「ダイニーのサービス終了は本当?」
ダイニーは、LINEミニアプリと連携した飲食店向けのモバイルオーダーシステムです。購買データを活用できるため、質の高いリピート販促が可能です。
しかし、ダイニーを実際に利用している人の評判が気になる、という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ダイニーの評判・口コミを紹介していきます。
ダイニーの特徴や料金プラン、導入事例、使い方も紹介しているので、導入を検討している方は必見の内容です!
▼この記事で紹介している商品
ダイニーとは「顧客データ収集できるLINEミニアプリで連携型のモバイルオーダーシステム」
ダイニーは、 LINEミニアプリと連携した飲食店向けのモバイルオーダーシステム です。
LINEのIDと注文データが自動で連携するため、「いつ、誰が、どのメニューを注文したか」という購買データが得られます。
また、収集した購買データを分析し、クーポン配布やメッセージ配信などのマーケティングに活用することで売上アップや質リピート販促が可能です。
編集部
ダイニーはLINEミニアプリとして提供されているため、顧客は他のアプリをダウンロードする手間が省けます!
LINEミニアプリとは?
LINEミニアプリとは、LINE公式アカウントを通して、メッセージ配信で顧客ロイヤルティを高める施策や、顧客データを活用したマーケティングが行えるサービスです。
新たにアプリのインストールを必要とせず、既存のLINEアプリ上で利用可能です。
一から会員証や注文、予約、クーポン機能を備えた自社アプリを開発する場合、高額な開発・運用コストがかかり、ダウンロード促進や継続利用などが課題となります。
その点、LINEミニアプリはLINEさえあればすぐに利用可能で、初期費用と運用費用のみで導入できます。
ダイニーの運営会社概要
社名 | 株式会社ダイニー |
---|---|
代表取締役 | 山田 真央 |
設立 | 2018年6月 |
所在地 | 【東京本社】 〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目1-1 浜松町ビルディング 15F 【大阪オフィス】 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目1-6 伊藤佑ビル大阪本町 6-8F |
コーポレートサイト | https://about.dinii.jp/ |
ダイニーはサービス終了していない
2024年9月に、社名が「株式会社dinii」から「株式会社ダイニー」に変わったことで、一部では「サービス提供が終了した」という噂が流れています。
しかし、実際には 現在もサービスが提供されています 。
▶参照:株式会社ダイニー、コーポレートロゴリニューアルおよび社名変更のお知らせ - ダイニー サービスサイト
ダイニーの評判・口コミ
ダイニーの良い口コミ・評判
ダイニーは、 飲食店に必要な機能が網羅されたモバイルオーダーシステムとして高評価を得ています 。
LINEミニアプリ連携により、アプリのダウンロードが不要で顧客にとっても利便性が高いサービスです。
さらに、直感的な操作性でスタッフの負担軽減にも貢献します。
注文管理や購買データの活用機能が店舗運営を効率化し、リピート促進にも役立つと評判です。
飲食店にとって欲しい機能が揃っている
優れている点・好きな機能
①モバイルオーダーのUI
②AIを使った日報機能
③LINEを使ったアンケート機能
その理由
①自由度の高いUIが素晴らしい。顧客目線で作られている。
②「そうそう、こんなの欲しかった」という機能。要点を抑えた報告がLINEで自動化されているところが素晴らしい
③配信タイミングやシンプルな設計が良いのか開封率も高くフィードバックが店舗分析に非常に役立っている
スタッフだけでなく顧客にとっても利便性が高い
ダイニー使いやすいからダイニーが入ってる飲食店もっと増えてほしいよな pic.twitter.com/Gth2bwPulx
— YOKOI Takanori (@tatata111) June 22, 2024
客単価UPと教育時間削減を図れた
ダイニーを導入して1年ほどになります。
現在もとても活用しております。
お客様のタイミングでご注文はありますが
オーダーを口頭でお伺いする手間はなく
・新人スタッフの育成のスピードアップ
・単価UP
・その他のサービスに力を入れれた
など充実して活用ができています。
ダイニーの悪い口コミ・評判
X(旧Twitter)やインターネットで調査した限り、 ダイニーに関する目立った悪い口コミは見当たりませんでした 。
ただし、導入効果や機能面での満足度は店舗ごとに異なるため、自店舗のニーズに合った活用が重要です。
導入前に公式情報や事例を確認し、疑問点を解消してから導入することをおすすめします。
ダイニーの特徴
QRコードをスキャンするだけで注文できる
ダイニーは、卓上のQRコードをスキャンするだけで注文ページが表示され、 顧客のスマホから直接オーダーを受け付けられます。
アプリのインストール不要で利用者の負担を軽減でき、顧客はストレスなく食事を楽しめます。
また、紙のメニューやタブレット不要なので、衛生面でも安心できるため、感染症対策を重視する店舗や顧客にとっても理想的なシステムです。
POSデータと顧客データをかけ合わせて顧客満足度を向上する
ダイニーは、 POSで取得する販売データに顧客データを組み合わせて分析できます 。
例えば、来店回数や客層を基にしたクーポン配布やアンケートを活用し、顧客の嗜好に合わせた提案が可能です。
これにより、個々のニーズに応じたサービス提供で顧客満足度の向上を実現します。
モバイルオーダー利用時の友だち登録でリピーターを獲得できる
ダイニーは、モバイルオーダー利用時に顧客を自動でLINEの友だちに追加し、注文情報や来店履歴を収集できます 。
新規顧客を連れてきたリピーターの特定も可能で、効率的に顧客情報を管理できます。
さらに、トーク画面からクーポンやお知らせを送信することで、リピーター獲得や顧客基盤の拡大を期待できます。
投げ銭機能でギフトが送れる!スタッフのモチベーション向上
ダイニーの投げ銭機能「推しエール」では、 接客が良いスタッフにスマホからギフトを贈ることが可能 です。
ギフトは店舗売上に加算され、後にスタッフの給与として分配される仕組みとなっています。
「誰が・いくら投げ銭してくれたか」リアルタイムで通知されるため、チップをくれたお客さんにお礼を伝えに行くことで、スタッフと顧客のコミュニケーションが生まれ、リピーター獲得に繋げられます。
ダイニーの価格・料金プラン
ダイニーの料金は、 初期費用30万円~ 、 月額費用4万円~ です。
初期費用には、レジ用タブレット、キッチン用プリンタ、レジ用プリンタ、キャッシュドロア、ハンディ用スマホなどの導入機材費がすべて含まれます。
ただし、ダイニーの料金は具体的に公表されておらず、導入には個別見積もりが必要です。
店舗の規模や利用する機能に応じて費用が異なるため、詳細を知りたい場合は公式サイトから問い合わせてみましょう。
料金のお問い合わせはこちらダイニーの機能
LINEの自動連携
ダイニーでは、 モバイルオーダー利用時にLINE公式アカウントの友だち登録が必要なため、来店客を自動的に店舗会員にできます 。
これにより、顧客の性別や来店回数、注文履歴などの属性情報を簡単に取得可能です。
従来1,000人の会員登録には約1年かかると言われるところ、ダイニーならわずか1ヶ月で達成できる効率性が特徴です。
リピーターの可視化・分析
ダイニーはLINEを通して全顧客を会員化し、 リピーターの来店頻度や注文傾向、新規客を連れてきた顧客まで可視化・分析可能 です。
蓄積データは接客に活用でき、注文履歴からおすすめやペアリング提案も自動化できます。
さらに、来店回数に応じた特典や限定メニュー配信で顧客満足度を高め、ファンを育てる仕組みが整っています。
自動販促メッセージ・クーポン・アンケート自動送信
ダイニーでは、 LINE会員に自動でメッセージやアンケートを送信可能 です。
顧客属性に応じたクーポン配信で再来店を促し、高い回答率のアンケートでQSC向上に貢献します。
さらに、属性別の絞り込み配信や段階的なステップ配信で、リピーター増加に向けた効果的な販促が実現します。
編集部
QSCとは「Q:クオリティー(品質)」「S:サービス」「C:クリンリネス(清潔さ)」の頭文字をとった言葉で、提供する商品の品質、接客、店舗の清潔さやスタッフの身だしなみの3つを指しています。
店員へのチップ・投げ銭
ダイニーには、 接客が良いスタッフにスマートフォンでギフトを贈れる「推しエール」機能 があります。
ギフトは店舗の売上に加算され、後にスタッフへ給与として分配できます。なお、ギフトはリアルタイムに通知され「誰が・いくら」送ってくれたのか把握可能です。
チップはスタッフのモチベーションアップに繋がるだけでなく、投げ銭をしてくれたお客さんにお礼を伝えに行くことでコミュニケーションが生まれ、リピート促進や常連客の獲得にも繋がるでしょう。
ダイニー導入のメリット
導入のハードルが低い
従来のタブレット型オーダーは、端末設置や配線に高額な費用と手間がかかる課題がありました。
一方、ダイニーは特別な機材が不要で、 低コストかつ簡単に導入できます 。
どの店舗でもスムーズに始められるため、導入のハードルが低い点が魅力です。
コスト削減とホスピタリティの向上を図れる
ダイニーは、 新規・追加注文の手間を省き、削減した時間をお客様へのサービス向上に充てることができます 。
これにより、店内での顧客満足度が向上し、素敵な時間を提供することでリピート客を増やす効果も期待できます。
ホスピタリティ向上が、さらに店舗の売上向上に貢献するでしょう。
LINEを利用したファン作りができる
飲食店運営において、中長期的な売上増加にはファンマーケティングが不可欠です。
ダイニーは、顧客のLINE IDを自動取得し、従来のPOSデータに個別情報を加えることで、 顧客に合わせたアプローチが可能になります 。
LINE公式アカウントを通じて、特典や新商品の案内、クーポン配布や個別対応を行うことで、顧客との絆を深め、長期的なファン獲得を図れます。
ダイニー導入のデメリット
ダイニーのデメリットとして、 初期費用や月額費用が高額である 点が挙げられます。
POS周辺機器と連携することで一括管理や独自の機能が利用できるものの、初期費用は30万円~と割高です。
さらに、月額費用も他のサービスに比べて高いため、導入前にコストシミュレーションを行い、費用回収の見込みを立てることが重要です。
ダイニーの導入事例
毎月計1,500人がLINE会員に|株式会社ばさら厨房
株式会社ばさら厨房は、ダイニー導入後、LINEの友達が急速に増加しました。
以前は1日10件が目標でしたが、 ダイニーでのQRコード読み取りにより、毎月20~30件の友達が増えました 。
注文と同時に自動で友達追加され、スタッフはテーブル全員にQRコードの読み取りを促し、特典を提供しています。
これにより、会員数が増加し、配信効果で集客も向上。例えば、空席情報を送ると、満席になるほどの効果があり、1月の売上は430万円に達しました。
▶参照:毎月計1,500人がLINE会員に!各店舗のハイレベルな活用を実現する株式会社ばさら厨房の組織マネジメントとは? - ダイニー サービスサイト
メッセージの配信効果売上は月9,000万円|串カツ田中
株式会社串カツ田中ホールディングスは、ダイニーを導入後、 直営店150店舗で93万ユーザーを獲得しました 。
特に、顧客データの可視化と活用により、売上や再来店促進に効果を発揮。
ダイニーの活用により販促活動を強化し、チェックイン率向上を目指しながら、業務効率化と顧客満足度向上を実現しています。
▶参照:「串カツ田中 」全店舗で93万ユーザー獲得、メッセージの配信効果売上は月9,000万円!株式会社串カツ田中ホールディングスの今後の展望 - ダイニー サービスサイト
ダイニーで分析・改善し、繁盛店でもリピーター30%|株式会社O-ZONE
株式会社O-ZONEは、運営店舗の「肉どうし」でダイニーを導入し、 リピーターが30%に達しました 。
ダイニーの使いやすさとLINE自動会員化が大きなポイントで、特にブランド認知戦略にも活用しています。
また、メニューの柔軟な表示や、提供速度の改善など、店舗ごとに適した施策を進めています。
▶参照:繁盛店でもリピーター30%!業態・地域別の戦略をダイニーで分析・改善!株式会社O-ZONE杉本さまインタビュー - ダイニー サービスサイト
ダイニーの使い方
お客様の利用イメージ
▶出典:ダイニー|LINEヤフー for Business
ダイニーは、テーブル上のQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、簡単に注文が可能です。
画面は英語や中国語などに切り替えられるほか、 食べ放題・飲み放題の時間制限やランチ/ディナーのメニュー切り替え など、店舗ごとの規則に柔軟に対応できます。
また、アプリのダウンロードが不要で、自分のスマートフォンから直接注文できるため、衛生面でも安心して利用できます。
店舗の利用イメージ
▶出典:ダイニー|LINEヤフー for Business
ダイニーは、POSやハンディ、キッチンディスプレイ、レジなどの機器を活用し、効率的な店舗運営が可能です。
QRコードで友だち追加後、モバイルオーダーの内容や来店頻度を自動記録します。
キッチンでは 卓別や時間別で注文状況を把握し、提供時間の改善にも役立てられます 。さらに、ebica予約台帳を活用してネット予約を簡単に管理できます。
ダイニーとおすすめのモバイルオーダーシステム5選を比較
ダイニー | QRfood | POS+ self order |
Square レストラン POSレジ |
funfo | L.B.B.Cloud | |
---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 (税込) |
要問合せ | 無料 | 要問合せ | 要問合せ | 無料 | 要問合せ |
月額費用 (税込) |
要問合せ | 1万780円~ | 要問合せ | 無料 1万4,300円 要問合せ |
無料 4,950円 9,900円 1万4,850円 |
無料プラン 有料プラン |
システムの種類 | 店内注文型 | 店内注文型 | 店内注文型 | 店内注文型 | 店内注文型 テイクアウト型 |
店内注文型 テイクアウト型 多用途型 |
主な機能 | 自動販促メッセージ・クーポン アンケート自動送信 メニューの自動レコメンド 店員へのチップ・投げ銭 など |
決済機能 メニュー管理機能 食べ飲み放題機能 注文管理機能 レシート・領収書発行機能 など |
メニューのテンプレート化 など | POSレジ ハンディ キッチンディスプレイ 決済端末 など |
決済機能 データ統計機能 複数端末同期機能 商品管理機能 など |
食べ放題・飲み放題 出来上がり通知 オンライン決済 レジ/ハンディ機能 など |
多言語対応 | 英語 中国語 韓国語 |
英語 中国語 |
英語 中国語 |
要問合せ | 日本語 英語 中国語 韓国語 |
要問合せ |
決済手段 | 要問合せ | クレジットカード Ali Pay We chatペイ など |
要問合せ | 要問合せ | Squareと連携で クレジットカード 電子マネー タッチ決済 など |
各種クレジットカード PayPay Apple Pay Google Pay など |
アプリダウンロードや 会員登録の有無 |
〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
外部システム連携 | ebica予約台帳 ぴかいちナビ ウィンボード データトレード |
要問合せ | POS+ retail POS+ food POS+ lite POS+ beauty |
要問合せ | Square決済 freee会計 自動釣銭機 LINEミニアプリ |
LINE stera terminal スマレジ |
導入前後のサポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
QRfood
QRfoodは、中国を中心に台湾、タイ、シンガポールで約43万店舗が導入しており、中国アプリでの登録者者数2億1千万人越えを誇る世界最大規模のオーダーアプリです。
お客様自身のスマホで卓上のQRコードからオーダーでき、追加注文の増加による顧客単価UPや、 人件費やメニュー制作費といったコストの削減を実現 します。
また、英語や中国語にも対応しているため、インバウンド対策にもつながるでしょう。
POS+ self order
POS+ self orderは、QRコードを発行してお客様のモバイル端末で直接注文できるモバイルオーダーシステムです。
ポスタス株式会社が提供する業態ごとに特化したPOSレジと連携することで、よりスムーズなオペレーションを実現できます。
Square レストラン POSレジ
Square レストランPOSレジは、 無料ながら基本機能が豊富なモバイルオーダーシステムです。
注文画面やハンディ端末、モバイルオーダーなど、すべてのツールが連携しているので、店舗運営全体がスムーズになります。
funfo
funfoは、 モバイルオーダー機能と飲食店向けPOSレジが一体化したコスパ抜群のアプリ です。
0円プランを含む複数の料金プランがあり、初期費用を抑えつつ非接触での注文を導入できます。お客様はQRコードをスマホで読み取るだけで注文可能です。
オーダー内容は店舗端末に即時反映され、決済や領収書の出力などの会計まで一気通貫で管理できます。
さらに、決済端末Squareと連携でき、クレジットカードや電子マネーでの決済も可能です。LINEとも連携し、顧客管理や再来店の促進も図れます。
L.B.B.Cloud
L.B.B.Cloudは、必要な機能だけを搭載できる、 カスタマイズの柔軟性が強みのモバイルオーダーシステムです。
あらゆる業種に適応できるので、飲食店だけでなく、イベント会場での物販やリテール業にもおすすめです。
ダイニーに関するよくある質問
A
株式会社ダイニーは上場していません。
A
ダイニーの社長は山田真央氏です。
A
ダイニーのモバイルオーダーで商品が表示されないのは不具合が原因です。
端末を再起動しても、商品が表示されないままの場合、サポートセンターに問い合わせてみてください。
A
モバイルオーダーシステムを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・店内型と店外型のどちら向きか
・注文方法はかんたんか
・決済方法は何が使えるか
・導入後のサポートがしっかりしているか
・POSレジと連携するか
・多店舗管理の機能があるか
・多言語対応ができるか
・集客機能があるか
まとめ
ダイニーは、直感的な操作性と多彩な機能で、顧客満足度と店舗運営効率を同時に向上させるモバイルオーダーシステムです。
他社システムと比較しても機能性が高く、導入効果が実証されています。
モバイルオーダーを活用して、店舗の魅力を最大化し、リピーターを増やしてみませんか?
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!