新電力への切り替え!そもそも高圧電力と低圧電力の違いって何?

新電力への切り替え!そもそも高圧電力と低圧電力の違いって何?

近年、光回線の卸売りによるコラボレーションサービスの登場を皮きりに、電力会社やガス会社も自由に選ぶことが出来るようになりました。さまざまなサービスの自由化が進む中でも、一番身近でなくてはならないもの「電力」について解説します。
自由に選択できるようになった「電力」、今まで考えたことのなかった電力の種類や仕組みなど、新電力へ切り替えるにあたって覚えておきたいポイントを詳しくご紹介。

電力の自由化とは

2016年4月より施行された「電力の自由化」により、新電力ということばも一般的に知られるようになってきました。今では、地域に根付いた既存の電力会社だけでなく、通信事業者をはじめさまざまな企業が参入しています。地域の電力会社による市場独占を抑えるため、新しい企業との競争を活発化させることで、電気料金の抑制をはかります。
この度自由化されたのは、一般家庭などで使われる「低圧電力」ですが、実は大きな工場や病院などで利用される「高圧電力」などは、2000年ごろからすでに自由化が進められていました。2011年の東日本大震災で発生した原発事故による電気不足、電気料金の値上げを受け、電力自由化への動きが加速しました。

あなたはどっち?「高圧電力」or「低圧電力」

電力と一言にいっても、大きく2種類に分かれます。高圧電力と低圧電力の大きな違いは、契約している電力の大きさにあります。高圧電力は、電力が50キロワット以上の、工場や病院、大型商業施設などで使われます。また低圧電力は、契約電力は50キロワット未満で、一般家庭からカフェ・美容院などのお店で契約されています。

大きな施設で利用「高圧電力」を切り替えるには

高圧電力とは、6,600Vの電力供給を受け、契約電力が50キロワット以上2,000キロワット未満の場合に適用されるモノになります。主に、大きな工場や病院、商業施設などが当てはまります。高圧電力を使用する際は、通常電柱にある変圧器の代わりに、敷地内に「キュービクル」と呼ばれる高圧受電設備を設置して、このキュービクルで変圧して電気を使用します。キュービクルは、高圧電力を使うなら必ず必要となり、設置費用は使用者負担となります。

高圧電力の特徴

新電力

一番の特徴である「キュービクル式高圧受電設備」は、電力会社から流れてくる6,600Vの電気を100Vや200Vに変圧して流す機器になります。最近では大きな商業施設などだけでなく、ファミレスやコンビニなど常時電気を使用するところにも設置されていることがあります。
キュービクルの設置には、どうしても費用が発生してしまいますが、電気を多く使うところであれば、低圧で利用するよりも、高圧で利用した方が電気料金は安くなっていくので、高いメリットがあります。
高圧電力を利用する場合、敷地内に必ず1名「電気主任技術者」の配置が義務付けられています。ただし7,000V以下の場合、外部委託承認制度により、直接技術者を置かずに外部委託することも可能です。外部に委託するとなると、費用はかかってきますが、自身での対応が難しいものにもなるため、多くの企業が外部委託を依頼しています。

高圧電力を取り扱う際の注意点

施設内に設置されたキュービクルによって、高圧電力は小さく変圧されて使用する仕組みになっていますが、感電や漏電などの事故に気を付ける必要があります。キュービクルの多くは、誰でもわかる部分に設置しているところも多いため、鍵の閉め忘れなどにより、誤って扉を開けてしまって感電することもあります。キュービクルに届いている電気は6,600Vにも及ぶため、触れたらほとんど助かりません。
またキュービクル内部にある高圧ケーブルがショートすることもあり、その影響は大きく、場合によっては近隣一帯が停電する恐れもあります。ショートする原因の多くが、雨水によるものや小動物の侵入によるものがほとんどで、実は毎年多くの事故が発生しています。こうした事故を防ぐためにも、定期的なメンテナンスや補修工事などを行っていくことが重要です。

高圧電力への切り替え

学校や工場で使われる高圧電力は、一般家庭や店舗などで利用する低圧電力に比べ、初期費用が必ず発生します。またキュービクルなどの施設内設備メンテナンス等も必要になるため、少しでも電気料金の方を抑えていきたいところ。
元々高圧電力は、低圧電力に比べ従量料金は安くなっているため、新電力に切り替えて電気料金を抑えるだけで、使用すればするほど低圧電力よりも安くなります。
高圧電力の切り替え先を選ぶ場合、料金も重要ですが、なによりもサポート体制が整っているところを選ぶことをオススメします。キュービクルなど注意して扱わなくてはならない機器も多い高圧電力なので、保守点検などを行う会社や、担当の電気会社との信頼関係が求められます。

一般家庭や小規模店舗の「低圧電力」の切り替え

新電力

一方で2016年より自由化が始まった「低圧電力」は、50キロワット以下の電力契約に適用されます。一般家庭から飲食店、美容院などのお店まで幅広く利用されている電力の種類であり、変圧器は近くの電柱に取り付けてあるので、敷地内に設置の必要などはありません。特に大きな工事などなく、手軽に切り替えできるのが低圧電力です。

低圧電力の特徴

高圧電力と違って、低圧電力の場合は、利用する際にほとんど手間がかからないのが特徴でもあり、メリットでもあります。現在使っている電力会社から、新電力へ切り替えるとしても、今の電力会社への解約連絡も必要なく、切り替え先に申し込むだけで全て対応してもらえます。
また新電力に切り替える際、電力メーターの交換が必要となりますが、新しく取り付ける「スマートメーター」の設置費用は、基本的に無料となっているので、負担なく切り替えが可能です。ただし乗り換え時に、事務手数料が発生する会社もあるので気をつけましょう。

低圧電力への切り替え

では低圧電力へ切り替えるには、何が必要となるのでしょうか。電力会社の切り替えには、主に「現在の電力会社名・現在の電力会社のお客さま番号・供給地点特定番号(22桁)・切り替え希望日」の4つが必要となります。特に揃えるのが難しいものではなく、お客さま番号や供給地点特定番号については、毎月検針日にポストへ入っている「検針票」に記載がされています。もし検針票が見当たらない場合は、現在契約している電力会社へ問い合わせすれば教えてもらえます。

注目の電力会社

ハルエネでんき

株式会社ハルエネが提供する新電力「ハルエネでんき」は、東京電力など大きな電力会社から電力を供給してくることにより、安定した電力供給と低価格を実現したサービスです。新電力に変えて、電気の質が落ちることを心配する方も、ハルエネでんきであれば安心して利用できます。急に停電が増えることも、不安定になることもありません。特別な工事もないため、電気が使えなくなる時間はほとんどありません。ただしスマートメーターへの取り換えなどが必要な場合、工事や一時的な停電が発生する場合もあります。

   

ニチデン

電気の使用量に関係なく単一料金化することで、使えば使うほどおトクなニチデンは、全国で利用できる注目の電力会社です。これまで電気料金は、使用量に応じて3段階に分かれていましたが、ニチデンはこれを1種類だけの料金設定にしました。またニチデンでは、初期費用だけでなく解約時の違約金なども発生しないため、利用料金以外の負担が一切ありません。ニチデンを利用のお客様には、エアコンや洗濯機など家電のトラブル発生時に、国内外200メーカー以上のサポートが無料で受けられます。

まとめ

電力会社を自由に選べるようになったことで、これまでほとんどが地域の電力会社一択だったものが、選択肢が大きく広がりました。インターネット回線やスマートフォンと電気料金をまとめて割引できるサービスも登場し、1つの会社で通信費から公共料金まで一括で完結させることができます。
多くの方は低圧電力を利用しているかと思いますが、自由に電力会社が選べるようになった今、あなたのスタイルにあった電力を選んでみませんか?

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