東京都のICT化推進事業費補助金の活用と保育ICTシステム3選

数年前から動きだしているICT進化事業費補助金。 今年も東京都福祉保健局もすでに動いております。 この事業の目的は 保育所等におけるICT化を推進することで、保育士の業務負担の軽減を図るとともに、保護者にとって必要な情報等を把握しやすくすることによって、児童の福祉の向上を図ること。 となっています。 世の中にはまだまだICT化に後ろ向きな保育園の関係者もいますが、このような補助金のおかげでICT化が進んでいるのは間違いなく、税金の使われ方としては非常に有意義なものと考えます。 もちろん、園児と向き合うのは保育士の方たちです。 しかし、園児と向き合うこと以外の業務をICT化することは決して悪いことではありません。 上手に活用してICTシステムを整備し、働きやすく保護者ともコミュニケーションを取りやすい環境を整えてみてはいかがかと思います。
ほぼ全ての事務作業を一元化することができるシステムです。
一元管理は自動化できる部分もふえ、事務作業の負担を軽減につながります。
●指導案作成・日誌作成
●発達記録
●健康チェック
●ヒヤリハット
●園児台帳
●緊急連絡
●連絡帳
●欠席・延長連絡
機能充実のオールインワンの保育園ICTシステムです。
Child Care Systemで出来ること
●自動シフト作成
●タッチ機能
●請求サポート
●保育計画作成
●メール送受信
なんといっても園バス運行状況が使いやすいシステムです。
専用ソフトで路線作成をサポートしてくれます。GPS車載器がバス停との間隔を計算して自動でバス位置情報をお知らせします。
●園バス運行状況
●欠席・遅刻・バス不要連絡管理
●お知らせメール配信
●園児管理・職員管理
●預かり保育管理・保育料管理
●名簿・要録・保育計画印刷
東京都福祉保健局の要綱
ちなみに東京都福祉保健局のHPにある要綱の中身をのぞいてみると 実施主体は、 中核市を除く区市町村。 そして事業の内容は、 実施要綱に規定する対象施設が、保育士の書類作成等の業務負担軽減に資する機能を有したシステムを新たに導入する場合に、その必要となる費用の一部を補助します。 とあります。 ですので、システム選びに重要になるのは、 上記にうたわれているように条件にあった機能を有しているかどうかが重要になります。 そして 保育士の業務負担の軽減につながる機能等についてですが ・ 他の機能と連動した園児台帳の作成・管理機能 ・ 園児台帳と連動した指導計画の作成機能 ・ 園児台帳や指導計画と連動した保育日誌の作成機能 ・ 園児台帳と連動した園児の登園及び降園の管理に関する機能 ・ 保護者との連絡に関する機能 というように明記されています。 ※引用:東京都福祉保健局 保育所等におけるICT化推進事業について 本サイトでは、知識豊富なプロがご希望の条件にあったシステムを無料で紹介いたします。 メールでの業務効率化に関する無料相談はこちらから お電話での無料相談はこちらから「システム導入の無料相談をしたい」とお伝え下さいね。-
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具体的なICTシステム
では、具体的に条件に合う機能を有したICTシステムをご紹介します。 今回は、導入数も多く使いやすさの点で口コミも集まっている3つのシステムをご紹介します。Codmon(コドモン)
おすすめ度★★★★★ほぼ全ての事務作業を一元化することができるシステムです。
一元管理は自動化できる部分もふえ、事務作業の負担を軽減につながります。
●指導案作成・日誌作成
●発達記録
●健康チェック
●ヒヤリハット
●園児台帳
●緊急連絡
●連絡帳
●欠席・延長連絡
Child Care System
おすすめ度★★★★☆機能充実のオールインワンの保育園ICTシステムです。
Child Care Systemで出来ること
●自動シフト作成
●タッチ機能
●請求サポート
●保育計画作成
●メール送受信
バスキャッチ
おすすめ度★★★★☆なんといっても園バス運行状況が使いやすいシステムです。
専用ソフトで路線作成をサポートしてくれます。GPS車載器がバス停との間隔を計算して自動でバス位置情報をお知らせします。
●園バス運行状況
●欠席・遅刻・バス不要連絡管理
●お知らせメール配信
●園児管理・職員管理
●預かり保育管理・保育料管理
●名簿・要録・保育計画印刷
導入園の状況
では、実際にシステムを導入した園の反応を機能ごとにまとめさせていただくと 登降園機能では・・・ 電話対応が少なくなったことで喜んでいる園は非常に多いようです。 さらに保育開始前にクラス別の出欠状況が分かる事で、保育開始がしやすくなっています。 一括配信機能は・・・ お手紙もこの機能で送信にすることで、後で見返しやすくなり 情報伝達が以前よりスムーズになっています。 個別連絡機能は・・・ 保育中の発疹などのトラブル時に写真と合わせて伝えることができるので、 保護者の方も必要以上の不安はなくきちんと判断できる利点があります。 また、既読機能は見た保護者、見ていない保護者が分かるので伝え漏れが軽減できています。 連絡帳は・・・ 字が綺麗でないことを気にしていた保育士にも喜ばれています。 また、変換して入れくことで誤字脱字も少なくなったという報告もあります。まとめ
待機児童問題はまだまだ多くの自治体で取り組んでいる深刻な問題です。 その解消のためには保育所を開園することですが、開園するためには保育士が必要です。 そして、保育士が慢性的に不足しているという実情も根深い問題です。 ICTシステムの導入がすべてを解決するわけではなりませんが、保育士の業務的な負担を軽減してくれるこういったICTシステムはたくさんのいい面があります。 今年も政府は、保育所のICTシステム導入の促進に予算を付けています。 ぜひ活用いただけたらと思います。 ICTキッズでは、皆さんの相談をお伺いしておすすめ候補をご案内しております。 システム導入を悩んでいる、ICT化推進事業費補助金てどうやってもらえるの?など、ご相談等もお受けしております。お気軽にお問い合わせください。スポンサーリンク

この記事を書いたライター
ICTキッズ編集部
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