフィス面積を小さくしたり、フリーアドレスを採用することで、オフィスの運営にかかる固定費を大幅に削減できます。

働き方改革によって リモートワーク率が増えた場合は、コストの見直しとして移転を検討するのもおすすめです。

オフィス移転までの期間は6ヶ月が目安

スケジュール

オフィス移転にかかる期間は、一般的に6カ月程度です。

ただし、移転準備にかかる期間は企業規模によっても変動するため、「6ヶ月」はあくまでも目安としてとらえ、余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

旧オフィスの退去日から逆算してスケジュールを組むと、原状回復工事や引っ越し作業の計画が立てやすくなります。

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オフィス移転の流れ・スケジュール

流れ

移転目的の明確化(1年〜半年前)

オフィス移転をする際は、目的を明確化したうえで移転計画を立てましょう。

「オフィス環境の整備による生産性向上」や「縮小移転によるリモートワーク推進」など、 移転によって達成したい目的を明確にし、社内で浸透させる ことが重要です。

移転目的を決める際のポイント
  • 現オフィスにおける課題点の洗い出し
  • 移転に際して実現したいことを設定(移転先のエリアや内装、オフィスレイアウトなど)

新オフィスの条件決め(1年〜半年前)

オフィス移転の目的が決まったら、新オフィスに求める条件を定義しましょう。

あらかじめ 条件を定めておくことで、物件を絞り込みやすくなります

特に賃料に関しては、業績が良い時期に移転し、後から賃料の高さが負担となるケースもあるため、今後の成長度合いや収益性などを考慮しながら慎重に検討しましょう。

定義すべき条件
  • 移転にかけられる予算
  • 移転対象人数
  • オフィス面積
  • 移転時期
  • 希望立地
  • 賃料(坪単価)
  • 必要な設備
  • セキュリティ面

新オフィスの物件探し(1年〜半年前)

オフィスの条件が定まったら、実際に物件を探します。

複数ある比較ポイントの中で、 自社が特に重視したい要素を洗い出し、条件に近い物件を絞っていく のがおすすめです。

ビルによっては、防犯上立ち入りできない時間帯が設定されているケースもあるため、移転後の業務に支障がでないよう、設備面や使用条件も確認しましょう。

物件の比較ポイント
  • 最寄り駅からの所要時間
  • 他エリアへのアクセスの良さ
  • 従業員の通勤時間
  • 周辺施設
  • 空調やトイレなどの設備
  • ビルの使用時間の制限
  • 防犯対策・セキュリティ

コンセプト・レイアウト決め(半年~4ヶ月前)

物件が決まったら、新オフィスのコンセプトや、備品のレイアウトなどを考えます。

移転目的によって、適切なレイアウトや内装イメージは異なってきます。

​たとえば、「​​​​​​コミュニケーションを重視してオープンなレイアウトにする」「業務に集中しやすい作業スペースを多く設ける」など、  移転目的が達成できるようなコンセプトを選ぶことが重要です。

新オフィスに関して決めておきたい事項
  • 部署ごとのゾーニング計画:各部署やチームがどのスペースを使うか
  • デスクの使い方:フリーアドレス/固定デスクのどちらか
  • 業務スペース以外の配置:エントランス、会議室、応接室、休憩室、収納庫など
  • 全体のレイアウトプラン:専門業者のアドバイスを受けつつ、具体的なレイアウトプランを作成
  • どのような家具・備品を置くか:レイアウトに合わせて、大まかな家具の配置を考える 

インターネット環境や業務システムなどの検討(半年~4ヶ月前)

コンセプト・レイアウトと同時に、インターネット環境や業務で使用するシステムも見直し・検討しましょう。

近年、BCP(事業継続計画)やテレワークにも対応できるよう、クラウドサービスへ移行する企業が増えています。

現在クラウドサービスを利用していない場合も、 移転のタイミングを活用することでスムーズに運用開始できます

移転時に検討したいシステム
  • クラウドPBX
  • クラウドストレージ
  • 勤怠管理システム
  • 人事労務システム
  • リモート会議ツール
  • 会計ソフト

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内装工事(半年~3ヶ月)

物件が決定したら、内装業者と打ち合わせをしながらオフィスのデザインやレイアウトを決定していきます。

「内装がコンセプトに合っているか」「防災面で問題がないか」「収納や電源は十分か」など、様々な観点からレイアウト案を確認しましょう。

また、電気・通信・空調工事については、物件オーナーの指定がないかどうか、事前に確認が必要です。

内装工事でチェックしたいポイント
  • 移転目的に合わせたレイアウトになっているか
  • 企業イメージにマッチしているか
  • 工事スケジュール(工事当日まで定期的に確認)
  • セキュリティ/電気/通信/空調工事との調整(工事日がバッティングしないように注意)
  • 間仕切りや内装は消防法上の問題がないか
  • 空調設備の追加、位置変更の必要はあるか
  • 電源が取りやすい位置にあるか(必要に応じて追加依頼)
  • 収納スペースは十分か
  • 費用の目安(工事の段階で追加費用がないか確認)

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オフィス備品の選定〜発注(4ヶ月~2ヶ月前)

新オフィスのレイアウトプランが決まったら、新しく導入する家具やAO機器などを選定・発注しましょう。

企業イメージやオフィスのコンセプトに合わせて家具を選ぶと、内装全体がまとまりやすくなります。

家具・備品購入でやること
  • 新規で購入する家具・OA機器のリストアップ
  • リースする家具・OA機器のリストアップ(コピー機やFAXなど)
  • リストアップした家具の選定・見積り依頼
  • 見積り結果を踏まえて発注
  • 廃棄する家具のリストアップ・処分の見積もり

引っ越し業者の選定(~2ヶ月前)

引っ越し業者を選ぶ際は、予算や作業内容、廃棄物の引取対応などを確認しましょう。

複数社に見積もりを依頼し、相場を把握したうえで依頼先を決定すると、無駄なコストが抑えられます。

なお、移転の直前に依頼すると料金が高くなったり、そもそも引き受けてもらえなかったりするため、 遅くとも移転日の2ヶ月前までには申し込みを済ませましょう

 社内用マニュアル作成(3ヶ月〜2ヶ月前)

規模の大きい会社では、移転作業が大掛かりになるため、あらかじめスケジュールや社員の役割分担などをマニュアル化しておく必要があります。

社内でやっておくべきこと
  • 移転計画の社内告知と社員への説明(移転日が決まった段階で)
  • 移転までのスケジュール作成(旧オフィスの解約予告を行った時点で作成)
  • 移転準備の役割分担
  • 取引先へ移転案内の発送(移転の1ヶ月前)
  • 封筒・名刺など印刷物の発注(移転の1ヶ月前)
  • 全体スケジュールの確認(移転の1ヶ月前)
  • 移転物品・残留物品・廃棄物リスト作成(社員個人、部単位でそれぞれリスト化)
  • データのバックアップ(引っ越し業者や専門業者に依頼するのがおすすめ)
  • 荷物の梱包作業(使用頻度の低いものから少しずつ梱包作業を開始)

​​​引っ越し準備〜当日作業

移転日の直前は、荷物の梱包や不用品の処分、データのバックアップなどを済ませておきましょう。

なお、 引っ越し当日は立ち会いが必要となるため、事前に担当者を決めておく必要があります。

移転直前~当日にやること
  • 全体スケジュールの確認
  • 移転当日の作業分担の確認(引っ越し当日に誰が何をやるのかを1週間前までには決めておく)
  • 荷物の梱包作業(使用頻度の高いものは直前に梱包)
  • 旧オフィス・新オフィスの立会い(積み残しの確認や、搬入時の指示など)

各種届出

引っ越し作業が完了したら、移転に関する各種届け出を提出します。

特に、本店所在地が変更になる場合は届け出の記載変更が必要なため、必要な手続きをリストアップして抜け漏れのないように対応しましょう。

オフィス移転後に必要な手続き

届出先 届出 期限
法務局 本店移転登記申請書、支店移転登記申請書 本店:2週間以内
支店:3週間以内
税務署 異動届出書
給与支払事務所等の開設・移転・廃止の届出書
本店移転登記申請書、事業年度、納税地
1ヶ月以内
都道府県税事務所 事業開始等申告書 1ヶ月以内
ハローワーク 雇用保険事業主事業所各種変更届 10日以内
年金事務所 適用事業所所在地・名称変更(訂正)届
(管轄内)または(管轄外)
5日以内
消防署 防火管理者選任届
郵便局 郵便物届出変更届 移転日が決まり次第

旧オフィス撤退の流れ

引越し

解約通知

オフィス移転が決まったら、 移転時期の1年〜半年前までに物件解約の旨を管理会社やオーナーに連絡します。

新オフィスの入居予定日直後に解約すると、スケジュール変更などがあった際オフィスなしの期間が発生してしまうため、期間にゆとりを持たせて解約日を決めましょう。

解約通知の際にやること
  • 賃貸契約書の内容を確認(解約予告期間・敷金や委託金の返却時期)
  • 新オフィスの入居可能時期を確認

​​​原状回復工事

旧オフィスの退去時の 原状回復工事は、原則「明け渡しの期日まで」とされているため、担当者は業者の手配や費用計算、スケジュール調整などを行いましょう。

旧オフィスの解約時期と移転日が近すぎると、原状回復工事の期間が取れない可能性もあるため、ゆとりのあるスケジュールを組むことが重要です。

​​​原状回復工事でやること
  • 業者指定があるかどうか確認
  • 業者の手配とスケジュール確認(指定業者がない場合):移転2ヶ月前までが目安
  • オーナーやビル管理会社と原状回復の範囲を確認
  • 見積もりを依頼して費用の目安を確認

編集部

次に契約する企業が居抜きでオフィスを利用する場合など、原状回復が発生しないケースもあります。

オフィス移転における総務のタスク

チェックリスト

オフィス移転での総務の役割

オフィス移転における総務の役割は 「プロジェクトの管理」です。

物件に関する書面の確認は法務部門、取引先への通知は個々の担当営業、といったように、オフィス移転では社内の様々な部署が動くことが求められます。

総務部は、移転プロジェクト全体が滞りなく進行するよう、業務の依頼やサポートをしながら 各部門をマネジメントする役割 を担います。

総務がやることチェックリスト

総務部は、移転プロジェクトをマネジメントしながら、自身の担当業務もこなさなければなりません。

引っ越し作業や各種届出、新オフィスのルール作成など、オフィス移転における総務の仕事は多岐にわたります。
 
新オフィスの環境整備
  • 新オフィスのマニュアル作成
  • 新オフィスのレイアウト作成
  • 新旧設備機器の確認(リース契約か否か)
  •  通信設備の契約変更もしくは解約・新規契約
  •  郵便物の転送手続き
  • 電気や空調の工事
  • 電話番号変更申請と内線番号割振り
  • ガス・水道・電気・通信設備の使用開始の手続き
庶務的タスク
  • 社員証作成
  • オフィス移転の挨拶状作成と手配(1ヶ月前まで)
  • 名刺・封筒・請求書などの印刷物とゴム印の手配
  •  ホームページなどの住所変更
  • 通勤定期券変更に関わる事務作業
新オフィスで必要なものの準備
  • 入館ID
  • 名刺
  • 封筒やゴム印
  • 電話やパソコンなどの通信機器
引っ越し作業
  • 引っ越し業者選定と手配
  • 工程表の作成
  • 従業員向け説明会の実施
  • 梱包ルールの確認
  • 不用品処分のタスク管理
  • 梱包状況の確認
  • 移転先のチェック
住所変更手続き
  • 税務関連
  • 社会保険関連
  • 労働保険関連
  • 登記関係
移転直後のタスク
  • 什器や備品の設置
  • ガス・水道・電気の開通
  • 通信設備の設定
  • 移転後に必要な届け出

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オフィス移転のプロジェクトマネジメント

マネジメント

プロジェクトマネージャーの役割

プロジェクトマネージャーは、 オフィス移転がスムーズに完了するように会社全体を指揮する役割です。

計画の立ち上げやスケジュール設定、タスクのリストアップを行ったうえで、社内の各部門に指示を出します。

そのほか、新オフィスのレイアウト設計や家具・備品の手配、届出等の各種手続きなども行うため、プロジェクトマネージャーの業務は多岐にわたります。

プロジェクトマネジメントは業者に委託するのが主流

オフィス移転のプロジェクトマネジメントは、外部の業者に依頼するのが一般的です。

移転に関する業務を自社だけで完結するのは難しく、担当部門の業務負担が増えすぎたり、本来の業務に支障が出たりするためです。

オフィス移転の専門業者は、レイアウトの決定や内装の施工管理、移転手続きなどの知識が豊富なため、 依頼することでプロジェクトを円滑に進められる でしょう。
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オフィス移転で必要な工事

工事

 オフィス移転では、内装工事のほかに セキュリティ・電気・通信・空調などの工事も必要です。

事前に、新オフィスのオーナーやビル管理会社に連絡し、業者指定がないか確認しておきましょう。

指定の業者が無い場合は自社で複数の業者に見積り依頼をし、 移転日の3ヶ月前までを目安に依頼先を決定します。

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オフィス移転の費用内訳・相場

コスト

新オフィスの不動産取得費用

新オフィスの 不動産取得費用は賃料を基準に算出されるため、移転するビルのグレードや規模によっても大きく変動します。

 
項目 相場
敷金 大手ビル:家賃6~12ヶ月分
個人オーナーのビル:家賃3~6ヶ月分
礼金 個人オーナーのビル:家賃1~2ヶ月分
(大手ビルではかからないことが多い)
仲介手数料 家賃の半月~1ヶ月分
火災保険料 2年契約で2~3万円程度
前家賃 家賃1~2ヶ月分
保証委託金 賃料+共益費の半月~1ヶ月分
 

項目ごとの概要

項目 概要
敷金 家賃滞納や退去時の原状回復に備える預け金。
礼金 オーナーに支払う慣例的なお金。
仲介手数料 不動産会社に物件探しを依頼する際発生する手数料。
火災保険料 賃貸オフィスの借り主には火災保険への加入が義務付けられている。
前家賃 契約に含まれている場合、移転直後の賃料を前払いする。
  家賃の保証会社を利用する際に発生する料金。

新オフィスの構築費用

什器等の購入費用

什器を新調する場合の費用は、 1人あたり5万~30万円 程度が目安です。

オフィスの什器には、デスクや椅子、パーティション、デスク下の収納ワゴン、応接セット、カウンターなどが含まれます。

内装工事費用

内装工事費用の目安は、一般的なオフィスで 1坪あたり5万~20万円 程度です。

ただし、おしゃれなレイアウトやデザインにこだわりたい場合は、上記の金額よりも高くなる可能性があります。

設備工事費用

電気・空調・防災などの設備工事費用は、 1坪あたり20万~35万円 程度が目安です。

また、別途レイアウトやデザインのプランニング費用として、1坪あたり1万~3万円ほど請求される場合もあります。

ネットワーク機器・電話機・複合機等の移設・設置費用

ネックワーク機器や電話機、複合機などの移設・設置にかかる一般的な目安は、1坪あたり5万~15万円程度です。

また、 電気・電話・LAN工事に1人あたり5~8万円程度、OAフロアの敷設工事をする場合は1坪あたり2万~5万円程度費用が発生します。

旧オフィスの退去費用

原状回復費用

賃貸物件の借り主には、物件を借りた状態に戻してから退去する「原状回復」の義務があります。

原状回復費用の目安は、 一般的なビルで1坪あたり6万~8万円程度、大型ビルで1坪あたり10万~12万円程度です。

ただし、実際の費用は利用状況や建物の立地、ビルのグレードなどによっても大きく変動するため、上記の金額はあくまでも目安と捉えておきましょう。

悪質な業者に注意

業者によっては、 本来の費用よりも高い見積もりを提示してくることがあるため、現地視察をせずに概算で見積りを出された場合は警戒しましょう。

たとえば、クロスや壁紙の一部修繕で済むところを「全面張り替え」といって、料金を上乗せしてくる業者もいます。

料金の明細に不明点があればしっかりと追及し、信用できない場合は別の業者で見積りを取り直すのがおすすめです。

現オフィスの賃料

解除日の前に移転が完了した場合も、現オフィスの賃料は契約解除日の分まで発生します。

新旧オフィスの賃料が2重支払いにならないよう、移転計画を立てるのが理想です。

スケジュールのズレによって移転が解除日以降にずれ込むと、賃料を追加請求される可能性があるため注意しましょう。

引っ越し費用

引越し費用(運搬費)の目安は、 1人あたり2万~5万円程度です。

ただし、年度末や秋口などの繫忙期は、通常よりも料金が高くなると考えましょう。

​​​​また、階段や通路の幅、エレベーターの有無、クレーン作業の要不要、組立家具の有無、重量物の数などによっても金額は変動します。

その他の注意点

高価な品物は依頼できない可能性がある

現金や美術品、有価証券などは紛失や破損時の賠償金が高額になるおそれがあるため、引越し業者に依頼できない場合があります。

引越しを業者に依頼する際には、必ず事前に見積もりを取りましょう。

社員だけでの引っ越し作業はおすすめしない

ビルの共用部などに傷をつけると高額な賠償金を請求される可能性があるため、社員だけで引越し作業をするのはおすすめしません。

特に、複合機は非常に重く扱いが難しいため、移設は専門業者に依頼しましょう。

不用品の処分費用

不要になった什器のうち産業廃棄物に該当するものは、産業廃棄物処理業の許可を持つ業者に運搬・廃棄を依頼する必要があります。

費用は、 2トン車1台分で7~8万円程度、4トン車1台分で12~15万円程度が目安です。

一方、法律で定められたリサイクルの対象物は、不用品回収業者に有償で買い取ってもらえる可能性があります。

不用品回収業者に依頼できる品目
  • 大型家電:エアコン、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、パソコンなど
  • 小型家電:電話、FAX、携帯電話、デジタルカメラなど
  • その他:産業廃棄物に該当する金属くず、廃プラスチック類、ガラス・陶磁器くず

編集部

パソコンや機密書類を廃棄する際は、情報漏えいを防ぐための対策を徹底しましょう。

その他諸費用

オフィス移転では、オフィスの構築や引越し以外にも、様々な諸経費が発生します。

たとえば、会社の住所が記載された名刺やパンフレット、会社案内、封筒などの印刷物を作り直したり、新オフィスに入るためのIDカード・セキュリティカードを発行する必要があります。

また、各種手続きを司法書士に依頼する場合、10万~20万円程度費用がかかるため、オフィス移転の予算は多めに見積もっておくのがおすすめです。
オフィス移転時のコストを抑えたい方はこちら

オフィス移転費用を削除する方法

コストダウン

複数の業者から見積もりを取る

工事や引っ越しの業者の費用は、 同じ条件でも業者によって金額が変動するため、必ず複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

原状回復工事などの業者をビルのオーナーから指定された場合もほかの業者から見積もりを取り、提示額が相場から大きく離れていないか確認しましょう。

ワンストップサービスを利用する

ワンストップサービスとは、引越し、内装工事、ネット配線工事など オフィス移転にかかる作業を一括で請け負ってくれるサービスです。

依頼先の業者が増えると、業者間の連携や施工状況の管理など手間が増えてしまいます。

その点、オフィス移転をトータルでサポートできる業者であれば、効率的に作業が進むため、無駄なコストを抑えて移転プロジェクトを進められます。

什器や備品の購入費を抑える

移転にかかるコストを抑えたい場合、旧オフィスで使える什器や家具などは捨てずに移転先でも活用しましょう。

老朽化などで新調が必要な場合も、グレードを下げることでコストを抑えることができるでしょう。

また、 不用品は廃棄せずリサイクルに出すことで、処分費用を削減できます。
オフィス移転時のコスト見直しをプロに相談

オフィス移転で使える補助金

補助

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者のITツール導入に際して支給される補助金です。

ソフトウェア購入費、クラウド利用料、導入関連費、ハードウェア購入費(デジタル化基盤導入枠のみ)などが対象です。

補助率・上限額(通常枠)

補助率 1/2
上限額 450万円

 

躍進的な事業推進のための設備投資支援事業

躍進的な事業推進のための設備投資支援事業とは、中小企業が新たな設備投資を行い、事業の成長や競争力の強化を図るための支援制度です。

中小企業者がイノベーションによって競争力の強化・DXの推進・都市課題の解決などに貢献する際、設備やサービス等にかかる経費の一部を助成してもらえます。

補助率・上限額

補助率 3,000万〜1億円
上限額 1/2・2/3・3/4のいずれか

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、革新的サービス開発や生産性の向上のための投資を補助する中小企業、小規模事業者向けの制度です。

補助率・上限額

 

補助率 1/2~2/3
上限額 1,000万円

 

小規模事業者持続化補助金(一般型)

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が自社の経営を見直し、経営計画に基づく販路開拓や生産性向上の取り組みを支援する制度です。

特定条件に該当する事業者に関しては、補助上限額の引き上げが可能な特別枠を適用することも可能です。

補助率・上限額

補助率 1/2または2/3
(赤字事業者は3/4)
上限額 50万円
(特別枠200万円)

事業継承補助金

事業継承補助金は、中小企業庁の事業承継やM&Aに伴う経営革新などに対して支給される補助金です。

補助率・上限額(経営革新事業)

 

補助率 1/2
上限額 500万円

オフィス移転時のコスト見直しをプロに相談

 

オフィス移転のメリット

メリット

社員のモチベーション向上

オフィス移転に際して、広々とした空間を確保したり、働きやすいレイアウトを工夫したりすることで、業務環境の改善に繋がります。

オフィスの居心地が良くなることで、社員のモチベーションアップや生産性向上が期待できるでしょう。

また、交通の利便性が高まり通勤しやすくなることで、通勤のストレスが軽減されるため、ワークライフバランスの向上にも効果があります。

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コスト削減

オフィス移転によって 賃料を見直すことで、コストの最適化が図れます

たとえば、テレワーク化に伴って使用していないスペースが増えた場合は、コンパクトなオフィスに移ることで無駄なランニングコストを削減できるでしょう。

企業ブランディング

オフィスの雰囲気は企業イメージに直結する ため、洗練されたデザインのオフィスに移転することで、企業イメージの向上やブランディングといった効果が期待できます。

また、主要駅周辺や一等地にオフィスをかまえることも、自社のイメージアップにつながる重要な要素です。

雰囲気の良いオフィスは、取引先企業や求職者などに好印象を与えられるため、事業や採用においてプラスに働きます。

安全性の向上

オフィス移転によって、安全性の高い物件に移ることで、地震や台風などの自然災害が起きた際にも被害を最小限に抑えられます。

防災面を重視したい場合は、 建物の耐久性や非常時への備えなどを重視し、災害時のリスクを極力軽減できる物件を選びましょう。

コミュニケーションの活性化

オフィス移転を機にレイアウトを見直すことで、社内のコミュニケーションを活性化させることも可能です。

たとえば、複数のフロアを一つに統合したり、共有スペースを設置したりすることで、社員同士が年代や部署の垣根を越えて交流できるオフィス環境を提供できます。

社内のコミュニケーションが増えることで活気が生まれ、 生産性向上やイノベーションなどが促進される でしょう。

オフィス移転の注意点

注意点

計画的な準備が必要

オフィス移転は、数千万円単位の費用がかかる一大プロジェクトなので、計画性をもってスケジュールを進める必要があります。

業者の手配や備品の発注、各種手続きといった 準備に抜け漏れがあると、無駄なコストが発生したり、プロジェクト全体が滞ったりしてしまうため、注意が必要です。

スムーズに移転を完了するためにも、あらかじめ必要なタスクをリストアップし、全体の流れを細かく把握しておきましょう。

移転後のオフィス運営にかかる費用にも注意

オフィス移転をすると、物件取得やオフィス構築、引越し以外にも様々な費用が発生します。

具体的には、IDカード類の再作成にかかる費用や、オフィスが遠くなった従業員の追加交通費、定期券の精算にかかるコストなどが挙げられます。

事前に、 想定される諸経費を洗い出し、予算を多めに用意しておく のがおすすめです。

新オフィスの広さは十分か確認する

新オフィスの物件を選ぶ際は、従業員の人数に対して十分な広さかどうか確認しましょう。

オフィスに必要な面積は、1人(1席)あたり2~3坪程度 です。

また、将来的に社員を増やす予定がある場合や、ソーシャルディスタンスを確保したい場合は、少し広めのオフィスを選ぶとよいでしょう。

「償却費」の扱いについて理解しておく

償却費とは「敷金のうち退去時に返還しない分のお金」で、あらかじめ賃貸借契約で定めておくのが一般的です。

原則、敷金は退去時に返還されますが、 償却費として設定された部分は戻ってこないと理解しておきましょう

大手ビルでは、ほとんどの場合「償却費」を設定しませんが、個人オーナーのビルでは設定されるケースもあるため、解約通知の際に確認が必要です。

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オフィス移転時に導入すべきもの

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TukTukは、オフィス向けの置き型無人コンビニです。買い出しに行くのが難しい場合も、 食事やお菓子、ドリンクなどをオフィス内で手軽に調達できます

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ワークブース

ワークブースとは、置き型の個室空間のことで、 電話対応やオンライン会議などをする際に重宝 されます。

社員の作業スペースとしても活用できるため、 生産性向上にも効果が期待できます

今後テレワークを推進したい場合や、オフィスの中に集中できる空間を設けたい場合は導入を検討しましょう。

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インターネット回線

オフィス移転のタイミングで、インターネット環境も見直しましょう。

ネットの利用環境によって最適なプランは異なるため、現在利用しているプランが新オフィスに合うとは限りません。

また、 インターネット回線の見直しでランニングコストを大幅に削減できるケースも多い ため、定期的におトクになプランに切り替えるのがおすすめです。

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Wi-Fi

Wi-Fiが不安定だと業務も滞りやすくなるため、通信環境は業務効率を左右する重要な要素です。

特に、移転先をフリーアドレスオフィスにする場合は、 業務に支障が出ないよう、安定した通信環境を整える必要があります

オフィス移転の際は、インターネット回線とあわせてWi-Fiも見直しましょう。

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オフィス移転コンサルを利用するのもおすすめ

説明

オフィス移転コンサルとは

オフィス移転コンサルとは、オフィス移転やオフィスの規模を拡大縮小する際に、 必要な業務を代行してくれる業者 です。

コンサルタントに依頼することで、移転にかかる自社の業務負担を軽減したり、移転プロジェクトを円滑に進められるといったメリットがあります。

オフィス移転コンサルの業務

オフィス移転コンサルの業務は、業者の手配や移転先の選定、レイアウト考案など多岐にわたります。

移転先で使う家具や備品、インターネット環境などをまとめて手配してくれる業者もあるため、 移転に関わる自社担当者の業務負担を大幅に削減できます

オフィス移転コンサルの種類と会社

オフィス移転コンサルは、不動産会社や建設・内装会社、オフィス家具メーカー、引っ越し・運送会社、デザイン・設計会社など、様々な業種の企業が行っています。

企業ごとに得意分野も異なるため、自社が拘りたい工程を強みとする業者を選ぶとよいでしょう。

たとえば、不動産会社が提供するコンサルは、物件に関する情報収集や交渉などを得意とするため、「新移転先の選定」を重視したい場合におすすめです。

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オフィス移転コンサルの業者を選ぶポイント

ポイント

業者の実績や経験をチェックする

オフィス移転をスムーズに進めるには、ある程度の経験や実績が必要となるため、 依頼先の専門性は必ず確認したいポイントです。

トラブルを回避するためにも、コンサルティングを依頼する際は、オフィス移転を専門としている業者を選びましょう。

業者のサービス範囲を確認する

業者によって依頼できる業務範囲は異なり、手続きや物件選定まで全て任せられるところもあれば、運搬作業のみ請け負っているところもあります。

契約後のトラブルを避けるためにも、 あらかじめコンサルに任せたい業務内容をリストアップし、業者のサービス範囲とマッチしているか確認してから依頼しましょう。

アフターフォローの有無を確認する

実際に新しくオフィスで仕事をしてみてから、不便な点や改善点に気付くケースもあります。

オフィス移転コンサルの中には、移転完了後の要望を聞い柔軟に対応してくれる業者もあるため、 アフターフォローの充実度を確認したうえで依頼先を選ぶのがおすすめです。

法令や条例の知識があるかチェックする

移転先オフィスのレイアウトは、建築基準法や消防法などの法律を遵守したうえで考える必要があります。

​​後々トラブルにならないよう、​​​​​移転コンサルを依頼する際は法令や条例に詳しい業者を選びましょう。
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オフィス移転時におすすめの企業一覧

おすすめ

おすすめのオフィス移転業者を比較

業者 特徴
DXレスキュー
  • オフィスシステムの導入から設置、アフターケアまでトータルサポート
  • 専門知識豊富なスタッフが最適な製品を提案してくれる
オフィスバンク
  • 社内アンケートやヒアリングからサポート
  • チームでのバックアップ体制
ヒトカラメディア
  • スモールオフィスから大規模オフィスまで幅広い実績
  • 組織課題に合わせたオフィス移転を提案
オフィスバスターズ
  • 移転業務をワンストップでサポート
  • 中古のオフィス家具や備品をおトクに提供
アルファーテクノ
  • 移転業務を一気通貫で請け負ってくれる
  • 移転に関する書類申請等も代行
ブレインズ・ネットワーク
  • 移転までのスケジュールを最速7日間で組んでくれる
  • 社内ヒアリング、レイアウト作成、見積りを無料で対応
 

DXレスキュー

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DXレスキューは、オフィスシステムの導入を、販売から設置、アフターフォローまで一気通貫でサポートしてくれる業者です。

防犯カメラやスマートロック、Wi-Fi機器等の豊富なラインナップから、専門知識豊富なスタッフが自社に合った製品を提案してくれます。

また、導入時の配線工事も業界最安値級で依頼できるため、オフィス環境整備にかかるコストを大幅に削減できます。
防犯カメラをおトクに導入!

オフィスバンク

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「オフィスバンク」は、3,000社以上の利用実績と企業支援のノウハウを誇るコンサルティング業者です。

社内アンケートやヒアリングなど、現状把握の段階から関わることで、 企業の潜在的なニーズまでカバーした物件を提案してくれます。

チームでのバックアップ体制を取っているため、担当者の力量に左右されることなく、安定して満足度の高いサービスを受けられます。

ヒトカラメディア

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ヒトカラメディアは、スモールオフィスから大規模オフィスまで、幅広い実績を持つ移転コンサルタントです。

オフィスを「会社の成長の好機」と捉え、会社ごとの組織課題に合わせたオフィス移転を提案してくれるます。

丁寧なサービスで満足度も非常に高く、リピーターも多い ことから、はじめてのオフィス移転にもおすすめの業者です。

オフィスバスターズ

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オフィスバスターズは、オフィス移転にまつわる業務をワンストップで対応してくれる点が最大の特徴です。

物件探しから旧オフィスの原状回復、内装工事、電気・通信工事なども全て取りまとめてくれるため、異なる業者同士を調整する手間が省けます。

また、 中古のオフィス家具や備品などをお得な価格で提供 してくれるため、なるべくコストを抑えたい場合にもおすすめです。

アルファーテクノ

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アルファーテクノは、物件探しや原状回復、レイアウト考案、各種工事などを一気通貫で請け負ってくれる移転コンサル業者です。

オフィス移転に関する対応窓口を一本化することで、担当者の業務に支障をきたすことなくスムーズに移転プロジェクトを進められます。

また、 移転に関する書類申請等も代行してくれるため、社内の業務負担を極力減らしたい場合におすすめです。

ブレインズ・ネットワーク

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ブレインズ・ネットワークは、 移転までのスケジュールを最速7日間で組んでくれる ため、できるだけ早く移転したい場合におすすめです。

什器の購入から内装工事、電話回線にLAN工事、オフィスレイアウト、引越し、原状回復まで、移転に関する業務をまとめてて依頼できます。

社内ヒアリングからレイアウト作成、見積りまでを無料で対応しているため、はじめてコンサル依頼する企業でも安心して利用きます。

オフィス移転におすすめの内装デザイン会社

会社名 特徴
株式会社ノットコーポレーション
  • 週刊ビル経営新聞などメディア掲載実績多数
  • カフェやホテルなどの店舗デザインも得意
  • 賃貸マンションやビルのリモデル実績多数
株式会社ヴィス
  • 内装デザイン実績6,500件以上
  • 日経ニューオフィス賞入賞のオフィスを多数手掛ける
  • 東京、大阪、名古屋にオフィスあり
ユニオンテック株式会社
  • オフィス選定から引っ越しや原状回復工事などオフィス移転時の煩わしさを一挙にサポート
  • デザイン、施工もすべて自社で完結するスピーディー対応
  • コミュニケーションが活性化するオフィスデザイン提案が得意
株式会社ミライズワークス
  • 最短1〜2日のスピードでレイアウトを作成
  • 入居〜退去までオフィスに関わる全ての業務をサポート
  • 企業ロゴのデザインやプロダクトのデザインもサポート
トレイルヘッズ株式会社
  • 大手企業のオフィスデザイン実績多数
  • 個性的かつ大胆なデザインが得意
  • 場所に囚われない「働く空間デザイン」の提案が特徴
 

株式会社ノットコーポレーション

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株式会社ノットコーポレーションは、 ホテルや店舗、オフィスビル、賃貸マンションなどのプロデュースを得意とするデザイン会社です。

店舗やホテルをプロデュースする「KnotS」と、オフィスビルや賃貸マンションなどの外観・共用部をリモデルする「KnotR」の2主軸で事業展開しています。

店舗デザインでは、集客力と販売促進につながる空間を提案し、リモデルでは歴史ある建物に新たな価値を想像するデザインを提案しています。

株式会社ヴィス

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株式会社ヴィスは、新オフィスの物件選定から内装デザイン、施工、オフィスコンサルティングまでをワンストップで請け負っているのが特徴です。

大手企業の内装を手掛けた実績も多く、「オフィスデザインに拘りたい」「はじめてオフィスを移転する」といった企業でも安心して利用できます。

ユニオンテック株式会社

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ユニオンテック株式会社は、オフィス・店舗の内装デザインや施工管理を主軸に事業を展開している会社です。

企画からデザイン、施工、引っ越し、原状回復工事までを一気通貫で手掛けており、 シームレスでスピーディーに対応してもらえる 点が魅力です。

 株式会社ミライズワークス

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株式会社ミライズワークスは、スピード重視でデザインをしてくれるのが特徴です。

コンセプトやイメージなどのヒアリング後、 最短で1〜2日でレイアウト図面を作成してくれます。

また、内装デザインだけでなく、企業ロゴのデザインやバナー制作、WEB制作など、様々なデザイン制作を依頼できる点も魅力です。

トレイルヘッズ株式会社

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トレイルヘッズ株式会社は、オフィスの内装デザインに加え、コワーキングスペースやモバイルオフィスの運営など、働く場を提供・運営する事業も展開しています。

カフェやアパレル店舗、ギャラリーなど幅広い施設でデザインの実績 を持ち、オフィスだけに留まらず様々な業態に対応可能です。
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オフィス移転の事例

例

株式会社ソルクシーズ

株式会社ソルクシーズは、​​​​​入居ビルの建替計画によるオフィス移転を「オフィス変革」の機会ととらえ、新たな働き方に挑戦しました。

「会社に帰ってきたくなるオフィス」をコンセプトに、執務室内のオープンスペースを大幅に増やしすことで、その場で打ち合わせができる環境を整えました。

また、 社外常駐やグループ会社の社員が自由に使えるタッチダウンスペースを新設 し、効率的なスペース利用をしている点も特徴的です。

スマートキャンプ株式会社

スマートキャンプ株式会社は、増員のタイミングで行われた旧オフィスビルの取壊しを機に、移転を決行しました。

社内コミュニケーションの促進を重視し、 全体ミーティングやソロワーク、休憩などに使える多目的なスペース を整えたのが特徴です。

ミーティングルームのデザインにも拘り、部屋ごとに時間の流れがイメージように設計したことも、社員同士のコミュニケーション促進につながりました。

株式会社RECEPTIONIST

株式会社RECEPTIONISTは、 リモート用の集中ブースや個室を設け、リモートワーク推進を想定しながら新オフィス構築しました。

また、社員同士のコミュニケーションも重視し、オフィスの可変性を追求した点も特徴です。

たとえば、エントランス、会議室、ソファエリア、ファミレス席、ベビーベッドなど、オフィス内に8割近くのサブスクリプション家具を採用し、自由な発想が生まれやすい環境を創出させました。
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オフィス移転に関するよくある質問

Q
オフィス移転で電話番号を変えたくない場合はどうしたらいい?

A

オフィス移転後も電話番号を引き継ぎたい場合は、「クラウドPBX」がおすすめです。
会社の固定番号をスマホからでも利用できるため、業務効率化にも役立ちます。

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Q
オフィス移転時に登記はどうなる?

A

オフィスを移転した際は、法務局で会社登記簿の住所を変更しましょう。
住所変更にかかる費用は、移転先が法務局管轄内の場合は3万円、管轄外の場合は6万円です。

Q
オフィス移転とはどういう意味ですか?

A

オフィス移転とは、現在使っているから別のオフィスに所在地を移動することです。

Q
オフィス移転は何ヶ月前から準備する?

A

オフィス移転の準備は、移転時期の半年前から行うのが一般的です。
ただし、会社規模によっても必要な期間は異なるため、タスクなどを洗い出したうえで余裕のあるスケジュールを組みましょう。

まとめ

オフィス移転には、社員のモチベーションや生産性の向上、企業のイメージアップ、コスト削減など、様々なメリットがあります。

物件の選定や業者の手配、家具・備品の発注、各種手続きなど、必要な業務は多岐にわたるため、スムーズに移転を進めたい場合は専門業者を利用するのもおすすめです。

また、移転には数千万円単位の費用が掛かるため、オフィスが変わるタイミングでインターネット回線やWi-Fiなどを見直し、無駄なランニングコストを削減することも重要です。

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