【2021年最新】ドコモの法人携帯契約まとめ

会社などで使用するスマホ携帯は、プライベートとは分けて考えるビジネスパーソンが増えています。仕事用にスマホを用意するなら、法人携帯契約を結んでおくと経費削減や充実したアフターサービスを受けられるなどのメリットがあります。

今回の記事では、ドコモの法人携帯契約に関する最新情報をまとめてみました。これから、ドコモで法人携帯契約を考えている人や法人携帯とはなにかを知りたい人は、ぜひ最後まで読み進めてください。

ドコモが提供する法人携帯とは

そもそも法人携帯とは、個人ではなく会社などの法人が携帯契約を交わしているスマホ携帯です。

料金プランには個人と法人に大きな違いはなく、ドコモ法人携帯契約でも通常の料金プランや割引が使えます。新プランの通信無制限や従量制プラン、5Gにも対応しており、ドコモユーザーなら今まで通りの使用感になるでしょう。

使用する端末機種はスマホ以外に、ケータイやタブレットでも法人携帯契約ができるので、自分が使いやすい端末を選ぶことも可能です。ドコモの法人携帯は、契約者が個人ではなく法人に置き換わるだけなので、使用感に大きな違いはありません。「料金プランに法人向けサービスが加わる」という認識で問題ありません。

ドコモ法人携帯契約のメリット

ドコモの法人携帯契約のメリットは3つあげられます。

  • 法人向けのサポートが充実
  • 支払い方法が幅広い
  • 万全のセキュリティ対策

通常の個人契約では使えないサービスがあり、法人携帯は仕事用に特化されているのが特徴です。また、法人契約中でも個人契約で使えるサービスを利用できるため、仕事に有効活用できます。ドコモの法人携帯のメリットについては、次から各項目でさらに詳しく掘り下げて解説します。

法人向けのサポートが充実

ドコモが提供している法人携帯には、法人向けのサポートが充実しています。

法人向け専用割引・機能

  • ビジネスメンバーズ割
  • ビジネス通話割引

上記の割引は、「みんなドコモ割」「はじめてスマホプラン」との併用もできます。また、ドコモが提供している通常サービスも法人携帯で利用でき、ドコモクラウドは優秀なビジネスツールとしておすすめです。

ドコモクラウドの特徴とできること

dフォトドコモメールデータ保管BOXドコモ電話帳スケジュール&メモ上記のデータをドコモサーバーで一括管理パソコンやスマホからいつでもアクセス可能データの保存・復元が可能月額330円(spモード契約必須)

ドコモクラウドは、ドコモが提供している5つのサービスをネットのサーバーで一括管理しているクラウドサービスです。これらのサービスやデータは契約している端末以外からのアクセスも可能で、どこからでも閲覧・保管・復元が可能です。

例えば、会議で使用する資料や取引先の連絡先の共有を行なったり、スマホやデータを紛失した際にはサーバーから復元・復帰させたりすることができます。

支払い方法が幅広い

ドコモは幅広い支払い方法が魅力です。

  • クレジットカード
  • 口座振替
  • 請求書払い

クレジットカードがない場合でも、口座振替や請求書払いにも対応しており、自分が都合のよい支払い方法が選べます。契約している回線やオプションサービスの料金は一括でまとめられるため、支払いの管理もスムーズに行えます。必要に応じて、請求を分けることも可能です。

個人契約だと途中から請求書払いへの変更はできませんが、法人契約だと変更手続きが可能になるのも嬉しいポイントでしょう。注意点として、支払いに使えるクレジットカードと口座振替に使えるキャッシュカードは、一部ドコモでは対応していないものがあります。ドコモで法人携帯契約をする前に、使用する各カードの対応状況を確認しておきましょう。

確認方法

クレジットカードによるお支払い(定期クレジット)

キャッシュカードによる口座振替申込みの受付

毎月の支払料金はWebビリングに登録することで、オンラインで請求額の確認ができます。

万全のセキュリティ対策

ドコモの法人向けセキュリティサービスとして、豊富なモバイルセキュリティが用意されています。

  • LANSCOPE クラウド版
  • ビジネス端末レスキュー
  • i-FILTER@Cloud 有害情報対策版

仕事用に使うスマホやタブレットなどの端末の使用状況を監視し、仕事の進捗状況やデータの利用状況、誰がいつアクセスしたかが把握できます。使用状況を可視化することで不正使用や第三者の侵入を防ぐだけでなく、業務の効率化を促す管理ツールとしても優秀です。

もしも、スマホを紛失した場合にも端末のリモートロックをかけることができ、重要な情報を外部に漏洩する危険性を事前に防げます。GPS機能を使うことで、紛失した端末の回収にも役立ちます。

仕事用のメールはドコモ公式からのドメインが使えるので、出所不明の不審なメールもひと目で判断できます。ドコモクラウドと併用することで、より強固なセキュリティと業務の効率化が期待できるのが魅力です。

そもそも法人契約と個人契約で何が違う?

法人契約と個人契約では、使える料金プランに大きな差はありません。一つ言うとすれば、法人契約をすることで個人契約にはない割引が使えて、データの一括管理やスマホの利用状況の把握が簡単になる点が大きな違いでしょう。

しかも、個人契約で使えるセット割や新規割引特典(はじめてスマホプラン)を使えるのが法人契約のポイントです。

個人契約にはない法人契約の主な特徴は、以下のようなものがあります。

  • 仕事で必要となるデータの一括管理と業務効率化
  • セキュリティの強化
  • 請求書の一本化
  • 端末紛失時の対応・対策
  • 個人向けと法人向け割引の併用による経費削減

以上のメリットを受けられる法人契約の特徴が、個人契約との違いといえるでしょう。

ドコモ法人契約携帯 シンプルでさらにお得なプラン

ドコモの法人契約携帯で選べるプランは、個人契約携帯とほとんど同じです。ここで一度、法人契約携帯の料金プランをチェックしましょう。

  • 5Gギガホプレミアム
  • 5Gギガホライト
  • ギガホプレミア
  • ギガライト
  • 5Gデータプラス/データプラス
  • ケータイプラン
  • はじめてスマホプラン

各プランは5G対応、Xi回線、データシェア、ケータイ、新規向けと用途に合わせた料金プランとなっています。使用するスマホ・ケータイ機種、使用する回線やデータ容量を想定して、契約する料金プランを選ぶのがベストです。

各プランの詳細については、次から順次紹介します。

5Gギガホプレミアム

ドコモの5G回線を無制限で使える料金プランです。4G回線やテザリングも無制限で使えるため、屋内外で頻繁にスマホを利用する状況に特化しています。

月額料金 通常 7,315円
月間3GB以下 5,665円
みんなドコモ割 1,100円割引
ビジネスメンバーズ割 187円割引
割引適用時月額料金 6,028円4,378円

5Gギガホプレミアムは、月間使用データ容量が3GB以下だと1,650円割引されます。さらに割引を適用すれば、最大約4,300円ほどでスマホが使い放題です。

通話料 法人携帯同士 無料
法人携帯以外 22円/30秒
SMS送信 国内 3.3円~
海外 50円~
SMS受信 国内外ともに無料

 
かけ放題オプション 月額料金 1,870円
通話料 国内無料
5分通話無料オプション 月額料金 770円
通話料 5分間国内無料
5分以上は22円/30秒

法人携帯同士は通話料無料ですが、それ以外の通話には料金が発生します。社外の人との通話が多い場合、音声通話オプションに加入しておくとよいでしょう。

5Gギガライト

5G回線を月間7GBまで使える4段階従量制の料金プランです。

月額料金 1GB以下 3,465円
1~3GB以下 4,565円
3~5GB以下 5,665円
5~7GB以上 6,765円
みんなドコモ割 1,100円割引
ビジネスメンバーズ割 187円割引
割引適用時月額料金 1GB以下 2,178円
  1~3GB以下 3,278円
  3~5GB以下 4,378円
  5~7GB以上 5,478円

無制限ではないのでデータ容量に気をつける必要がありますが、月間5GBまでなら5Gギガホプレミアムよりも安い料金で使えます。

7GBを超えると速度制限がかかり、通信速度が128kbpsに抑えられるので注意が必要です。音声通話プランは、5Gギガホプランと同じものが使えます。

通話料 法人携帯同士 無料
法人携帯以外 22円/30秒
SMS送信 国内 3.3円~
海外 50円~
SMS受信 国内外ともに無料
かけ放題オプション 月額料金 1,870円
通話料 国内無料
5分通話無料オプション 月額料金 770円
通話料 5分間国内無料
5分以上は22円/30秒

法人携帯同士は通話料無料ですが、それ以外の通話には料金が発生します。社外の人との通話が多い場合、音声通話オプションに加入しておくとよいでしょう。

ギガホプレミア

ドコモのXi回線を月間60GBまで使える料金プランです。

月額料金 通常 5,555円
月間3GB以下 7,205円
みんなドコモ割 1,100円割引
ビジネスメンバーズ割 187円割引
割引適用時月額料金 4,268円5,918円

5Gギガホプレミアム同様、月間3GB以下なら月額料金から1,650円が自動的に割引されます。ギガホプレミアムの注意点として、無制限ではなく月間60GBの上限があること、3GBを超えると月額料金が跳ねあがることに気をつけましょう。

60GBを超えると速度制限がかかりますが、1Mbpsとテキストや軽いメール、コミュニケーションツール程度ならそこまで不便にはならない通信速度で使えます。使える音声通話プランは、5Gギガホプランと同じで変わりがありません。

通話料 法人携帯同士 無料
法人携帯以外 22円/30秒
SMS送信 国内 3.3円~
海外 50円~
SMS受信 国内外ともに無料
かけ放題オプション 月額料金 1,870円
通話料 国内無料
5分通話無料オプション 月額料金 770円
通話料 5分間国内無料
5分以上は22円/30秒

ギガライト

ドコモのXi回線を月間7GBまで使える4段階従量制の料金プランです。

月額料金 1GB以下 3,465円
1~3GB以下 4,565円
3~5GB以下 5,665円
5~7GB以上 6,765円
みんなドコモ割 1,100円割引
ビジネスメンバーズ割 187円割引
割引適用時月額料金 1GB以下 2,178円
  1~3GB以下 3,278円
  3~5GB以下 4,378円
  5~7GB以上 5,478円

5Gギガライトとは月額料金と使える割引が同じ料金プランです。ただし、5Gギガライトを使うには5G対応機種が必要なため、非対応の機種を使う場合はこちらの料金プランになります。

7GBを超えると128kbpsに速度制限がかかりますが、少ないデータ容量で抑えるならお得な料金プランです。音声通話プランはすべての料金プランで共通して使えます。

通話料 法人携帯同士 無料
法人携帯以外 22円/30秒
SMS送信 国内 3.3円~
海外 50円~
SMS受信 国内外ともに無料
かけ放題オプション 月額料金 1,870円
通話料 国内無料
5分通話無料オプション 月額料金 770円
通話料 5分間国内無料
5分以上は22円/30秒

5Gデータプラス/データプラス

こちらは、ギガホプランと組み合わせる料金プランになります。利用している端末のデータ量を2台目以降にシェアするデープランなので、5Gギガホプレミアムやギガホプレミアなどの大容量プランと組み合わせるのがおすすめです。

月額料金 1,100円
データ量 最大30GB
音声通話 利用不可

シェアできるデータ量は1台目の利用可能データ量に依存していますが、5Gギガホ プレミアと5Gギガホの場合、シェア利用可能データ量は30GBを上限としています。

データプラスが使える料金プランは利用できる回線に対応しているので、5Gギガホなら5Gデータプラスを選ぶ必要があります。また、データプラス単体では音声通話は使えません。

ケータイプラン

スマホではなく、ケータイ専用の料金プランです。ネットよりも通話をメインにしている人向きの料金プランといえるでしょう。

月額料金 1,507円
データ量 最大100MB
ビジネスメンバーズ割 187円割引
割引適用時月額料金 1,320円

料金プランはシンプルな内容で、低価格なのが特徴です。ビジネスメンバーズ割が使えるので、割引と法人携帯同士の通話無料も利用できます。

通話料 法人携帯同士 無料
法人携帯以外 22円/30秒
SMS送信 国内 3.3円~
海外 50円~
SMS受信 国内外ともに無料
かけ放題オプション 月額料金 1,870円
通話料 国内無料
5分通話無料オプション 月額料金 770円
通話料 5分間国内無料
5分以上は22円/30秒

乗り換え検討の方向け はじめてスマホプラン

FOMAからの契約変更や、他社ケータイからスマホへの乗り換え限定の料金プランです

月額料金 1,815円
データ量 最大1GB
ビジネスメンバーズ割 187円割引
はじめてスマホ割 12か月間550円割引
割引適用時月額料金 12か月間1,078円13か月目~1,628円

最初の12か月間は最大550円割引が適用され、以降もビジネスメンバーズ割で1,628円の低料金で法人携帯を使えます。

通信データ量は1GBまでですが、国内通話5分間無料がセット料金プランです。ケータイからスマホに乗り換えても通話メインで使うのならお得です。

通話料 法人携帯同士 無料
法人携帯以外 22円/30秒
SMS送信 国内 3.3円~
海外 50円~
SMS受信 国内外ともに無料
かけ放題オプション 月額料金 1,870円
通話料 国内無料
5分通話無料オプション 月額料金 無料
通話料 5分間国内無料
5分以上は22円/30秒

ドコモの法人契約で必要な書類一覧

ドコモの法人契約の基本的な流れは、個人契約とほぼ同じです。個人契約と違う点は、法人であることを証明する書類が必要になります。

  • 法人に関する確認書類
  • 本人確認書類
  • 法人との関係がわかるもの
  • 支払い手続きに必要なもの
  • +α 手数料

必要な書類の一例を、以下の表でまとめます。

法人に関する確認書類 印鑑証明書、登記簿謄抄本
本人確認書類① 運転免許証、障害者手帳など、マイナンバーカード
本人確認書類② 健康保険証の原本、住民基本台帳カード(顔写真つき)
①在留カード②外国発行パスポート①と②または外国人登録証明書
永住者は外国発行パスポート不要
補助書類 クレジット払いの場合は不要、公共料金領収証、住民票
法人との関係がわかるもの 社員証、名刺、委任状
支払い手続きに必要なもの クレジットカードキャッシュカード(一部例外あり)、預金通帳と印鑑

契約者が未成年者の場合だと、さらに次の書類を準備します。

親権者の同意書、親権者の本人確認書類、親権者であることがわかる書類

法人に関する必要な確認書類には、印鑑証明書や登記簿謄抄本が必要です。次に契約者が法人との関係がわかるものとして社員証や名刺なども必要になってきます。これらは原本のみが有効となり、コピーでは受け付けてもらえません。

代理や未成年での申し込みの場合、委任状や同意書なども用意する必要があります。本人確認書類は個人契約と同様に、運転免許証やマイナンバーカードで問題ありません。健康保険証など、一部の本人確認書類には補助書類が必要となるので、こちらも要確認です。

契約時に発生する費用は使用する端末代金(既にあるなら不要)と、手数料の3,300円が必かかります。手数料はドコモオンラインショップで申し込めば無料になるので、法人契約はネットからの申し込みがおすすめです。

まとめ

ドコモの法人契約携帯には、個人契約携帯にはない割引やサポート、セキュリティの法人向けサービスが充実しています。料金プランやスマホ割引なども個人用と同等のものが使えて、ドコモユーザーには違和感なく法人携帯を使いこなせるでしょう。

最後にもう一度、ドコモの法人契約携帯に必要な書類をお伝えします。

  • 法人に関する確認書類
  • 本人確認書類
  • 法人との関係がわかるもの
  • 支払い手続きに必要なもの
  • +α 手数料(オンライン申し込みで無料)

みなさんがドコモの法人契約携帯に申し込むときは、今回の記事を振り返ってぜひ参考にしてくださいね。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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