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auの法人向けガラケープランを解説!メリットやおすすめのプランを一覧で確認

携帯電話の料金プランには、一般の個人以外の法人向けプランが用意されています。法人用の個人向けにはない料金プランや割引があり、法人ならではのメリットがたくさんあります。

ところで、仕事用の携帯電話はガラケー利用者が多いのをご存じでしょうか?法人向け携帯電話にはスマホだけでなく、ガラケープランもしっかりと用意されています。

今回のお話では、auの法人向けガラケープランについて解説します。メリットやおすすめプランも紹介するので必見です。

▼この記事で紹介している商品

auの法人向けガラケープラン検討前に知るべきポイント3つ


これからauの法人向けガラケープランを検討している人に、知っておいてもらいたいポイントが3つあります。

  • ガラケーのセキュリティ性
  • ガラケーの月額料金
  • データ通信容量

なぜ、これらがポイントになるのかを説明しましょう。

ガラケーでも情報漏えい対策が万全

法人向けスマホはセキュリティが強固で、情報漏えいや紛失・盗難対策が行なわれています。セキュリティの万全さはガラケーでも変わりありません。

auの「KDDI Smart Mobile Safety Manager」について紹介します。

基本プラン 330円/台
4G LTEケータイプラン 110円/台

※価格は税込み

KDDI Smart Mobile Safety Managerとは、auのスマホやタブレット、ガラケーなどのモバイル機器の管理ができるセキュリティ対策型一元管理サービスです。

月額の料金プランは2種類あり、ケータイプランは1台110円(税込)から利用できます。初期設定からセッティングまで、すべての端末にまとめて行うことが可能です。

管理された端末は、ユーザー情報からアクセスした場所・時間、位置情報を把握し、誰がどこで端末を使用したかを確認できます。

さらに、機能を拡張したい場合はオプションで追加することが可能です。

Webフィルター 220円/台
ステータス管理 220円/台
メッセージ通知 220円/台
ウイルス対策 220円/台

※価格は税込み

ケータイプランでは上記の4つが追加できるので、必要に応じて都度オプションで機能が拡張できます。

ただし、ウイルス対策が使えるガラケーは対応している機種が決まっていて、auスマートパスかauスマートパスプレミアムに加入している場合は利用できません。

スマホよりプランが安い

ガラケーはスマホよりも料金プランが安いのも特徴です。

スマホとガラケーで一番安い料金プランを比較してみましょう。

スマホプラン
ピタットプラン5G 2,178円~4,928円
ケータイプラン
ケータイシンプルプラン 1,320円

※価格は税込み

上の料金表は、2年契約N(110円割引)と法人割プラス(1,100円割引)を適用した金額です。ガラケーは法人割プラスが適用されないので、110円割引のみでの料金になります。

見てわかるように、ケータイプランの方が明らかに安いですよね?

さらに通話オプションを加えても、ケータイプランは2,000円を少し超える程度です。

通話定額ライト2 880円/月※5分間通話無料
通話定額2 1,980円/月※24時間通話無料

※価格は税込み

ピタットプランは月間3Gを超えると3,278円(税込)に上がるため、最安を維持するにはデータ通信を控えないといけません。

また、仕事でスマホを使う以上は通話が必ず必要となります。そうなると通話オプションの加入が必須となるため、費用もかさむことでしょう。通話のみの使用であれば、ガラケーが圧倒的に安く使えます。

データ通信量は注意

通話メインであれば通話オプション込みでもガラケーが安いですが、データ通信をメインにした一気に高くなります。スマホと違い、通常ガラケーのデータ容量は1GB以下です。

auのケータイプランにはダブル定額(ケータイ)というデータ定額サービスがあるので、そちらを説明します。

ダブル定額(ケータイ)
月額料金 550円(10MBまで)~4,620円
10MB~2GB 0.022円/KB
LTE NET 330円/月
総額 880円~4,950円/月

※価格は税込み

現在のauのケータイプランのデータ容量は1GBからとなっており、容量超過後は制限がかかります。

ダブル定額(ケータイ)で最大2GBまで使えるようになりますが、スタートの10MBを超える度に課金され、上限の2GBまでいくと上限額に達します。

ここで、ピタットプランと料金を比較してみましょう。

ピタットプラン5G 2,178円~4,928円
ダブル定額(ケータイ) 550~4,620円

※価格は税込み

まだケータイプランのほうが安く見えますが、ダブル定額(ケータイ)には別途でデータ定額がかかるため実際はもっと高額です。追加のデータチャージもありますが、0.5GBから650円(税込)と決して安くはありません。

仕事のスタイルが通話よりもデータ通信の比率が高い場合、ガラケーを使い続けるのは負担が大きくなります。データ通信を極力使わず、通話メインという徹底した使い分けが必要です。

auの法人向けガラケープランは5種類

2019年のリニューアル以降、2021年現在のauの法人向けガラケープランは以下の5種類になりました。

  • ケータイシンプルプラン
  • ケータイカケホプラン
  • VKプランS(N)
  • VKプランM(N)
  • VKプランE(N)
  •  

今から法人向けガラケープランを申し込むとなれば、この5つのうちのいずれかになるでしょう。

2年契約を前提に5つの料金プランについて詳しく解説します。

ケータイシンプルプラン|月額1,320円(税込)~

月額料金 1,320円
通話料 22円/30秒
データ容量 300MB
通話定額ライト2 880円※5分間通話無料
通話定額2 1,980円/月※24時間通話無料
総額 1,320円~3,300円

※価格は税込み

機能や料金も手頃で、文字通りシンプルなケータイプランです。無料通話がセットとなった旧プランから、通話オプションを別途にしてリニューアルした料金プランといったところでしょう。

料金が安い代わりにデータ容量は300MBと少なく、メールやSMS以外のことにデータ通信を使っているとすぐに上限になりやすいのが注意点です。

通話オプションを加えても料金が2,000円程度と安価なので、通話をメインにしてデータ通信はメール中心という人におすすめです。

ケータイカケホプラン|月額3,278円(税込)~

月額料金 3,278円
通話料 無料
データ容量 1GB

※価格は税込み

データ容量1GBと無料通話がセットになった料金プランです。通話がメインだけど少しだけデータ通信をしたい、という人はシンプルプランよりこちらのほうをおすすめします。実際にシンプルプランと無料通話を併せるより、こちらを選んだほうが料金を安く使えます。

料金や機能的には旧プランでいうところの、カケホ(ケータイ)とデータ定額2(ケータイ)を合わせた内容となっています。旧プランよりも料金が安くなってグッと使いやすくなっていますが、データ容量が1GBとデータ通信の節約が必要です。

VKプランS(N)|月額1,097円(税込)~

月額料金 1,097円
通話料 22円/30秒※最大27分無料

※価格は税込み

無料通話が1,210円分、最大で27分使える料金プランです。

標準のデータ容量がないため、データ通信を行うにはダブル定額(ケータイ)の加入が必須になります。

ダブル定額(ケータイ)
月額料金 550円(10MBまで)~4,620円
10MB~2GB 0.022円/KB
LTE NET 330円/月
総額 880円~4,950円/月

※価格は税込み

ダブル定額(ケータイ)込みだとスマホの無制限プランに近い料金になり、データ通信のしすぎにならないよう注意が必要です。こちらのプランには通話オプションがなく、無料通話時間を過ぎれば通常の通話料が発生します。

シンプルプランよりも安くてある程度の無料通話はできますが、通話回数が多かったりデータ通信の使いすぎだと高額になりやすい料金プランです。こちらを契約するなら計画的に使っていきましょう。

VKプランM(N)|月額1,782円(税込)~

月額料金 1,782円
通話料 22円/30秒※最大65分無料
※価格は税込み


無料通話が2,860円分(最大65分)ある料金プランです。VKプランS(N)との違いは、通常料金に含まれている無料通話時間が37分増えています。

それ以外の使える機能は変わらず、データ通信にはダブル定額(ケータイ)の加入が必須なのも同じです。

ダブル定額(ケータイ)
月額料金 550円(10MBまで)~4,620円
10MB~2GB 0.022円/KB
LTE NET 330円/月
総額 880円~4,950円/月

※価格は税込み

こちらの料金プランも通話オプションが使えません。ダブル定額(ケータイ)はVKプランM(N)の料金とは別なので、最大で4,950円が上乗せされます。

使い方次第で通常よりも高くなる恐れがあるので、通話時間とデータ通信の使いすぎにだけは気を配りましょう。

VKプランE(N)|月額817円(税込)~

これまでの料金プランと違い、3Gケータイからの乗り換え専用のケータイプランです。

月額料金 817円(20MBまで)~4,620円
20MB~2.5GB 0.022円/KB
LTE NET 330円/月
総額 817円~4,950円/月
※価格は税込み


VKプランにダブル定額(ケータイ)が標準となり、データ容量が2.5Gと増えています。データ通信を行なわなければLTE NETに加入する必要がなく、最安値の817円(税込)から使えます。

データ容量が増えても料金の上限額に変動はありませんが、無料通話時間が無くなっているので通話時間には注意が必要です。3Gケータイからの乗り換え専用なので使う人を選びますが、auのなかでも最安クラスの料金プランとなります。

auは機種変更がオンラインショップではできないため、必然的に店舗での申し込みが不可欠です。料金はケータイプランのなかで一番安いですが、無料通話がないためデータ通信よりも通話時間に気を配る必要があります。

auガラケープランで選べる法人向けかけ放題オプション


通話料を安く済ませたいなら、通話オプションの通話定額への加入がおすすめです。

もしも社外ではなく社員間の通話をメインにするのであれば、ビジネス通話定額を使ったほうが通話定額よりももっと安くなります。

月額料金 990円(税込)/1番号
通話料 社員間の通話無料


ビジネス通話定額は2回線以上、1,000番号以下のグループ回線で使える専用のオプションです。同じ携帯を持つ社員同士であれば、いつでも何時間話しても24時間無料で通話できます。携帯電話は同じでなくても、スマホとケータイの組み合わせでも無料通話が適用されます。

注意点をあげると、他社の携帯などグループ外や固定電話への通話には22円(税込)/30秒の通話料が発生します。ビジネス通話定額はKDDI発信プランもあり、固定電話と携帯電話間の無料通話が可能です。

ビジネス通話定額(KDDI発信) 990円(税込)/1ch
通話料 固定電話と携帯電話の社員間通話無料


社内をauで統一するなら、加入して損はないのでおすすめです。

また、ガラケーではなくスマホなら月額330円(税込)とさらに安いので、現在スマホを利用中や機種変更を考えている人は検討してみてはいかがでしょうか?

auのガラケープランで知りたい疑問を解決

ここまでの流れで、auの法人向けガラケープランについて大体理解できたことかと思います。既に申し込みを決めた人も、なかにはいるのではないでしょうか?

申し込み前の最後の後押しとして、みなさんが持っている疑問をひとつずつ解決していきましょう。

auの通話のみで利用できるプランはある?

通話のみで利用できるプランはケータイカケホプランです。自ら通話のみに制限をしてしまえば、auのガラケープランはどれでも通話のみの利用ができます。

どうせ通話のみでの使用に限定するなら、通話料無料のガラケープランを選びたいですよね?

月額料金 3,278円(税込)
通話料 無料
データ容量 1GB


ケータイカケホプランなら、通話料無料と1GBのデータ容量がセットになっています。VKプランS/Mにも無料通話がありますが、月の無料通話時間は27~65分と制限つきです。

通話定額2やビジネス通話定額込みで選ぶなら、ケータイカケホプランを選ぶのが断然お得です。

auの新規契約に必要な手続きは?

auで法人契約を新規で行うには、以下の手順通りに進めばOKです。

  1. 必要書類を用意する
  2. 1を持ってauショップに行く
  3.  

まず新規契約をするための必要書類として、以下を用意します。

法人証明書類① 登記簿謄本
印鑑証明書
社員証名刺
法人証明書類② 法人の印鑑
本人確認書類 運転免許証
パスポート
支払い方法に関するもの 金融機関届出印と口座番号の控えクレジットカード
費用 事務手数料と本体購入代金※代金は購入しないか分割の場合は不要


上記の必要書類をそれぞれ、いずれかひとつ用意しましょう。

書類は有効期限内か発行から3か月以内の原本であり、法人の印鑑はゴム印でないものが必要です。

auはオンラインからの申し込みができないため、必ずauショップなどの取扱店での手続きになります。必要書類が個人契約や機種変更の手続きとは若干異なりますので、新規契約時には再確認しておきましょう。

au以外にガラケープランがお得なキャリアは?

au以外で、月額3,000円程のガラケープランを扱っているキャリア会社を紹介します。

  ドコモ ソフトバンク ワイモバイル
月額料金(税込) 1,452円 1,078円~1,408円 1,408円~3,388円
通話料(税込) 社員間無料※社外は22円/30秒 22円/30秒 22円/30秒
データ容量 100MB 0~100MB 3GB
通話無料オプション(税込) 847円~2,057円 880円~1,980円 770円~1,870円
最安総額(税込) 2,299円 1,958円 2,178円


上の表は3社の比較ですが、それぞれのガラケープランには特徴があるのがわかるでしょうか?

それぞれのメリットを総括すると、「安さならソフトバンク」「データ通信ならワイモバイル」「社員間通話つきならドコモ」といったように分けられます。

僅差でドコモが最も割高となりましたが、社員同士の無料通話は別途オプション料金になる会社が多いです。社員間無料通話をドコモが標準でつけていることを考えれば、料金自体の3社の差はほとんどないといって良いでしょう。

au以外で選ぶとするなら、それぞれの特徴と仕事のスタイルに合わせたガラケープランを選ぶのがベストです。

  • ドコモは標準で社員間通話無料がある
  • ソフトバンクは最安だが通話無料はオプション必須
  • ワイモバイルはデータ容量3GBで余った分は翌月繰り越し可能

auのガラケープランは正しく知って安く契約しよう

ガラケーのそもそものデータ容量はスマホよりもずっと少なく、主に通話をメインとした使い方となるでしょう。

auは安い料金で通話が使い放題のガラケープランがあり、セキュリティもスマホに負けないくらいの万全な環境を提供しています。

欠点をあげればデータ通信にお金がかかりやすい点ですが、これはどの会社のガラケーでも言えることです。仕事での用途に合わせたガラケープランを選ぶことが、auでガラケープランを安く契約するポイントです。

最後に、auのガラケープランを契約する際の注意点をまとめます。

  • auでの各種手続きの受付は実店舗のみ
  • 通話無料ならカケホプランがお得
  • データ通信は高額になりやすいので使用は控える

これから、auの法人ガラケーで新規や乗り換え・機種変更を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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