050から始まる電話番号とは？企業でも使われている？取得方法や導入費用を解説！

050から始まる電話番号とは？

050からはじまる電話番号は、インターネット通信を利用したIP電話の番号です。

スマートフォンだけでなく、固定電話やパソコンでも利用することができます。

050の電話番号は、個人だけでなく、NTTをはじめとする大手企業や役所でも使われています。

050から始まる電話番号は取得できる？

050から始まる電 話番 号は、インターネット回線を利用した電話のことで、IP電話とも呼ばれています。アプリやサービスを導入する事で取得できます。

固定番号は、固定回線を引く工事が必要ですが、050電話番号は回線工事を行わないため、申し込みから開通までにかかる日数が少ないです。

アプリをダウンロードするだけで電話番号を取得できるサービスもあるので、電話機を購入しなくて良いというメリットもあります。

▶電話番号取得を解説！スマホで固定電話番号を使う方法もご紹介！

050から始まる電話番号と光電話やネット電話の違い

050電話番号も、光電話やネット電話も、インターネット回線を用いて利用する電話番号という意味では、仕組みは同じです。

ひかり電話は光ファイバー網を用いて通信を行うため、通話品質が高いです。ただし、取得する場合は光回線の同時契約が必須です。

インターネット電話は、公衆回線を用いて通話を行い、電話番号を利用しないので、番号の発行はできません。

電話番号単体で取得できない点や新規に番号を取得できない点から、ビジネスにおいて新たに電話番号を作りたい場合は050電話番号が適しています。

電話番号は050以外も可能

050から始まる電話番号であるIP電話は、06や03から始まる電話番号も作ることができます。

ただし、06や03電話番号の使用には、接続品質、総合品質、安定品質、ネットワーク品質の4項目が総務省の定める品質基準に達していることが条件です。

アナログ電話と同等の品質や機能が求められるため、IP電話ではなく、光ファイバーを用いたひかり電話で提供されることがほとんどです。

050電話番号の取得方法とおすすめサービス

050電話サービスを申し込む

IP電話サービスに申し込むことで、050電話番号を利用することが出来ます。

回線工事を行わずに電話を利用できるため、安い料金で導入できます。通常のスマホで050電話番号を発着信できるので、法人携帯の購入も不要です。

社用の電話番号を簡単に発番でき、通話実績や利用料金を会社単位で管理できることが特徴です。

050電話サービス「モバイルチョイス050」

モバイルチョイス050は、楽天コミュニケーションズが提供するIP電話サービスです。

一般の携帯電話と同じ音声通信を利用して通話するため、携帯電話の通話と変わらない品質で電話を利用できます。

ビジネス用とプライベート用で電話の利用料金の請求を分けることができるので、明瞭な利用金額でビジネスとの使い分けに適しています。

050電話サービス「G-CallプラスOne」

G-CallプラスOneは株式会社ジーエーピーが提供する050電話番号サービスです。

国内外への発着信が安く、短期利用もできるので、出張や単発の予定にも対応できます。

G-Call電話サービスの利用実績を確認できる「G-Call管理ソフト」を無料で使用できるので、社員の実績を管理したい法人起業にもおすすめです。

IP050電話アプリを導入する

050から始まる電話番号は、アプリをダウンロードしてアカウントを作成することで簡単に取得出来ます。

スマホだけでなく、VoIPアダプターを利用することで固定電話でも050電話番号を発着信出来ます。

安く利用できる分、携帯電話の通話と比較すると通話品質が劣るため、顧客や取引先への電話には注意が必要です。

050電話番号アプリ「050plus」

050plusは、NTTが提供する050電話番号サービスです。スマホにアプリをダウンロードするだけで、050電話番号の発着信ができます。

初期費用は無料、月額330円（税込み）で利用でき、新しくスマホを購入することなく、電話番号を増やすことができます。

電話帳機能で連絡先も一元管理ができるので、通話機能をスマホ一つで完結させたい人におすすめのサービスです。

050電話アプリ「LaLa Call（ララコール）」

LaLa Callは、月額基本料110円（税込み）と安価で利用できる050電話番号サービスです。

携帯への発信は30秒8.8円、固定電話への発信は3分8.8円と通話料金も安く、LaLa Call同士の通話は、無料で行うことができます。

同社が提供している格安SIMのmineoを併用することで、実質無料で利用できるので、mineoユーザーにとってメリットのあるサービスです。

クラウドPBXを導入する

クラウドPBXとは、PBXと呼ばれる電話回線の構内交換機をクラウド上に設置した、インターネットを通じて通話ができるサービスです。

工事が不要なので、固定回線を設置するよりも初期費用が安価で、少ない日数で050電話番号の発番が出来ます。

ビジネスフォンと比較して通話料金が安く、転送電話や内線電話、外線電話が出来るので、オフィスで使用する電話機として非常におすすめです。

クラウドPBXサービス「CLOUDPHONE」

CLOUDPHONEは、業界最安級の安価な費用で、電話番号を最短3日のスピード発番ができるクラウドPBXサービスです。

スマホやPC端末でいつでもどこでも通話ができるので、出張やテレワークにも対応できます。

転送電話、内線電話、外線電話、通話の録音、IVRなど、豊富な機能が利用できるので、ビジネスの電話に関するあらゆる課題を解決できます。

≫【関連記事】クラウドPBXの仕組みを徹底解説！メリット・デメリットは？

クラウドPBXサービス「GoodLine 」

GoodLineは株式会社オフィス24が提供する電話番号サービスです。

2端末まで利用できる小規模向け、3端末以上で使えるビジネス向け、テレアポ向けなど、用途に併せて3つのプランを選ぶことが出来ます。

専門スタッフによるサポートを受けることができるので、困った時にいつでも相談できる点がメリットです。

≫【関連記事】クラウドPBXとは？おすすめサービス13選を徹底比較！

 050から始まる電話番号は通話料が格安  

050電話番号は、固定電話番号と比較して初期費用や月額料金が安いです。050電話番号同士は無料で利用できることも特徴です。

050電話番号の通話料は、固定電話同士は3分10円程度、携帯電話同士は1分18円程度で、国内通話も国外通話も料金は変わりません。

固定電話は、加入プランによって施設設置料金(36,000円)や契約料(880円)、電話機の購入や別途回線工事費(2,000〜6,000円程度)が発生します。

ビジネス携帯向け050番号を選ぶポイント

安さだけで選ばない

050番号を採用するIP電話サービスの中には簡単に導入できるアプリが人気です。アプリサービスは様々な会社から提供が行われており、月額費が無料のサービスも多く出回っています。

しかし、安易に安さだけで選ぶと自分の使用用途や目的によっては後々不便さを感じたり後悔することになり兼ねません。どのようなサービスが最も適しているか導入前にしっかりと比較検討をしましょう。

＞IP電話のアプリを徹底比較！おすすめ3選と選び方を紹介

プロバイダーと合わせる

インターネット回線とセットで使うプロバイダーが050番号を提供している場合にはスムーズに使用することができるでしょう。

気になるIP電話サービスがある際は、まずは最初に自分が契約中のプロバイダーからIP電話サービスが対応しているか確認することをおすすめします。
プロバイダーと通信事業者を分けることもできますが、同じにした方が月額料金などはお得になるでしょう。

他の回線も検討する

通話料を抑えるために、050番号のIP電話を選ぶことに拘りがちですが、他の方法も並行して検討すると良いでしょう。

場合によっては、アナログ回線やクラウド型の電話が向いていることもあります。ビジネス携帯の用途を洗い出し、最適なサービスを選ぶようにしましょう。

050電話番号のメリットとデメリット

050電話番号のメリット「電話番号の取得が早い」

050電話番号は、電話番号を素早く発番できるので、急いで電話番号を欲しい方にメリットです。

通常固定電話を開通するとなると、業者の決定から回線の確認を行い、回線工事を経て電話番号が開通するので、利用までに日数が必要です。

050電話番号は、アプリの利用で最短即日、050電話サービスやクラウドPBXも最短3日～利用できます。申し込みから取得まで日数がかかりません。

050電話番号のメリット「通話料金が安い」

050電話番号は、インターネット回線を用いて通話を行うため、通話料金を安くすることが出来ます。

全国どこに電話をかけても通話料金が変わらないので、固定電話を使うよりも安く、電話を使用できます。

国内だけでなく国外に電話をかけることが出来るサービスもあるので、海外に電話をかけたい人も利用できます。

050電話番号のメリット「番号が変わらない」

050電話番号は、オフィスの移転があっても電話番号をそのまま引き継いで利用できます。

03や06などの市外局番の電話番号は、オフィスの移転が合った場合にNTTの基地局が変わると、電話番号を引き継ぐことが出来ません。

電話番号の変更は、登記の変更や名刺に記載している電話番号の変更、取引先や顧客への連絡などが必要なので、引き継ぎ可能な番号を持つことはメリットです。

050電話番号のデメリット「緊急電話はかけられない」

050電話番号は、110や119の緊急通報を発信することが出来ません。

万が一に備えて、IP電話機だけでなく通常の携帯電話を携帯しておくなどの備えが出来ていると安心です。

その他にも0120のフリーダイヤルもかけられない、もしくは有料通話になることがあるので、あらかじめ認識しておきましょう。

050電話番号のデメリット「通話品質が良くない」

050電話番号は、インターネット回線を用いて通話料金が安いため、通常の通話品質と比較して劣る面があります。

取引先や顧客に不信感を抱かれてしまったり、思わぬトラブルを招いてしまったりなど、想定外のリスクを抱える可能性があります。

インターネットの回線状況や提供会社によって異なるので、導入前に提供会社側の注意点やレビューを確認しておきましょう。
 

050番号はなぜ危険視されているのか

実際のケース(1)詐欺

050からはじまる電話番号は低コストで、簡単な手続きのみで取得できるため、使い捨てる目的で詐欺電話である確率が高いことも事実です。

発信元となるIP電話は、発信エリアや都道府県の特定をすることはできない点も、詐欺などの犯罪に使われるケースが多いといえるでしょう。

実際のケース(2)いたずら

インターネットさえつながっていれば利用できるというのがIP電話の魅力でもありますが、それを逆手に取り、海外を含めた世界中で使うことができます。

インターネット上から「050番号」を利用するIP電話端末に無差別な不正接続を試みるような攻撃があった事例もありました。

実際のケース(3)営業

テレワークの普及が広まっていることもあり、個人事業主や中小企業のビジネスシーンにおいて、050番号を業務専用として使用するケースが多くなっています。 また、大手企業も050番号を公式に採用する会社も増えていますので、今後セールスを含め、050番号からの営業電話はさらに増えるだろうと予想されます

ビジネスに有利な電話番号を作るならクラウドPBX  

クラウドPBXはなぜビジネスに有利？

クラウドPBXは、安価な導入費用と、050電話番号以外に市外局番も取得できるサービスがあることから、ビジネス利用において有利です。

固定回線で必要な工事費用やビジネスフォンで必要なPBXの導入費用、保守費用が不要なので、ビジネスフォン同等の機能で安く導入、利用できます。

さらに、ビジネスで信頼性の高い、市外局番を取得できるサービスもあるため、固定電話を導入したいけど費用面で難しかった方にもお勧めです。

クラウドPBXの機能  

スマホやPC端末で受発信できる

クラウドPBXは、スマホやPC端末など、インターネット環境さえあればさまざまな端末で電話を受発信できます。

クラウドPBXを導入することで、自身のスマホが社用携帯として利用できたり、電話業務の多い企業でもテレワークに対応できるメリットがあります。

ビジネスフォンと同等の転送機能も標準装備されているので、かかってきた電話を担当部署に転送することも可能です。

転送電話機能も使える

クラウドPBXを利用するうえで、転送電話機能が利用できることはメリットです。

会社宛ての番号でかかってきた電話に応対し、担当者もしくは担当部署につなぐことが出来ます。

オフィスに固定電話機やビジネスフォンを導入しなくても、クラウドPBXがあれば電話業務を効率化できます。

オフィス移転時も番号が引継げる

クラウドPBXは、050電話番号でも市外局番でも、作成した電話番号を引き継いで使用することが出来ます。

オフィス移転時に番号が変わらず使えることはもちろん、電話をどこでも使えることになるので、テレワークも利用可能です。

電話業務はビジネスにおいて必要不可欠なので、クラウドPBXを導入することで場所に縛られずに仕事ができます。

導入時や維持に手間がかからない

クラウドPBXは、導入時に回線工事がかからないほか、導入後の維持、管理の負担がありません。

従業員の通話実績管理や回線の増減、オプションの追加など、あらゆる設定をPC1つで完結できるサービスも多く、工事や業者の訪問も不要です。

定期的なメンテナンスやセキュリティチェックも導入先で随時行われるため、故障を未然に防ぎ、業務が止まることも防いでくれます。

▶スマホで固定番号を使える方法をご紹介　　

クラウドPBXならCLOUDPHONE  

安価な初期費用でスピード開通

CLOUDPHONEは、圧倒的な低コストで、最短3日で利用を開始できます。

CLOUDPHONEは申込時に電話番号を取得でき、回線工事も不要なので、導入費用が安く、スピード開通を実現できます。

少しでも初期費用を抑えたい人や急いで電話番号を取得したいひとにおすすめです。

基準値を超えた高音質

インターネット回線を利用した電話で気になる音声品質ですが、CLOUDPHONEは固定電話クラスの品質で利用できます。

総務省基準の通話品質調査により、固定電話と同等の安定性の証拠であるAクラスを獲得しています。

外出先やテレワークでも快適に利用できるので、電話相手の顧客や取引先とも安心して通話できます。

市外局番も作成可能

CLOUDPHONEなら、ビジネスにおける信頼度の高い市外局番を作ることができます。

市外局番を開通したとしても、インターネット回線を利用するので、オフィス移転時やテレワークの切り替え時も電話番号はそのまま利用可能です。

会社のメイン電話として市外局番を取得し、社員用には050番号を付与するなど、必要に応じて柔軟に電話番号を取得できます。

充実の機能性

CLOUDPHONEは、転送電話や内線電話、外線電話はもちろん、通話の録音、SMS送信、IVR機能など、業務における必要な機能が揃っています。

電話業務で通常業務が圧迫されている、電話業務を効率化したい、電話番号を急いで増やしたいといった、さまざまな要望に対応できます。

ビジネス利用におけるお悩みに即座に対応できるため、コスト削減や業務効率化を実現できます。

まとめ

050電話番号は取得における費用が安く、導入も簡単なので、電話番号取得のコストを抑え、少ない日数で電話を利用することができます。

しかし、取得が容易な分悪質利用をされるケースもあり、消費者から危険視されることもあるため、ビジネス利用において不利な場面も多いです。

クラウドPBXなら、コストを抑得て電話番号を取得し、さらに050番号だけでなく市外局番の取得もできます。

CLOUDPHONEは最短3日のスピード開通で、ビジネスに嬉しい機能が搭載されています。電話業務のコスト削減と業務効率化を実現します。