VISAをはじめとするタッチ決済とは?使い方や特徴、メリットまで紹介

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で非接触決済が可能なキャシュレス決済の需要が高まってきています。
キャッシュレス決済の中でもカードをかざすだけで決済を行うことができる「タッチ決済」がクレジットカードやデビットカードの各ブランドから登場しています。
今回はタッチ決済の詳細やメリット、使い方だけでなく店舗への導入方法なども紹介していきますので、タッチ決済の利用を考えている方や店舗への導入を検討していたオーナー様も参考にしてみてください。

タッチ決済とは?

まずはタッチ決済について、そもそどういう仕組みなのかという点であったり、現在タッチ決済にも対応しているブランドなどの基本情報を紹介していきます。
 

タッチ決済の仕組み

クレジットカードやデビットカードのタッチ決済は、名前の通り専用のカードリーダーにカードをタッチするだけで素早く決済を行える支払い方法です。QRコード決済とは異なり、非接触型のICカードや非接触型のICチップが利用されているものがタッチ決済となります。

タッチ決済には「NFC(Near Field Communication)」と呼ばれるデータ通信技術が利用されており、10㎝程度の距離で無線通信を行うことができます。 このNFCが搭載されているカードにはICチップとアンテナコイルが搭載されていますので、専用カードリーダーに近づけることによりアンテナコイルに電流が発生してICチップの情報を通信し決済ができるようになります。

また、世界基準のセキュリティ技術である「EMV」が利用されているサービスもありますのでセキュリティ性も高く偽造や不正利用を防ぐ効果が期待でき安心して利用できます。
 

タッチ決済が可能なクレジットカードブランド

タッチ決済が利用できるクレジットカードブランドは以下になります。タッチ決済が可能なクレジットカードを持っておくことで、対応している国内だけでなく国外の加盟店でも決済に利用でき非常に便利です。

・Visa:「Visaのタッチ決済」
・Mastercard:「Mastercardコンタクトレス」
・JCB:「JCB Contactless」
・American Express:「American Express Contactless」

タッチ決済の使い方

実際にタッチ決済を利用するには、まずタッチ決済の対応マークがある加盟店であるかどうかを確認します。
タッチ決済に対応している店舗であれば、決済の際にクレジットカードやデビットカードのタッチ決済を行うことを伝えカードを専用のカードリーダーにかざし、基本はサインや暗証番号が必要なく決済を完了することができます。
クレジットカードブランドにもよりますが、一定の金が超える支払いの場合にはサインや暗証番号が必要になることがあります。
会計時にカードを店員に渡す必要がありませんので、セキュリティ面でも安心して利用ができます。

タッチ決済と電子マネーの違い

タッチ決済も電子マネーも、専用のカードリーダーにかざすだけで決済が完了しますので、同じものと思われがちですが、違いとしては支払いの方法が挙げられます。
タッチ決済はクレジットカードの場合、基本的に後払い方式である「ポストペイ型」となり、電子マネーは事前チャージを行う「プリペイド型」が一般的だと考えられます。

そして、先ほど紹介したタッチ決済に利用されている「NFC」ですが、NFCには「TypeA」「TypeB」「Felica(フェリカ)」の3つ規格があります。 クレジットカードやデビットのタッチ決済には、NFCの「TypeA」「TypeB」が利用されており、電子マネーにはNFCの「Felica」が利用されていますので、利用されている技術が異なる点も違いとして挙げられます。 クレジットカードのタッチ決済に利用されている「TypeA」「TypeB」は、比較的安価で高セキュリティのため、運転免許証やパスポートなどにも利用されている技術です。 一方で「Felica」は、高速データの送受信が可能でさまざまな形状に対応することができますので、混雑が予想される交通機関の電子マネーやおサイフケータイにも利用されています。

タッチ決済のメリット

買い物や支払いにタッチ決済を利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

非接触決済が可能に

タッチ決済の登場により、お客様と従業員のあいだでクレジットカードの受け渡しやサインの記入が必要なくなり、非接触での決済が可能になります。
新型コロナウイルスの影響により、より安全な非接触で行える決済の需要が高まりキャッシュレス決済の利用を見かける機会が増えたように感じている人も多いのではないでしょうか。
非接触決済ができるようになったことで、安心して支払いや買い物を行うことができ、店舗でも非接触決済に対応しているお店としてアピールができます。
 

会計時間もスピーディーに

タッチ決済の最大のメリットとしては、かざすだけで決済が完了しますので従来のクレジットカード決済と比べて非常にスピーディーに決済を行うことができる点です。
従来のクレジットカード決済であれば、専用のカードリーダーにクレジットカードを接触させてカード情報を読み取り、サインや暗証番号の入力が必要になっていましたが、タッチ決済は一定の金額内であればサインや暗証番号の入力は必要ありませんので、急いでいる場合も手間かけたくない場合でも利用できます。店舗でもレジの時間が短縮されることで、ランタイムなどのピークの時間帯にお客様を待たせしまうことを少なくできます。

タッチ決済に店舗が対応するには?

タッチ決済を店舗に導入するには、タッチ決済に対応した決済サービスを導入する必要があります。今回Wiz cloudがおすすめするタッチ決済に対応できるサービスは、株式会社USENが提供している「USENペイ」になります。
「USENペイ」では、VisaとMastercardのタッチ決済に対応できるだけでなく、申し込み可能な「USENペイ QR」を利用することで、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など全20種類のキャシュレス決済サービスにも対応できるようになります。 専用の端末は無料レンタルでき、iPadやiPhoneを用意することで初期費用が月額費用も無料で利用できます。
導入時や導入後のサポート体制も充実しており、24時間年中無休の電話対応や、全国150エリアの1,000名以上のスタッフが万が一の場合も対応してくれるので、初めて決済サービスを利用する方や機械が苦手な方でも安心して利用できます。

またUSENが提供している「UPLINK店舗アプリ作成サービス」では、店舗のアプリを作成しオンライン決済や回数券、サブスクリプションのデジタルチケットも発行できますので、非接触だけでなく非対面決済にも対応できるようになります。

まとめ

今回は「タッチ決済」について詳細やメリット、実際に店舗に導入する際の方法などを紹介していきました。
現在、コンビニや百貨店でも見かけるようになってきたクレジットカードのタッチ決済ですが、今後さらに需要が高まりさまざまな店舗でタッチ決済に対応できるようになることが予想できます。
非接触決済に対応したい、レジの業務効率化や集客も考えているオーナー様はぜひタッチ決済の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。


 

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Wiz Cloud編集部

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