【2024年最新】RPAツールのおすすめ26選!無料ツールやシェア率も比較

「RPAのおすすめを知りたい」
「自社に合ったRPAがわからない…」
「無料のRPAツールはある?」


RPAとは業務を自動化するための技術であり、適切なRPAツールを選定することで業務効率化や作業負荷の軽減を図れます。

しかし、選択肢が多すぎて適切なツールを見つけるのに苦労している企業も少なくありません。

そこで本記事では、信頼性の高いRPAツールを目的別に厳選し、その特長や導入メリットを解説していきます。

RPAツール一覧や選定ポイントなど、比較に役立つ情報も紹介しているので、自社に合ったRPAツール選びの参考にしてみてください。
【比較表】おすすめRPAツールを見る

RPAツールはこんな方におすすめ!

RPAツールは以下のような悩みを抱える企業や部門にとって、業務効率化や品質向上、人的エラーの削減などを実現する強力なツールとなります。

  • 作業の自動化により生産性を向上させたい
  • 請求書の処理やデータ入力など、ルーティンワークが多い…
  • 顧客対応や品質管理を自動化し、品質を一貫して高めたい
  • 従業員の生産性を向上させ、より戦略的な業務に注力したい
  • 手作業によるミスや精度の低下を防ぎたい…

RPAツールのシェアと導入状況

RPAツールのシェア率1位は「WinActor」

ノークリサーチが国内の中堅・中小企業におけるRPAソフトウェアのシェアと導入状況を調査しました。

調査結果によると、 NTTアドバンステクノロジの「WinActor」(24.8%)が1位 で、RPAテクノロジーズの「BizRobo!」(16.1%)とユーザックシステムの「Auto名人シリーズ」がそれに続いています。

参考:RPAツール導入シェア1位は「WinActor」|株式会社インプレス

編集部

他にも多様なRPAツールが導入されており、市場の活性化がうかがえます。

RPAツールは日本だけでなく世界中で導入されている

RPAツールは日本だけでなく、世界中で広く導入されています。

主にバックオフィス業務の自動化に利用される一方、 海外では顧客対応や販売、マーケティングなどのフロントエンド業務でも活用 されています。

日本国内には独自のRPAソフトウェアベンダーがありますが、海外には世界的なRPAベンダーが存在するのも違いの一つです。

【タイプ別】RPAツールのおすすめランキング

タイプ別

【RPAツール比較表】導入実績が豊富

  RPAツール 動作形態 初期費用 運用費用 ポイント
1 RoboTANGO デスクトップ型 100,000円
※基本プラン
50,000円/月
※基本プラン
・導入実績450社以上
・業務操作を録画するだけでロボットが作成可能
2 WinActor デスクトップ型
サーバー型
要問い合わせ 248,000円/年
※実行版
908,000円/年
※フル機能版
・導入実績7,700社以上
・日本語での技術サポートと充実した導入後フォローが魅力
3 アシロボ デスクトップ型 200,000円 50,000円/月 ・導入実績1,000社以上
・セキュリティに強く、官公庁や上場企業で利用実績あり
4 ロボオペレータ デスクトップ型 0円 30,000円/月
※実行版
120,000円/月
※フル機能版
・導入実績1,900社以上
・高度な画像認識やオブジェクト認識機能を備える

RoboTANGO|スターティアレイズ株式会社

RoboTANGO|スターティアレイズ株式会社

スターティアレイズ株式会社が提供する「RoboTANGO」は、 導入実績450社以上の初心者にも使いやすいRPAツール です。

業務操作を録画するだけでロボットが作成可能なので、エンジニアを介さずにロボットを効率的に運用できます。

1ライセンス50,000円で、最低利用期間は1カ月からという柔軟性もあるため、初めてのRPA導入やスモールスタートに最適です。

費用とポイント

動作形態 デスクトップ型
初期費用 100,000円(基本プランの場合)
運用費用 50,000円/ライセンス(基本プランの場合)
ポイント
  • 導入実績450社以上
  • 業務操作を録画するだけでロボットが作成可能

導入事例​​​​​​

導入企業 三誠商事株式会社 医療法人社団平郁会
課題
  • サービス残業の常態化
  • 手作業の在庫管理が負担
  • 現行のRPAはUI変更ごとにコストが必要
電子カルテのシステムアップデートごとに発生するRPAロボットのメンテナンスに多くの手間と時間がかかっていた
導入効果
  • 年間800時間の作業工数を削減
  • 在庫管理の自動化による売上向上
  • 物品リスト作成の自動化でコスト削減
  • 月間150時間の作業削減
  • 創出時間で処方情報の分析業務が可能に
  • 単調作業の精神的負担と入力ミスの軽減
  • 電子カルテ周りのルーティン業務自動化による病院全体の効率化と生産性向上

※参考:公式サイト

WinActor|NTTアドバンステクノロジ株式会社

WinActor|NTTアドバンステクノロジ株式会社

NTTアドバンステクノロジ株式会社が提供する「WinActor」は、 導入実績7,700社以上のNTTグループ製の国産RPAツール です。

主にWindows上で機能し、受発注情報のシステム登録や複数システム連携、検証作業などで活用できます。

日本語での技術サポートと充実した導入後フォローも魅力で、特にスモールスタートや初めてのRPA導入に適しています。

費用とポイント

動作形態 デスクトップ型/サーバー型
初期費用 要問い合わせ
運用費用
  • 年額:248,000円/ライセンス(実行版)
  • 年額:908,000円/ライセンス(フル機能版)
ポイント
  • 導入実績7,700社以上
  • 日本語での技術サポートと充実した導入後フォローが魅力

導入事例

導入企業 株式会社そごう・西武 SATO社会保険労務士法人
課題 注文数の増加によるヒューマンエラー 月30,000件以上の手続き代行による業務負担
導入効果
  • 作業エラー削減と効率化を実現
  • 1注文あたり5分かかる作業を自動化
  • 煩雑な作業からの解放
  • データを業務負荷の指標として利用

※参考:公式サイト

アシロボ|ディヴォートソリューション株式会社

アシロボ|ディヴォートソリューション株式会社

ディヴォートソリューション株式会社が提供する「アシロボ」は、 導入実績1,000社以上のセキュリティに強いRPAツール です。官公庁や上場企業でも利用実績があります。

月額50,000円で2ライセンス(PC2台分)が使える他、トレーニングメニューも充実しており業務フローの作成が容易です。

初心者は7時間半、マクロ経験者は90分で操作を習得できます。誰でも手軽に利用できる使いやすさが魅力です。

費用とポイント

動作形態 デスクトップ型
初期費用 200,000円
運用費用 50,000円
ポイント
  • 導入実績1,000社以上
  • セキュリティに強く、官公庁や上場企業で利用実績あり

導入事例

導入企業 株式会社建設ドットウェブ アップル流通株式会社
課題 手作業での入力作業によるミス
  • 月125時間の業務時間削減
  • ヒューマンエラーの削減
導入効果 早朝のデータ収集作業が負担 1作業で月75時間削減

※参考:公式サイト

ロボオペレータ|株式会社PKSHA Associates

ロボオペレータ|株式会社PKSHA Associates

株式会社PKSHA Associatesが提供する「ロボオペレータ」は、 導入実績1,900社以上の最新AIソリューションを利用したRPAツール です。

高度な画像認識やオブジェクト認識機能を備え、PC画面上のあらゆるシステムを操作できます。

マニュアルは動画で詳しく解説されているため、問題が起きた際も迅速な対応が可能です。

編集部

多岐にわたる業務を持つ企業や、業務フローが頻繁に変更される企業に適しています。

費用とポイント

動作形態 デスクトップ型
初期費用 0円
運用費用
  • 月額:30,000円(実行版)
  • 月額:120,000円(フル機能版)
ポイント
  • 導入実績1,900社以上
  • 高度な画像認識やオブジェクト認識機能を備える

導入事例​​​​​

導入企業 株式会社購買Design 株式会社en.company
課題 担当者の唐突な離職により工数が逼迫 人手不足・業務効率化
導入効果 目的の業務だけでなく、50個程の業務の自動化を実現 90分の業務が10分程度に削減

※参考:公式サイト

【RPAツール比較表】低価格で利用できる

  RPAツール 動作形態 初期費用 運用費用 ポイント
1 EzRobot デスクトップ型 0円 50,000円/月 ・あらゆる業務の自動化に適応
・導入サポートも充実
2 Asteria Warp Core デスクトップ型 0円 30,000円/月 ・10,000社以上の導入実績と17年連続シェアNo.1の実績
・直感的な操作ができる
3 Autoジョブ名人 デスクトップ型 要問い合わせ ​​600,000円/年
※開発版
180,000円/年
※実行版
・2カ月間の無料トライアルあり
・導入前も後も充実したサポートが魅力
4 JobAuto サーバー型 0円 80,000円/月 ・管理機能と仮想環境動作を備える
・エラーの少ないシナリオ作成が可能
5 Microsoft Power Automate Desktop デスクトップ型     0円 0円 ・実際の画面操作を記録してフローに追加することも可能
・Windows 10以降のOSに標準搭載されている
6 マクロマン デスクトップ型     0円 0円 ・必要なコマンドをクリックして組み立てるだけで、スクリプト作成ができる
・ネットに接続せずに利用可能

EzRobot|株式会社RPAソリューションズ

EzRobot|株式会社RPAソリューションズ

株式会社RPAソリューションズが提供する「EzRobot」は、 月額5万円から利用可能なRPAツール です。

社会保険労務士事務所や工事会社、保険代理店など業種や規模を問わず、あらゆる業務の自動化に適しています。

導入サポートも充実しており、遠隔サポートやチャット・メール受付でRPA導入や定着に関する不安もしっかり相談できます。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 月額:50,000円
  • 動作形態:デスクトップ型

Asteria Warp Core|アステリア株式会社

Asteria Warp Core|アステリア株式会社

アステリア株式会社が提供する「Asteria Warp Core」は、 月額3万円から利用可能なRPAツール です。

10,000社以上の導入実績17年連続シェアNo.1※の実績があるため、安定性と信頼性が高く、幅広い業種や企業規模においても確かな実績を持っています。

直感的な操作ができ、プログラミングの知識が不要なので、業務自動化も容易に実現します。

※テクノ・システム・リサーチ「2023年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 月額:30,000円
  • 動作形態:デスクトップ型

Autoジョブ名人|ユーザックシステム株式会社

Autoジョブ名人|ユーザックシステム株式会社

ユーザックシステム株式会社が提供する「Autoジョブ名人」は、 年額600,000円から利用可能なRPAツール です。

導入前も後も充実したサポートが魅力で、自動シナリオ作成のノウハウを教えるセミナーもあります。

2カ月間の無料トライアルも用意されており、導入効果に不安がある方や使いこなせるか心配な方も安心して利用できます。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 年額:180,000円(実行版)
  • 年額:600,000円(開発版)
  • 動作形態:デスクトップ型

JobAuto|株式会社シジャム・ビーティービー

JobAuto|株式会社シジャム・ビーティービー

株式会社シジャム・ビーティービーが提供する「JobAuto」は、 管理機能と仮想環境動作を備えたRPAツール です。

月額80,000円という低価格でサーバー型の利点を活かし、ロボットの作成から管理、仮想環境での実行まで簡単に導入できます。

操作対象のオブジェクトを認識する方法を採用し、エラーの少ないシナリオ作成が可能なので、特にデータ処理が複雑な企業に適しています。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 月額:80,000円
  • 動作形態:サーバー型

Microsoft Power Automate Desktop|日本マイクロソフト株式会社

Microsoft Power Automate Desktop|日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Power Automate Desktop」は、 Windows 10以降のOSに標準搭載されている無料のRPAツール です。

フローと呼ばれるシナリオを作成し利用できます。また、レコーダー機能も備えており、実際の画面操作を記録してフローに追加することも可能です。

無料で利用できるものの、タイマー機能や他の人にロボットを利用させるためには有料版が必要なので注意しましょう。

マイクロソフトのPRAツールを上手く活用するコツ

Power Automateを有効に利用するためのコツが2つあります。最初は、 業務ロジックを理解できる人に担当させること です。

Power Automateはローコード/ノーコードで作業できますが、業務のロジックを把握する必要があります。

どの機能を使うかを慎重に選ぶことも重要で、無駄な機能を使い過ぎると逆に業務が複雑化します。自社のニーズに合った機能を選択することが重要です。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 月額:0円
  • 動作形態:デスクトップ型​​​​​​

マクロマン|コクー株式会社

マクロマン|コクー株式会社

コクー株式会社が提供する「マクロマン」は、 データ入力や照合、情報検索などを自動化する無料RPAツール です。

スクリプトの作成は簡単で、必要なコマンドをクリックして組み立てます。デスクトップ型でネットに接続せずに利用可能で、セキュリティ対策も万全です。

サポートは有料ですが、マクロマンの開発元が提供する操作方法のレクチャーや開発代行、研修を利用できます。

編集部

ネットワーク接続が制限される環境下にある企業にもおすすめです。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 月額:0円
  • 動作形態:デスクトップ型

【RPAツール比較表】サポートが手厚い

  RPAツール 動作形態 初期費用 運用費用 ポイント
1 Robo-Pat DX デスクトップ型 0円 119,800 円/月
※レンタル
140,000/月
※実行専用
120,000/月
※フル機能
・国産のRPAツール
・1か月間の無料トライアルあり+有料プランに近いサポートを受けられる
2 OCEVISTAS サーバー型 要問い合わせ 600,000円~/年
※OCEVISTAS Basic
900,000円~/年
※OCECISTAS min
1,500,000円~/年
※OCEVISTASLite/Lite+
・100名以上の従業員を持つ企業向け
・デスクトップ型やサーバ型に関わらず、段階的なスケールアップが可能
3 ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ デスクトップ型 要問い合わせ 要問い合わせ ・多岐にわたる業務に最適
・高度な計測もワンクリックで完了し、使いやすさに優れている
4 pengu クラウド型 0円 500,000円/年
※ベーシック
740,000円/年
※プレミアム
・ OCR、ETL、RPAの3つを含む自動化ツールのセット
・システムエンジニアによる個別サポートを受けられる

Robo-Pat DX|株式会社FCEプロセス&テクノロジー

Robo-Pat DX|株式会社FCEプロセス&テクノロジー

株式会社FCEプロセス&テクノロジーが提供する「Robo-Pat DX」は、 日本企業のDXを強力に支援する国産のRPAツール です。

1か月間の3ライセンス無料トライアルでは、実際の業務で自動化プロセスを試すことができ、トラブルがあれば有料プランに近いサポートを受けられます

直感的な操作でシナリオ作成ができるため、自社のRPA化を実現する強力なツールです。

編集部

高度な機能で業務の自動化を試してみたい企業におすすめです。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 月額:119,800 円(レンタル)
  • 月額:140,000 円(実行専用)
  • 月額:120,000 円(フル機能)
  • 動作形態:デスクトップ型

OCEVISTAS|株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング

OCEVISTAS|株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング

株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングが提供する「OCEVISTAS」は、 100名以上の従業員を持つ企業向けのプログラミングレスRPAツール です。

パソコンの操作を妨げずにバックグラウンドで処理を行えます。また、デスクトップ型やサーバ型に関わらず、段階的なスケールアップが可能です。

セミナーやハンズオントレーニング、テクニカルサポートなどの支援サービスも充実しているため、多くの企業で利用されています。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 年額:600,000円~(OCEVISTAS Basic)
  • 年額:900,000円~(OCECISTAS mini)
  • 年額:1,500,000円~(OCEVISTASLite/Lite+)
  • 動作形態:サーバー型

ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ|株式会社キーエンス

ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ|株式会社キーエンス

株式会社キーエンスが提供する「ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ」は、人事や総務だけでなく、 経理、営業、生産管理など多岐にわたる業務に適したRPAツール です。

高度な計測もワンクリックで完了し、使いやすさに優れているため、多くの企業で導入されています。

​​​​​​​運用上のトラブルや疑問点に迅速に対応しており、電話、メール、Web面談、eラーニングなど、多彩な手段でサポートを受けることが可能です。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:デスクトップ型

​​​​​​​pengu|オムロン株式会社

​​​​​​​pengu|オムロン株式会社

オムロン株式会社が提供する「pengu」は、 OCR※1、ETL※2、RPAの3つを含む自動化ツールのセット です。

​​​​​​​RPAでは、データのダウンロードやアップロード、メール送信などさまざまな業務を自動化できます。OCRを使って紙媒体を正確にデータ化することも可能で、ETLを利用してエクセルの集計もスムーズに行えます。

また、業務に合わせたカスタム教材を提供し、システムエンジニアによる個別サポートも受けられる点も特徴です。

※1:OCR(Optical Character Recognition)とは、画像や文書内のテキストをコンピューターが認識し、文字情報として変換する技術です。

※2:ETL(Extract, Transform, Load)とは、データウェアハウスやデータベースなどへのデータの取り込みや変換、そして保存するプロセスのことです。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 年額:500,000円/ライセンス(ベーシックプラン)
  • 年額:740,000円~/ライセンス(プレミアムプラン)
  • 動作形態:クラウド型

​​​​​​​【RPAツール比較表】操作性が高い

  RPAツール 動作形態 初期費用 運用費用 ポイント
1 AUTORO クラウド型 要問い合わせ 要問い合わせ ・拡張性と充実したサポートが特長
・​​​​​​​テレワークや業務の属人化防止に効果的
・導入工数や期間を短縮できるのも魅力​​​​​​​
2 ​​​​​​​batton クラウド型​​​​​​​ 要問い合わせ 要問い合わせ​​​​​​​ ・ クラウドベースでありながら、ローカルでも利用可能
・位置やデバイスの変更に対応し、AIが以前の環境を自動検出
3 ​​​​​​​Biztex cobit クラウド型 要問い合わせ 要問い合わせ ・柔軟な機能の改善や追加が可能
・申し込みから即日利用可能で、他社にはない利便性がある
4 ​​​​​​​EzAvater デスクトップ型 0円 200,000円/年~ ・マウス操作だけで直感的にシナリオを作成できる
・エラー時には即時通知するので管理が効率的
5 ​​​​​​​ipaSロボ デスクトップ型 要問い合わせ 30,000円/月
・​​​​​​​1か月の無料トライアルあり
・RPAの基礎を学べる7日間の無料操作体験版もある
6 ​​​​​​​NEC Software Robot Solution デスクトップ型 要問い合わせ 40,000円/月
・知識不要で自動化ロボットが簡単に作成できる
・マウス操作主体で日本語入力も対応
7 ​​​​​​​パトロールロボコン クラウド型 要問い合わせ 要問い合わせ ・従来の自動化ツールでは難しいIT運用業務の自動化を実現
・​​​​​​​OSを直接制御できるため、運用手順を忠実に再現

AUTORO|オートロ株式会社

AUTORO|オートロ株式会社

オートロ株式会社が提供する「AUTORO」は、 拡張性と充実したサポートが特長のRPAツール です。

​​​​​​​インストール不要・PC端末上での動作不要なので、ブラウザから直接ロボットの設定画面にアクセスできたり、PCを閉じているときや非稼働時間でも起動できたりします。

​​​​​​​テレワークや業務の属人化防止に効果的である他、導入工数や期間を短縮できるのも魅力です。

​​​​​​​費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型

​​​​​​​batton|株式会社batton

​​​​​​​batton|株式会社batton

株式会社battonが提供する「batton」は、 クラウドベースでありながら、ローカルでも利用可能なRPAツール です。

​​​​​​​1ライセンスで複数のPCで利用でき、同時ログインしなければ台数制限はありません。位置やデバイスの変更にも対応し、AIが以前の環境を自動検出します。

​​​​​​​導入時には担当者が業務のどの部分をRPA化し、どこをKPIにするかをしっかりサポートしてくれるので安心です。

費用と動作形態​​​​​​

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型

​​​​​​​Biztex cobit|BizteX株式会社

​​​​​​​Biztex cobit|BizteX株式会社

BizteX株式会社が提供する「Biztex cobit」は、 柔軟な機能の改善や追加が可能なRPAツール です。

​​​​​​​テキスト取得や入力、フォルダ内の一括実行、Googleスプレッドシート連携、CSVやxlsのインポート・エクスポートなど、さまざまな機能を組み合わせて活用できます。

​​​​​​​申し込みから即日利用可能で、他社にはない利便性があるため、すぐにRPAを導入したい企業にもおすすめです。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型

​​​​​​​EzAvater|株式会社テリロジーサービスウェア

​​​​​​​EzAvater|株式会社テリロジーサービスウェア

株式会社テリロジーサービスウェアが提供する「EzAvater」は、 マウス操作だけで直感的にシナリオを作成できるRPAツール です。

​​​​​​​難しい設定はテンプレートで簡略化し、非IT部門でも簡単に操作できます。ロボットはシステム速度に合わせて動作し、エラー時には即時通知するので管理が効率的です。

​​​​​​​個別相談会や学習コンテンツも充実しているため、運用やトラブル対応に安心感を持ちたい企業にもおすすめです。

費用と動作形態

  • 初期費用:0円
  • 年額:200,000円(実行専用)
  • 年額:498,000円(管理サーバー)
  • 年額:750,000円(フル機能ロボット)
  • 動作形態:デスクトップ型

​​​​​​​ipaSロボ|株式会社デリバリーコンサルティング

​​​​​​​ipaSロボ|株式会社デリバリーコンサルティング

株式会社デリバリーコンサルティングが提供する「ipaSロボ」は、 初心者にも優しいRPAツール です。

​​​​​​​1か月の無料トライアルでは、複数の端末での使用、サポートサイト経由の問い合わせ、オンデマンドトレーニングなど全機能が無料で利用できます。

RPAの基礎を学びたい方には7日間の無料操作体験版もあるので、気になる方はまず7日間試してみてください。

​​​​​​​費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:30,000円(実行専用版)
  • 月額:120,000円(フル機能版)
  • 動作形態:デスクトップ型

​​​​​​​NEC Software Robot Solution|日本電気株式会社

​​​​​​​NEC Software Robot Solution|日本電気株式会社

日本電気株式会社が提供する「NEC Software Robot Solution」は、 知識不要で自動化ロボットが簡単に作成できるRPAツール です。

​​​​​​​高速で安定した動作性能を持ち、自宅のパソコンでも業務を効率的に処理します。

​​​​​​​マウス操作主体で日本語入力も対応するRPAツールなので、初心者にも利用しやすいです。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:120,000円(フル機能版)
  • 月額:40,000円(実行専用版)
  • 動作形態:デスクトップ型

​​​​​​​パトロールロボコン|株式会社コムスクエア

​​​​​​​パトロールロボコン|株式会社コムスクエア

株式会社コムスクエアが提供する「パトロールロボコン」は、 従来の自動化ツールでは難しいIT運用業務の自動化を実現するRPAツー ルです。

​​​​​​​OSを直接制御できるため、運用手順を忠実に再現する他、24時間365日システムを運用します。

​​​​​​​使いやすく高い操作性も評価されており、短期間で効率的に業務を自動化し、コスト削減や生産性向上を実現することが可能です。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型

​​​​​​​【RPAツール比較表】集中管理向き

  RPAツール 動作形態 初期費用 運用費用 ポイント
1 Automation Anywhere クラウド型
サーバー型
デスクトップ型
要問い合わせ 要問い合わせ ・全世界導入実績4,000社以上
・​​​​​​​AI機能によるタスクの学習と最適化により、複雑なビジネスプロセスを簡単に自動化
2 Blue Prism クラウド型
サーバー型
デスクトップ型
要問い合わせ 要問い合わせ ・全世界導入実績1,600社以上
・ログラミングの知識不要でAI連携や複雑な条件分岐も実現
3 ​​​​​​​UiPath クラウド型
サーバー型
デスクトップ型
要問い合わせ 420ドル〜/月
※Proプラン
・​​​​​​​サーバー型やクライアント型に対応し、API連携やSaaS連携も可能
・​​​​​​​データの記録・トラッキング機能により、コンプライアンスとセキュリティを維持

Automation Anywhere|オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社

Automation Anywhere|オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社が提供する「Automation Anywhere」は、 全世界導入実績4,000社以上のRPAツール です。

​​​​​​​直感的にロボットを作成したり、ビジネスプロセスの自動化ワークフローを設計できます。

​​​​​​​AI機能によるタスクの学習と最適化により、複雑なビジネスプロセスを簡単に自動化することも可能です。

編集部

自動化プロセスをより効率的に管理したい企業に特に適しています。

費用と動作形態

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 年額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型/サーバー型/デスクトップ型 ​​​​​​​

​​​​​​​Blue Prism|Blue Prism株式会社

​​​​​​​Blue Prism|Blue Prism株式会社

Blue Prism株式会社が提供する「Blue Prism」は、 全世界導入実績1,600社以上のサーバー型RPAツール です。

​​​​​​​フローチャート形式での自動化処理を提供するため、プログラミングの知識不要でAI連携や複雑な条件分岐も実現できます。

途中からの実行やデバッグ機能も充実し、開発効率が高いので、特にタイムリーな業務遂行が求められる企業におすすめです。

費用と動作形態​​​​​

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 年額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型/サーバー型/デスクトップ型

​​​​​​​UiPath|UiPath株式会社

​​​​​​​UiPath|UiPath株式会社

UiPath株式会社が提供する「UiPath」は、 自動化可能なワークフローを作成し実行するための包括的なRPAツール です。

​​​​​​​サーバー型やクライアント型に対応し、API連携やSaaS連携も可能なので、企業規模やニーズに合わせて柔軟に運用できます。

​​​​​​​データの記録・トラッキング機能により、コンプライアンスとセキュリティを維持し、業務の透明性と安全性を確保することも可能です。

編集部

セキュリティとコンプライアンスを重視する企業に特におすすめです。

費用と動作形態​​​​​

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:420ドル〜(Proプランの場合)
  • 動作形態:クラウド型/サーバー型/デスクトップ型

​​​​​​​【RPAツール比較表】業界特化型

  RPAツール 動作形態 初期費用 運用費用 ポイント
1 NICE Robotic Process Automation サーバー型 要問い合わせ 要問い合わせ ・コールセンター業務に特化
​​​​​​​・従業員のデスクトップデータを収集・分析し、自動化候補を提案
2 ​​​​​​​HRRobo For SAP HCM クラウド型 要問い合わせ 要問い合わせ ・SAP HCMを使用している企業に最適
・シェアードサービスセンターや人事業務をアウトソースしている企業におすすめ

NICE Robotic Process Automation|ナイスジャパン株式会社

NICE Robotic Process Automation|ナイスジャパン株式会社

ナイスジャパン株式会社が提供する「NICE Robotic Process Automation」は、 コールセンター業務に特化したRPAツール です。

​​​​​​​従業員のデスクトップデータを収集・分析し、自動化候補を提案する画期的な機能を備えています。​​​​​​​提案を受け入れると自動的にワークフローを作成するため、非常に優れたRPAツールと言えます。

​​​​​​​コンタクトセンター業務の自動化だけでなく、様々な業種にも適用可能です。

費用と動作形態​​​​​

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:サーバー型

​​​​​​​HRRobo For SAP HCM|株式会社オデッセイ

​​​​​​​HRRobo For SAP HCM|株式会社オデッセイ

株式会社オデッセイが提供する「HRRobo For SAP HCM」は、 SAP HCM※を使用している企業に最適なRPAツール です。

​​​​​​​SAP HCMの人事/給与業務の約70%以上がロボットによる代行が可能という結果を基に、代表的な作業をロボット化しています。

​​​​​​​特にシェアードサービスセンターや人事業務をアウトソースしている企業には、導入効果が顕著です。

※SAP HCMとは、SAP HCM(SAP Human Capital Management)は、企業が従業員の人事管理や給与計算、タレントマネジメントなどを効率的に管理するための統合ソリューションです。組織全体の人的資源を最適化し、従業員の効率や満足度を向上させることを支援します。

費用と動作形態​​​​​

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額:要問い合わせ
  • 動作形態:クラウド型

RPAツールとは「業務を自動化するツール」

RPAツールとは「業務を自動化するツール」

RPAツールとは「業務を自動化するツール」

RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略称で、業務を自動化するための技術です。

RPAツールは ルーチンワークや単純作業を自動化し、人間の労力と時間を節約 します。データ入力、ファイル操作、通信といった業務領域で活用されるケースが多いです。

企業はRPAを導入することで効率性を向上させ、精度の向上やコスト削減などのメリットを享受できます。

RPAツールの仕組み

RPAツールは、 人間が行う作業をソフトウェアロボットが自動的に行う仕組み です。以下の流れで業務が行われます。

  1. 特定のタスクをプログラミングされた手順に従って実行する
  2. 画面キャプチャやAPIなどを利用して情報を収集・処理する
  3. 結果をデータベースに保存する、または他のシステムと連携して情報を更新する

編集部

RPAツールが業務を遂行するためには、自動化するタスクの手順や条件を記したシナリオが必要です。シナリオを正確に作成することで、ツールの効率性や精度が向上します。

RPAツールと他の自動化手法の違い(Excelマクロ・VBA・AI)

RPAツールとExcelマクロ・VBAの違い

RPAツールは幅広いアプリケーションを自動化できるのに対し、 Excelマクロ・VBAはExcel内での操作に特化 しています。

RPAツールはGUI操作やバックエンド処理も可能で、他のアプリケーションとの連携も容易です。

一方、ExcelマクロやVBAはExcelファイルの処理に特化しており、他のソフトウェアとの連携は限定的です。

※VBA(Visual Basic for Applications)は、Excelや他のMicrosoft Office製品で使用されるプログラミング言語のことです。

編集部

企業は組織のニーズや業務の規模に応じて、適切なツールを選択する必要があります。

RPAツールとAIとの違い

RPAとAIは担当する役割が異なり、RPAツールは効率化・自動化を、 AIは分析・意思決定を担当します。

RPAツールは事前に設定されたルールや手順に基づいて業務を自動化する一方、AIはデータを学習し、パターンや予測を生成する能力をもつのです。

RPAは機械的な作業の自動化に、AIは予測や洞察で戦略的な意思決定に、といった目的で組み合わせれば、より効果的に活用できるでしょう。

RPAツールの3つの種類

RPAツール(自動化ツール)の3つの種類

1|クラウド型RPA

クラウド型RPAは、 RPAのソリューションをクラウド環境で提供 するものです。

柔軟性と拡張性に優れており、リソースを効率的に利用できます。セキュリティやバックアップなどの面でも優れた運用環境の構築が可能です。

社内のニーズや業務量の増減に柔軟に対応できるクラウド型RPAは、導入することでコスト削減やビジネスプロセスの効率化に繋がるでしょう。

クラウド型RPAが適しているケース

  • リモートワーク環境
  • 需要や業務量が拡大する可能性がある場合
  • クラウド上でのリソース共有や自動スケーリングを利用したい場合

2|サーバー型RPA

サーバー型RPAは、 RPAの実行を専用サーバー上で行うシステム です。

従来のデスクトップ型RPAと比較して、サーバー型RPAは大規模な処理や負荷の高いタスクを効率的に実行できます。

セキュリティや管理面での一元管理も可能なので、セキュリティやデータプライバシーの観点から選択されるケースが多いです。

サーバー型RPAが適しているケース

  • データの暗号化やアクセス制御が必要な場合​​​​​​​
  • 複数のユーザーが共有する大規模なプロセス
  • データの暗号化やアクセス制御が必要な場合大規模なプロセス

3|デスクトップ型RPA

デスクトップ型RPAは、 RPAのソリューションを個々のデスクトップコンピューター上で運用 する形態です。

ユーザーが自身のコンピューター上にRPAツールをインストールし、自動化されたタスクを管理・実行します。

デスクトップ型RPAは導入や運用が比較的容易なので、個々のユーザーのタスクを自動化させたい場合に最適です。

ただし、複数のユーザーや大規模なプロセスに対してはサーバー型やクラウド型のRPAがより適しています。目的に応じて選択しましょう。

デスクトップ型RPAが適しているケース

  • ​​​​​​​個人用のタスク自動化
  • 小規模な業務プロセス
  • 低コストを希望する場合

RPAツールの基本機能一覧

サービスやプラットフォームによって機能や仕様が異なる場合があるので、 詳細な情報は各ツールの公式ドキュメントやサポートを確認 しましょう。

機能一覧
ワークフロー設計 スケジューリング
データ抽出・収集 エラー管理・通知
データ処理・変換 API連携
データ分析 セキュリティ管理
タスクの自動化 レポーティング
データ分析 クラウド対応

RPAツールの導入で自動化できる業務

RPAツールの導入で自動化できる5つの業務

1|顧客対応

RPAツールの導入により、顧客対応を効率的に自動化することが可能です。

例えば、顧客からの問い合わせやサポートリクエストをRPAボットが受け取り、自動で処理することで、迅速かつ正確な対応を実現します。

RPAツールの活用シーン例

場面 説明
問い合わせ受付と回答 メールやチャットなどでの顧客からの問い合わせを自動的に受け付け、FAQに基づいた回答を提供
顧客の待ち時間を短縮し、効率的な対応を実現
注文処理と配送管理 顧客からの注文情報を受け取り、システムと連携して注文処理や在庫管理、配送手配などを自動化
注文から配送までのプロセスをスムーズに遂行
支払い処理と請求管理 顧客の支払い情報を受け取り、システムで請求書を自動生成し、支払い処理を実行
請求の精度を向上させ、支払いトラブルを減らす

2|営業活動

RPAツールの導入により、営業活動を自動化し、営業担当者の負担を軽減することも可能です。

RPAツールの活用シーン例

場面 説明
リード管理と
フォローアップ
リード情報を収集し、顧客の関心度に応じてフォローアップのタイミングを自動的に設定
重要な顧客に集中し、効果的な営業活動を行える
見積もりと価格提示 顧客の要件に基づいて見積もりを作成し、価格提示を行う
複雑な見積もり作業から解放され、時間を効果的に活用できる
契約処理と手続き 契約書の作成や承認プロセスを自動化し、契約締結の手続きをスムーズに行う
契約に集中し、取引成立までの時間を短縮できる

3|経理業務

RPAツールの導入により、経理業務の多くを自動化し、効率性と精度を向上させることもできます。

RPAツールの活用シーン例

場面 種類
請求書処理 請求書の受信、データの抽出、システムへの入力を自動化
請求書処理のエラーを減らし、支払いサイクルを短縮
経費精算 従業員が経費レシートをスキャンし、RPAボットが必要な情報を抽出して精算プロセスを自動化
精度の向上と従業員の負担軽減を実現
月次決算業務 帳簿データの整理や仕訳、試算表の作成を自動化
→決算プロセスの迅速化と精度向上が図られる

4|人事業務

RPAツールを導入することで、採用プロセスの自動化、勤怠管理の効率化向上など、人事業務のさまざまな面で業務の自動化と効率性向上を実現できます。

RPAツールの活用シーン例

場面 説明
新入社員の
オンボーディング
新入社員の情報を収集し、必要な文書を生成して承認プロセスを自動化
入社手続きやトレーニングのスケジュールも自動的に設定され、効率的なオンボーディングが実現
給与計算と給与明細
の作成
勤怠データや給与条件を元に給与計算を自動化し、給与明細書を作成
給与計算の精度を向上させ、従業員への支払いを迅速にできる
従業員の評価と昇進管理 従業員のパフォーマンスデータを収集し、評価基準に基づいて評価結果や昇進の可否を自動的に決定
公平な評価プロセスを確保し、従業員のモチベーションを向上させる

5|データ分析

RPAツールの導入によって、データ分析作業の多くを自動化し、データ処理の効率化と分析結果の迅速な取得を実現することもできます。

RPAツールの活用シーン例

場面 説明
データ収集と整理 複数のデータソースから情報を収集し、自動的に整理してデータベースに格納
例)顧客データや売上データ、在庫データなどを自動で収集・整理してデータベースに反映
データ処理と分析 収集されたデータを元に、事前に定義された分析タスクを自動化
例)売上トレンドの分析や顧客行動のパターン分析など、定期的に行う分析作業を自動で実行
レポート作成と可視化 分析結果を元に、可視化されたレポートを自動生成
例)ダッシュボードやグラフを作成して経営者や関係者に定期的に報告するレポートを自動化

RPAツールの導入メリット

RPAツールの7つのメリット(期待できる効果)

1|業務の効率化により生産性が向上する

RPAツールで自動化されたタスクやプロセスにより、 従業員はルーチン作業から解放され、より重要度の高いコア業務に集中 できます。

コア業務にリソースを集中できれば、生産性が向上し、業務のスピードや品質の向上、人的ミスや処理時間の短縮が実現可能です。

効率的な業務運営と競争力の強化を図るためにも、RPAツールの活用は欠かせないものとなっています。​​​

2|単純作業以外の業務に注力できる

RPA導入により繰り返しのルーチン作業を自動化することで、従業員は より戦略的なタスクやクリエイティブな活動に時間を費やせます

企業は新製品・サービスの開発や、データ分析と洞察の向上などで、創造性とイノベーションを促進し、競争力を高められるでしょう。

また、RPAは生産性向上だけでなく、顧客対応やサポートプロセスの効率化で、従業員の満足度や業務品質の向上にも貢献します。

3|外注費や人件費の削減につながる

RPAツールを活用することで、従業員の時間と労力を節約し、外部の業務委託や人材採用コストを削減することも可能です。

例えば、請求書の作成や支払い処理などの財務関連業務をRPAに任せることで、外部の経理業者に支払う費用を削減できます。

企業は競争力を高めながらコスト効率を改善 し、イノベーションや成長に注力する余裕を得られるのです。

4|ヒューマンエラーを防止できる

人間が行う作業は誤りやミスがつきものですが、 RPAは高度な正確性を持ち、繰り返しタスクを完璧に実行 できます。

データ入力や請求書作成、顧客サポートなどの業務をRPAに任せることで、ヒューマンエラーを最小限に抑え、品質と信頼性を向上させれれるでしょう。

企業はクレームや誤請求などのリスクを軽減するだけでなく、顧客満足度を向上させることも可能です。

5|人材不足の解消と最適な人材配置ができる

RPAで従業員の時間と労力を自動化することで、人材不足の解消と最適な人材配置が可能です。

RPAはルーチン作業や繰り返しタスクを効率的に処理するため、業務量の増加や人員不足に柔軟に対応でき、生産性の向上に寄与します。

また、RPAによって生じる人材の余剰や不足を確認し、 高度な業務や戦略的な業務を優先的に従業員に割り当てられる ので、人材の有効活用も実現できるでしょう。

6|すぐに利用を開始できる

RPAは比較的簡単に導入でき、 専門知識がなくても利用できるツールが多い です。特に、クラウド型RPAを利用すれば、インフラやサーバーの設定を気にする必要がなくなります。

そのため、導入から利用開始までの期間が短く、業務効率化やコスト削減などの効果をすぐに実感できます。

さらに、RPAは柔軟性が高く、業務プロセスの変更や追加も容易です。企業はすぐにRPAを導入し、業務の効率化と競争力の強化を図れるでしょう。

7|導入の障壁が低く、自社との適合性を確認できる

RPAツールの多くは専門知識がない人でも操作しやすいように設計されているため、プログラミングなどのスキルを持った社員がいない企業でも導入が可能です。

導入プロセスは比較的短く、 試用期間やデモを通じて自社の業務プロセスとの適合性を確認 できます。

企業は短期間でRPAを導入し、業務の自動化や効率化を図れますが、そのためには自社のニーズに最も適したソリューションを見つけることが大切です。

編集部

RPAツールは多岐にわたりますが、すべてのツールが自社のニーズに適しているわけではありません。試用期間やデモを通じて、実際にツールを操作してみることで、自社の業務プロセスとの適合性を確認し、適切なツールを選択できるのです。

RPAツール導入で注意すべきデメリット

RPAツールの5つのデメリット

1|指定した業務しか対応できない

RPAはルーチンなデータ入力や請求書作成などを自動化できますが、 複雑な判断や非構造化データの処理などには限界があります

また、RPAは特定の業務に特化しており、異なる業務には別のRPAツールを導入する必要がある点にも注意が必要です。

複数の業務を統合的に自動化する場合や、柔軟に変化する業務に対応する際には課題が生じる可能性があるため、 RPA導入前に自動化可能な業務範囲を把握しておきましょう

2|RPAツールの無料プランは日本語対応が少ない

多くのRPAツールは英語を主要言語としてサポートしており、日本語対応が限定的な場合があります。

例えば、 UIやドキュメンテーションが英語のみで提供 され、日本語のサポートが不十分なケースも少なくありません。

利便性や操作の難易度に影響を受ける可能性があるため、導入の際には日本語対応の有無や利用言語についても確認しておきましょう。

3|情報漏えいのリスクがある

RPAは機密性の高いデータを処理する場合があり、その際にセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。

例えば、RPAボットが誤って機密情報を外部に送信する、セキュアでないネットワークを介してデータが送信されるなどのリスクがあります。

また、RPAツール自体に脆弱性がある場合、外部からの攻撃や不正アクセス受けるリスクもあるため、適切なアクセス制御や暗号化、セキュリティポリシーの策定などを行いましょう。

4|システム障害で業務が停止する可能性がある

RPAシステムは高度な自動化を実現するため、稼働中にシステム障害が発生すると業務が停止する恐れがあります。

例えば、RPAボットが予期せず停止したり、自動化されたプロセスでエラーが発生したりする可能性もゼロではありません。

業務の中断は生産性や顧客サービスに影響を与えるため、適切な監視と保守、システムのバックアップや障害対応プロセスの整備などを行いましょう。

5|サポートが不十分なケースが多い

一部のRPAツールはサポート体制が充実しておらず、利用者がトラブルや疑問に対処するのが困難と感じるケースがあります。

例えば、電話やメールでのサポートが遅延したり、問題解決までに時間がかかったり、日本語対応が不十分で誤解が生じたりします。

業務に影響が出るリスクや導入時のトラブル対処に苦労することもあるため、導入時にはサポート体制や日本語対応なども考慮しましょう。

RPAツールの費用相場は「月5,000円~200万円」

RPAツール(自動化ツール)の費用相場は「月5,000円~200万円」

RPAツールの費用相場は「月5,000円~200万円」

RPAツールの費用相場は、月額5,000円から200万円までと幅広く、企業の規模やニーズによって価格が異なります。

低価格のプランでは基本的な機能を利用できますが、高額なプランではより高度な機能やカスタマイズが可能です。

また、導入にはライセンス料や導入コンサルティング、トレーニングなどの費用も含まれますので、 全体のコストを検討することが重要 です。

適切なプランを選択し、 ROI(投資収益率)を考慮しながら導入を検討する ことが推奨されます。

​​​​​​​無料RPAツールのメリット・デメリット

無料RPAツールはコストが低い分、デメリットもあります。

​​​​​​​企業がRPAツールを選択する際には、デメリットも考慮した上で、自社のニーズや要件に合ったツールを選定することが重要です。

メリット デメリット
無料で利用可能 機能が制限されている場合がある
導入コストが低い サポートやアップデートが不十分な場合がある
テストや学習目的で利用可能 セキュリティリスクが高まる可能性がある
小規模な業務に適している  拡張性やカスタマイズ性が制限されている場合がある

​​​​​​​有料RPAツールへの切り替えタイミング

業務プロセスが比較的成熟したとき

有料RPAツールへの切り替えタイミングは、業務プロセスが比較的成熟し、自動化のポテンシャルを最大限に引き出す段階です。

​​​​​​​例えば、手動で行われていた大量のデータ処理やルーチン作業が十分に理解され、最適化の余地がある場合が考えられます。

​​​​​​​RPAの効果を最大化させるためにも、適切なタイミングで有料RPAツールの高度な機能やサポートを活用し、業務効率をさらに向上させましょう。

​​​​​​​高度な機能やサポートを受けたいとき

業務プロセスが複雑化し、柔軟性やカスタマイズ性が必要な場合や、セキュリティ要件が高く信頼性のあるサポートを必要とする場合も、​​​​​​​有料RPAツールへの切り替えに適しています。

有料RPAツールでは、高度な機能やカスタマイズオプション、手厚いサポート体制などが提供され、業務効率の向上とリスクの軽減が期待できます。

​​​​​​​無料RPAツールでは業務の最適化やトラブル時の対応が制限されるため、業務の成熟度や要件に合わせて切り替えを検討しましょう。

RPAツールの比較ポイント・選び方

RPAツールの比較ポイント・選び方
RPAツールの比較ポイント
  1. セキュリティ
  2. 導入目的
  3. コスト
  4. サポート体制
  5. 拡張性
  6. 操作性
  7. 機能性

1|セキュリティ

RPAツールの比較ポイントの一つはセキュリティです。信頼性の高いRPAツールは、データの暗号化、アクセス制御、監査機能などのセキュリティ対策を備えています。

セキュリティを比較せずに導入すると、 データ漏洩や不正アクセスのリスクが高まってしまうため注意 しましょう。

企業は信頼性の高いRPAツールを選択し、セキュリティ面も十分に検討することが重要です。

2|導入目的

適切なRPAツールを選ぶためには、 自社の導入目的とツールの機能や特性を比較することが重要 です。

導入目的を比較せずにツールを選定すると、期待した効果が得られずに無駄な投資になる可能性があります。

特定の業務処理に特化したツールや、柔軟なカスタマイズが可能なツールなどを比較して、自社のニーズに最も適したものを選びましょう。

3|コスト

適切なRPAツールを選択するためには、導入費用だけでなく、 ランニングコストやメンテナンス費用も考慮 する必要があります。

例えば、導入費用が低いツールでも、長期間利用するとランニングコストが高くつくケースも少なくありません。

安価なツールは機能が限定されていることが多いため、適切なコストと機能のバランスを考慮し、継続的なコスト評価を行いましょう。

4|サポート体制

信頼性の高いRPAツールは、 導入後のトラブルや疑問に迅速に対応するサポート体制 を整えています。

例えば、24時間365日の電話サポートやチャットサポート、オンラインマニュアルなどが充実しているケースが多いです。

サポート体制が十分でないツールを選ぶと、導入後にトラブルが発生した際に対応が遅れたり、解決が難しかったりするため、信頼性の高いツールを選ぶようにしましょう。

5|拡張性

優れたRPAツールは、はビジネスの成長に合わせてシステムや業務プロセスを拡張できる柔軟性 を持っています。

具体的には、新しい業務処理やデータ形式への対応、外部システムとの連携、カスタマイズ可能なワークフローなどです。

拡張性を比較しないと、新たな業務や要件に対応できなくなり、システムの更新や別のツールへの移行が必要になるため、将来的なニーズも考慮しましょう。

6|操作性

操作性が高いツールを選ぶことで、 導入時のトレーニングや運用コストを削減 できます。

例えば、ドラッグ&ドロップでタスクを設定できたり、ワークフローを視覚的に確認できたりする機能があれば使いやすいです。

操作性が不十分であると、従業員の学習コストが増加したり、作業効率が低下したりする可能性があるため、使いやすさも考慮してツールを選びましょう。

7|機能性

機能性が高いツールを選ぶことで、 幅広い業務領域で効率的な自動化が可能 になります。

優れたRPAツールは、多彩な業務処理や自動化機能を提供し、データ処理、ファイル操作、Webサイトの操作などさまざまな業務ニーズに対応します。

機能性を比較せずに選ぶと、必要な業務がカバーされていなかったり、追加機能が必要になったりするため、確認しておきましょう。

RPAツールの導入時の注意点

RPAツールの導入前に確認しておきたいこと

十分なサポートがあるか確認する

RPAツールを導入する際には、事前にサポート内容を確認することが重要です。

サポートが不十分なサービスは、問題発生時に業務が遅延したり、ツールの効率的な活用や最適化が遅れたりする可能性があります。

リスクを避けるために、RPAツールの導入前に十分なサポートがあるか確認し、適切な準備と対策を行いましょう。

編集部

具体的なサポート内容としては、以下のようなものが挙げられます。

​​​​​サポート例1|テクニカルサポート

RPAツールの利用中に発生する技術的な問題やエラーに対応するテクニカルサポートが提供されているか確認します。例えば、24時間対応や専門家によるリモートサポートなどが含まれます。

サポート例2|トレーニングと教育

RPAツールの適切な利用や最適化のためのトレーニングプログラムや教育コンテンツが提供されているか確認します。初心者向けから上級者向けまで幅広いトレーニングがあると良いでしょう。

サポート例3|カスタマーサクセスマネージャー

導入後の運用や課題解決を支援するカスタマーサクセスマネージャーがいるか確認します。導入企業のニーズに合わせたカスタマイズやトラブルシューティングの支援が期待できます。

サポート例4|コミュニティやフォーラム

RPAツールの利用者向けのコミュニティやフォーラムが存在し、情報共有や問題解決のためのリソースが提供されているか確認します。他のユーザーとの交流や知識共有ができると便利です。

RPAツールの導入目的を明確にする

RPAツールの導入目的を具体的に定めることで、効果的に自動化プロジェクトを進められます。

目的が不明瞭だと、「どの業務を自動化すべきか」「どのような機能を必要か」などが見えづらくなり、ツールの選定や設計、開発段階での混乱や遅延が生じてしまいます。

上記のような状況では、期待した効果が得られず投資対効果が低下する恐れもあるため、 導入目的は明確にした上で必要な機能やプロセスを選定 しましょう。

費用対効果があるか検証する

RPAツールの導入前に、具体的な業務の自動化にかかる費用と、その 効果や利益を比較することで、投資の妥当性を判断できます

例えば、請求書の自動化にかかる費用と、手動作業のコストやエラーのリスクを比較し、投資対効果を見積もります。

検証せずに導入を進めると、予算超過や想定外の問題が発生し、逆にコストが増加する可能性があるので注意しましょう。

RPAツール導入時のROI・費用対効果の算出方法

RPAツール導入時のROI(投資収益率)や費用対効果を算出する方法は以下の通りです。

算出方法(要素) 説明
コスト比較 自動化前と自動化後のコストを比較する
例:従業員の手動作業コストやエラーによる損失を把握し、それをRPAツール導入後の見込まれるコストと比較する
効率改善の見込み RPAツール導入による業務効率化や精度向上の見込みを評価する
例:作業時間の短縮やエラー率の低減が見込まれる場合、その効果を金額で評価する
投資と収益の見積もり RPAツール導入にかかる初期投資やランニングコスト、それによって得られる見込まれる収益を見積もる。
ROI=収益÷投資額
期間を考慮 ROIや費用対効果は通常、特定の期間(例: 1年、3年など)で算出される。導入後の効果を長期的に評価し、長期的な収益を見込むことも重要。
リスクや変動要因の考慮 ROIや費用対効果の算出には、リスクや変動要因も考慮する
例:ツールのトラブルや市場環境の変化などが影響を与える可能性がある

具体的な計算例

  • 投資額の算出

RPAツールの導入費用:500万円

年間ランニングコスト(メンテナンス、ライセンス料等):100万円

▶合計投資額 = 導入費用 + 年間ランニングコスト= 500万円 + 100万円=600万円

  • 年間コスト削減の見積もり

手動作業にかかっていたコスト:300万円

エラーによる損失:50万円

▶年間コスト削減額 = 手動作業コスト + エラー損失= 300万円 + 50万円 =350万円

  • ROI(投資収益率)の算出

▶ROI = (年間コスト削減額 ÷ 合計投資額) × 100= (350万円 ÷ 600万円) × 100= 58.33%

以上の計算例では、RPAツールの導入費用とランニングコストを合計した投資額が600万円であり、年間のコスト削減見込み額が350万円と仮定しています。

その場合、ROIは58.33%となります。 ROIが100%以上であれば、投資対効果が得られる と考えられます。

​​​​​​​​​​​​​​RPAツールの導入効果を最大化させるコツ

RPAツールの導入効果を最大化させるコツ
効果を最大化させるコツ
  1. 適切な運用ルールの設定
  2. ​​​​​​​業務の言語化や落とし込み
  3. ​​​​​​​定期的なメンテナンスと改善

適切な運用ルールの設定

運用ルールを設定することで、 ツールの効率性や安定性の向上が期待できます

​​​​​​​例えば、適切なアクセス権の設定や権限管理、タスクの優先順位設定、定期的なツールのアップデートなどです。

​​​​​​​適切な運用ルールが設定されていない場合、タスクの混乱や重複、情報漏洩が生じる可能性があるため、関係者とともにルールを決めましょう。

​​​​​​​業務の言語化や落とし込み

業務を言語化し具体的に落とし込むことで、 RPAツールが正確かつ効率的に業務を実行できます

​​​​​​​具体的な例として、手動のデータ入力業務を自動化する場合、どのフォーマットでデータを受け取り、どの項目をどのように処理するかを明確に定義します。

​​​​​​​業務の言語化や落とし込みを怠ると、RPAツールが適切に動作しなかったり、プロセスの混乱やエラーが発生したりするため、明確な業務プロセスを定義しましょう。

​​​​​​​定期的なメンテナンスと改善

定期的なメンテナンスと改善をすることで、 RPAツールの安定性や機能性を保ちつつ、業務効率を継続的に向上できます

​​​​​​​具体的な例として、RPAツールのバージョンアップやセキュリティパッチの適用、業務プロセスの変化に合わせた改善などがあります。

​​​​​​​定期的なメンテナンスと改善を怠ると、システムの不具合や停止、業務プロセスの効率低下が生じるため、定期的にシステムを見直し改善していきましょう。

RPAツールの導入手順

  1. STEP.1

    ニーズの評価と計画

    企業が自動化する業務やプロセスを評価し、自動化の必要性や目標を明確にします。
    ※導入に必要なリソースや予算も検討

  2. STEP.2

    ビジネスニーズに合ったRPAツールの選定

    機能や価格、サポートなどを比較し、最適なツールを選択します。

  3. STEP.3

    設計と開発

    自動化する業務やプロセスの設計を行います。
    ワークフローやタスクの定義、スクリプトの開発などを行い、RPAボットを構築しましょう。

  4. STEP.4

    テストと検証

    構築したRPAボットをテストし、動作の確認と機能の検証を行います。
    ※エラーの修正や調整も実施

  5. STEP.5

    導入と展開

    テストが完了したRPAボットを本番環境に展開し、運用を開始します。
    必要に応じてトレーニングやドキュメントも提供しましょう。

  6. STEP.6

    モニタリングと改善

    運用中にRPAボットのモニタリングを行い、動作や効率性を評価します。
    必要に応じて改善や調整を行いながら、効果的な自動化を実現しましょう。

​​​​​​​RPAツールに関連のあるソフトウェア

RPAツールに関連のあるソフトウェアとしては、次のようなものがあります。

​​​​​​​RPAツールと連携することで、 データの利用性が向上し、より正確で包括的な業務処理が可能に なります。

ソフトウェア 説明
ソフトウェアロボット RPAツールと連携して業務プロセスを自動化するためのソフトウェアエージェント。
ビジネスプロセス管理(BPM)ツール 業務プロセスをモデリングし、RPAツールによる自動化の効果を最大化するためのツール。
データ統合ツール 異なるシステムやデータソースからのデータを統合し、RPAプロセスに必要なデータを提供するツール。
ワークフローソフトウェア 業務プロセスをフローとして設計し、RPAツールによる自動化と連携するためのソフトウェア。
データ処理ソフトウェア データの抽出、変換、ロード(ETL)を行い、RPAプロセスで使用するデータの整形を支援するソフトウェア。

​​​​​​​RPAの資格にはどんなものがある?

​​​​​​​現時点で、RPAには国家資格のようなものは存在しません。

​​​​​​​しかし、RPAツールを提供するベンダーが各々認定資格試験を行っており、合格することでRPA資格を取得できます。

代表的なRPAツールとしては、 「Automation Anywhere」「UiPath」「WinActor」「BluePrism」「BizRobo!」 などがあり、これらすべてに資格試験が用意されています。

​​​​​​​RPAツールのトレンドと展望

​​​​​​​RPAツールのトレンドと展望

​​​​​​​AI(人工知能)技術との統合で市場規模が拡大する

RPAツールの市場規模は拡大の一途をたどっており、特に、AIや機械学習技術との組み合わせにより、RPAの適用範囲が広がりつつあります

​​​​​​​例えば、自動化されたプロセスの中で AIが判断をすることで、複雑な業務でも自動化が可能 です。

​​​​​​​また、クラウドベースのRPAツールや低コード/ノーコードのプラットフォームも台頭しており、導入や運用の容易さが向上しています。

​​​​​​​今後は、さらなる業務領域への展開やAIとの連携強化が進んでいく見通しです。

​​​​​​​セキュリティ機能が強化される

RPAツールのトレンドとして、セキュリティ機能が強化されることが期待されています。

例えば、データの暗号化やアクセス制御の強化、セキュリティイベントの監視などが挙げられます。

​​​​​​​また、ユーザー認証やログ管理などもセキュリティ対策の一環として重要視されるため、機密性の高いデータを取り扱うRPAプロセスでも安全性を確保できる見通しです。

​​​​​​​RPAツールについてよくある質問

Q
RPAでできないことは何ですか?

A

RPAはルーチンなタスクや手作業の自動化に適していますが、人間の判断や創造性、高度なデータ処理、セキュリティ対策など、特定の領域では限界があります。

・例)判断力や創造性が必要なタスク
​​​​​​​・例)非構造化データの処理
・例)高度なセキュリティ対
・例)長期的な戦略の策定
・例)業務プロセスの最適化

Q
RPAを外部委託するといくらくらい費用がかかる?

A

RPA開発を外部ベンダーに委託する場合、エンジニアの常駐や委託の方法によって費用が変わります。
一般的にエンジニアを常駐させる場合は、月額60〜150万円程度かかると見込んでください。
委託する場合は、RPAロボット1体につき30万前後が一般的な相場です。

Q
RPA導入を避けた方が良い業務は?

A

RPAを導入する際には、高度な判断や創造性を要する業務や、頻繁に変更される業務など、自動化が難しい業務を避けることが良いでしょう。

Q
RPAツールを利用する上で注意すべき法的な規制やセキュリティ上のリスクは?

A

RPAツールを利用する際には、個人情報保護法や労働基準法などの法的規制に十分に配慮する必要があります。
また、セキュリティ上のリスクもあり、機密情報の扱いやシステムへのアクセス管理に注意が必要です。

​​​​​​​RPAツールおすすめのまとめ

編集部

今回は​​​​​​​RPAツールのおすすめについて解説しました!

RPAツールは、企業の業務効率化と生産性向上に貢献する革新的な技術です。

​​​​​​​タスクの自動化やルーチン業務の自動処理を可能にし、人的ミスを軽減し業務の正確性を高めます。

​​​​​​​特に繰り返しの作業や複雑なプロセスの処理に適しており、導入すれば競争力の強化が可能です。

​​​​​​​導入を検討する際は、以下の選定ポイントと導入前確認事項を踏まえて、適切なRPAツールを選びましょう。
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比較ポイント
  • セキュリティ
  • 導入目的
  • コスト
  • サポート体制
  • 拡張性
  • 操作性
  • 機能性
導入前確認事項 □ 十分なサポートがあるか確認する
​​​​​​​□ RPAツールの導入目的を明確にする
​​​​​​​□ 費用対効果があるか検証する
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