現在、スマートフォンや法人携帯が一般的に利用されており、効率よくデータ通信量を使えないだろうかと考えたことがあると思います。
そのほかにも、この記事を読んでいるあなたは
「データ通信量のシェアってどんな効果があるの?」
「データ通信量シェアのメリットは?」
「通信費をできるだけ安く済ませたい」
というようなことを思っているかもしれません。
今回はそれらの悩みについて詳しく解説していきたいと思います。
法人携帯とは
まずは、基本的な情報である「法人携帯」についてご紹介しようと思います。
法人携帯とは、簡単に言うと携帯電話(スマートフォン)を法人名義で契約することです。
法人携帯を個人携帯と区別している理由は、もちろん法人携帯ならではのメリットがあるからです。
それらのメリットの一部を以下のようにまとめました。
- コストの削減
- 情報漏洩の防止
- 業務の効率を改善
もちろん、デメリットもありますが圧倒的にメリットの数が多いため、気になる方は法人携帯のことをよく調べて取り入れるとよいでしょう。
通信データシェアとは
では、ここから本題に入ろうと思います。
通信データシェアサービスとは、メインで使っているスマートフォンが親回線となり、親回線のデータを子回線の端末でデータ量をシェアして利用することができるサービスです。
通信データシェアサービスの種類
ソフトバンクの通信データシェアサービスには、「家族データシェア」と「データシェアプラス」という2つの種類があります。
この2種類について詳しくご紹介したいと思います。
データシェアプラス
データシェアプラスは、4GスマートフォンやiPhone5以降を親回線とし、タブレット・iPad・4GWi-Fiルーターを子回線とするプランです。
また、「ウルトラギガモンスター+」というものに入っていれば、月50GBのデータ通信量を分けることができます。
データシェアプラスでシェアできる最大の台数は5台なので複数のタブレットがあっても安心して分け合えることができます。
家族データシェア
一方、家族データシェアとは「データシェアプラス」の拡張版のサービスです。
親回線として使うことができるのは、iPad、iPhone、タブレット、スマートフォンなどであり、子回線として使うことができるのは、iPad、iPhone、スマートフォン、4GWi-Fiルーターとなっています。
家族データシェアは、親回線1回に対して子回線が最大9回線とシェアすることができます。
ただし、注意する点として家族データシェアはサービスが併用できないということです。
通信データのシェアを利用するメリット
通信データのシェアを利用するメリットは、データ量が同一の契約グループ内で共有することができることです。
例えば、30GBで契約しているとします。
1人は20GBしか使わないのにもう1人は40GB使いたいとします。
その場合、残りの10GBを40GB使いたい人にシェアすることができます。
もし、この残りのGBをシェアしないとすると、40GBを使った人は超えた分の料金を追加で払わなければなりません。
データ量を効率的にシェアすることができれば、チャージ量などの追加料金を支払わなくていいほか、もったいないという状況がなくなります。
法人携帯でのデータ通信費の削減方法
法人携帯で通信費のコストを削減するには3つのポイントがあります。
- 法人携帯でベストなプランを設定
- メインの端末でデータ通信を契約する
- 代金を最大限安く抑える
上記の3点に沿って法人携帯を選ぶことで月額料金を安くすることができます。
法人携帯でベストなプランの設定
法人携帯を設定するうえでもっとも意識することは、自分に合った最適なプランを選ぶことです。
いまから、それぞれのプランについて簡単にご紹介します。
- 「メリハリプラン」・・・月に2GB以上のデータを使う人の法人携帯
- 「ミニフィットプラン」・・・月に2GB未満のデータしか使わない人の法人携帯
- 「データプランの契約なし」・・・Wi-Fiやモバイルルーターのみで対応可能な人やデータを使用しない人
上記のように、自分に合ったプランを選ぶことで通信コストを減らすことができるというケースもあります。
メインの端末でデータ通信を契約する
1つ1つそれぞれのスマートフォン端末でデータ通信を行うと、たくさんの通信量がかかってしまいます。
そのような状況にならないためには、メインの端末を1台だけ決めWi-Fiやモバイルルーターをうまく活用することで、費用の削減が可能となります。
「スマートフォン1台に集中させたらその1台に莫大な費用がかかるのではないか?」と思う方もいるかもしれませんが、6500円で50GBまで使うことができるため、費用が大きくアップするわけではありません。
このことから、データシェアプランを活用することにより、1台あたりの月額料金を最小限に抑えることができます。
トータルのコストをおさえる
法人携帯を利用する場合、端末料金、基本使用料、データ通信量がかかります。
端末代金やデータの通信量を最大限安く抑えられるように契約することで、トータルのコストを下げることができます。
また、契約する方法は、ソフトバンクなどのキャリアショップや家電量販店などの、法人専用の端末価格や料金プランで契約することができます。
3大キャリアのデータシェアサービス
ここまで、データ通信量をシェアするメリットや通信費の削減方法についてご紹介してきましたが、実際にはドコモ・au・ソフトバンクがどのようなサービスを提供しているのかご紹介していきたいと思います。
ドコモのサービス
ドコモ法人携帯のデータシェアサービスといえば「カケホーダイ&パケあえる」というデータシェアとかけ放題がセットになったものが有名でしたが、2019年5月31日より新規の申し込みが終了されました。
そこで、現在では「データプラス」という月1000円で申し込みできるデータシェアサービスを提供しており、ルーターやタブレットの子回線に関して、データ量が最大6台までシェアすることができます。
auのサービス
auで提供しているサービスは以下のようなものがあります。
- データギフト
- データシェア
「データギフト」とは、ドコモと同様にデータ量を最大6台シェアすることができます。
「データギフト」とは、同一の契約グループでデータ量を、贈りあうことができるサービスです。
※ただし、データギフトには上限の容量があるため、auのデータサイトで確認する必要があります。
ソフトバンクのサービス
ソフトバンクでは、「法人データシェア」というサービスでしたが、2019年9月12日より新規申し込みを終了しました。
そこで、現在は新たに「データシェアプラン」というサービスを提供しています。
このサービスは、ルーターやタブレットなどの子回線に関して、データ量を最大5台までシェアすることができます。
まとめ
今回は、法人携帯の基本的な情報から通信データシェアを利用するメリット、通信費の削減方法、3大キャリアのデータシェアプランについてご紹介しました。
データ量を効率的にシェアすることによって、追加料金を支払わなくてよくなるため、月額料金を削減できるというのが分かったと思います。
この記事を読んで、少しでも気になった方はぜひ、専門業者に訪ねて話を聞くとよいでしょう。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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