法人スマホの各社かけ放題プラン徹底比較|大手3社と格安SIMをご紹介

法人携帯をお得に利用するならどこがおすすめか、多くの企業担当者が悩む問題かと思います。

法人携帯で利用するなら、通話がメインの企業ならかけ放題がおすすめです。

ですが、キャリアによってかけ放題プランは異なり、契約内容次第でコストが負担になることもありえます。

今回は法人携帯として、スマホを持つならどのキャリアがおすすめなのか、かけ放題のプランから徹底比較していきます。

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法人スマホとかけ放題のセットはコストを削減できる

通常、キャリアとの契約プランではかけ放題はオプションとして扱われます。

そのため、かけ放題オプションを利用しなければ、スマホで通話を利用するほどにコストは増大していきます。

法人携帯の場合、30秒あたり22円の通話料金が一般的です。

毎月20分の通話があれば、880円の負担になる計算です。

企業で利用する場合は1台だけの契約ということは考えにくく、複数台で同じようにコストが掛かると想定するなら、コスト面での負担は膨大になります。

法人携帯での通話において、余計なコストを回避するためにはかけ放題をセットで契約することは必須と言えるでしょう。
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三大キャリア|法人スマホのかけ放題プラン比較

多くの企業で利用されている三大キャリアのかけ放題について、それぞれ比較していきます。

  ドコモ ソフトバンク au
かけ放題オプション ・かけ放題オプション
・5分通話無料オプション
・ビジネス通話割引
・定額オプション+
・準定額オプション+
・通話定額2
・通話定額ライト2
料金(税込月額) ・かけ放題オプション:1,870円
・5分通話無料オプション:770円
・ビジネス通話割引:無料
・定額オプション+:1,980円
・準定額オプション+:880円
・通話定額2:1,980円
・通話定額ライト2:880円
通話時間 ・かけ放題オプション:国内通話無料
・5分通話無料オプション:1回5分まで無料
・ビジネス通話割引:社員間通話無料
・定額オプション+:国内通話無料
・準定額オプション+:1回5分まで無料
・通話定額2:国内通話無料
・通話定額ライト2:1回5分まで無料

三大キャリアのかけ放題オプションについては1回あたり5分以内の通話が無料、もしくは国内通話がいつでも無料の2つが標準的でした。

料金についてもほぼ横並びで、ドコモだけがソフトバンクとauより110円安く提供していました。

内容もドコモが社員間通話無料のオプションこそありますが、他のサービス内容は同じでした。

三大キャリアを選ぶ際は、かけ放題オプションよりもプランのコスト、通信エリアなどの条件で選ぶ方がよいでしょう。

三大キャリア|法人スマホのかけ放題プランの特徴

三大キャリアのかけ放題について、特徴を細かく見ていきましょう。

ドコモ

ドコモのかけ放題は「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」法人限定の「ビジネス通話割引」があります。

かけ放題オプションは国内通話がいつでも無料、5分通話無料オプションは5分以内の通話が回数無制限で無料です。

ビジネス通話割引は社員間の通話が1,000回線まで無料で、オプションとしての追加料金も発生しません。

社員間通話が多い企業では、ドコモを利用するとコストが抑えられるでしょう。

ソフトバンク

ソフトバンクのかけ放題オプションは「準定額オプション+」と「定額オプション+」の2種類があります。

定額オプション+は国内通話がいつでも無料、準定額オプション+は5分以内の通話が回数無制限で無料になります。

かけ放題オプションはどちらを選んでも、留守番電話プラス、割込通話、グループ通話、一定額ストップサービスが含まれた価格です。

オプション価格はドコモよりも高いですが、その分サービスが充実しています。

au

auのかけ放題は「通話定額2」「通話定額ライト2」の2種類があり、基本プランに料金が上乗せされます。

どちらかのオプションを選択している場合、「電話基本パック」と「電話基本パック(V)」の対象サービスが無料になります。

電話基本パックとは、留守番電話サービス、三者通話サービス、割り込み電話サービス、迷惑電話撃退サービスなどがセットになったオプションです。

かけ放題オプションを利用すると、上記のサービスが無料となるため、金額以上にお得なオプションと言えます。

三大キャリアを選ぶメリットとデメリット

三大キャリアには格安SIMにはないメリットと、大手ならではのデメリットも存在します。

三大キャリアのメリットは次の通りです。

  • メリット①:通信・通話が安定している
  • メリット②:店頭でサポートを受けられる
  • メリット③:かけ放題が無制限

三大キャリアのデメリットは次の通りです。

  • デメリット①:料金が高い
  • デメリット②:料金プランの選択肢が少ない
  • デメリット③:契約期間に縛りがある

大手キャリアを選ぶメリット|①通信・通話が安定している

大手キャリアは格安SIMに比べて通信・通話が安定しています。

災害などの突発的な事態を除けば、いつでも安定した品質が期待できます。

大手キャリアを選ぶメリット|②店頭でサポートを受けられる

大手キャリアは全国にショップを展開しています。

そのため、場所を問わず店頭で専門のショップ店員からサポートを受けられます。

もしもの時に備えるなら、大手を選ぶのが安心です。

大手キャリアを選ぶメリット|③かけ放題が無制限

格安SIMとの大きな違いとして、三大キャリアはすべてかけ放題無制限をオプションとして選べる点です。

格安SIMでは5分または10分かけ放題のオプションはあっても、無制限のかけ放題は非常に少ないです。

通話時間を気にせず利用するなら、大手キャリアをおすすめします。

大手キャリアを選ぶデメリット|①料金が高い

大手キャリアのデメリットとして、やはり料金が高い点があります。

格安SIMキャリアなら2,000~3,000円程度で利用できるところを、その倍以上のコストが必要となることもあります。

コスト面では格安SIMより割高になりますから、コストで考えるなら大手キャリアはイマイチになるでしょう。

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大手キャリアを選ぶデメリット|②料金プランの選択肢が少ない

大手キャリアは料金プランの選択肢が少なく、個人に合わせた自由な選択をしにくいデメリットがあります。

格安SIMでは多いと100種類以上の料金プランを選択でき、個人の利用状況に合わせてプランもすぐに変更できます。

大手ゆえに個々のユーザーにフィットしたプランがない点は、デメリットと言えるでしょう。

大手キャリアを選ぶデメリット|③契約期間の縛りがある

大手キャリアを使用していると、悩みの種となるのが契約期間の縛りです。

違約金も決して安い金額ではないため、我慢して2年間利用することも多いはずです。

格安SIMでは2年縛りを設けていない所も多く、すぐに乗り換えられる魅力があります。

大手キャリアでも、サブブランドへの乗り換えは期間の縛りを設けていないこともありますが、基本的には期間の縛りというデメリットからは逃れられません。
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格安SIM|法人スマホのかけ放題プラン比較

次に、格安SIMの法人スマホでかけ放題プランを比較してみます。

今回ピックアップするのは次の5社です。

  • ワイモバイル
  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • mineo

ワイモバイル

ワイモバイルは、格安SIMでは珍しく無制限かけ放題のプランがあるキャリアです。

詳しくは下記の通りです。

プラン名 ・10分以内の国内通話無料(だれとでも定額)
・国内通話がかけ放題(スーパーだれとでも定額)
料金 ・10分以内の国内通話無料:770円
・国内通話がかけ放題:1,870円
かけ放題の時間 ・10分もしくは無制限

楽天モバイル

楽天モバイルは、独自の「楽天電話アプリ」を利用することで通話料金を半額にするか、5分以内の通話無料オプションを選択します。

プラン名 ・楽天電話アプリ
・5分かけ放題オプション
料金 ・楽天電話アプリ:アプリ経由で通話料金が30秒あたり11円
・5分かけ放題オプション:935円
かけ放題の時間 ・通話料金半額または5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題

UQモバイル

UQモバイルは10分以内の通話無料、無制限かけ放題、月合計60分まで無料の定額プランから選択できます。

プラン名 ・月60分の国内通話定額
・国内通話10分かけ放題
・国内通話かけ放題
料金 ・月60分の国内通話定額:550円
・国内通話10分かけ放題:770円
・国内通話かけ放題:1,870円
かけ放題の時間 ・月60分定額、10分以内無制限、無制限かけ放題から選択

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、短時間の通話向けのかけ放題だけでなく、毎月の総通話時間にも応じたプランを提供しています。

プラン名 ・3分かけ放題
・10分かけ放題
・通話パック60
・通話パック90
料金 ・3分かけ放題:660円
・10分かけ放題:913円
・通話パック60:660円
・通話パック90:913円
かけ放題の時間 ・3分かけ放題、10分かけ放題、60分または90分定額から選択

マイネオ(mineo)

マイネオは、専用アプリ「mineoでんわ」を利用した料金半額と、10分以内の通話無料など利用者に合わせてプランが選べます。

プラン名 ・mineoでんわ
・mineoでんわ 10分かけ放題
・通話定額サービス(30分間または60分間)
料金 ・maineoでんわ:無料(通話料が30秒あたり10円へ)
・mineoでんわ 10分かけ放題:935円
・通話定額サービス:30分間924円・60分間1,848円
かけ放題の時間 ・10分かけ放題、30分間または60分間定額から選択

格安SIM|法人スマホのかけ放題プランの特徴

格安SIMキャリアのかけ放題プランについて、各社の特徴とともに見ていきましょう。

ワイモバイル

ワイモバイルでは10分以内の国内通話無料の「だれとでも定額」、国内通話が無制限の「スーパーだれとでも定額」の2種類があります。

大手キャリアとほぼ同じかけ放題の内容ですが、10分以内かけ放題で料金が大手よりも安いという特徴があります。

また、格安SIMでは珍しい国内通話無制限のキャリアでもあるため、格安SIMでも大手並みのかけ放題を求めるならおすすめのキャリアです。

楽天モバイル

楽天モバイルでは、かけ放題プランは「5分かけ放題オプション」の1種類だけです。

無制限かけ放題は用意されていないため、通話時間の長い企業には不向きのキャリアです。

代わりに、専用の「楽天電話アプリ」を利用すると、通話料金が通常の半額になります。

毎月の通話時間が少ない場合には、楽天モバイルも良い選択と言えるでしょう。

UQモバイル

UQモバイルは、通話に関係するオプションが豊富なキャリアです。

格安SIMでは珍しい無制限かけ放題の「国内通話かけ放題」、10分以内の通話がかけ放題になる「国内通話10分かけ放題」があります。

また、毎月の通話時間が決まっている場合には、「月60分の国内通話定額」がお得です。

通話がメインの利用でも、それほど通話が多くない場合でもどのようなユーザーにも対応できるのがUQモバイルです。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは無制限のかけ放題こそないものの、利用者の通話状況に応じて、自由に選択できるかけ放題プランを用意している点が特徴です。

短時間の通話が多いなら「3分かけ放題」、10分以内の通話が多いなら「10分かけ放題」がおすすめです。

さらに、月毎の通話時間がある程度決まっている場合には、月60分間または90分間の通話料定額オプションがよいでしょう。

ユーザーの利用状況によってかけ放題プランを使い分けられるため、自由度の高さを求めるならBIGLOBEモバイルがおすすめです。

マイネオ(mineo)

マイネオはここまで紹介した格安SIMの、かけ放題をまとめたキャリアと言えます。

専用の「mineoでんわ」を利用すれば通話料金が30秒あたり10円、「mineoでんわ 10分かけ放題」は10分以内の国内通話が無料です。

また、月30分間または60分間の通話が定額の、「通話定額サービス」も用意されています。

マイネオは大手3キャリアの回線を利用できるマルチキャリアでもありますから、通話に関するサービスで選ぶならマイネオがおすすめです。

格安SIMを選ぶメリットとデメリット

格安SIMを選択するメリットとデメリットについても見ていきましょう。

格安SIMのメリットは次の通りです。

  • メリット①:法人向け専用プランがある
  • メリット②:利用料金が安い
  • メリット③:料金プランが多い

格安SIMのデメリットは次の通りです。

  • デメリット①:料金の支払い方法が限られる
  • デメリット②:通信が不安定になりやすい
  • デメリット③:かけ放題に制限がある

格安SIMを選ぶメリット|①法人向け専用プランがある

格安SIMでは法人契約の場合に、専用の料金プランやサービスが用意されています。

個人プランよりもお得な料金設定なだけでなく、専用のサービスを提供しているところもあるため、法人契約前にチェックしてみてください。

格安SIMを選ぶメリット|②利用料金が安い

格安SIMはとにかく月額の利用料金が安い、というメリットがあります。

大手3キャリアを利用するときの半額以下で利用も可能ですから、コストパフォーマンスで選択するなら格安SIMがおすすめです。

格安SIMを選ぶメリット|③料金プランが多い

格安SIMは料金が安いだけでなく、料金プランが豊富な点もメリットです。

プランは平均的に大手キャリアよりも安い利用料金ですが、その中から自社に最適なプランを選択できる自由度が魅力です。

法人携帯の利用状況に合わせて、プランをすぐに変更することもできるため、ユーザーは様々な選択ができるでしょう

格安SIMを選ぶデメリット|①料金の支払い方法が限られる

格安SIMのデメリットとして、支払い方法がクレジットカードに限定されるケースが多い点があります。

多くの格安SIMでは銀行振込に対応しておらず、クレジットカードを用意しなければなりません。

クレジットカードを持っていない、または持ちたくない人にとってはデメリットと言えます。

格安SIMを選ぶデメリット|②通信が不安定になりやすい

格安SIMは大手キャリアの通信回線を借りる形で通信しており、大手キャリアの回線が混雑すると格安SIMは通信が不安定になりやすいです。

特に昼間の仕事などで人が活発に動く時間帯は、通信状況が悪いことが多いです。

どの時間帯に利用するかも考慮して、格安SIMを選択したほうがよいでしょう。

格安SIMを選ぶデメリット|③かけ放題に制限がある

格安SIMはかけ放題プランも用意されていますが、多くが5分または10分の時間制限付きです。

無制限のかけ放題を提供している格安SIMは少なく、仕事での通話時間が長い場合には、無制限のかけ放題が選べるかどうかを検討することも重要です。
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法人スマホで使えるかけ放題プランのおすすめランキング

法人スマホで使えるかけ放題プランで、おすすめのものをランキング形式で5つ紹介します。

1位:ドコモ

ドコモのかけ放題でおすすめなのは、「かけ放題オプション」です。

大手3キャリアはどこも金額、サービス内容では横並びとなっていますが、ドコモのかけ放題オプションはコスト面でお得です。

月の利用料金が他社より110円安くなっており、契約者数が多くなればコストもそれだけ安くすみます。

また、ドコモではかけ放題オプションだけでなく、「ビジネス通話割引」も無料で利用できます。

ビジネス通話割引とは、法人契約を行うと1,000回線までは社員間通話が無料になるサービスです。

社外通話が少なく、社内通話をメインで使う場合に、かけ放題オプションを利用しなくても社員間なら無料で通話できる点が強みです。

大手キャリアで選ぶなら、ドコモの「かけ放題オプション」がおすすめできます。

2位:ソフトバンク

ソフトバンクのかけ放題オプションは「定額オプション+」がおすすめです。

定額オプション+は国内通話が24時間いつでも無料になるかけ放題で、ソフトバンクの安定した通信環境で利用するならおすすめのプランです。

さらに、ソフトバンクでは定額オプション+を利用すると、留守番電話プラス、割込通話、グループ通話、一定額ストップサービスなども自動で付与されます。

ドコモにはないサービスとなり、個別にオプションとして選択すると大幅なコストアップにもなります。

定額オプション+をプラスして金額分以上のオプションを利用できると考えれば、かなりお得と言えるでしょう。

3位:au

auのかけ放題は「通話定額2」がおすすめです。

他の大手キャリア同様、国内通話が24時間いつでも無制限に利用できるため、大手らしい手厚いサービスです。

auでは、通話定額2を利用するとオプションとして、「電話基本パック」または「電話基本パック(V)」の対象サービスが無料になります。

電話基本パックは、留守番電話サービス、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスなどがパックになっており、法人携帯ではあると便利なラインナップとなっています。

ソフトバンク同様、金額分以上のオプションが無料で利用できるため、かけ放題だけでなくオプションも欲しい方にはおすすめです。

大手キャリアは料金・サービス内容ではほぼ横並びですが、それぞれにかけ放題を契約した際に利用できるオプションに若干差があります。

料金面だけでなく、付加価値にも注目して大手キャリアを選ぶのがポイントです。

4位:UQモバイル

かけ放題で選ぶなら、4位はUQモバイルとなります。

UQモバイルは格安SIMであるため、通信状況の不安定さを考慮してこの順位となりました。

ですが、UQモバイルには「国内通話かけ放題」という無制限かけ放題プランがあります。

格安SIMでは国内通話無料のかけ放題が少ない中、UQモバイルの国内通話かけ放題は優れたプランです。

プランの料金は大手と差がない点は残念ですが、かけ放題にレパートリーを設けている点は大きなアドバンテージです。

毎月の通話時間がかけ放題を利用するほどではない場合、プランを変更して「月60分以内の国内通話定額」も選択できます。

大手キャリアにはない、独自のプランを設けている点がUQモバイルの強みです。

5位:ワイモバイル

ワイモバイルも、格安SIMでは数少ない無制限のかけ放題があるキャリアです。

ワイモバイルでおすすめのプランは「スーパーだれとでも定額」です。

このプランは国内通話が24時間いつでも無料というもので、大手キャリアと同様のサービスとなっています。

しかし、大手のキャリアのようにプラスとなるオプションはないため、料金面では割高と言えます。

また、プランの料金も大手キャリアと比べて明確に安い印象がなく、格安SIMのアドバンテージを十分生かせていない点が残念です。

ただ、料金プランは利用状況に合わせて選べる3タイプがあるため、大手に比べると利用者に合わせた選択がしやすいという強みはあります。

格安SIMでは5分または10分までの通話無料がほとんどですから、その点ではUQモバイルもワイモバイルも通話で利用するなら優れたキャリアと考えてよいでしょう。

かけ放題を利用するならスマホとガラケーどちらを選ぶべき?

かけ放題を利用するうえで気になるのは、「スマホとガラケーのどちらを選ぶべきか」という点です。

かけ放題を利用するなら、使い方によって選択してみてください。

かけ放題をスマホで利用するなら、次の使い方をするときにおすすめです。

  • 通話だけでなく、データのやりとりが多い
  • 外出先でテザリングでも利用する
  • 社内のデータベースにアクセスし、情報共有で利用する

上記のように、データのやりとりも多い場合には、スマホを利用したほうがスムーズに仕事を進められるはずです。

では、かけ放題をガラケーで利用するなら、どのような使い方の場合におすすめなのでしょうか。

  • 通話が中心で、メールを時々しか使わない
  • 出張が多く、電池を長持ちさせたい
  • データ通信ではほとんど利用しない

ガラケーは通話やメールが主な機能となり、データ通信には不向きな端末です。

代わりに電池が長持ちしやすく、一度の充電で1週間程度まで電池が長持ちします。

それぞれのメリットを理解して、使い方の場面に応じてスマホとガラケーを選択してください。

法人スマホのかけ放題プランの選び方

法人スマホのかけ放題プランには大きくわけて、時間制限のある「~分かけ放題」と「無制限かけ放題」の2種類があります。

この項では2つのプランは、何を基準にして選べばよいかを解説します。

まず、時間制限つきのかけ放題についてです。

業務連絡や報告などで5分~10分以内の通話が多い部署や、社員間での簡単な情報共有、所在確認などで利用することの多い部署でおすすめのプランです。

社内通話をメインに利用する方なら、通話時間が短いケースが多いことが考えられ、時間制限付きのかけ放題がよいでしょう。

次に、無制限かけ放題を利用したほうがよいケースを見ていきます。

月に1回でも25分以上の通話がある場合には、無制限かけ放題にしたほうがお得になります。

外部との取引が多く、社外との通話が多い方や長時間の営業通話がある場合には、無制限かけ放題にしなければコストが膨大になる可能性が高いです。

毎月の社員1人当たりの総通話時間、1回あたりの通話時間を細かくチェックしたうえで、どちらを選ぶとお得になるか計算しましょう。

1か月の総通話時間で計算するなら10分以上なら時間制限付きかけ放題、25分以上通話するなら無制限かけ放題を選択したほうがお得になります。
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法人スマホのコストを抑えるポイント

法人スマホの利用において、コストを抑えるにはどのようなポイントを押さえればよいでしょうか。

ポイントとなるのは次の5つです。

  • 毎月の利用状況を把握する
  • 導入にあたって相見積もりと相対契約を活用する
  • 利用状況に応じたプランを選択する
  • 利用状況を部署に分けて整理する
  • コンシェルジュサービスを利用して契約する

1.毎月の利用状況を把握する

まずすべきことは、「毎月の利用状況を把握する」ことです。

社内での法人携帯契約でも、部署によっては社内通話が多い、社外との通話が多い、通話よりもデータ通信が多いなど用途は様々なはずです。

コストを抑えて利用するには、まず月々の利用状況がどのようになっているか把握してみましょう。

毎月の利用状況を把握できれば、自社に最適なプランを選択するときもスムーズに進むことでしょう。

2.導入にあたって相見積もりと相対契約を活用する

相見積もりは多くの方がご存じの通り、複数の会社で料金の見積もりを出してもらい、適正な価格を引き出す方法です。

相対契約は利用者とサービス提供している業者が直接交渉し、価格を相談することです。

相対契約をするにあたっては、相見積もりを出していることがほぼ必須といえます。

相見積もりを出すことで他社との比較ができ、相対契約における交渉材料にもなります。

既に契約するプランが決まっていない限りは、相見積もりと相対契約で価格交渉をしてみてください。

3.利用状況に応じたプランを選択する

当然のことですが、利用状況に応じたプランを選択することが、コストを抑えるためには大事です。

キャリアの提供しているプランは2年に1回くらいの頻度で大きく更新され、プランの料金・サービスが大きく変わります。

長年法人携帯を使っていると、いつの間にか新しくお得なプランが出ていることもあります。

近年でいえば、大手キャリアではこれまでプランにセットだった「かけ放題」がオプションになったこと、データ通信に適したプランが出てきたことがよい例です。

プランの見直しは定期的に行い、最適なプランを選択してください。

4.ガラケーを利用する

コストをとにかく抑えるなら、最安になるのは「ガラケー」です。

法人契約は端末とのセット購入が一般的ですが、セット購入してもスマホの代金は決して安くありません。

端末代金のことをいえば、スマホよりもガラケーの方が格安です。

また、スマホとの最大の違いは「維持費の安さ」です。

ガラケーの料金プランはデータ通信量が少ない代わりに、スマホのプランに比べて大幅に安く提供されています。

端末代金、維持費が安いという点で、ガラケーはコストを大幅に抑えられる選択肢です。

ただし、ガラケーはデータ通信が難しいことも多いため、自社の利用状況から判断して選択してみてください。

5.コンシェルジュサービスを利用して契約する

法人契約を結ぶなら、店頭等で自ら契約を行うよりも「コンシェルジュサービス」を利用すると安く契約できます。

コンシェルジュサービスとはキャリアのショップとは違い、キャリアからのキックバックがあるため、より安くサービスを提供できるからです。

例えば、端末代金や月額利用料金などの面でお得に利用できるため、コンシェルジュサービスに相談してみましょう。

コンシェルジュサービスによって提供しているサービス内容は異なりますが、キャリアの店頭で契約するよりコストを抑えられるはずです。
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法人スマホを契約するときの注意点

法人スマホの契約では、個人契約と異なる点もあるため注意点を解説します。

  • 個人契約と法人契約ではプランの内容・料金が異なることもある
  • 格安SIMの場合はクレジットカード払いがほとんど
  • 管理機能がないと社員が私的利用する恐れがある

個人契約と法人契約ではプランの内容・料金が異なることもある

法人契約では法人専用プランを設定しているキャリアが多く、提供するプランも料金と内容が異なることは珍しくありません。

格安SIMでは法人向けの場合、キャリアの回線を限定されていることや、契約件数によって若干の割引が適用されることもあります。

メリット・デメリット双方がありますので、法人契約を結ぶ際はキャリアのプランについて精査してみてください。

格安SIMの場合はクレジットカード払いがほとんど

個人契約では格安SIMでもクレジットカード払いと銀行振込としていますが、法人契約ではクレジットカード払いのみの対応をしていることも多いです。

これまで銀行振込で料金を支払っていた場合には、法人のクレジットカードを作成する必要があります。

費用管理の面で、明細が分散されて管理が難しくなる可能性もあるため、他の料金もクレジットカード払いで対応するなどの変化を求められます。

どうしてもクレジットカードを作成したくない場合には、三大キャリアか銀行振込可の格安SIMを選びましょう。

管理機能がないと社員が私的利用する恐れがある

スマホを法人契約する際、最も警戒すべきなのが社員の私的利用です。

企業側で運用規定を作成しても、完全に0とすることは難しく、管理者にとっては頭の痛い問題です。

そこで管理者側でスマホ接続を管理できる機能を持つキャリアを選択し、私的利用を防ぐ対策をしてください。

アプリのダウンロード制限、時間による通信制限、利用履歴の確認など、管理者側で端末を管理できるサービスを選びましょう。

法人スマホなら「法人携帯の窓口」にお任せください

本記事では、法人スマホのかけ放題をキャリアごとに比較して解説しました。

かけ放題はどのキャリアでも提供されますが、お得に利用するなら付加されるサービス、料金などを総合的に判断しましょう。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!