株式会社RCGは地域企業の課題解決や生産性向上、販路拡大に取り組む企業です。 全国の地域企業や地方銀行とコンセンサスを取る必要があるため、コロナ禍による在宅ワーク化をきっかけにクラウドPBX「クラウドフォン」を導入しました。 今回は、株式会社RCGの小林さんに、クラウドフォンを導入したことによるメリットや活用場面について詳しくお伺いしました。 クラウドPBXの導入を検討されている方、自社でどのように活用してよいか分からないという方は是非参考にしてください。
株式会社RCG様について
株式会社RCGは、日本の地域企業において、継続可能な事業モデル構築のサポートを行っている企業です。2019年10月に、「新しいモデルで地域創生を目指す!」をスローガンに創立されました。地方から都会へ、日本から海外へと、販売チャネルの拡大を支援するのが同企業の主な事業内容です。
海外コーディネーターとインターネットを通して繋がれる「SELAS」や、地方銀行員がおすすめする地域の逸品を集めたカタログおよびECサイト「BANKER’SChoice」も運営。
株式会社RCGの起点は地方銀行発の地域活性化事業
Wiz:地域創生の活動をされているということですが、まずは事業内容を具体的にお伺いしてもよろしいですか?小林さん:はい。株式会社RCGは、地方銀行と地域商社と業務提携をして、地域企業活性化のために立上げました。
当初の想定の売り場は国内市場でしたが、創業した2019年10月当初は東京オリンピックムードもあり、インバウンドブームが盛んでした。
そのため、地域から国内外問わず販売チャネルを拡大していくことができる地域企業支援事業を始めています。
Wiz:海外からのニーズにも応えて株式会社RCGを開業されたということですね!
小林さん:そうですね。もともと地方銀行は地域や地元活性化を由来としているので、地方銀行だけの力で他の地域まで販路を拡大するのは困難です。
そのため、株式会社RCGを立ち上げて、国内外問わず販路開拓支援を目的に地域企業の持続可能な事業モデル構築のコンサルタントを始めました。
Wiz:なるほど。地方創生や地域活性化には、海外市場の力が必要だったということですね。
小林さん:そうですね。その時はそう思っていたのですが・・・
コロナ禍の販売チャネルはECサイトへ
小林さん:2019年に創業して、わずか半年もしないうちに、世界はコロナ禍となってしましました。Wiz:そうですよね。地域産業と海外に市場を結ぶとなると、ただでさえ言葉の壁や為替の問題などの障壁もありますよね。
小林さん:そうなんです。各地域にどんなに素晴らしい商品があっても、日本の小さな地方の地域から、海外に商品を届けるのは困難でした。
そこで、弊社は、「SELAS」という金融機関と連携したデジタルプラットフォームを作成し、オンライン商談や越境ECサイトを活用して海外展開ができる支援サービスを展開しました。
海外コーディネーターとのマッチングは全て日本語で対応しているので、ご高齢の経営者の方でも安心して利用できます。また、担当の金融機関がサポートにつきますので、マッチングの後のフォローもいたします。
Wiz:なるほど!それで、オンラインでも地方から海外に販路を広げることに成功しているというわけですね。
銀行も地方一歩員の販売窓口
Wiz:地方にある良いものって、その地方で生活したり、実際に行ってみないと分からないものもあると思います。商品の認知方法や購入を促すための対策は何か行われているのですか?
小林さん:株式会社RCGでは、金融機関一押し商品をピックアップして、「BANKER’SChoice」というカタログと、ECサイトを立ち上げました。
BANKER’SChoiceでは、地域に寄り添う銀行員がおすすめする地域の逸品を紹介しています。
商品によっては、ストーリー形式で生産者のこだわりや誕生秘話などを紹介していたり、おすすめに選ばれた経緯や使用方法などを紹介しているので、実際に商品を手に取った時の感覚を想像してもらいやすいよう工夫しています。
在宅ワーク化に伴いクラウドフォンを導入
地域金融機関や生産者との向き合い方がオンラインに変更
Wiz:コロナ禍の影響で、販売チャネルはもちろんクライアントとのコンセンサスもオンライン化に変更したと思うのですが、株式会社RCG様でも在宅ワークを導入されたのですか?小林さん:はい。在宅ワークを導入しています。コロナ対策もあり、電話やオンラインでの商談が増えていきました。
Wiz:今回導入してくださった、クラウドフォンは在宅ワークにおいて、どのように活用されたのでしょうか?
小林さん:はい、クライアント様とコミュニケーションを取っていると、地方の方や年配の方は、「会社の固定電話」に安心する傾向があると感じています。
そのため、在宅ワークでも固定電話の番号で受発信ができる通信手段を整える必要があると判断しました。
Wiz:なるほど!そこで、Wizのクラウドフォンを知っていただいたということですね!
小林さん:はい。クラウドフォンは、税理士さんからの紹介で知りました。
在宅ワークでも固定電話の番号が使える、スマホで設定するだけで簡単に使える、という点から、会社経営の必需品として契約しました!
出先での対応も可能な点がGOOD
Wiz:ありがとうございます。クラウドフォンは在宅ワーク以外の場面でも活用していただいていますか?小林さん:そうですね。地方創生という事業柄、どうしてもクライアント様と顔を合わせなければならない場合もあります。クラウドフォンであれば、出張中などの出先からでも固定電話の番号が使えるのが利点です。
また、固定電話にかかってきた電話の対応もできるので、対応が送れないのもポイントと言えると思います。
Wiz:そうですね!確かにコロナ禍になって在宅ワークを推進する企業が増えても、やはりお客様と顔を合わせなければできない話もありますよね。
在宅ワークが推進されている影響で、オフィスに従業員が居なくても、スマホから固定電話が取れるので、対応漏れもなくなりそうですね!
小林さん:そうですね!
株式会社RCGが感じたクラウドフォンのメリット
会社の信頼性につながった
Wiz:クラウドフォンを導入したことで、在宅ワーク化にスムーズに対応できたことと合わせて、会社の固定電話でいつでも連絡が取れる点や、対応漏れがなくなる点から、信頼性に繋がったということですか?小林さん:そうですね。出張や外出時も常に固定電話をそばにおいておけるので、とても重宝しています。
契約台数が増えてもお得に使える
小林さん:それから、クラウドフォンは、低コストに利用できる点もメリットに感じています。クラウドフォンを契約した当初は、数人でスタートしたので基本料金が少し高いと感じていましたが、人数が増えてもわずかな追加料金で済むので、結果的に安価に済んでいます。
そのため、株式会社RCGでは全社員のスマートフォンでクラウドフォンの契約をしているほどです。
Wiz:皆さまで使っていただいているのですね!ありがとうございます。
地域活性化のためのコミュニケーションツールとして、今後も是非活用を継続していただきたいです。
クラウドフォン導入をきっかけに社内DXも検討
小林さん:Wizではクラウドフォンの導入サポートだけでなく、通信環境の整備やDX化の推進サポートなど、経営全般の相談に乗ってくれるので、とても頼りにしています。地域創生をしていく中で、ますます住みやすい地域、伝統を語り継ぐことができる地域を目指していくべく、新しいことにもどんどん挑戦していきたいです。
Wiz:ありがとうございます。ちなみに、新しく設立したグループ会社様でも、クラウドフォンを入れていただいたのですよね?
小林さん:そうなんです!新しく設立した会社でもクラウドフォンを契約しました!
Wiz:ありがとうございます!今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
まとめ
今回は、地域産業と海外を結び、地域創生、地域活性化のサポートをする株式会社RCG様に、クラウドフォンの使用感をお聞きしました。株式会社RCGでは、公式ホームページに固定電話の番号を記載していますが、最近では在宅ワークを導入し始めたため、いつでも固定電話の着信に反応できるよう、クラウドフォンを導入しました。
従業員全員のスマートフォンがクラウドフォンに対応しているため、いつでもクライアント様の対応ができるので、信頼性を担保することが可能です。
クラウドフォンは、在宅ワークの促進している企業、出張や外出が多い企業におすすめのサービスです。自社に合うサービスか分からない、契約台数や料金を確認したいという方は是非お気軽にご相談ください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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