今回は、KDDIが提供している「au PAY」についてのユーザーの口コミや評判をまとめました。au PAYが気になっている方は、必見です!
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au PAYとは
KDDIと楽天が提携したことにより、楽天ペイの対象加盟店(一部)でも、au PAYを利用できるようになったので、ますます注目されているQRコード決済になっています。
au PAYとau WALLETとの違いは?
「au PAY」と「au WALLET」は似ているようなものと思われがちですが、支払い機能が全く違います。「au PAY」は、スマートフォンのアプリでバーコードやQRコードを利用して決済するQRコード決済サービスです。一方で「au WALLET」は、事前に必要な金額を現金やポイントからチャージして決済するプリペイド式の電子マネーになります。
それぞれ使えるお店も違い「au PAY」が使えるお店は、au PAY加盟店もしくは楽天ペイの一部加盟店で利用できます。一方「au WALLET」が使えるお店は、VISA・Master Cardの加盟店となっています。
ポイント還元率の違いとして、「au PAY」はau PAYのユーザー側メリットでお伝えした通り200円(税込)ごとに1ポイント、auスマートパスプレミアム会員の場合であれば、200円(税込)ごとに3ポイント貯まります。一方「au WALLET」の場合は、200円(税込)ごとに1ポイント、ポイントアップ店で利用すると200円(税込)ごとに2ポイント以上が貯まります。au WALLETの場合は、このように店舗によって還元率が変わります。
以前は、au PAYを利用する際には「au WALLET アプリ」を使用していましたが、2020年2月4日(火)以降、アプリ名称を変更し「au PAY アプリ」にリニューアルされました。
au PAYのユーザー側メリット
au PAYの口コミや評判を見る前に、ユーザー側にどんなメリットがあるのか、au PAYの特長を見ていきましょう。
「au PAY」は、au PAY残高(旧:au WALLET残高)や、au WALLETポイントを利用でき、さらにお支払いごとにau WALLETポイントが貯まることが魅力のひとつです。 au PAYで支払いをすると、200円(税込)ごとにau WALLETポイントが1ポイント貯まります。
さらに有料月額サービスである、auスマートパスプレミアム会員の場合であれば、200円(税込)のお買い物につき、au WALLETポイントが3ポイントも貯まります。 auユーザーの場合、新規契約時や機種変更時、月々の携帯電話料金の支払いなどで貯めたau WALLETポイントを、au PAY残高へチャージすることができます。貯まったポイントを、日々のお買い物や支払いに利用できる点も魅力ですね。
au PAYはポイントがPontaに統合され、ポイント二重取りも可能に!
2020年5月より「au WALLETポイント」と「Pontaポイント」は統一されました。同時に、「au ID」と「Ponta会員」も連携が行われています。この連携により、Pontaアプリに「au PAY」の機能が搭載され、au PAYアプリには「デジタルPontaカード」の機能が追加されました。このようにau WALLETポイントとPontaポイントが統合されることで、auサービスの利用でau WALLETポイントだけでなく、Pontaポイントも獲得できます。ポイントの二重取りが可能になるので、auユーザー、Pontaユーザーともにお得に活用できます。
Pontaの提携店(ローソンやゲオ、すき屋、高島屋など)での買い物でもPontaポイントがたまり、さらに支払いをau PAY・au PAYカード・au PAY プリペイドカードで行えばPontaポイントをダブルでためることができます。このように、ポイントの二重取りが可能になるのでますますメリットは大きくなると言えるでしょう。
au PAYの店舗側導入メリット
au PAYのユーザー側のメリットに引き続き、店舗側のau PAY導入メリットも見ていきましょう。
「au PAY」は初期費用や入金手数料が無料で始めることができます。決済手数料も通常であれば3.25%かかりますが、2021年7月31(土)まで0%で利用できます。インターネットに接続したスマートフォンやタブレットがあれば、初期費用がかかることなく利用できるので、非常に導入しやすいQRコード決済サービスです。
さらに、中国の大手のQRコード決済サービスである「Alipay(アリペイ)」や「WeChat pay」の同時申し込みが可能なので、インバウンド対策もできる点も魅力ですね。「Alipay(アリペイ)」「WeChat pay」の決済手数料も2020年9月末まで0%で利用することができます。
Pontaとの統合で、会員基盤は1億超へ
Pontaとの統合により、9,200万人の会員数を持つ「Ponta」と、「au WALLET」の2,800万以上のポイント保有会員数や、2,200万の口座数をあわせ、1億を超える会員基盤が誕生します。1億規模の会員規模ともなると、2020年6月に登録ユーザー数3,800万人を突破したLINE Payと比較しても大きく上回る数値となっています。QRコード決済サービスとしては後発だったau PAYですが、会員規模が大きくなることで既存のQRコード決済サービス市場の勢力図は、大きく変わることが予想されます。
au PAY ユーザーの口コミ・評判をチェック!
早速ですが、au PAYユーザーの口コミや評判をまとめてみました。ポジティブな口コミ、ネガティブな口コミ、そしてau PAYのサービスに対する意見を、順に見ていきたいと思います
au PAY ユーザーのポジティブなクチコミ・評判
アプリでチャージや履歴管理ができる
「利用履歴などが見やすく管理しやすい」「アプリで履歴管理して家計簿にできる」など、お金の管理がアプリひとつで簡単になり、生活に役立てている方が多くいました。履歴も即時反映され明確に管理ができるのも良い点です。
様々なチャージ方法がある
じぶん銀行やauかんたん決済、au WALLETポイント、クレジットカードなど、たくさんあるチャージ方法の中から選ぶことができ便利との口コミが多く見られました。チャージ方法によって「前払い」「即時払い」「後払い」があるので、残高チャージをする際にをその時の状況に合わせて選択できます。
auユーザーはおすすめ
「還元優遇やポイントが多くつくので満足している」「ポイントが貯まったときや、よりお得に買い物するための学ぶ楽しさがある」など、ポイントを貯める楽しさを見出しているユーザーも多く、その中でも「三太郎の日」が適用されたり、ポイントが貯まりやすいauユーザーからの声が多数でした。
Pontaの会員はポイントがたまりやすい
KDDIとローソンの連携により「au WALLETポイント」が「Pontaポイント」に変わりました。そのため、Pontaに提携している店舗で、Pontaカードの提示とau PAYでの支払いを行うとダブルでポイントがたまります。 いままでPontaポイントをためていた方や、au PAYの支払いでさらにお得に利用したい方がポイントが多くたまるようになったとの口コミが増えているように感じました。
さらに今までPontaポイントの有効期限は1年間でしたが、毎月au PAYカードを利用することで、Pontaポイントが毎月加算され有効期限がそのたびに延長されます。auの通信料金などの支払いにau PAYカードを設定しておくことで永久にポイントをためることもできますし、多くのポイントを利用することができます。
au PAY ユーザーのネガティブなクチコミ・評判
アプリの起動が遅い
「au PAYはアプリの起動をするまでに時間がかかる」「アプリを表示しようとすると固まってしまう」という意見が多く見られました。QRコード決済のメリットはスムーズに会計ができる事でもあるので、起動が遅いと会計の際にもたついてしまいます。
200円未満の支払いの場合、ポイントが還元されない
あくまでもポイントが還元されるのは200円(税込)以上の支払いになるため、例えば198円の買い物をしても還元は0%になってしまいます。コンビニなどのちょっとした買い物の時には、支払い金額を確かめる必要があります。
クレジットカードからのチャージは最低3,000円
au PAYへのチャージにau PAYカード以外のクレジットカードから行う場合、1回のチャージ金額が3,000円~100,000円になります。コンビニなどで少額のお買い物などをする際に少しだけチャージしたい場合でも最低3,000円はチャージしなければいけなくなるとの口コミが見受けられました。
au PAY ユーザーの意見
アプリやチャージ速度が速くなってほしい
au PAYを利用するために使う「au WALLETアプリ」に対して「アプリの起動やチャージ速度が速くなってほしい」という意見が目立ちました。お得なキャンペーンも次々に出されており、ポイントも貯めやすく便利なau PAYですが、利用時に時間がかかる点は、速めに改善されてほしいところです。
au PAYの利用店舗を増やしてほしい
au PAYを提供しているKDDIと楽天の提携により、楽天ペイの対象加盟店(一部)でもau PAYの利用ができるようになりました。しかし、楽天ペイの加盟店でも、まだまだau PAYに対応できない店舗も少なくないようで対応している店舗を増やしてほしいという声もありました。
au PAY 店舗側の口コミ・評判をチェック!
ユーザーの口コミだけでなく、店舗の口コミや評判もまとめてみました。
費用がかからず短期間で導入可能
決済サービスを導入する際にネックとなるのは、初期費用や手数料などの費用面という店舗も多いと思います。au PAYでは、初期費用や入金先に金融機関に関係なく振込手数料がかかりませんので、安心して導入することができます。 さらに決済手数料も2021年7月31日(土)までであれば、0円で利用することができるので店舗にとって費用負担を軽減することができるのは大きなメリットです。
短期間で導入が可能
QRコードを店舗に設置するか、スマートフォンにアプリを読み込むことで決済を行えるので、導入までに時間をかけず簡単に利用を開始することができます。 決済方法も、お客様が店舗のQRコードを読み取り支払い金額を入力する「ユーザースキャン方式」と、店舗がお客様のQRコードを読み取る「ストアスキャン方式」で対応ができるので、直接お客様との接触がなく、ウイルスなどの感染拡大防止の効果も期待できます。
新規のお客様の集客にも使える
au PAYの加盟店になることで、au PAYのアプリ上に店名が表示されるようになります。常連のお客様だけでなく、新規のお客様にもau PAYが使えるお店としてアプローチすることができるので集客にも利用することができます。 さらに中国の2大決済サービスと呼ばれる「Alipay(アリペイ)」「WeChat pay」も同時申し込みが可能なので、インバウンド対策としても利用することが可能です。
au PAYの加盟店になるには?
au PAYの加盟店になるための申し込みや導入の手続きについて紹介していきます。
先ほどお伝えした通り、au PAYの加盟店になる際は初期費用はかかりません。お持ちのスマートフォンもしくはタブレットにau PAY加盟店専用のアプリをダウンロードするだけで導入することができます。 利用開始までは3ステップと非常に簡単になります。
①au PAYの加盟規約に同意し、申し込みフォームに必要事項を記入します
②申し込み完了後、申し込み内容と書類を確認でき次第、審査結果のメールが届きます。 審査に通過すれば加盟店管理システム(Cinnamon)のIDを受け取ることができます。
③au PAY導入ツールが届き、加盟店専用のアプリなどを設定することで利用することができます。
【必要書類】
・店舗のホームページ、もしくは店舗名や取り扱い商材が確認できる店舗外観写真か店舗内観写真
・支払い先の口座情報
・個人事業の場合はいずれか1つ必要:運転免許証・運転経歴証明証・パスポート・健康保険被保険者証・国民健康保険被保険者証・特別永住者証明書
※「Alipay」「WeChat Pay」を同時にお申込みされる場合 上記の必要書類に加えて以下の3つの書類が必要になります。
法人の場合と個人事業の場合は異なりますので注意しておきましょう。
・通帳(表紙)
・法人の場合:登記簿謄本(登記事項証明書)
・個人の場合はいずれか1つ:営業許可書・国税、地方税の領収書または納税証明書・個人事業開業届出書
・店舗内写真(1枚)・店舗外観写真(1枚)(各1枚、合計2・枚)
まとめ
「au PAY」はauユーザーに限らず誰でも利用ができ、かつポイントも貯めやすい便利なサービスです。お得なキャンペーンが次々に打ち出され、Pontaとの提携でさらに利用者が増えていくことが予想できます。
店舗で利用する際も、初期費用や入金手数料が無料なので、非常に始めやすいQRコード決済サービスです。ますます増えていくと考えられるau PAYユーザーに対応できるように、まだ導入されていない店舗の方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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