安い法人携帯の選び方|各社比較からコストを抑える方法まで徹底解説

仕事用に使う携帯電話に、法人携帯の導入を考えていないでしょうか?

個人契約のプランと違い、法人携帯は安い月額料金と仕事を効率良く進めるための様々なサポートを受けられます。

その一方で、会社の規模が大きくなるほど社員に持たせる携帯電話が増えて、維持費が負担になるのは見過ごせない問題ですよね。

もしも法人携帯を導入するなら、少しでも料金の安い会社を選びたくなるはずです。

法人携帯のプランは大手キャリアだけでなく、一部の格安スマホ会社でも提供されています。

今回の記事では、安い法人携帯の選び方やコストを抑える方法について、携帯電話各社を比較しながらご紹介しましょう。

法人契約に対応している携帯会社一覧

携帯電話の法人契約に対応している会社を見て行きましょう。

  • Softbank
  • au
  • docomo
  • mineo
  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • HISモバイル
  • Yモバイル

法人契約ができる携帯会社はほかにもありますが、そのなかでも上記の8社は人気の高い会社です。

各会社の詳しい情報については、次から解説します。

Softbank

用途がわかりやすい料金プランと、豊富なオプションが特徴の大手キャリア会社です。

料金プランは個人契約同様のものが用意され、スマホとのセット割のおうち割が法人契約時にも使うことができます。

  月額料金 データ通信容量 通話オプション
メリハリ無制限 6,580円 無制限 別途
ミニフィットプラン+ 2,980円 1~3GB 別途
スマホデビュープラン 900円 3GB 5分間無料
ケータイ通話プランケータイ100MBプラン 980円 通話のみか100MB 別途
データ通信専用50GBプラン 4,800円 50GB 通話不可
データ通信専用3GBプラン 900円 3GB 通話不可

携帯電話のプランは通話とデータ通信の3つ、データ通信専用が3つの合計6つで、用途に合わせたプランから選べます。

  月額料金 無料通話時間
準定額オプション+ 800円 1回5分以内
定額オプション+ 1,800円 24時間通話無料

通話料は20円/30秒の従量課金で、社員間同士の通話無料などがありません。通話をメインにするなら、上記の通話オプションに加入するのが良いでしょう。

その他、Softbankには様々なオプションがあるので、仕事に必要と思われるものだけを選べます。

  • 法人基本パック
  • データシェアプラン
  • テザリングオプション
  • アメリカ放題
  • 海外パケットし放題
 

また、通話やメールをメインにするなら、ミニフィットプラン+とケータイプランがおすすめです。

社内や取引先との通話が主な使用になるなら、法人携帯をガラケーに統一するといった使い方も良いでしょう。

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docomo

国内シェア1位の大手キャリアです。

料金プランが個人プランと全く同じものが用意されており、シンプルでわかりやすいのが特徴的です。

また、法人契約時に割引が適用され、複数台契約で個人契約時よりさらに安く使えます。

  月額料金 データ通信容量 通話オプション
5Gギガホプレミアム 4,378円~ 無制限 別途
5Gギガホライト 2,178円~ ~7GB 別途
ギガホプレミア 4,268円~ 60GB 5分間無料
ギガライト 2,178円~ ~7GB 別途
はじめてスマホプラン 1,078円~ 1GB 5分間無料
5Gデータプラスデータプラス 1,100円 50GB 通話不可
ケータイプラン 1,320円 100MB 社員間無料

ケータイプランは社員間の通話が24時間無料になるため、通話メインで使うなら注目したい料金プランです。

  月額料金 無料通話時間
5分通話無料オプション 770円 1回5分以内
かけ放題オプション 1,870円 24時間通話無料

社外への通話を頻繁に行うなら、上記の無料通話オプションを検討すると良いでしょう。

docomoの法人携帯は社員間同士の無料通話など、通話に関するサービスが充実しています。

仕事では通話をする機会の方が多い場合、ケータイプランが安くて社内での通話が使い放題なのでおすすめです。

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au

個人契約でも馴染みのある料金プランとスマートバリューを始め、2年契約時や3回線以上の契約で適用される割引が豊富な大手キャリアです。

割引適用時の料金プランは以下になります。

  月額料金 データ通信容量 通話オプション
使い放題MAX 5G/4G 4,928円 無制限 別途
ピタットプラン 5G/4G 2,178円~ ~7GB 別途
スマホスタートプラン(フラット)5G/4G 990円~ 3GB 5分間無料
ケータイシンプルプラン 1,320円 300MB 別途
ケータイカケホプラン 4,800円 1GB 24時間通話無料
VKプランS(N) 1,097円 なし 27分間
VKプランM(N) 1,782円 なし 65分間
VKプランE(N) 817円~ ~2.5GB 別途

auはガラケープランのバリエーションが多く、無料通話やデータ通信容量が他社に比べて細分化されています。

無料通話やデータ通信がないプランの別オプションには、以下のような専用のプランが用意されています。

データ通信オプション
  月額料金 データ通信容量
ダブル定額(ケータイ) 550円 ~2GB
通話オプション
  月額料金 無料通話時間
通話定額ライト2 880円 1回5分以内
通話定額2 1,980円 24時間通話無料

スマホプランは従量定額と無制限の2種類でわかりやすい一方、ケータイプランは少々複雑に感じるかもしれません。

シンプルに使いたいのであれば、ピタットプランかケータイシンプルプランがおすすめです。

通話やデータ通信で不便に感じるようなら、その都度オプションに加入すれば良いので簡単に使いこなせるでしょう。

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格安SIMのおすすめ5社

法人携帯プランを提供しているのは大手キャリアだけでなく、一部の格安スマホ会社でも行っています。

  • mineo
  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • HISモバイル
  • Yモバイル

各会社の法人携帯プランを次から見て行きましょう。

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mineo

docomo、au、Softbankの3キャリアの回線を選べる大手格安スマホ会社です。

キャリアが異なる回線同士でも、データ容量をシェアできるのが特徴です。
docomo、au回線の場合(Softbankはシングルが90円、デュアルが350円割増)

  シングル デュアル
プラン 月額料金 月額料金
500MB 700円 1,310円
3GB 900円 1,510円
6GB 1,580円 2,190円
10GB 2,520円 3,130円
20GB 3,980円 4,590円
30GB 5,900円 6,510円

mineoの料金プランはデータのみをシングルタイプ、データ+通話をデュアルタイプと呼ぶ独特のスタイルです。

さらに、キャリアではSoftbankが若干割高となるので、料金で選ぶ際は注意しておきましょう。2回線以上の契約で50円割引が適用されます。

mineoには無料通話プランがありませんが、専用アプリの「mineoでんわ」や「ビジネスLaLa Call」を活用すれば通話料を抑えることが可能です。

トリプルキャリアの利点は、提供エリア以外に特別な違いがありません。

使用範囲が決まっているなら、docomoかau回線で用途に合わせたプランを選ぶのが良いでしょう。

料金プランは細かいデータ通信量から選べるので、目的ごとにインターネット利用を管理している使い方に向いています。

楽天モバイル

第4のキャリアとして参入した楽天モバイルですが、ここでは格安スマホのカテゴリで解説します。

  データ通信のみ データ通信+音声
プラン 月額料金 月額料金
ベーシックプラン 709円 1,250円
3.1GB 1,122円 1,600円
5GB 1,570円 2,150円
10GB 2,380円 2,960円
20GB 4,170円 4,750円
30GB 5,520円 6,150円

楽天モバイルの料金プランでは、200kbpsの低速通信を条件にデータ通信使い放題のベーシックプランに注目です。

通話メインの携帯電話でも、メールやちょっとしたデータのやり取りを適度に使いたいなど、コストを安く抑えてバランス良く使いたい方向けにおすすめします。

アップロード専用プランなどユニークなサービスも行っているので、サーバー管理や保守点検のオプションとして検討しても良いでしょう。

プラン 月額料金
50GB 1.925円
100GB 1,122円
300GB 9,900円

楽天モバイルの法人携帯では、個人契約では使えたアンリミテッドやスーパーホーダイがありません。

通話料金を抑えるなら「楽天でんわアプリ」を使用するか、月額935円の「5分かけ放題オプション」の利用を検討しましょう。

楽天モバイルで一番のおすすめが先述のベーシックプランです。

低速通信でも問題ないという方には、手頃な料金で使いやすい料金プランです。

ただし、楽天モバイルの法人プランには割引や24時間かけ放題がないので、費用を抑えるには慎重なプラン選びが必要になります。

UQモバイル

auの子会社でもあり、自社のWiMAX2+回線を運営している格安スマホ会社です。

個人契約の料金プランが刷新され、法人契約でも個人契約と同じ内容の3タイプから選べます。

プラン 月額料金 データ通信容量
くりこしプランS +5G 1,628円 3GB
くりこしプランM +5G 2,728円 15GB
くりこしプランL +5G 3,828円 25GB

以前のくりこしプランとの違いは、5Gに対応して名称が変わった点のみです。

その月の余った容量を来月に持ち越せるなど、基本的な使い方は変わっていません。

  月額料金 無料通話時間
通話パック 550円 月間60分
10分かけ放題 770円 1回5分以内
かけ放題 1,870円 24時間無料

通話オプションは月間60分、1回5分、24時間と国内通話の無料時間は3つに分かれています。

法人向けに端末補償サービスを行なっているなど、シンプルで安価な料金プランで初めての法人携帯にも使いやすい会社です。

基本的にUQモバイルは、料金プランや割引が個人契約と同等のものを提供しているため、既に利用している人は法人契約への移行にも抵抗がないかと思われます。

速度制限時の低速通信は1Mbpsとメールやテキストサイトの閲覧には十分な速度なので、予算を割くなら通話オプションを中心に考えるほうがよいでしょう。

HISモバイル

HISモバイルは、旅行会社のHISグループ会社が運営している格安スマホです。

最安値クラスの月額料金と豊富なプランが用意され、docomoとSoftbankの回線が選べます。

料金プランは従量定額をベースに、データ通信とデータ通信+音声から選べる4種類のプランが用意されています。

データ通信容量 月額料金
データ通信のみ データ通信+音声(docomo回線専用)
~100MB 198円 990円
~2GB 770円 1,562円
~5GB 1,320円 2,112円
~10GB 2,310円 3,102円
~15GB 3,300円 4,092円
~30GB 5,775円 6,567円
データステップ/SMSデータステップ
  データステップ SMSデータステップ
1~10GB 490円~1,620円 520円~1,750円
データ定額プラン
3GB 990円
7GB 1,980円
10GB 2,200円
25GB 3,520円
30GB 4,290円
40GB 5,060円
50GB 5,390円
格安弐拾プラン
(docomo回線専用+月間70分無料通話付き)
20GB 2,178円
1GBごとに30GBまで 275円
格安かけ放題プラン
(docomo回線専用+24時間無料通話付き)
3GB 2,728円
1GBごとに30GBまで 275円

HISモバイルの料金プランはデータ定額と従量定額の2種類がありますが、ほとんどがステップごとに課金される従量定額です。

回線はdocomoとSoftbankの2種類が選べますが、音声通話とのセットプランはdocomo回線専用となっています。

ピタッ!プランのデータ通信プランはデータ通信専用で通話に対応していませんが、月額154円の追加でSMSの利用が可能です。

  月額料金 無料通話時間
10分かけ放題 935円 1回10分以内

無料通話がない料金プラン専用に、1回10分無料通話の10分かけ放題が通話オプションに用意されています。

HISモバイルは月額198円から使うことができ、音声通話に10分かけ放題を追加しても2,000円以内の安さが最大の魅力です。

回線を選ぶとすれば、選択肢の多いdocomo回線をおすすめします。

docomo回線なら無料通話とのセットプランを選べますし、24時間無料通話が付いている格安かけ放題プランは月額2.728円のトップクラスの安さです。

Yモバイル

Softbankの子会社でYahoo!が運営しているスマホ会社です。

携帯電話回線は自社回線を使用し、一部のキャリアサービスが使えるなどキャリアと格安スマホの中間と言えます。

Yモバイルはデータと無料通話がコミコミの元祖でしたが、リニューアルによって現在はデータ定額と無料通話に分けられています。

プラン 月額料金 データ通信容量
シンプルS 2,178円 3GB
シンプルM 3,278円 15GB
シンプルL 4,158円 25GB

料金プランはシンプルに3つのみで、シンプルなスタンスは従来通りです。

月額料金とデータ通信容量が、UQモバイルと同じであることに気づかれた人も多いのではないでしょうか。

UQモバイルと異なる点は、Yモバイルの法人契約ではおうち割が使えない代わりに、2回線以上の契約で700円割引が適用される法人契約割引が使えます。

ここで通話オプションを見てみましょう。

  月額料金 無料通話時間
だれとでも定額 770円 1回10分以内
スーパーだれとでも定額(S) 1,870円 24時間無料

コミコミだった無料通話が別オプションに分かれましたが、旧料金プランから割り引いた金額がそのままオプション料金として反映されています。

データを増量したいときの月額550円の増量オプションなど、個人契約時の料金プランがそのまま使えます。

Yモバイルでおすすめなのは、法人割引で1,408円から使えるシンプルSです。

料金が最も安く、割引分を無料通話オプションに当てればさらに使いやすくなるでしょう。

関連記事:ワイモバイルの法人用携帯で「かけ放題」が選べるプランは?

法人携帯を大手キャリアで契約するメリットとデメリット

法人携帯を選ぶ際に大手キャリアは有力な候補先となりますが、大手だからと手放しで選ぶのはあまりおすすめしません。

なぜなら、使い方によっては大手キャリアと言えど、格安スマホよりも使いにくくなる可能性があるからです。

ここからは、法人携帯を大手キャリアで契約するメリットとデメリットについて解説しましょう。

法人携帯を大手キャリアで契約するメリット

まず、大手キャリアで契約する主なメリットを紹介します。

  • 知名度や安心感
  • 設備やサービスの充実度
  • セキュリティ性の高さ

携帯電話はキャリアのネームバリューや大手の安心感など、知名度や企業の信頼性をメリットに掲げる人も多いのではないでしょうか?

確かにそれも間違ってはいませんが、なぜみなさんはそう思われるのでしょうか?

実際に大手キャリアは他社に比べて、設備とサービスの充実度が高いからです。

法人携帯はビジネス向けサービスとして、作業の効率化やコストの削減、セキュリティ強化を目的としている人をターゲットにしています。

元々特化している内容が、さらに他社よりワンランク上のサービスを使えるメリットが大手キャリアにあります。

例えばメールアドレスなど、格安スマホでは使える会社は多くありません。

そして、大手キャリアはオンラインと実店舗など、サポートを受けられる窓口が豊富な点です。

ビジネスの場において必要なサービスが使えて当然の環境で提供されているのが、法人携帯を大手キャリアで契約するメリットなのです。

関連記事:法人携帯は1台から契約可能?法人契約の手順と3つのメリット紹介!

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法人携帯を大手キャリアで契約するデメリット

法人契約での大手キャリアは優秀ですが、決して万能ではなく、格安スマホに比べてコストがかかるというデメリットがあります。

大手キャリアの料金プランは大体どこも似ていますが、格安スマホは料金プランや金額が豊富です。

例えば、格安スマホのHISモバイルが198円からの最安クラスで使えるのに対し、大手キャリアは1,000円以内で納めるなら選択肢が一気に狭まって困難になるでしょう。

通信速度や回線の品質、機能などを置いて最優先事項が料金であるなら、大手キャリアは格安スマホに譲る形となります。

大手キャリアが料金面で高額になりやすいのは、充実したサービスと安全面による設備投資の結果という側面があります。

高品質のサービスを維持するには資金力や投資が必要です。

大手キャリアの料金が高くなるのはそれだけの理由があり、使い勝手の向上を目的としている部分があるからです。

コストがかかることが必ずしもデメリットになるとは言い切れないので、何を優先するかで評価が変わるでしょう。

法人携帯を格安SIMで契約するメリットとデメリット

法人携帯を提供している格安SIMが増えてきており、大手キャリア以外の選択肢として考えている人もいることでしょう。

ここでは、法人携帯を格安SIMで契約するメリットとデメリットについて解説します。

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法人携帯を格安SIMで契約するメリット

法人携帯を格安SIMで契約するメリットには、以下のものがあります。

  • 料金が安い
  • 1つの会社に回線の選択肢がある
  • 使える機種の幅が広い
  • 気軽に乗り換えできる

格安SIMはその名の通り、格安で気軽に使えることが最大のメリットです。

大手キャリアの場合だと料金プランに数千円かかるケースが多いなか、格安SIMはそれよりもずっと安い金額で契約できる気軽さがあります。

ほとんどの格安SIMは自社回線を持たず、他社の回線を間借りしているMVNOです。

格安SIM会社にはdocomo、au、Softbankの回線を自由に選べるマルチキャリアが多く、好きな回線を選ぶ選択肢があるのも特徴のひとつでしょう。

かつての携帯電話は、SIMが機種端末を販売している携帯会社のものしか使えないSIMロックがかかっていた時期があります。

現在は自由化が進んでいますが、機種によっては一部の回線に対応していない機種が存在します。

格安SIMなら、好きな機種に合わせてSIMを選べる自由度の高さがあります。

大手キャリアのように特定のサービスなどの縛りもないため、気兼ねなく乗り換えが行なえる気軽さも格安SIMならではです。

格安SIMには大手キャリアにはない安さと手軽さ、気軽さがあります。

法人携帯を格安SIMで契約するデメリット

安くて手軽な格安SIMですが、反対にデメリットはこれだけあります。

  • 通信回線に不安がある
  • 大手キャリアに比べてサポートが弱い
  • セキュリティが万全ではない場合がある

格安SIMで扱っているほとんどの携帯電話回線は、大手キャリアから間借りしているものです。

自社回線ではないため、もしも大本となる回線に問題があった場合は大手キャリアに比べて対応が遅れるケースがあります。

間借りしている回線の設備運営は格安SIM会社の取り扱いですが、その設備運営が大手キャリアよりも充実してるとは言い難い会社も少なくありません。

そのため、通信回線が脆弱で速度の安定性が保てなかったり、電波が入りにくいケースも考えられます。

また、大手キャリアに比べるとサポート体制は流石に譲る形になります。

例えば携帯電話に関する相談の場合、格安SIMはほとんどがメールか電話などのオンライン対応で実店舗がない会社が多いのです。

急なトラブル対応で、直接スタッフのサポートを受けたくてもできないということもあり得ます。

また、キャリアメールがない格安SIMも多いのです。

法人携帯はセキュリティが強固であるイメージの強いプランですが、格安SIMはセキュリティ性に不安がある会社があります。

大手キャリアのように豊富なセキュリティオプションを用意している会社ばかりではなく、なかにはラインナップに乏しい格安SIM会社もあります。

クラウド共有できる管理オプションなど、契約している法人携帯のすべてを一元管理できる大がかりなサービスを提供している格安SIM会社は多くありません。

大手キャリアに比べて安い一方で、サービス面で不足を感じやすいのが格安SIMのデメリットに感じる人も多いでしょう。

法人携帯の基本的な選び方

大手キャリアと格安SIMを比較して、結局どちらが良いのか迷っている人も多いことでしょう。

法人携帯は契約する会社も当然ながら、使い方を想定した選び方が重要です。

  • 想定するデータ使用量
  • 使い方にあったプラン
  • 使用する端末

仕事で使う法人携帯で、データ通信をどのくらい使うのか考えてみましょう。

携帯電話の料金はデータ通信に比重が置かれているため、月額料金は使用するデータ使用量に比例して高額になりやすいものです。

仕事では通話やメールなどのやり取りが多いのか、WEB会議などのオンラインでの利用が多いかなど、使い方にあったプランを選ばないと余計なコストがかかります。

また、会社で使用する携帯端末はスマホなのかガラケーなのかを考えなくてはいけません。

前述の、法人携帯の使い方に合わせた端末の選び方でコストが大きく変わります。

通話やメール中心であれば、月額料金や端末代金の高いスマホをわざわざ選ぶ必要がありません。

逆にデータ通信をメインに行うのであれば、ガラケーではパケット通信量に限界があります。

携帯電話で比重が多いのはデータ通信なのか、通話とメッセージのやりとりなのかを確認しておく必要があります。

法人携帯は会社で選ぶのも決して間違っていませんが、選び方で重要なのは自分が仕事で使う比重が多いやりとりに適したプランを選ぶことです。

「携帯会社」「料金プラン」「使用する端末」をバランス良く選ばないと無駄に費用がかかるだけでなく、かえって業務が捗らなくなることも考えられます。

関連記事:ビジネススマホの選び方は?業務用スマホでおすすめの機種は何?メリット・デメリット・使い方を徹底解説!

法人契約をする前に確認すべき注意点

これから携帯電話の法人契約に進む前に、あらかじめ確認しておきたいことがあります。

  • 契約期間
  • 新規契約の場合
  • 乗り換えの場合

法人携帯をどのくらいの期間使うのか、法人契約は新規なのか乗り換えなのかなど、ケースごとのチェックポイントがあります。

ケースごとの確認内容についてチェックしていきましょう。

関連記事:携帯電話を法人契約することの必要性は?メリットとデメリット、注意すべきこととともに徹底解説!!

関連記事:法人携帯の契約時に必要な書類と流れを徹底解説

契約期間

法人携帯で定期契約が必要になる場合、どの程度の利用期間になるかを想定しておきましょう。

国会でも取り上げられるなど、携帯電話の契約期間が問題になっていた時期がありました。

現在は契約時の2年縛りや高額な違約金が撤廃され、いつでも解約やプランの変更ができる会社も増えてきています。

その一方で、一定の期間を定期契約することで割引制度を導入している会社も現れています。

法人携帯は通常よりも安く使える会社が多いですが、割引を使うことでさらに費用を抑えることが可能です。

こういった契約期間が発生する料金プランがある場合、適用前にある程度利用期間を決めておくことが費用節約のポイントになります。

法人携帯を持たせる社員や従業員が多くなるほど、契約期間のタイミングを管理するのが難しくなります。

違約金が発生するケースでは、人数が多いほど高額請求になりやすいので十分に注意しておきましょう。

新規契約の場合

新規契約の場合は通常の個人契約とほぼ同じ段取りですが、法人契約の場合は自分が法人であることを証明する書類が必要になります。

  • 法人確認書類
  • 在籍確認書類
  • 身分証明書
  • 支払い手続きに関する書類

身分証明書や支払い時の引き落とし口座などは当然必要ですが、法人契約には自分が法人を証明する法人確認書類などが必要です。

一般的な法人契約では登記簿謄本や社員証などにあたりますが、法人ではない個人事業主の場合だとこれらを揃えるのが困難と思われます。

個人事業主は確定申告書の書類などを提出して、みなし法人として法人扱いにしてもらう方法があります。

このように、法人携帯を新規契約する際は必要な書類が通常よりも多くなるので、申し込み時に不備がないか必ずチェックしておきましょう。

乗り換えの場合

乗り換えの際に必要となる書類は新規契約時とほぼ変わりませんが、それまで使っていた前の会社のサービスが一切使えなくなる点に注意しましょう。

  • メールアドレス
  • 利用していたオプションサービス
  • 場合によっては電話番号

携帯電話のキャリアメールを仕事で使っていた場合、これまで連絡を取り合っていた社員や取引先に事前に伝えておく必要があります。

緊急時に繋がらなかった場合、大きなトラブルになる可能性が高くなります。

また、携帯会社で提供していたクラウドサービスやセキュリティ、電話帳などのオプションサービスも解約となってしまうのでバックアップは適宜行なう必要があります。

電話番号をキープする場合には、MNP予約番号を前の会社から発行してもらわなくてはいけません。

乗り換え時は事前作業が新規契約時よりも多くなるので、忘れずチェックしておきましょう。

法人携帯を安く抑える方法

単純に法人携帯を安く抑えるなら、料金が安い携帯会社と契約すれば良いことです。

しかしそれでは、自分が仕事用に想定する使い方ができない可能性が出てくるのであまりおすすめしません。

以下に法人携帯を安く抑えるべきポイントをまとめました。

  • 使い方に合わせた最適なプランを選ぶ
  • 携帯電話は必要な機能性能だけを選び機種代金を抑える
  • 相見積もりで適正価格を把握する
  • 定期的な料金プランの見直しをする

それぞれのポイントを次から順に見ていきましょう。

使い方に合わせた最適なプランを選ぶ

料金が安いからと適当なプランを選ぶのは絶対にNGです。

電話でのやりとりが多くオンラインはほとんど使わない人に、無制限のデータプランを持たせても意味がありません。

データはほとんど使わず、音声通話のみだとしても通話頻度が高い人なら通話料が高くなってしまいがちです。

  • 月間のデータ使用量
  • 通話の使用頻度
  • メールやSMSの使用頻度

まずは基本となるプランから、仕事で使うことが多い項目をチェックしていきましょう。

データの増量や無料通話がある通話オプション、その他のメールやSMSを付与した場合にかかる料金を基本料金と併せて計算します。

用途や目的を明確にさせることで、余計なオプションで負担が増えることを防げます。

携帯電話は必要な機能性能だけを選び機種代金を抑える

近年の携帯電話は高性能化が進み、ちょっとした小型パソコン並の高級品となっています。

客観的に見て、仕事で使用する法人携帯には不要な機能が多い印象です。

特に、カメラ機能は本体価格が高くなりやすい要因のひとつで、仕事でそこまで高性能なものは求められていません。

仕事用として使い、費用が安い機種なら「ガラケー」がおすすめです。

主力として使用している会社が未だに多く、通話性能はスマホとほとんど変わりません。

オンライン利用を目的としてスマホを導入するのであれば、最新機種ではなく1世代前の機種や型落ち品などでもビジネススマホに十分使えます。

相見積もりで適正価格を把握する

法人契約ができる会社は複数あるので、1社だけを見て判断するのは得策ではありません。

どこの携帯会社も基本的には格安を謡っているので、すべての会社が全部安いということはまずあり得ないです。

契約する会社の候補を複数作ったら、それぞれで相見積もりをしましょう。

同じサービス内容でも会社ごとの料金に違いがあるので、適正価格を把握しておくのが重要です。

場合によっては担当者との価格交渉を行い、よりお得な契約に結びつけるとなお良いでしょう。

定期的な料金プランの見直しをする

法人携帯を契約後は、定期的に料金プランの見直しをして無駄がないかをチェックしましょう。

せっかく契約した料金プランに利用していないサービスがあれば、無駄な出費をしているとも受け取れます。

例えば、月間1GB以内に収まるデータ通信量なのに3GB以上で契約して余分なコストをかけていたり、頻繁に電話をしているのに通話オプションに加入せずオプション料金以上の通話料を支払っていたりするなど。

キャンペーンの実施や料金改定で、別の料金プランが安くなっているケースもあります。

法人携帯を長く利用しているとチェックを怠りがちになりますが、全体の経費削減効果はグッと上がるので定期的な料金プランの見直しをおすすめします。

法人携帯は「購入」と「レンタル」どちらがよいのか

法人携帯は、端末機種の購入とレンタルが選べる会社があります。

購入とレンタルを法人という観点で見た場合、資産に計上できるかどうかという違いがあります。つまり、会社の所有物かどうかで考えましょう。

購入の場合は端末機種を買うのに高額な費用がかかりますが、レンタルは月々の利用料金だけで済みます。

短期間での利用なら圧倒的にレンタルのほうがコスパは高いでしょう。

レンタル品は会社の所有物ではないので、経理上の処理やコスト削減にも一役買っています。

機種端末が故障したときの対応も、レンタルと購入ではかかる費用が違います。

購入した機種は保証期間が決まっていて、保証期間外だと修理や交換に費用がかかります。

レンタルの場合だと修理や交換対応が早く、代替品をすぐに送ってもらえるので業務がその間滞ることもありません。

ただしレンタルはあくまで借り物であるため、丁重に扱う必要があることを覚えておきましょう。

契約が終了したら必ず返却しなければならず、返却時の費用がかかるケースがあります。

また、契約期間が決まっているものは会社の規約や解約のタイミングで高額な違約金を請求されることがあります。

返却時に故障や紛失などがあった場合、購入費用よりも高額な弁済金が発生する可能性があること覚えておきましょう。

レンタルは初期コストが購入よりもかからないメリットがありますが、長期間使うことで月額料金の総額が本体代金を超えるケースも考えられます。

購入とレンタルどちらを選ぶかはケースバイケースです。利用期間や社内での利用人数を考えてコストがかからないほうを選ぶなど、そのときどきで柔軟に考えるほうがよいでしょう。

法人携帯で迷ったらコンシェルジュの利用がおすすめ

法人携帯でどこの会社と契約するか、お得に運用するにはどうするかお悩みの人も多いことでしょう。

もしも、法人携帯で迷ったらコンシェルジュサービスを利用することをおすすめします。

コンシェルジュとはサービスの案内からプランニングまで、顧客のリクエストやニーズに応えるプロのスタッフを指します。

一般的にはホテルコンシェルジュが知られていますが、元々はフランス語で「アパートの管理人」を意味する言葉です。

ホテルや百貨店、マンションなど、様々な場所でコンシェルジュは活躍しています。

いまいちイメージができない人のために、法人携帯コンシェルジュでできることを以下にまとめました。

  • 最適な料金プランの提案
  • 法人携帯各社の丁寧な解説
  • 法人向けサービスの充実したサポート
  • 契約後のアフターサービス

初めて法人携帯を契約する方のために、法人携帯専門のプロがヒヤリングでお客様の悩みや相談を解決します。

法人携帯コンシェルジュはお客様が役立つ情報や提案でサポートし、スムーズな契約から使用開始後もフォローしてくれます。

自分だけでは判断しづらいことや、聞きにくいことにも的確に答えてくれるので法人携帯で迷ったらコンシェルジュを利用しましょう。

相談は基本的に無料で行ってくれるので、気軽に相談することができます。法人携帯を契約前には、コンシェルジュの利用をぜひおすすめします。

おすすめの法人携帯コンシェルジュサービス

法人契約ができる会社が複数あるように、法人携帯コンシェルジュサービスも数多く存在します。

どこのコンシェルジュに相談をすべきか、法人携帯同様に迷う人も多いことでしょう。

そこで、今回おすすめする法人携帯コンシェルジュが「法人携帯チョイス」です。

法人携帯チョイスでは以下のサービスを提供しています。

  • 利用状況の徹底リサーチ
  • 用途や予算に合わせた適切なプランの提案
  • 法人携帯各社平等な徹底比較
  • いつでも無料相談
  • 法人携帯の無料キャンペーン実施
  • 事業者限定プランを用意
  • 全国対応
  • 永年サポート

相談は常に無料で受け付け、決して強制や無理強いをしない提案を約束しています。

法人携帯チョイスで契約する場合、通常のショップや量販店では取り扱っていない特別プランが使えます。

事業者だけが使える限定プランなので、通常より安く法人携帯を契約できてお得です。

また、仕事で使う携帯端末の代金や事務手数料などの初期費用無料キャンペーンを行っていて、費用をかけずに法人携帯の導入が行えます。

相談時の懇切丁寧な案内やサポートはもちろんのこと、契約までの機種の発送から契約後のサポートも充実しています。

法人携帯チョイスは全国対応しているので、日本全国どこにいても気軽な相談が可能です。

契約後にしばらく使ってみて料金が高いと感じた場合、状況に合わせて法人契約を結んだご本人様と従業員、その家族の方まで全員の料金プランの見直しも行います。

法人携帯コンシェルジュ選びに迷っているのであれば、ぜひ法人携帯チョイスへ無料相談から始めてみることをおすすめします。

他社との相見積もりを検討されている人にこそ、利用してもらいたいサービスです。

法人携帯を契約するまでの流れ

法人携帯を契約するまでの流れについて、法人携帯チョイスを例に解説します。

契約から利用開始までの流れは以下の3ステップで完結します。

  • 見積もり、問い合わせ
  • 提案から契約
  • 利用開始

契約の前に、法人携帯がどのようなものか、料金やサービスについて不安を持っている人も多いことでしょう。

法人携帯チョイスでは、電話やメールでお客様からのさまざまな相談を承ります。

携帯電話の購入やサービス内容の説明、相見積もりの相談などのあらゆる疑問に、スタッフが親切・丁寧に対応してくれます。

最初の問い合わせで納得出来たら、次は本契約の段階です。

法人携帯チョイス側から、お客様の携帯電話の利用状況についての確認をします。

スタッフがお客様の情報から最適なプランや機種を提案し、契約から利用開始までをサポートします。

契約の際は希望の日時を伝えるだけで、法人携帯専門のプロがオフィスまで訪問するので契約までの流れがスムーズです。

契約するプランによっては、電話やメールのみでのやりとりで済む場合もあります。

契約を結んだあとは利用開始です。ただし、契約した状況によっては法人携帯の利用開始時期が異なります。

新規契約なら携帯端末が届いてすぐ、他社から乗り換えの場合は回線乗り換え作業後となります。

以上が法人携帯の契約から利用までの流れです。

法人携帯チョイスでは、導入後も引き続きサポートを行なうので安心して法人携帯が使えます。

法人携帯を安く利用するなら「法人携帯チョイス」

本記事では、ここまで安い法人携帯の選び方について解説してきました。

そもそも、なぜ事業者が法人携帯を導入することをおすすめするのか、一度ここで振り返ってみましょう。

  • 個人契約より安い
  • 法人契約した携帯電話を一括管理できる
  • 強固なセキュリティ

ほかにも法人携帯のメリットはありますが、主な理由としては上記の3点です。

個人契約するよりもメリットの多い法人携帯ですが、契約できる会社も多数あるので会社選びにも一苦労するかと思われます。

そういうときこそ、全国どこにいても気軽に無料相談ができる法人携帯チョイスを活用しましょう。

契約者本人の利用状況のリサーチから、法人携帯数社の徹底比較による分析からあなたに最適な料金プランをご提案します。

法人携帯導入までの初期費用無料で、費用はかかりません。本体の配送も最短翌日到着なので、すぐに法人携帯の導入が可能です。

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